↑BGMにどうぞ。
み「さてこそ。
やはり、朝酒は堪えられんわい。
1年で、朝酒が出来るのは、お正月だけじゃでな。
↑はぁ、もっともだー、もっともだ。
もっとも、頻繁に朝酒してたら、ただのアル中じゃが。
昨年の正月は、新潟市沼垂の『今代司(いまよつかさ)酒造』の飲み比べじゃった。
純米酒しか造らない酒蔵じゃ。
で、今年飲んでるお酒もまた、純米酒しか造らない酒蔵のもの。
しかしながら、こたびは越後に非ずして……。
京都は伏見の酒蔵、『玉乃光酒造』。
『今代司酒造』の創業は、1767年じゃが……。
『玉乃光酒造』は、なんと、さらにそれを100年遡る、1673年。
初代、中屋六左衛門が、和歌山市寄合町にて、紀州藩2代藩主、徳川光貞(家康の孫)の免許で創業した。
第2次大戦の戦災により、京都に移ったんじゃな。
と、言いつつ……。
この酒を選んだ理由は、さほど深いものじゃありゃせんかった。
単に、スーパーの棚に並んでおったのを見つけたんじゃ。
↑右の2本は、わたしが買ったお酒です。お値段も手頃。
新潟の酒屋やスーパーでは、あまり他県の酒を売っておらんのじゃよ。
なにしろ新潟県は、成人1人あたりの日本酒の消費量が、全国1位(参照)。
当然のごとく、県内の酒蔵数も、日本一(参照)。
県内のお酒だけでも、棚に並べきれないほどあるわけじゃ。
しかし、わたしの行くスーパーは、県外資本のためか……。
他県のお酒も、多くはないが置いてある。
ただし、4合瓶だけ。
でも、これが飲み比べをするのにちょうど良い。
一升瓶じゃ、資源回収の日に出しに行くのが体裁が良くないしの。
で、そのスーパーの棚から、3週にわたり、毎週1本ずつ選んで買ってきたわけじゃ。
ん?
なぜ、1本ずつ買ったかと?
そりゃあなた、酒の棚の前で長時間粘っていては、体裁が悪いではないか。
↑わたしの行くスーパーではありません。
で、選ぶ基準じゃが……。
まずは、甘口でないこと。
県外のお酒を買うに際し、注意が必要なのは、まさしくここじゃ。
以前、秋田のお酒を飲んでみて驚いた。
甘い。
都道府県によって、甘辛の傾向に、かなり特徴がある。
新潟県は、辛口。
しかし、周りの県は、そうでもない(参照)。
近隣の県でも違うんじゃから、遠方の酒となれば、どれほど違うかわからん。
甘いお酒は、飲んでて舌が飽きてしまうからの。
辛口に限る。
↑そうとう下品な漫画のようです。
しかし残念なことに、わたしには、各地の日本酒についての知識が無い。
判断は、ラベルを見てするしかない。
つまり、ラベルに「辛口」の表示があるものを選ぶわけじゃ。
それで、1本選んだのが、『玉乃光』じゃった。
↑わかりやすい! これが、わたしが買った3本目です。
純米吟醸酒じゃが、四合瓶で1,000円程度。
さほど高くない。
あとで調べたところ、『玉乃光酒造』は、純米吟醸酒と純米大吟醸酒しか作っておらんかった。
あと、選ぶ際の、もう1点。
冷やで飲めと書いてあるものは買いません。
燗を付けて旨くないような酒は、ニセモノです。
太田和彦も、吟醸酒の燗を注文しておる。
というわけで、最初の週に、『玉乃光酒造』の1本を選んだわけじゃが……。
続く2週も、『玉乃光酒造』の別銘柄を選ぶことになった。
先の条件に合う酒が、あまり無かったということもある。
あと、昨年は『今代司酒造』の3本飲み比べじゃった。
それなら今年は、『玉乃光酒造』の飲み比べにしてみようと思ったのじゃな。
↑「み」。わたしが買った3本です。危うく、撮る前に飲んでしまうところでした。
さてさて。
講釈はこれくらいにして、純米吟醸を心ゆくまで楽しみましょうかの」
ピンポ~ン。
み「なんじゃ?
正月早々、何やつ?
通販は注文しておらんし、わが家は分家じゃから、年始客も来ないはず。
NHKか?
