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その少年は優秀だそうですね。
有名私立の進学校なんでしょう?
でも、こんな年ごろから勉強勉強じゃ、ちょっと気の毒な気もしますよ。
わたしの時代は、実にのんびりしたものでした。
ま、田舎の公立中学でしたしね。
それでも、カリキュラムだけは全国一律だったんですかね。
ちゃんと、定期テストもありました。
でも、テスト期間というのは……。
わたしらにとっては、半日であがれる嬉しい日だったんです。
釣り道具を持って来てる子もいました。
もちろん、テストが終わったら、そのまま釣りに行くんです。
翌日のテスト勉強するヤツなんて、ひとりもいなかったんじゃないですか。
そんなのんびりした田舎中学でした。
もちろん、男女共学です。
その中学校区には、小学校が3つありました。
ですから、入学したクラスでは、3分の2が、よその小学校からの生徒です。
その中に、ちょっと変わった子がいたんです。
男子なんですけどね、口調が女の子なんですよ。
最初は、ギョッとしました。
学生服着て、女言葉をしゃべってるんですから。
口調だけじゃなくて、仕草も女子そのものでしたね。
同じ小学校から来た子が教えてくれたんですが……。
姉が3人いる末っ子なんだそうです。
小さいころから、姉たちのママゴトに付き合わされて育って……。
ああいうのが出来あがったとのことでした。
女言葉丸出しの本人は、それを恥ずかしいとも何とも思ってない様子でした。
そのころは、「性の多様性」なんかに理解も配慮もまるで無かった時代です。
その子のあだ名は、そのまんま「オカマ」でした。
身も蓋もありませんけどね。
でもその子も、何の抵抗もなく、そのあだ名を受け入れてた感じでした。
なにしろ、後ろから「オカマ」と呼ばれると、ちゃんと振り向いてましたから。
名前は、なんと言ったかな?
トシオとか、そんな感じだったと思います。
最初は、変なヤツとしか思ってなかったんですけどね。
その少年は優秀だそうですね。
有名私立の進学校なんでしょう?
でも、こんな年ごろから勉強勉強じゃ、ちょっと気の毒な気もしますよ。
わたしの時代は、実にのんびりしたものでした。
ま、田舎の公立中学でしたしね。
それでも、カリキュラムだけは全国一律だったんですかね。
ちゃんと、定期テストもありました。
でも、テスト期間というのは……。
わたしらにとっては、半日であがれる嬉しい日だったんです。
釣り道具を持って来てる子もいました。
もちろん、テストが終わったら、そのまま釣りに行くんです。
翌日のテスト勉強するヤツなんて、ひとりもいなかったんじゃないですか。
そんなのんびりした田舎中学でした。
もちろん、男女共学です。
その中学校区には、小学校が3つありました。
ですから、入学したクラスでは、3分の2が、よその小学校からの生徒です。
その中に、ちょっと変わった子がいたんです。
男子なんですけどね、口調が女の子なんですよ。
最初は、ギョッとしました。
学生服着て、女言葉をしゃべってるんですから。
口調だけじゃなくて、仕草も女子そのものでしたね。
同じ小学校から来た子が教えてくれたんですが……。
姉が3人いる末っ子なんだそうです。
小さいころから、姉たちのママゴトに付き合わされて育って……。
ああいうのが出来あがったとのことでした。
女言葉丸出しの本人は、それを恥ずかしいとも何とも思ってない様子でした。
そのころは、「性の多様性」なんかに理解も配慮もまるで無かった時代です。
その子のあだ名は、そのまんま「オカマ」でした。
身も蓋もありませんけどね。
でもその子も、何の抵抗もなく、そのあだ名を受け入れてた感じでした。
なにしろ、後ろから「オカマ」と呼ばれると、ちゃんと振り向いてましたから。
名前は、なんと言ったかな?
