Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
カテゴリ:八十八十郎劇場 > ウルトラウーマン
「ウルトラウーマン」作:八十八十郎(はちじゅうはちじゅうろう)


◆登場人物紹介
 そろそろ物語の半ばまで進み、登場人物も増えて参りました。
 オリジナルとはずいぶん内容が変わって参りましたので、ここで頭の整理もかねて登場人物の紹介をさせていただけたらと思います。

●ウルトラウーマン(Uru Traco)
 女性  18歳  ウルトラの父と母の長女
 正義とウルトラ女性の地位向上に燃えている若きヒロイン。
 褐色の肌にシルバーのショートヘアが映えるアマゾネスのような風貌。
 地球上ではウルトラ女性は3分以降急激に欲情することを知らずに地球に乗り込み、宿敵ゼットンを前に苦境に立たされている。

●ウルトラの両親
 もちろんウルトラの父と母 人間の年齢では推定50歳代
 うろ覚えだが、父は両耳?が牛の角みたいに上向きで、母は下向き。
 娘の行動でウルトラ一族の名誉が傷つくのではないかと心配している。

●小林誠二  
 科学特捜隊 隊長
 男性  45歳  170㎝ 67㎏
 未確認宇宙生命体の飛来で、科学特捜隊の指揮を執る。
 問題人物である飛鳥ゆり子隊員の暴走を未然に防ぐため奮闘する。
 実は密かにビアン愛好歴30年という剛の者である。(ビアン嗜好判定:B型)
 *ビアン嗜好判定フローチャートはまだ鋭意作成中のため、興味のある方は後日お試しください。

●飛鳥ゆり子 
 科学特捜隊 隊員
 女性  26歳  164㎝ 53㎏
 唯一の女性隊員として華やかな存在。
 もともとファンの目を一心に集めていたが、実は情愛の深い女性で、エマニエル夫人が進化したように男とも女とも浮名を流している。
 今回も未確認生命体の調査に乗じて、忽然と砂漠地帯に姿をくらました。

●その他の特捜隊隊員
 毒蝮隊員が現場主任に昇格し、通常は4,5名で右往左往する。

●目加田恵子(本名 秋山楓) オリジナルには未登場
 警察庁 警部補
 女性  31歳  172㎝ 64㎏
 射撃、格闘術、逮捕術に秀でた現場叩き上げの警察官。
 岡山で連続保険殺人事件を解決した後、今回科学特捜隊の任務に出向している。
 恋愛対象は女性であることが多い。

●矢野彩香
 裏社会のセックスプロ(主に女性が相手)
 女性  22歳  158㎝ 47㎏
 女性専門のデートクラブから独立し、その頭の良さと天才的なセックステクニックで各方面から極秘依頼を受けている。
 マスコミ業界の仕事を終えたあと姿を見せなかったが、今回国家公安からの要請を受けて久しぶりに巷に現れた。

●穂茂田立男
 科学特捜隊 本部長
 男性  51歳  181㎝ 75㎏
 判断力と決断力に富むが、高度成長期の植木等並みに調子のいい管理職。
 ハンモックから落ちて一物を捻挫しながら、その後見事に執念の復活を果たしている。
 マイナーセクシャリティーへの擁護に熱い男気を燃やすも、実は特捜隊の新入隊員に下心を持っている。

●篠原怜子
 科学特捜隊 技術研究室 主任
 女性  35歳  169㎝ 55㎏
 日本の一流理科系大学を卒業後、世界トップレベルの工科大学に留学、そして同大学を首席で卒業した。
 帰国後は科学技術庁で日本を代表する技術開発に携わったが、何故か特捜隊研究室に転入する。
 普段は感情の動きも無く、人間性や性的傾向も分かりにくい女性である。
 飛鳥隊員の動向を把握するための秘密機器を開発する。

●中山希美
 科学特捜隊 経理
 女性  26歳  156㎝ 55㎏
 実業学校から科学特捜隊に入隊した、負けず嫌いの努力家である。
 実業学校時代に知り合った男性と結婚、3年目でまだ子供はいない。
 穂茂田本部長の依頼で、篠原技術主任が開発した機器の最終テストの被験者となる。
 度々篠原怜子と衝突しながらもテストを完遂し、秘密機器の始動チップを入手した。