↑わが家ではありません。
み「わしは払っておらんが、母親が払っておるはず。
そうそう、その母親じゃが……。
本家に年始に行ったのじゃ。
車に乗せてってくれと頼まれたが、きっぱりと断り申した。
年始に車で行ったら、まったく飲めないではないか。
馬鹿馬鹿しい。
文句たらたらでタクシーに乗って行きおったわ。
そもそも、年始などと云う風習は、止めるべきなんじゃ。
本家も代替わりしてるから……。
勤め人の若夫婦にとって、年始客など迷惑でしかないはず」
↑主婦が一番タイヘンです。
み「なんで、そんなこともわからんのかの。
12月にお歳暮を贈れば、それでいいではないか」
↑わが家はたいていハムを送るようです。食卓には、出てきた例しがありませんが。ま、さほど好きでないからいいけど。ハムカツは好きです(ただし、薄いやつ)。
ピンポーン!
み「しつこいやつ。
回覧板なら、郵便受けに入れるはずじゃし……。
やっぱり、NHKか?
死んだふりでやり過ごすしかないな」
み「ここで立て替え払いなんかしたら、母親から返してもらえない恐れがある。
なにしろ、年始の怨みがあるからの」
ピンポンピンポン!
み「悪質なやつ。
警察に通報してやろうか。
そうじゃ!
わが家は、インターホンになったんじゃ。
昨年の5月の連休に、わたしが自力で取り付けた。
コードレスだったから配線もいらず、親機はコンセントに差すだけ。
玄関の子機は、電池を入れるだけ。
↑この機種です。
み「それまでは、ただのピンポンチャイムだったからの」
↑こんな感じ。
み「わが家も、ようやく文明開化したと言えよう。
どれどれ。
どういう顔してるのか、見てきてくれよう。
コタツから出るのが面倒じゃが、仕方あるまい」
ピンポーン!
み「くそ!
怪しいやつだったら、即通報してやる。
あ!
この顔にピンと来たら110番!
怪しすぎるやつが来とる。
ほほ。
怒っちょる怒っちょる」
どんどん!
み「こら!
引き戸を叩くな!
不届き者が。
わが家の建具は、華奢に出来とるのじゃ。
今、開けてやる」
ガラガラ!
律「なんですぐ出ないのよ!
寒くて凍るかと思ったわ!
ここって、北極?
寒すぎでしょ!」
↑薄着だからでしょ。
み「やかましい!
近所迷惑じゃろ」
↑これは、金魚迷惑。
み「2年続けて来おって。
去年はぐでんぐでんだったが、今日はまだマシじゃな。
何しに来た?」
律「年始に決まってるじゃないの」
み「うそこけ!
手ぶらではないか」
律「はい、お年始」
み「なんじゃこれは!
ウィスキーの小瓶ではないか」
み「アル中の必須アイテムじゃ。
しかも、4分の1しか残っとらん」
律「いいから、早く上げてよ」
み「手ぶらで来て、その言い草はなんじゃ。
獅子舞でもやれ」
↑なかなか豪胆な子です。
律「できません!」
み「そこの傘で、何か回すか?」
↑アメリカのテレビ番組で芸を披露する、若き日の『海老一染之助・染太郎』(残念ながら、傘は回しませんでした)。
律「あんた、酔っ払ってるわね」
み「おのれに言われたくないわ。
ポケット瓶、あらかた飲みくさりおって」
律「これは、3本目よ」
み「完全にアル中じゃ」
律「日本酒の匂いがする。
これだけ匂うと云うことは、お燗よね。
飲ましてちょうだい。
凍えちゃうわ。
よく、こんなとこに住んでるわね」
み「大きなお世話じゃ。
そのうち太平洋側は、地震で全滅するわい。
毎晩、わしが祈祷してるでの」
律「日本海側には、北朝鮮軍が攻めこんで来るわよ」
み「……洒落にならん。
とにかく!
人にタダ酒飲ませるほど、うちは裕福じゃないの。
特別に、水なら飲ましてやろう」
↑猫が池の水を飲むのは、魚の味がするからだそうです(聞いた話や)。
律「タダじゃないでしょ。
ほら、このウィスキー、飲んでいいわよ」
み「いるか!
