「か」
侑人の喉から、小さな泡が破裂するような音が零れた。
侑人の身体が、するすると真下に落ちていく。
侑人の頭は、絵里子の腹に凭れていた。
見開いた眼球には、瞳がなかった。
「う。
うぐ」
くぐもった声が聞こえた。
「香織、嬉しいだろ。
侑くんに顔面騎乗されて」
侑人の尻が、香織の顔面に落ちたらしい。
「おっと。
垂れてきた、垂れてきた。
これは撮らなきゃね」
流動体の感触は、会陰にまで届いていた。
スマホが、股間前に翳された。
もう、避けようとする気力さえなかった。
「スゴいスゴい。
この垂れ流し女の顔は……。
こんなです」
スマホの画角が、美咲の体幹を駆けのぼる。
顔面に翳された。
さすがに正視できない。
「たーっぷり精液を呑みこんだ、ご感想は?
無いの?」
美咲は、力なくかぶりを振った。
「う、うぐ」
下からうめき声が聞こえた。
「あら、大変。
窒息しちゃうね」
絵里子は侑人の胴体に腕を巻きつけ、抱えあげた。
脇の床に延べる。
侑人の尻が、香織の口と鼻を塞いでいたのだろう。
絵里子は身を折ると、手の平を下に向けて翳した。
香織の呼吸を確かめたようだ。
「大丈夫。
気絶してるだけ。
あー、喉が渇いた。
ビール、もう一本もらうね」
絵里子は美咲の応えも聞かず、巨体を揺らしてキッチンに向かった。
美咲の頬を、新しい涙が伝った。
侑人の喉から、小さな泡が破裂するような音が零れた。
侑人の身体が、するすると真下に落ちていく。
侑人の頭は、絵里子の腹に凭れていた。
見開いた眼球には、瞳がなかった。
「う。
うぐ」
くぐもった声が聞こえた。
「香織、嬉しいだろ。
侑くんに顔面騎乗されて」
侑人の尻が、香織の顔面に落ちたらしい。
「おっと。
垂れてきた、垂れてきた。
これは撮らなきゃね」
流動体の感触は、会陰にまで届いていた。
スマホが、股間前に翳された。
もう、避けようとする気力さえなかった。
「スゴいスゴい。
この垂れ流し女の顔は……。
こんなです」
スマホの画角が、美咲の体幹を駆けのぼる。
顔面に翳された。
さすがに正視できない。
「たーっぷり精液を呑みこんだ、ご感想は?
無いの?」
美咲は、力なくかぶりを振った。
「う、うぐ」
下からうめき声が聞こえた。
「あら、大変。
窒息しちゃうね」
絵里子は侑人の胴体に腕を巻きつけ、抱えあげた。
脇の床に延べる。
侑人の尻が、香織の口と鼻を塞いでいたのだろう。
絵里子は身を折ると、手の平を下に向けて翳した。
香織の呼吸を確かめたようだ。
「大丈夫。
気絶してるだけ。
あー、喉が渇いた。
ビール、もう一本もらうね」
絵里子は美咲の応えも聞かず、巨体を揺らしてキッチンに向かった。
美咲の頬を、新しい涙が伝った。
「侑くん、出し入れして。
ゆっくり引いて。
そう。
そしたらまた煽る。
奥までね。
おちんちんの上に、恥骨っていう硬い骨があるから。
美咲のクリに、そいつを打ちつけるんだ」
「うっ」
クリトリスが潰された。
顎が仰け反る。
再び陰茎は後退し、そしてまた繰り入れられる。
侑人の挿出に、スピードが乗って来た。
恥骨がクリトリスを叩く。
パン。
音が立った。
「リズミカルに」
パンパンパン。
「そうそう。
上手いもんだ」
パンパンパンパンパン。
侑人の恥骨と美咲の恥丘が、湿った音楽を鳴り響かせる。
美咲は畳まれた脚先の指を、懸命に折りたたんだ。
打ち潰され続けるクリトリスからは、悦楽が溢れ始めていた。
こんな状況で、どうして感じてしまうのか。
夫の顔が目に浮かんだ。
『ごめんなさい……』
「絵里子……。
もう出そう」
侑人の額から落ちる汗が、美咲の胸を伝った。
「いいよ。
我慢しなくても。
そのままフルスロットルで突いて」
「おぉぉぉぉ。
ぅおぉぉぉぉぉ。
出る!
出る出る出る出る……。
ぅぅぅ。
ぅきゃ。
ぅきゃきゃ」
侑人の体幹が、美咲に密着した状態で凝固した。
膣内には、明らかな奔流の感触があった。
最奥まで入れられた状態で、再び射精されたのだ。
ほんとに妊娠しかねない。
どうすればいいのか。
ゆっくり引いて。
そう。
そしたらまた煽る。
奥までね。
おちんちんの上に、恥骨っていう硬い骨があるから。
美咲のクリに、そいつを打ちつけるんだ」
「うっ」
クリトリスが潰された。
顎が仰け反る。
再び陰茎は後退し、そしてまた繰り入れられる。
侑人の挿出に、スピードが乗って来た。
恥骨がクリトリスを叩く。
パン。
音が立った。
「リズミカルに」
パンパンパン。
「そうそう。
上手いもんだ」
パンパンパンパンパン。
侑人の恥骨と美咲の恥丘が、湿った音楽を鳴り響かせる。
美咲は畳まれた脚先の指を、懸命に折りたたんだ。
打ち潰され続けるクリトリスからは、悦楽が溢れ始めていた。
こんな状況で、どうして感じてしまうのか。
夫の顔が目に浮かんだ。
『ごめんなさい……』
「絵里子……。
もう出そう」
侑人の額から落ちる汗が、美咲の胸を伝った。
「いいよ。
我慢しなくても。
そのままフルスロットルで突いて」
「おぉぉぉぉ。
ぅおぉぉぉぉぉ。
出る!
出る出る出る出る……。
ぅぅぅ。
ぅきゃ。
ぅきゃきゃ」
侑人の体幹が、美咲に密着した状態で凝固した。
膣内には、明らかな奔流の感触があった。
最奥まで入れられた状態で、再び射精されたのだ。
ほんとに妊娠しかねない。
どうすればいいのか。