「ひぃぃぃぃぃ」
吉崎さんの悲鳴から、拒絶の色合いが消えていた。
甘い媚びを含んでいる。
ひょっとしたら……。
亡くなったご主人も、この脇の臭いを愛したのではないか。
夜ごと舐められていたのだ。
かすかに臭うことは、ご主人から教えられたのかも知れない。
「あ、ちょっと、百合枝」
突然の志津子の声だった。
腋に吸いついたまま、視線を流した。
志津子は、乳房から顔を離していた。
その2人の身体の間に、吉崎さんの向こう側の腕が入って来た。
何か掴んでいた。
自らの股間の前で、掴み直した。
茄子だった。
さっき落としたレジ袋から、転げ出たものだろう。
何をしようとしているかは明白だ。
茄子の尻を、股間に向けている。
わたしの見下ろす位置からでは、漆黒の繁みに隠れた陰部は見えない。
しかし、あきらかに茄子の先を銜えこんでいる。
千両茄子だろうか。
長さもあるが、長茄子のように細くない。
太さはもちろん、男性の陰茎より遙かに太い。
それを、自らの陰唇に埋めこんでいるのだ。
躊躇のなかった動作からも、初めてではないことは明らかだ。
手元はぎこちないが、明らかに挿出が始まっていた。
「可哀想に。
やっぱり、ご主人のが入って来る感触が忘れられないのね。
わたしとのレズプレイで、肉体の寂しさは満たされたとしても……。
ぽっかり空いた心の空洞までは、埋められないということか……」
志津子は唇を噛みながら、しばらく沈黙していたが……。
意を決した顔で、わたしを振り仰いだ。
「昭夫……。
入れてあげて」
「え?
何を?」
「何をじゃないわよ。
昭夫のおちんちんよ。
茄子が相手じゃ、百合枝が可哀想。
百合枝。
いいわね?」
吉崎さんの手が止まった。
吉崎さんの悲鳴から、拒絶の色合いが消えていた。
甘い媚びを含んでいる。
ひょっとしたら……。
亡くなったご主人も、この脇の臭いを愛したのではないか。
夜ごと舐められていたのだ。
かすかに臭うことは、ご主人から教えられたのかも知れない。
「あ、ちょっと、百合枝」
突然の志津子の声だった。
腋に吸いついたまま、視線を流した。
志津子は、乳房から顔を離していた。
その2人の身体の間に、吉崎さんの向こう側の腕が入って来た。
何か掴んでいた。
自らの股間の前で、掴み直した。
茄子だった。
さっき落としたレジ袋から、転げ出たものだろう。
何をしようとしているかは明白だ。
茄子の尻を、股間に向けている。
わたしの見下ろす位置からでは、漆黒の繁みに隠れた陰部は見えない。
しかし、あきらかに茄子の先を銜えこんでいる。
千両茄子だろうか。
長さもあるが、長茄子のように細くない。
太さはもちろん、男性の陰茎より遙かに太い。
それを、自らの陰唇に埋めこんでいるのだ。
躊躇のなかった動作からも、初めてではないことは明らかだ。
手元はぎこちないが、明らかに挿出が始まっていた。
「可哀想に。
やっぱり、ご主人のが入って来る感触が忘れられないのね。
わたしとのレズプレイで、肉体の寂しさは満たされたとしても……。
ぽっかり空いた心の空洞までは、埋められないということか……」
志津子は唇を噛みながら、しばらく沈黙していたが……。
意を決した顔で、わたしを振り仰いだ。
「昭夫……。
入れてあげて」
「え?