ホームレスじゃあるまいし」
律「そう云えば、新潟って、ホームレスを見ないわよね」
↑プロの酔っ払い。
み「当たり前じゃ。
この季節、ホームレスなんかやっとったら、即日凍死じゃ」
律「あ、そうか。
それじゃ、ちょっと上がらせてもらうわよ」
み「待てい」
律「何よ?」
み「酒飲みの基本がなっとらん」
律「そんな基本、あるんですか?」
み「あらいでか。
基本中の基本。
人に愛される飲み方をしなさい」
↑酒乱は最悪です。
律「どういうことよ?」
み「この人にお酒を飲ませたら楽しいな、と思われなきゃならんということ。
そうすれば、毎日酒を飲んでても怒られないし……。
タダ酒にありつける可能性も高まる」
律「情けな。
わたしはひとりで飲むし、自腹で飲みますから」
↑「自腹を切る」という言葉は、切腹由来ではないようです。文字どおり「自分の懐から身銭を切る」の意。
み「うそこけ!
現に、たかりに来てるではないか!」
律「東京から、わざわざたかりに来るわけないでしょ。
電車賃の方が高くつくわ」
↑2階建ての『Maxとき』。2020年度までに全廃となります。
み「とにかく!
お正月、ひょっとしたら迷惑かなという日に訪ねた場合……。
まず、相手を笑わせることが大切。
まさに、笑う門には福来たるじゃ」
み「迷惑なという思いが、一瞬で飛んでってしまう。
まさに、つかみはオッケーというやつじゃ」
律「何がオッケーなんだか、さっぱりわからないわ。
早い話、あんた、酔っ払ってるわけよね」
み「じゃかっし!
わしがやってみるけん、そこで見てんさい」
律「何弁なのよ」
↑文法・語彙を重視した方言区画。富山から西が西部方言というのは、よくわかります。
み「まずは、引き戸を開けたときの作法からじゃ。
一旦、出るぞ。
う。
寒ぶ!」
↑凍った幽霊だそうです。なんでこんなに水分があるんですかね?
律「ガチャ」
み「ん?
何をしおった?
あ、開かない!
こんガキャ、鍵閉めくさったな!
開けろー」
律「ちょっと、頭を冷やしなさい」
み「ここで大声で騒ぐぞ。
通行人が集まってくるぞ」
律「人っ子一人、通ってなかったわよ」
↑わが家周辺ではありませんが……。最近は、犬や猫も見かけなくなりました。
み「とにかく、開けれ!
洒落にならんだろ。
死んでまうわ」
↑八甲田山です。
律「あんたがややこしいこと始めるからでしょ。
早く入りなさい。
ガチャ」
み「ガラガラ。
課長だ~」
律「何それ?」
み「知らんのか?
昔のCM。
大地康雄がやっておった」
↑このシリーズのCMですが、この回じゃないんです。動画が見つかりませんでした。
律「知らないわよ」
み「常識のないやつ。
続けるぞ」
律「まだやるわけ?
後ろ、閉めなさいよ。
寒いじゃない」
み「ガラガラ。
深浦四等兵!
恥ずかしながら帰ってまいりました!」
↑たけし軍団にいた『元日本兵』という芸人のようです。2週間で辞めたとか。ネタ元はもちろん、横井庄一さん。
律「何であんたが深浦なのよ」
み「見本を見せてるんだろ。
あんたが、これをやるの」
律「するわけないでしょ。
バカのまねなんて」
み「続ける」
律「もういいから!」
み「〽ちょいと一杯のつもりで飲んで~。
〽いつの間にやらはしご酒」
み「お父さん、酔っ払っちったー。
よっこらしょっと。
あんた、土足や!」
み「靴、脱ぎなはれ!
なに?
ここ、アメリカの家、ちゃいまんのん?」
律「馬鹿馬鹿しい。
ひとりでやってなさい」
み「こら!
ひとりにするな!
さっさと居間に入りこみおって。
しかし……。
書く前は、面白いかと思ったのじゃが……。
書いてる途中から、あんまり面白くないことがわかった。
でも、書き直しはしないのじゃ。
書いたら書きっぱなし。
それが、わたしの生きる道じゃ」
み「それにしても、ノリの悪い女よのぅ。
人を立てるということを知らん。
障子まで立てこみおって。
ガタピシ。
建てつけまで悪いわい」
律「早く閉めてよ。
寒いじゃない」
み「くぉら!
