吉崎さんは、自らの乳首を咥えながら、わたしを上目で見あげた。
眉が寄り、甘えた表情に見えた。
この表情をされたら、ご主人も堪らなかっただろう。
改めて、愛する妻を残して旅立たなければならなかった無念に思いをはせた。
すみません。
いただきます。
もしでしたら、わたしに乗り移っていただいても結構です。
わたしは上体を傾けた。
吉崎さんは何と、もう一方の乳房を持ちあげてくれた。
わたしは、頭を下げた。
もちろん、乳房に近づくためだが……。
心の中では、ご主人にも頭を下げていた。
練乳のように白い乳房。
中央部に屹立する、肉色の乳首。
白い聖丘に立つ巫女のようだった。
その丘に翳が射した。
もちろん、わたしの頭が作る翳だ。
聖丘が不吉な翳に覆われた。
頭上を見あげる巫女に、魔物が襲いかかる。
もちろん、わたしの唇だ。
いっきに、根元まで咥えこんだ。
「ひいぃ」
吉崎さんの喉笛が鳴った。
自ら咥えていた乳首を吐き出してしまった。
さっきの吉崎さんの仕草に習い、唇を乳輪に密着させる。
唇を押しつけながら、吸引を始める。
吸いあげた乳首を、舌先の槌で撃ち落とす。
わたしは、生まれたての子ヤギのように、アプリオリな情熱で吸い立てた。
「あっひぃぃぃ。
あ、あなた!
あなたぁぁぁぁ」
やはり、ご主人も、こんなふうに激しく吸い立てていたのだ。
自分でやるようになっても、ここまでの吸引力は得られなかったのだろう。
今、わたしに吸われることで、改めてご主人の感触が蘇ったということではないか。
「いぃっ。
いぃっ。
あなた。
あなた、イキそう」
まさか、乳首だけでイクのか。
乳首に吸いつくわたしの下に、志津子が頭を入れてきた。
何をする気かと目の端で追うと、両手を吉崎さんのスカートに掛けていた。
ウールだろうか、チェック柄の厚手のスカートだった。
眉が寄り、甘えた表情に見えた。
この表情をされたら、ご主人も堪らなかっただろう。
改めて、愛する妻を残して旅立たなければならなかった無念に思いをはせた。
すみません。
いただきます。
もしでしたら、わたしに乗り移っていただいても結構です。
わたしは上体を傾けた。
吉崎さんは何と、もう一方の乳房を持ちあげてくれた。
わたしは、頭を下げた。
もちろん、乳房に近づくためだが……。
心の中では、ご主人にも頭を下げていた。
練乳のように白い乳房。
中央部に屹立する、肉色の乳首。
白い聖丘に立つ巫女のようだった。
その丘に翳が射した。
もちろん、わたしの頭が作る翳だ。
聖丘が不吉な翳に覆われた。
頭上を見あげる巫女に、魔物が襲いかかる。
もちろん、わたしの唇だ。
いっきに、根元まで咥えこんだ。
「ひいぃ」
吉崎さんの喉笛が鳴った。
自ら咥えていた乳首を吐き出してしまった。
さっきの吉崎さんの仕草に習い、唇を乳輪に密着させる。
唇を押しつけながら、吸引を始める。
吸いあげた乳首を、舌先の槌で撃ち落とす。
わたしは、生まれたての子ヤギのように、アプリオリな情熱で吸い立てた。
「あっひぃぃぃ。
あ、あなた!