何を?」
「何をじゃないわよ。
昭夫のおちんちんよ。
茄子が相手じゃ、百合枝が可哀想。
百合枝。
いいわね?」
吉崎さんの手が止まった。
志津子は、器用にウエストサイドのボタンを外し、ファスナーを引き下ろした。
パンティはすでに脱いでしまっている。
ファスナーの隙間がモーゼの海のように開き、真っ白い肌が現れた。
志津子が布地を両手で掴み、引き下ろす。
吉崎さんの尻が持ちあがり、明らかに志津子をアシストした。
チェック柄のウールの布地が、真っ白い肌に似合っていた。
しかし、その布地は、あっという間に退場した。
足首から抜け、フローリングを滑った。
吉崎さんは、一糸纏わぬ姿となった。
尻を床に着け、上体を起こした姿なので……。
腹部には、何層もの肉の括れが出来ていた。
肉屋の店頭を思い出す。
純白のボンレスハムだ。
そしてその下には、漆黒の繁みが戦いでいる。
残念ながら、繁みの中までは見えない。
「こっちのおっぱいも、わたしが咥えてあげるから……。
百合枝、オナニーしなさい」
志津子の口が、吉崎さんのもう一方の乳房に吸いついた。
「ひぃぃぃ」
吉崎さんが仰け反る。
さすがに、2人から乳首を吸われた経験はないのだろう。
初めての感覚に翻弄されているようだ。
吉崎さんが、後ろ手を着いた。
上体を支えられないのだろうか。
わたしは片手を、吉崎さんの背中に回した。
湿っているどころではない。
明らかに汗が伝っている。
舐めたいと思った。
抱き起こす。
後ろに着いていた手が持ちあがったようだ。
脇の下が緩んだ。
そこだと思った。
わたしは乳首から唇を離すと、頭をスライドさせた。
目指すはもちろん、脇の下だ。
思いのほか防御は甘かった。
鼻と唇が、脇の下に潜りこんだ。
「あ、ダメ」
吉崎さんが、悲痛な声をあげた。
理由はすぐにわかった。
そして、常に香水を着けているわけも。
脇が臭うのだ。
しかし、決して強烈な臭気ではない。
ごく軽いワキガだろう。
わたしにとっては、ネガティブな不快臭ではなかった。
むしろ、芳香だ。
わたしは脇の下に吸いつき、舐めた。
舌の表面全体を腋に密着させ、雑巾のように汗を拭う。
パンティはすでに脱いでしまっている。
ファスナーの隙間がモーゼの海のように開き、真っ白い肌が現れた。
志津子が布地を両手で掴み、引き下ろす。
吉崎さんの尻が持ちあがり、明らかに志津子をアシストした。
チェック柄のウールの布地が、真っ白い肌に似合っていた。
しかし、その布地は、あっという間に退場した。
足首から抜け、フローリングを滑った。
吉崎さんは、一糸纏わぬ姿となった。
尻を床に着け、上体を起こした姿なので……。
腹部には、何層もの肉の括れが出来ていた。
肉屋の店頭を思い出す。
純白のボンレスハムだ。
そしてその下には、漆黒の繁みが戦いでいる。
残念ながら、繁みの中までは見えない。
「こっちのおっぱいも、わたしが咥えてあげるから……。
百合枝、オナニーしなさい」
志津子の口が、吉崎さんのもう一方の乳房に吸いついた。
「ひぃぃぃ」
吉崎さんが仰け反る。
さすがに、2人から乳首を吸われた経験はないのだろう。
初めての感覚に翻弄されているようだ。
吉崎さんが、後ろ手を着いた。
上体を支えられないのだろうか。
わたしは片手を、吉崎さんの背中に回した。
湿っているどころではない。
明らかに汗が伝っている。
舐めたいと思った。
抱き起こす。
後ろに着いていた手が持ちあがったようだ。
脇の下が緩んだ。
そこだと思った。
わたしは乳首から唇を離すと、頭をスライドさせた。
目指すはもちろん、脇の下だ。
思いのほか防御は甘かった。
鼻と唇が、脇の下に潜りこんだ。
「あ、ダメ」
吉崎さんが、悲痛な声をあげた。
理由はすぐにわかった。
そして、常に香水を着けているわけも。
脇が臭うのだ。
しかし、決して強烈な臭気ではない。
ごく軽いワキガだろう。
わたしにとっては、ネガティブな不快臭ではなかった。
むしろ、芳香だ。
わたしは脇の下に吸いつき、舐めた。
舌の表面全体を腋に密着させ、雑巾のように汗を拭う。