わしのぐい呑みで勝手に飲むでない!」
律「ひとつしかないじゃないの」
み「ひとりで飲んでるんだから、当たり前だろ。
それは、わたしのお気に入りなの」
↑実際に使ってるぐい呑みです。内側が白いので、赤ワインを注ぐと綺麗です。100円(税抜)でした。
み「寄こせ」
律「あんたは、これで飲みなさい」
み「ポケットウィスキーの蓋ではないか!
何で、正月の酒をこんなので飲まにゃならんのだ」
律「もうひとつ出せばいいだけでしょ」
み「ふんとにもう。
コーヒーカップでいいか?」
↑これは、何が面白いんですかね?
律「いいも悪いも、あんたがそれで飲むんでしょ」
み「わたしは、そのぐい呑みで飲むの!」
律「じゃ、コップでいいわ。
こんな小さいのじゃ、面倒くさいから」
み「正月から、コップ酒か。
嘆かわしい。
そういうやつには、うってつけのコップがあるわい。
ほれ」
律「何これ。
昔のビールのオマケじゃない」
み「今はプレミアが付いて、なかなか手に入らんのだぞ。
これをやるから、ぐい呑みをよこせ。
殺菌消毒しなくては」
律「どういう意味よ」
み「アル中菌に感染してまうだろ」
↑お酒を飲みながら料理を作るという知り合い(女)は、何人かいます。わたしはしません。料理、作りませんから。
律「そんな菌、あるわけないでしょ」
み「わたしが台所に立ってる間に、箪笥とかあさるなよ」
律「箪笥なんて、どこにもないじゃない」
み「なに!
すでに、箪笥ごとパクったな」
↑ご存じ、大川栄策さん。
律「洗うんなら、早く洗ってきなさいよ。
言いたいことがあるんだから」
み「絡みに来たのか。
最悪の酒癖じゃな」
じゃー(洗浄音)。
↑飼い主のスマホや靴まで洗ってしまうアライグマ。
律「ほら、早く座って。
ほんとに落ち着かない女ね」
み「おのれが来るまでは、この上なく落ち着いておったわい」
↑着ぐるみではありません。本物です。
み「何の用じゃ?」
律「わかってるでしょ。
去年と同じなんだから」
み「まさか、『東北に行こう!』の中断の件じゃあるまいな?」
律「それしかないでしょ!
いつ、止まったと思ってるのよ。
6月2日よ。
7ヶ月も前じゃない」
み「仕方なかろう。
『単独旅行記』は生ものなんじゃから……。
記憶が風化しないうちに書かなければならん」
↑台湾にある『クイーンズヘッド』。近々、首が落ちると云われてます。
律「たった2日の旅行記が、7ヶ月連載しても終わらないってのが異常でしょ」
み「あ、そうか」
律「何よ?」
み「前回の旅行より、明らかに写真も少ないはずなのに……。
何で話が進まないのか、不思議じゃった。
よく考えたら、連載回数が、週4回になってたんじゃ。
前回までは、週5回じゃったからな」
律「5回に戻せばいいでしょ」
み「だから、5回は厳しいの。
追いまくられて、息もつけないくらいだったんだから。
ま、安心しなせい。
いくらなんでも、春までには終わるでしょう」
↑この季節が待ち遠しい。
律「そしたら、『東北』を再開するのよね」
み「むろんじゃ」
律「そしてまた、5月に旅行に行くんでしょ?」
み「その所存じゃ。
あれは、わたしの唯一の楽しみとなっておるのじゃ。
今年は、どこへ行くかなぁ」
律「遠い目をしない!
帰ったら、すぐに連載を始めるのよね?」
み「生ものじゃでな」
↑意図不明。
律「『東北』の連載期間が、2,3ヶ月しかないじゃない」
み「そんなにあるかのう」
律「こら!