あなたぁぁぁぁ」
やはり、ご主人も、こんなふうに激しく吸い立てていたのだ。
自分でやるようになっても、ここまでの吸引力は得られなかったのだろう。
今、わたしに吸われることで、改めてご主人の感触が蘇ったということではないか。
「いぃっ。
いぃっ。
あなた。
あなた、イキそう」
まさか、乳首だけでイクのか。
乳首に吸いつくわたしの下に、志津子が頭を入れてきた。
何をする気かと目の端で追うと、両手を吉崎さんのスカートに掛けていた。
ウールだろうか、チェック柄の厚手のスカートだった。
さらに吉崎さんは、乳首を丸ごと咥えた。
唇が乳輪まで届き、乳首の姿が失われた。
しかし、その乳首がどうなっているかは、如実にわかった。
唇の端が、何かがあたるように小刻みに突出している。
舌先があたっているのだ。
もちろん、唇の裏側を狙っているのではない。
狙いは中央部に屹立する乳首だ。
勢い余って唇の裏を突くのだろう。
さらに今度は、口の形が尖り、唇が裏返るように開いた。
唇が、乳輪を覆い隠す。
頬が、間欠的に凹み始めた。
吸引だ。
唇を乳輪に密着させて、空気を遮断し……。
真空に取り残された乳首を、激しく吸い立てているのだ。
目が寄っていた。
「スゴいでしょ、昭夫」
「あ、あぁ」
言葉が出なかった。
隣の主婦が目の前で、自分の乳首を吸い立てているのだ。
「ご主人が、毎晩こうして吸ってたんだって。
亡くなられてからオナニー始めて……。
最初は、指で弄ってたそうなんだけどね。
やっぱり、吸引される感触が忘れられなくて……。
それで試してみたら、ちゃんと自分で出来ることがわかって。
巨乳の特権よね。
昭夫……。
吸ってみる?」
「え?」
「いいわよ、別に。
わたしに隠れてじゃイヤだけど。
目の前なんだから。
ほら、まだひとつ空いてるじゃない。
でも、おちんちんはこのままよ。
百合枝のおっぱい吸ったら、わたしの中のおちんちん、どんな反応するかしら。
ひょっとしたら、漏れちゃったりして」
あり得る。
妻に挿入したまま、隣の主婦の乳首を咥える。
シチュエーションだけで射精しそうだ。
「ほら、もっと寄るわよ」
志津子と抱き合ったまま尻を送り、吉崎さんに近づく。
香水が、さらに強く匂った。
この香りは、ご主人が好きだったという。
汗をかいたせいで、いっそう匂い立ったようだ。
唇が乳輪まで届き、乳首の姿が失われた。
しかし、その乳首がどうなっているかは、如実にわかった。
唇の端が、何かがあたるように小刻みに突出している。
舌先があたっているのだ。
もちろん、唇の裏側を狙っているのではない。
狙いは中央部に屹立する乳首だ。
勢い余って唇の裏を突くのだろう。
さらに今度は、口の形が尖り、唇が裏返るように開いた。
唇が、乳輪を覆い隠す。
頬が、間欠的に凹み始めた。
吸引だ。
唇を乳輪に密着させて、空気を遮断し……。
真空に取り残された乳首を、激しく吸い立てているのだ。
目が寄っていた。
「スゴいでしょ、昭夫」
「あ、あぁ」
言葉が出なかった。
隣の主婦が目の前で、自分の乳首を吸い立てているのだ。
「ご主人が、毎晩こうして吸ってたんだって。
亡くなられてからオナニー始めて……。
最初は、指で弄ってたそうなんだけどね。
やっぱり、吸引される感触が忘れられなくて……。
それで試してみたら、ちゃんと自分で出来ることがわかって。
巨乳の特権よね。
昭夫……。
吸ってみる?」
「え?」
「いいわよ、別に。
わたしに隠れてじゃイヤだけど。
目の前なんだから。
ほら、まだひとつ空いてるじゃない。
でも、おちんちんはこのままよ。
百合枝のおっぱい吸ったら、わたしの中のおちんちん、どんな反応するかしら。
ひょっとしたら、漏れちゃったりして」
あり得る。
妻に挿入したまま、隣の主婦の乳首を咥える。
シチュエーションだけで射精しそうだ。
「ほら、もっと寄るわよ」
志津子と抱き合ったまま尻を送り、吉崎さんに近づく。
香水が、さらに強く匂った。
この香りは、ご主人が好きだったという。
汗をかいたせいで、いっそう匂い立ったようだ。