●蓬莱
 タクラマカン砂漠の現地人
 女性  17歳  158㎝ 48㎏
 タクラマカン砂漠のオアシスに暮らす住民で、中国系の血筋と思われる。
 ウルトラウーマンの突然の出現で失神し、その後欲情したウルトラウーマンと情交してしまう。

●スワン
 オアシスの娼館に暮らす少女。
 女性  年齢不詳の未成年  163㎝ 50㎏
 ロシア・カザフスタン・ウクライナ系の血筋で、成熟間近の白人女性。
 両親を知らないままオアシスの娼館で暮らし、女主人に働かされている。
 失神したウルトラウーマンを助けて、その後一夜を共にする。
 考えることのなかった自由に気づかされて、再び迎えに来ることを約束してウルトラウーマンを送り出す。


 どうもご退屈様でした。
 物語はこれから後半に入って参ります。
 え?ちょっとストーリに無理と食い違いが多すぎる?
 いいえ、そ、そんなはずは………………………シュワッチ!


(15)小林隊長の決意


 東京、巣鴨の某所。
 商店街から地下に降りた一室では、5人の男が小林を待ち受けていた。
 ここは国際防衛組織・秘密工作部隊の日本支所である。
 前回の出頭は未確認生命体に関する報告が主な義務であったが、今回は国際防衛組織から最終的な作戦が言い渡されることになっていた。

 日本支部長はしばらく意味ありげな顔つきで小林隊長を見つめた後、おもむろにその口を開いた。
「小林君、まあかけたまえ。それから、テーブルの飲み物はタクラマカン地方のお茶ということなんだが、なかなかいけるよ。君もどうだね」
「いえ、けっこうです」
 支部長は隣席の作戦参謀長に頷いた。
 参謀長は2,3枚の写真をテーブルの上に並べる。
 小林が覗き込むと、1枚目は懐かしやウルトラセブンの写真だった。
 2枚目に目を移した時、小林は小さな驚きの声を発した。
 その写真には、戦いを終えたウルトラセブンが写っていた。
 驚くべきは、激しい戦いで破れたボディースーツから覗いた銀色の髪の毛だった。
 写真に目を奪われている小林に参謀長は言った。
「君たち特捜隊の現地からの報告では、ゼットンと暫時対戦した相手、そして現地の女と接触があったという褐色の肌の女、それは間違いなくウルトラ一族のウルトラウーマンだと断定した」
 言葉を区切って意向を窺う参謀長に、支部長は小さく頷き返す。
「結論から言おう。今回はゼットンとウルトラウーマンを新型爆弾で消滅させることになった」
「なんですって!」
 小林隊長は目を見開いて叫んだ。
「一度交戦状態にあったとはいえ、ゼットンもウルトラウーマンも、まだ何もしでかしてないじゃないですか。それに少数ではありますが、あの周囲には複数の少数民族が暮らしているんですよ……」
「君は作戦通りに動けばいいんだ! もうモンゴルには作戦実行の仮設建物と、その中に爆破装置が設置してある。今回の君の任務はモンゴルに行き、我々の指示を待ってウルトラウーマンとゼットンを爆破消滅させることにある。爆破のタイミングは、再び現地で2体が一緒になった時だ」
 参謀長は小林の言葉尻に覆いかぶせるように言った。
「要するに、君は連絡を待って爆破ボタンを押せばいいんだよ」
「理由もなくウルトラウーマンまで爆破するなんて、冗談じゃない!」
 小林がそう声を荒げた時、一人だけ別テーブルについていた男が立ち上がった。

 一人の白人が小林の方に歩み寄ってくる。
「You said, no kidding?」 “アンタ ユウタン? ジョーダンハ ヤスミ ヤスミ”
「はあ……?」
 小林はイヤホーンに手をあて通訳のいるガラスブースを見た。
 すかさず支部長が説明する。
「新人のアメリカ人同時通訳で、まだ慣れ取らんのだよ、小林君……」
「もう……、それは仕方ないとして、いったい誰なんですか、この外人は?」
「小林君、失礼なことを言うな! ハナフダ大統領から直接任命を受けている、アーノルド国際本部長だ」
 アーノルドは小林を指さして続ける。
「Do it! You do what I say! President Hanafuda told me that I don't like small native」
 “ヤッチャレ、ヤリアゲチャレ。ハナフダダイトウリョウ ハ コンマイノ スカン ユウトルケンネ”
「一体どこで勉強したんですか、この通訳は?」
「東映の実録路線が好きで、よく見てたらしいんだが……」
「変に脚色するから余計分かりにくいですね」
 アーノルドは小林の机をたたいた。
「Jast do it! They have to be banished, gay people too」
 “ヤッタランカイ! オネエ オナベ ニジノ カナタニ”
「何ですって!!」
 小林は色めき立って立ち上がった。
「小林君、落ち着きたまえ!! しかし君、今の通訳でよく意味が分かったな」
 支部長は小林に叫んだ。
 ビアン愛好歴30有余年、小林はその愛の結晶を、女性同士の美しい絆を否定する言葉を本能的に察知し、どうにも我慢がならなかったのである。