『東北』は、恐山にいるのよ」
律「あんなところで話が止まってたら、気色悪いじゃないの」
み「確か、妙なババアがおったな」
律「あんたとそっくりのね」
み「どこがそっくりじゃ。
化け物の一歩手前だったぞ」
↑三途の川の『奪衣婆』です。この像は東京都新宿区の『太宗寺』のもの(1月15・16日、7月15・16日しか開帳されません)。
律「あんたもそのうち、ああなるのよ」
み「諸行無常じゃ。
チ~ン!」
律「お皿を叩かないで。
行儀悪いわね。
ほら、注いで」
み「もう空けたのか!」
律「さっき、半分しか注がなかったじゃないの」
み「味わって飲め。
純米吟醸じゃぞ」
↑右端の安いやつが、一番美味しかったです。
律「味はわかってるわよ。
まずまずね」
み「なんちゅー言い草じゃ。
吟醸さまに対して。
“料理を引き立てる食中酒としてのおいしさを追求した逸品”なのじゃ。
ホームページに書いてあった」
律「どこに料理があるのよ?」
み「目の前にあるじゃろ」
律「なとりの『うまいか』だけじゃない」
み「野沢菜漬けもある」
み「『うまいか』は、おつまみの王様じゃ。
これに野沢菜が付けば……。
〽それで何も言うことはない~。
〽ボーギー、ボーギー」
律「うるさい!
音痴が歌うな
しかし、何かひとつくらい取り柄がないの?
酒飲みの横着者で、音痴」
み「東京にいたときは、これでもディスコダンスは上手かったのじゃ」
↑ゴーゴーを踊る星飛雄馬。運動神経のいい野球選手が、こんな踊りをしますかね?
み「見るか?」
律「結構です」
み「大晦日以来、ずっと座りっぱなしじゃから、良い運動になる。
ほれ、おぬしも起て」
律「埃が立つでしょ」
み「ノリの悪い女じゃ。
そんなら、歌を歌え。
わしがそれで踊ってみせるから」
律「じゃ、歌唱見本を見せてやるわ。
いくわよ。
〽えんや~こらやっと。
〽どっこいじゃんじゃんこ~らやっと」
み「〽はぁ~、ドリフ見たさに」
律「〽どうした、どうした」
み「〽チャンネル、コリャ……。
こらー!
こんな曲で、ディスコダンスが踊れるか!
荻野目洋子の『ダンシングヒーロー』にしろ」
律「知らないわよ」
み「〽愛してるよなんて~、誘ってもくれない」
律「はぁー、どうしたこうした」
み「〽チャンネル、コリャ、まわしたら。
違うわ!
わからんかったら、合いの手を入れるな!
〽キャンドルライト~が」
律「たこ踊りね。
深海生物発見だわ」
↑謎。
み「う」
律「どうしたのよ?」
み「き、気分が……」
↑胃です。
律「急に動いたから、回ったんでしょ。
吐くんじゃないわよ。
もったいないから」
み「医者の言うセリフか!」
律「水、飲んできなさい」
み「ぴ」
律「何よ?」
み「こ、肛門さまに異変が……。
下からも来おった」
律「当たったんじゃないの?
ちょっと、この野沢菜漬け、いつのやつなの?
臭うわよ」
み「冷蔵庫の奥で発見した。
1年前のかも知れん」
律「そんなの食うな!」
み「か、火急の事態じゃ」
律「しゃべってないで、早くトイレ、行って来なさいよ。
恐山の祟りだわ」
み「腹を下させるとは、卑劣な……。
と、とば口まで来とる。
先端のコルクみたいなのが外れると、水様便が噴出するな」
律「説明しとらんで、行ってこい!
蹴飛ばすわよ」
み「そんなことしたら、地獄絵図になるぞ」
律「いいじゃない。
そのまま恐山に直行よ」
み「無理矢理、落ちをつけようとしてるな」
律「当たり前でしょ。
これ以上、この話が続けば、ますます『東北』が始まらないんだから。
ということで、これにて終了」
み「……ちょっと、出たかも」
律「早く行けー!」
↑この後の描写は自粛します。
み「見るか?」
律「結構です」
み「大晦日以来、ずっと座りっぱなしじゃから、良い運動になる。
ほれ、おぬしも起て」
律「埃が立つでしょ」
み「ノリの悪い女じゃ。
そんなら、歌を歌え。
わしがそれで踊ってみせるから」
律「じゃ、歌唱見本を見せてやるわ。
いくわよ。
〽えんや~こらやっと。
〽どっこいじゃんじゃんこ~らやっと」
み「〽はぁ~、ドリフ見たさに」
律「〽どうした、どうした」
み「〽チャンネル、コリャ……。
こらー!
