「美味しい?」
OLは、典子を見あげて微笑んだ。
その笑顔は、思いがけず可憐なものだった。
OLは、ランチボックスの側面から箸を引き出した。
ソーセージを挟み取る。
目の前で傾けながら見入っている。
精液の雫が、箸まで伝った。
かぶりつく。
皮を歯が破る小気味よい音が聞こえた。
ほんとに美味しそうだった。
典子は薫を跨ぎ超し、OLの傍らに座りこんだ。
床の冷たさが、火照った尻に心地よかった。
「あーん」
典子は、大きく口を開けた。
すぐに悟ったOLが、典子の口に卵焼きを運んだ。
囓り取る。
咀嚼する。
精液の残り香が、かすかに感じられた気がした。
「口開けて」
OLは、箸とランチボックスを両手で掲げたまま、口を開いた。
典子は、咀嚼した卵焼きを口先まで押し出した。
OLの口元に持っていく。
唇を合わせ、OLの口中に咀嚼物を吐き出す。
OLは素直に受け取り、咀嚼を始めた。
決して美人とは言い難い目の前の女性が、急激に愛しく思えた。
OLの手から、箸とランチボックスを引き剥がし、床に置いた。
そのままOLを、床に押し倒す。
OLは、下半身だけ丸出しの姿で、床に仰向いた。
ディルドゥを押し下げる。
薄い陰毛で覆われた性器は、軟体動物のように濡れ光っていた。
ディルドゥを突き入れる。
「あぎぃ」
典子は、そのまま身をOLの身体に伏せた。
OLの口を貪る。
OLは、拙い所作で応えた。
OLの陰核を、恥骨で押しつぶす。
尻を練り回す。
「ひぃぃぃぃぃ」
愛しかった。
なぜか、自分を愛しているようだった。
美しく生まれなかった人生。
過去の自分を愛するように、典子は恥骨を練り続けた。
OLは、典子を見あげて微笑んだ。
その笑顔は、思いがけず可憐なものだった。
OLは、ランチボックスの側面から箸を引き出した。
ソーセージを挟み取る。
目の前で傾けながら見入っている。
精液の雫が、箸まで伝った。
かぶりつく。
皮を歯が破る小気味よい音が聞こえた。
ほんとに美味しそうだった。
典子は薫を跨ぎ超し、OLの傍らに座りこんだ。
床の冷たさが、火照った尻に心地よかった。
「あーん」
典子は、大きく口を開けた。
すぐに悟ったOLが、典子の口に卵焼きを運んだ。
囓り取る。
咀嚼する。
精液の残り香が、かすかに感じられた気がした。
「口開けて」
OLは、箸とランチボックスを両手で掲げたまま、口を開いた。
典子は、咀嚼した卵焼きを口先まで押し出した。
OLの口元に持っていく。
唇を合わせ、OLの口中に咀嚼物を吐き出す。
OLは素直に受け取り、咀嚼を始めた。
決して美人とは言い難い目の前の女性が、急激に愛しく思えた。
OLの手から、箸とランチボックスを引き剥がし、床に置いた。
そのままOLを、床に押し倒す。
OLは、下半身だけ丸出しの姿で、床に仰向いた。
ディルドゥを押し下げる。
薄い陰毛で覆われた性器は、軟体動物のように濡れ光っていた。
ディルドゥを突き入れる。
「あぎぃ」
典子は、そのまま身をOLの身体に伏せた。
OLの口を貪る。
OLは、拙い所作で応えた。
OLの陰核を、恥骨で押しつぶす。
尻を練り回す。
「ひぃぃぃぃぃ」
愛しかった。
なぜか、自分を愛しているようだった。
美しく生まれなかった人生。
過去の自分を愛するように、典子は恥骨を練り続けた。
「あぎゃ」
蓋に映った亀頭が、膨れあがったように見えた……。
刹那、亀頭が爆発した。
真っ白い溶岩流が噴出した。
瞬時に蓋の裏が白く覆われた。
「おご」
薫は、首を前に突き出していた。
おそらくその目には、もう瞳がないだろう。
しかしその身体は、若い噴火を続けていた。
蓋を流れ下りた精液が、雪崩のように弁当の表面を覆っていく。
「かはぁ」
ビニール人形の栓を抜いたみたいに、薫の身体から空気が抜けた。
支える間もなく、典子の前にくたくたと折りたたまれた。
肛門にディルドゥが刺さっているので、尻だけを突きあげた姿勢だった。
そのまま顔面で床を滑りながら、OLの足元に這いつくばった。
薫の肛門を跳ね出た陰茎が、典子の腹に貼りつく。
「いかがだったかしら?
この子のパフォーマンス。
良かった?」
OLはランチボックスを掲げながら、ガクガクと頷いた。
ソーセージと卵焼きが、薫の精液を纏っていた。
しかし、ドレッシングらしい白さは失われつつあった。
透明な餡に包まれたようだった。
「ほんとにそれ、食べるつもり?」
OLは、立てていたランチボックスの蓋を手前に開き、表面を覗きこんだ。
自分の顔が映っているだろう。
流れ残った精液の餡で、その顔は歪んで見えるはずだ。
整った薫の顔と、醜く歪んだ自らの顔。
改めてそれを比べているのかも知れない。
OLは、蓋に向けて舌を突き出した。
舐めた。
いや。
そんな生やさしいものではない。
舌の表面全体を蓋裏に貼り付け、そのまま滑らせた。
舌の表には、こそぎ取られた精液が盛りあがった。
かすかな白さが蘇っていた。
舌が、口中に折りたたまれた。
味わっていた。
蓋に映った亀頭が、膨れあがったように見えた……。
刹那、亀頭が爆発した。
真っ白い溶岩流が噴出した。
瞬時に蓋の裏が白く覆われた。
「おご」
薫は、首を前に突き出していた。
おそらくその目には、もう瞳がないだろう。
しかしその身体は、若い噴火を続けていた。
蓋を流れ下りた精液が、雪崩のように弁当の表面を覆っていく。
「かはぁ」
ビニール人形の栓を抜いたみたいに、薫の身体から空気が抜けた。
支える間もなく、典子の前にくたくたと折りたたまれた。
肛門にディルドゥが刺さっているので、尻だけを突きあげた姿勢だった。
そのまま顔面で床を滑りながら、OLの足元に這いつくばった。
薫の肛門を跳ね出た陰茎が、典子の腹に貼りつく。
「いかがだったかしら?
この子のパフォーマンス。
良かった?」
OLはランチボックスを掲げながら、ガクガクと頷いた。
ソーセージと卵焼きが、薫の精液を纏っていた。
しかし、ドレッシングらしい白さは失われつつあった。
透明な餡に包まれたようだった。
「ほんとにそれ、食べるつもり?」
OLは、立てていたランチボックスの蓋を手前に開き、表面を覗きこんだ。
自分の顔が映っているだろう。
流れ残った精液の餡で、その顔は歪んで見えるはずだ。
整った薫の顔と、醜く歪んだ自らの顔。
改めてそれを比べているのかも知れない。
OLは、蓋に向けて舌を突き出した。
舐めた。
いや。
そんな生やさしいものではない。
舌の表面全体を蓋裏に貼り付け、そのまま滑らせた。
舌の表には、こそぎ取られた精液が盛りあがった。
かすかな白さが蘇っていた。
舌が、口中に折りたたまれた。
味わっていた。