 支部長はようやく落ち着きを取り戻した小林に言った。
「黙って命令を実行するんだ。アメリカも優秀な科学者をレズられて、特捜隊の心証は著しく悪くなっている。それ以来彼女は夫をほっといてレズバー通いに明け暮れてるという話だ。それにその時君は何をしていた? 廊下で盗み見ていた姿が、ちゃんと防犯カメラに記録されているんだよ、尿漏れのようなズボンの染みまでね」
 小林は息を詰めて口を閉じた。
「大人しく協力するんだ小林君。もう猶予はならない。準備が済み次第現地へ飛ぶんだ。いいね、小林君」
 小林隊長は支部長の言葉に力なく頷いた。

 地上の商店街に出たとたん誰かに肩を叩かれて、小林は後ろを振り返った。
 そこには、珍しく引き締まった表情の穂茂田本部長が立っていた。
「引き受けたんだな、小林君……」
「はい……」
 穂茂田はうなだれた小林に口を開く。
「会議の内容はほとんど把握している。仕方ないよ、君があの場でいくら抵抗しても何の意味もない。少し歩こうか……」
 穂茂田と小林は肩を並べて商店街を歩き始める。
「一方的にマイナーセクシャリティーを迫害する奴らは許せない」
「本部長………」
「ここを大勢歩いてるお年寄りの皆さんも、みんな各々の喜びがあるんだ」
 小林は穂茂田の言葉に頷く。
「我々は神様でも仏様でもない、何の力もない人間だけど、せめてお互いを癒しながら生きていかなければいけないと思う」
 小林は突然その足の運びを止めた。
「行ってきます、穂茂田本部長。今その意思を継いでこの苦境を打開出来るのは、私だけです」
「こ、小林君!」
 思わず穂茂田は小林の手を取った。
 周りを歩くお年寄りたちが二人に奇異な目を向けている。
「心配するな小林君、君の骨は不肖……、この穂茂田立男が拾う!」
 二人は目を潤ませて固く両手を握り合う。
「まあ………」
 気味悪がって、周りのお年寄りが遠周りに通り過ぎていく。
「私も及ばずながら、君のために手を打っておいた。今日にでもある人間が君に接触してくると思う」
「わかりました。ありがとうございます……」
「だがね小林君……。もし君の考えを現地で実行してしまったら、君は日本で、いや世界中に居場所がなくなるかもしれんよ」
 小林は穂茂田の顔をじっと見つめた。
「覚悟してます」
「そうか! これが例の完成品だ。頑張って行ってこい!!」
「はい、本部長!」
 小林は穂茂田から受け取ったポシェットを斜に背負った。
 再び固く握手を交わしながら、たまらず二人は目を潤ませる。
「はあ……ぐす……沿道の線香が目にしみるなあ……。よおし、今日は僕のマンションで心ゆくまで飲み明かそうじゃないか! 風呂も沸いとるよ、な、小林君!!」
「はあ……。出発の準備もありますので、今日はこの辺でご失礼します……」
 小林はそう言うと、握り合わせた穂茂田の手をゆっくりと離したのである。
ウルトラウーマン(14)目次【マッチロック・ショー】フェアリーズ・パーティ(Ⅰ)
「ウルトラウーマン」作:八十八十郎(はちじゅうはちじゅうろう)