トシオとか、そんな感じだったと思います。
最初は、変なヤツとしか思ってなかったんですけどね。
「あごっ。
ごっ」
侑人の全身が硬直した。
空豆のように窪んだ尻たぶがはためき、腿には腱が走った。
老人の頭が静止した。
口中に含むものがある表情だった。
もちろん、侑人の精液だ。
侑人は、天井を見あげていた。
いや。
見てはいない。
ピンポン玉のごとく突出した眼球に、瞳が浮かんでいなかった。
「かはぁ」
空気が抜けるような声を漏らし、侑人の膝が折れた。
身体が真下に沈む。
陰茎が、老人の口から跳ね出た。
膝が床に落ち、後ろに倒れようとした身体を老人が抱き留めた。
侑人の首が後ろに倒れ、顔面が仰向いていた。
真っ白い眼球が、天井を睨んでいる。
ゴヤの、『我が子を食らうサトゥルヌス』という絵画が頭に浮かんだ。
「そこに寝かせましょう」
老人が侑人を抱きあげ、ソファーに歩んだ。
幸恵が起ちあがった。
「あなたは端に座ってて大丈夫です」
老人は、侑人の膝裏を肘掛けに載せた。
侑人の頭上には、人ひとりが座れる空間が残った。
幸恵はそこに座り直した。
太腿間近の侑人の頭を撫でる。
「こんな男の子、わたしも欲しかったな。
奈美さんがうらやましいわ。
ところで山さん」
幸恵が、視線を老人に振り向けた。
老人は、奈美の隣のひとり掛けのソファーに腰を下ろした。
「なんですかな?」
「初めてじゃありませんよね。
フェラ」
「確かにそうでした。
この少年のを咥えた途端、記憶が蘇りました。
それほど昔のことです」
「聞きたいです」
「それじゃ、ちょっと話しますか。
彼が目を覚ますまでの場つなぎに」
老人がテーブルのコップを取りあげた。
幸恵が瓶ビールを傾ける。
「ちょうど、その少年くらいの年ごろのことでした」
ごっ」
侑人の全身が硬直した。
空豆のように窪んだ尻たぶがはためき、腿には腱が走った。
老人の頭が静止した。
口中に含むものがある表情だった。
もちろん、侑人の精液だ。
侑人は、天井を見あげていた。
いや。
見てはいない。
ピンポン玉のごとく突出した眼球に、瞳が浮かんでいなかった。
「かはぁ」
空気が抜けるような声を漏らし、侑人の膝が折れた。
身体が真下に沈む。
陰茎が、老人の口から跳ね出た。
膝が床に落ち、後ろに倒れようとした身体を老人が抱き留めた。
侑人の首が後ろに倒れ、顔面が仰向いていた。
真っ白い眼球が、天井を睨んでいる。
ゴヤの、『我が子を食らうサトゥルヌス』という絵画が頭に浮かんだ。
「そこに寝かせましょう」
老人が侑人を抱きあげ、ソファーに歩んだ。
幸恵が起ちあがった。
「あなたは端に座ってて大丈夫です」
老人は、侑人の膝裏を肘掛けに載せた。
侑人の頭上には、人ひとりが座れる空間が残った。
幸恵はそこに座り直した。
太腿間近の侑人の頭を撫でる。
「こんな男の子、わたしも欲しかったな。
奈美さんがうらやましいわ。
ところで山さん」
幸恵が、視線を老人に振り向けた。
老人は、奈美の隣のひとり掛けのソファーに腰を下ろした。
「なんですかな?」
「初めてじゃありませんよね。
フェラ」
「確かにそうでした。
この少年のを咥えた途端、記憶が蘇りました。
それほど昔のことです」
「聞きたいです」
「それじゃ、ちょっと話しますか。
彼が目を覚ますまでの場つなぎに」
老人がテーブルのコップを取りあげた。
幸恵が瓶ビールを傾ける。
「ちょうど、その少年くらいの年ごろのことでした」











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