こんな曲で、ディスコダンスが踊れるか!
荻野目洋子の『ダンシングヒーロー』にしろ」
律「知らないわよ」
み「〽愛してるよなんて~、誘ってもくれない」
律「はぁー、どうしたこうした」
み「〽チャンネル、コリャ、まわしたら。
違うわ!
わからんかったら、合いの手を入れるな!
〽キャンドルライト~が」
律「たこ踊りね。
深海生物発見だわ」
↑謎。
み「う」
律「どうしたのよ?」
み「き、気分が……」
↑胃です。
律「急に動いたから、回ったんでしょ。
吐くんじゃないわよ。
もったいないから」
み「医者の言うセリフか!」
律「水、飲んできなさい」
み「ぴ」
律「何よ?」
み「こ、肛門さまに異変が……。
下からも来おった」
律「当たったんじゃないの?
ちょっと、この野沢菜漬け、いつのやつなの?
臭うわよ」
み「冷蔵庫の奥で発見した。
1年前のかも知れん」
律「そんなの食うな!」
み「か、火急の事態じゃ」
律「しゃべってないで、早くトイレ、行って来なさいよ。
恐山の祟りだわ」
み「腹を下させるとは、卑劣な……。
と、とば口まで来とる。
先端のコルクみたいなのが外れると、水様便が噴出するな」
律「説明しとらんで、行ってこい!
蹴飛ばすわよ」
み「そんなことしたら、地獄絵図になるぞ」
律「いいじゃない。
そのまま恐山に直行よ」
み「無理矢理、落ちをつけようとしてるな」
律「当たり前でしょ。
これ以上、この話が続けば、ますます『東北』が始まらないんだから。
ということで、これにて終了」
み「……ちょっと、出たかも」
律「早く行けー!」
↑この後の描写は自粛します。
<燗>
律「結構です」
み「大晦日以来、ずっと座りっぱなしじゃから、良い運動になる。
ほれ、おぬしも起て」
律「埃が立つでしょ」
み「ノリの悪い女じゃ。
そんなら、歌を歌え。
わしがそれで踊ってみせるから」
律「じゃ、歌唱見本を見せてやるわ。
いくわよ。
〽えんや~こらやっと。
〽どっこいじゃんじゃんこ~らやっと」
み「〽はぁ~、ドリフ見たさに」
律「〽どうした、どうした」
み「〽チャンネル、コリャ……。
こらー!
こんな曲で、ディスコダンスが踊れるか!
荻野目洋子の『ダンシングヒーロー』にしろ」
律「知らないわよ」
み「〽愛してるよなんて~、誘ってもくれない」
律「はぁー、どうしたこうした」
み「〽チャンネル、コリャ、まわしたら。
違うわ!
わからんかったら、合いの手を入れるな!
〽キャンドルライト~が」
律「たこ踊りね。
深海生物発見だわ」
↑謎。
み「う」
律「どうしたのよ?」
み「き、気分が……」
↑胃です。
律「急に動いたから、回ったんでしょ。
吐くんじゃないわよ。
もったいないから」
み「医者の言うセリフか!」
律「水、飲んできなさい」
み「ぴ」
律「何よ?」
み「こ、肛門さまに異変が……。
下からも来おった」
律「当たったんじゃないの?
ちょっと、この野沢菜漬け、いつのやつなの?
臭うわよ」
み「冷蔵庫の奥で発見した。
1年前のかも知れん」
律「そんなの食うな!」
み「か、火急の事態じゃ」
律「しゃべってないで、早くトイレ、行って来なさいよ。
恐山の祟りだわ」
み「腹を下させるとは、卑劣な……。
と、とば口まで来とる。
先端のコルクみたいなのが外れると、水様便が噴出するな」
律「説明しとらんで、行ってこい!
蹴飛ばすわよ」
み「そんなことしたら、地獄絵図になるぞ」
律「いいじゃない。
そのまま恐山に直行よ」
み「無理矢理、落ちをつけようとしてるな」
律「当たり前でしょ。
これ以上、この話が続けば、ますます『東北』が始まらないんだから。
ということで、これにて終了」
み「……ちょっと、出たかも」
律「早く行けー!」
↑この後の描写は自粛します。