(14)初めての受精 射精する女と受精する女


 希美の表情を窺うと、怜子は耳元でささやく。
「希美ちゃん、両手を私の首に回してつかまって。その方が動きやすいから」
「は……い……」
 希美が抱き着いたのを確認して、怜子は下半身の動きを大きくしていった。
「じゃあ、本体からの………感受性を確認す……るわよ……」
 怜子はペニスバンドからの感覚を信じて、希美を刺激する場所を探っていく。
「手前の……下側。ここはどう……?」
 希美の両腕に力が入った。
「ふん……場所は……間違ってない……わね?」
「あ………い……」
「じゃあ、奥の……右下……」
「ん………!」
「間違ってない……?」
「は……あ……い……」
 もう希美は、答えながら怜子にしがみつくような姿勢になっている。
「ふ……ん……もう、かなり感じて……るわね。じゃ……少し戻った、上側……」
「あ……! し、主任………やば……」
「怜子……でしょ? それに、なに……その……言葉遣い……」
 希美はこんなに根気よく結合したままの性行為を受けたことは無かった。
 全身が熱く火照って、今まで経験したことのない快感に包まれていくのを感じた。
 それで夫が射精する前の口癖が、つい口をついて出てしまったのである。
「は……あ……りょう……こ……さん……う!」
「少し手前の上、……間違い……ない?」
「あう……は……い……」
「ここ?」
「はい……あ…でも、そこは……ちょっと……怜子さ………ん」
「あなた、ここがいいのね? じゃ、ここを……中心にやってあげ……る」
 怜子はお互いの頬をくっつけると、下半身をまるで別の生き物のように細かく動かし始めた。

「はあ!! だ、……だめです、主任……」
「怜子でしょ……。もう達しそうなのね……ふう………なにが……だめなの」
 希美は激しく怜子に腰を使われながらその首根っこにつかまっている。
「はや……く、射精して………あ……ぐ……」
「ふ……う……あたしは……まだよ。あなたもう我慢……できないでしょ、一度……先に行きなさい。初いきの……お祝いに……キス……する?」
「キスは………だ……め……はあ……主人が……かわいそ……う……!」
 怜子は絶妙の強さで希美の弱い部分を責め立てる。
「はあ……あ………もう……おかしく………」
「もうだめでしょ? ……あ……あたしの中にもそれ……感じるわ……」
「ああ………! もう! ………く!」
 怜子はオーガズムに縛られ始めた希美をしっかりと抱きしめる。
「凄い、締まる……」
「あぐ……!!」
 初めての絶頂に希美の身体が小刻みに痙攣する。
 怜子は絡みつく襞をめくり返す様に2,3度腰を使うと、最後はゆっくりと希美の奥にペニスを収めた。
「……んあ……!!」
 希美のふっくらした裸体が怜子の腕の中で反り返った。
 そして数秒の後、希美は怜子に見守られながらその重みをベッドに沈めたのである。


 希美の呼吸が整うのを待って、怜子はまだ下半身を繋げたまま上体を起こす。
 濡れ紙をはがす様に離れた肌に、微かな冷気を感じた。
「はあ……、お疲れ様。ごめんなさい、重くなかった?」
 怜子の言葉で希美は目を開いた。
「どうして射精してくれなかったんですか?」
「え?」
 怜子は希美の問いかけに驚きの表情を浮かべる。
「それは被験者の絶頂時の状況をチェックしなきゃならなかったからよ。仕事だから」
「仕事………、そうですか」
 希美はベッド横のモニターに向かって視線を逸らす。
「希美ちゃん……、あなた怒ってるの? どうしたのよ……」
「主任は気持ちよくなかったんでしょ?」
「怜子です。気持ちよかったわよ」
「嘘です」
「もう、本当よ。実を言うと、仕事だから必死で我慢したのよ、あなたが終わるまで」
 怜子はまだ膨れっ面をしている希美を見下ろした。
「あなたこそ、私で嫌だったんじゃない。最初から嫌がってたものね」
 希美の視線がモニターから再び怜子に向けられる。
「いいえ、わたし……、嫌じゃなかったから、少し……悔しくなって……」
 怜子は顔を赤らめた希美の顔をじっと見つめた。
「希美ちゃん。私すごく………興奮してきたわ。最終の射精に進みましょう」
「はい……」
 怜子は希美に覆い被さると、2,3度確かめるように小さく腰を振った。
「始めるわよ」
 頤(おとがい)を上げて希美が小さく頷くと、怜子は滑らかにその腰を振るい始めた。

