み「その後、この技に磨きをかけ、トリノオリンピックで金メダルを取ったわけじゃ」
み「日本選手のトリノでのメダルは、この荒川選手の金メダル、たった1個だったんじゃからな」
み「彼女はまさしく、日本人にとって、女神となった」
↑左はアメリカ、右はロシアの選手。荒川の長身(166センチ)が際立ちます。
み「どうじゃ」
↓金メダルを獲った、荒川静香のフリーの演技をどうぞ。
婆「そのヨタと、円仁に何の関係があるのじゃ?」
み「夢のお告げじゃろ。
荒川選手の場合は、仙人じゃったが」
婆「変態の老人じゃないのか?」
↑『亀仙人(ドラゴンボール)』です。
み「失敬な!」
婆「よく恥ずかしげもなく、長々とヨタ話が出来るもんじゃ。
そもそも、『イナバウアー』というのは……。
信州の伊那とはまったく関係がないわ」
み「じゃ、何だと言うんじゃ?」
婆「人名ではないか。
体操でも、新しい技には、それを初めて行った選手の名前が付く。
昭和30年代前半に活躍した西ドイツの女子選手に……。
イナ・バウアーがいた」
↑美人ですね。
婆「彼女が開発した技だから、彼女の名前が付いたのじゃ」
み「ぎょぎょ。
なんで、そんなに詳しいんじゃ。
不自然ではないか」
婆「何が不自然じゃ。
ここ青森は、スケートも盛んなんじゃ。
かくいうわたしも、昔はスケート選手じゃった」
み「なに!
まさか、フィギュアではあるまいな。
それは、絶対に許されんぞ。
想像だにしたくないわ」
婆「なんで頭を振っておるんじゃ?」
み「想像した瞬間、脳が爆発してしまう」
↑映画『スキャナーズ』。
み「必死に振り払ってるんではないか」
み「日本選手のトリノでのメダルは、この荒川選手の金メダル、たった1個だったんじゃからな」
み「彼女はまさしく、日本人にとって、女神となった」
↑左はアメリカ、右はロシアの選手。荒川の長身(166センチ)が際立ちます。
み「どうじゃ」
↓金メダルを獲った、荒川静香のフリーの演技をどうぞ。
婆「そのヨタと、円仁に何の関係があるのじゃ?」
み「夢のお告げじゃろ。
荒川選手の場合は、仙人じゃったが」
婆「変態の老人じゃないのか?」
↑『亀仙人(ドラゴンボール)』です。
み「失敬な!」
婆「よく恥ずかしげもなく、長々とヨタ話が出来るもんじゃ。
そもそも、『イナバウアー』というのは……。
信州の伊那とはまったく関係がないわ」
み「じゃ、何だと言うんじゃ?」
婆「人名ではないか。
体操でも、新しい技には、それを初めて行った選手の名前が付く。
昭和30年代前半に活躍した西ドイツの女子選手に……。
イナ・バウアーがいた」
↑美人ですね。
婆「彼女が開発した技だから、彼女の名前が付いたのじゃ」
み「ぎょぎょ。
なんで、そんなに詳しいんじゃ。
不自然ではないか」
婆「何が不自然じゃ。
ここ青森は、スケートも盛んなんじゃ。
かくいうわたしも、昔はスケート選手じゃった」
み「なに!
まさか、フィギュアではあるまいな。
それは、絶対に許されんぞ。
想像だにしたくないわ」
婆「なんで頭を振っておるんじゃ?」
み「想像した瞬間、脳が爆発してしまう」
↑映画『スキャナーズ』。
み「必死に振り払ってるんではないか」
婆「神仏が夢に現れ……。
直接言葉で意志を伝え、指示を与えるんじゃな」
み「仙人か?」
婆「なんで仙人なんじゃ?
仙人は道教じゃろ」
み「荒川静香が、夢で仙人に教えを受けた」
律「なんでここで、荒川静香が出てくるのよ?」
婆「聞いたことないぞ」
み「トリノオリンピックで金メダルを取る前のことじゃ。
荒川選手は、信州は伊那市のリンクで特訓を重ねていた」
↑わたしは、1度だけ行ったことがあります。市街地を流れる天竜川が見事でした。
み「しかし、なかなか自分の目指す滑りが出来ない」
み「鬱々として眠りに就いたある夜。
リンクで滑っている夢を見た。
リンクは、霧に包まれていた。
昼間の滑り同様、上手く滑れない夢じゃった。
夢の中でも苦闘する荒川選手は……。
霧の中から、近づいてくる人影を見た」
↑これは、ブロッケン現象です。
み「人影は、スケート靴を履いて滑らかに滑ってきた。
ようやく、顔が確認できるところまでやってきたとき……。
荒川選手は、その場で固まってしまった。
人影は、白髪の老人じゃったんじゃ。
しかもその老人は、オレンジ色のチュチュを纏っておった」
婆「変態の話か?」
み「黙って聞かっしゃれ!
凝固する荒川選手の前で老人は、スケート靴を左右180度に開くと……。
両腕を上げ、大きく背を反らせた」
み「信じられないほど美しいポーズじゃった。
老人は、そのポーズのまま、再び霧の中に消えて行った」
律「ちょっと、それって……」
み「黙らっしゃい!
我に帰った荒川選手は、夢の中ですぐさまそのポーズを真似てみた。
観客の喝采が聞こえた。
これで理想の滑りが出来る!
その後、特訓により技を我が物とした荒川選手は……。
伊那で啓示を受けたその技に、『イナバウアー』という名を付けた」
直接言葉で意志を伝え、指示を与えるんじゃな」
み「仙人か?」
婆「なんで仙人なんじゃ?
仙人は道教じゃろ」
み「荒川静香が、夢で仙人に教えを受けた」
律「なんでここで、荒川静香が出てくるのよ?」
婆「聞いたことないぞ」
み「トリノオリンピックで金メダルを取る前のことじゃ。
荒川選手は、信州は伊那市のリンクで特訓を重ねていた」
↑わたしは、1度だけ行ったことがあります。市街地を流れる天竜川が見事でした。
み「しかし、なかなか自分の目指す滑りが出来ない」
み「鬱々として眠りに就いたある夜。
リンクで滑っている夢を見た。
リンクは、霧に包まれていた。
昼間の滑り同様、上手く滑れない夢じゃった。
夢の中でも苦闘する荒川選手は……。
霧の中から、近づいてくる人影を見た」
↑これは、ブロッケン現象です。
み「人影は、スケート靴を履いて滑らかに滑ってきた。
ようやく、顔が確認できるところまでやってきたとき……。
荒川選手は、その場で固まってしまった。
人影は、白髪の老人じゃったんじゃ。
しかもその老人は、オレンジ色のチュチュを纏っておった」
婆「変態の話か?」
み「黙って聞かっしゃれ!
凝固する荒川選手の前で老人は、スケート靴を左右180度に開くと……。
両腕を上げ、大きく背を反らせた」
み「信じられないほど美しいポーズじゃった。
老人は、そのポーズのまま、再び霧の中に消えて行った」
律「ちょっと、それって……」
み「黙らっしゃい!
我に帰った荒川選手は、夢の中ですぐさまそのポーズを真似てみた。
観客の喝采が聞こえた。
これで理想の滑りが出来る!
その後、特訓により技を我が物とした荒川選手は……。
伊那で啓示を受けたその技に、『イナバウアー』という名を付けた」