 怜子は装着具を通して希美の興奮を感じ取ると同時に、自分も耐え切れない快感に覆われ始めたのを感じた。
「ああ……怜子さん、か……固い………」
「ふう………固い? ……い……いやな感じ……?」
「はあ……いいえ………き………きもち……いい……」
「もう………まぎらわしいこと………ふう………言わない……の……」
 怜子は希美の両手を抑えると上体を起こした。
「おっぱいも舐めるわよ!」
「だ、だめ!」
「これも仕事よ」
 有無を言わさず、怜子は上向きに揺れる希美のピンクの乳首に吸い付く。
「う!!」
 詰まった呻きを上げて希美はふくよかな裸身を反り上げた。
「ああ……主任! ……あたしもう……だめに……なりそう!」
 弾き立った乳首を吸い離すと、怜子は再び希美をきつく抱きしめた。
 唇が触れそうに顔を近づける。
「怜子って言いなさい!」
「あ~あたしもう……終わっちゃう………怜子さん来て!!」
「あ! あたしもだめ!! ああいく!! ……出る!!」
 突然怜子は激しく希美の唇を奪った。
 そのまま狂おしくその腰を希美に打ち付ける。
「んぐうう!!」
 二人の濁った呻きが交錯した。
 抗うどころか、希美はしっかりその口づけに応えながら怜子の身体にしがみ付く。
「んぐ~!!!」
 絶頂の快感に背筋を震わせながら、自分のものが希美の中で鋭く弾む。
 たまらず引き締まったお尻を押し込むと同時に射精が始まった。
 熱い塊を希美の奥に注ぐ度に、全身を痙攣が走りぬける。
「ん! ……ぐ! ……」
 何度か切ない快感と共に射精した後、怜子はゆっくりとその唇の絡まりを解いた。
「はあ………はあ………」
「はあはあ……、怜子さん……今のキスも……はあ……仕事ですか……?」
「ふう………いいえ、今のキスは………セックスよ……」
 怜子はそうつぶやくと、まだ時折痙攣を体に走らせている希美の首筋に顔を埋めた。


 怜子はデータの補充でキーボードに向かっていた。
 希美はベッドの脇で下着を身に着けている。
「じゃ受精の感じは、あたしのが弾んで、それから温かいものを出されるのが分かったのね?」
「ええ。温かいというか熱いというか………あたしもう、その時ぼうっとしちゃってて」
「わかりました。初めてじゃ無理もないわね。じゃ、次回は明日の午後1時にまたここということで………」
「え!! 明日もあるんですか?」
「そうよ。穂茂田さんから聞いてなかった? 後背位に騎乗位、体位を変えてテストするから、まだ2,3日はかかるわよ」
「ええ~、そんなあ……。それに私、後背位や騎乗位なんてやったことありません」
「大丈夫、私が指導します。名前知ってるだけで充分。それとも、もう私とじゃ嫌?」
「分かりました、しかたありません。では明日午後1時に参ります」
「はい」
 希美がしかめ面から笑顔に変わるのを確かめると、怜子はまたキーボードに向かう。

「では失礼します」
 ドアに向かいかけた希美に、怜子は慌てて声をかける。
「一番大事なものを渡してなかったわ。はいこれ……」
 振り返ると怜子が手の平に小さなものを乗せている。
「これは……?」
「始動チップよ」
「でも、まだテストが残ってるって……」
「今日のテストで現場のゴーサインには十分。これは、あなたの手から穂茂田さんに渡しなさい」
 怜子は希美の片手を取って、その上にマイクロチップを乗せる。
「はい。ありがとうございます」
「それから追尾システムは、明日早朝には合成が収束する予定よ。こっちは私が直接穂茂田室長に渡します。ふふ、システムと言っても装着具にセットする精液の事だけどね。もちろん、今日あなたと一緒に使用したものとは違うわよ」
 再び見た怜子の笑顔に、思わず希美も笑みを返した。

 出口のボタンを押しかけた希美は、ふとその手を止めて怜子を振り返る。
「怜子さん」
「なに?」
 怜子はモニターから希美の方へ向き直った。
「初めての体験で分からないんですけど、今回のテストはすごくリアルでした。もし私が本当に妊娠しちゃったらどうします?」
「ええ?」
 怜子は椅子から立ち上がって顎に手をやる。
「そうねえ……、その時は………二人で育てちゃう?」
「あははは……そうですね。じゃ、失礼します」
 直立不動の姿勢を取った希美に怜子は頷いた。
「作戦の成功を祈ってます」
 締まりかけたドアの外で敬礼の姿勢を取った希美を、怜子は微かな笑みで見送った。
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