わたしは、ソファーの座面から腰を浮かせた。
ファスナーの開いたズボンは、太腿を滑り降り、膝下でわだかまった。
「絡まるんで、ズボンも脱ぎます」
「……」
上履きの踵を踏んで外す。
ズボンも、踏みつけて脱いだ。
上履きとズボンを蹴り払う。
毛脛の全くない綺麗な脚。
わずかにそれを隠すのは、白いソックスだけだった。
しかし、ワイシャツの裾が、ブリーフを隠してしまっていた。
「シャツが邪魔なんで、取ります」
「……」
橋本先生は、もう何を言っても無言だった。
体面を繕う余裕も無いのだろう。
先生の狼狽を目の当たりにして、わたしの心は逆に鎮まった。
しかし、男根は怒張したまま鎮まる気配はなかった。
ワイシャツのボタンを、ひとつずつ外していく。
指は震えなかった。
ワイシャツが、左右に開いていく。
アンダーウェアは着ていない。
素肌の大地が広がっていく。
ボタンはすべて外れた。
袖を抜き、ワイシャツを脱ぐ。
バターのように滑らかな素肌が、ラッピングから開放された。
シャツを投げようとする手先に、橋本先生が両手を出した。
手の平を上向けている。
シャツを受け取ろうとする所作だった。
わたしは、その両手に、脱いだシャツを載せた。
先生の肘が瞬時に縮み、ワイシャツは先生の眼前に引きつけられた。
目を上向けてわたしを見つめながら、先生の小鼻だけがヒクヒクと息づいた。
匂いを嗅いでいるのだ。
先生は完全に欲情し、しかもそれを隠す嗜みも忘れている。
このままいけると思った。
わたしは、ブリーフの両腰に手を掛けた。
橋本先生は小さくジャンプするように座面で跳ね、ワイシャツを隣のソファーに放った。
先生は、思い切り前傾した。
両目が寄るほどに凝視しているのは、ブリーフの股間だった。
そこは、上から見下ろしても、あからさまなほどに膨れていた。
ファスナーの開いたズボンは、太腿を滑り降り、膝下でわだかまった。
「絡まるんで、ズボンも脱ぎます」
「……」
上履きの踵を踏んで外す。
ズボンも、踏みつけて脱いだ。
上履きとズボンを蹴り払う。
毛脛の全くない綺麗な脚。
わずかにそれを隠すのは、白いソックスだけだった。
しかし、ワイシャツの裾が、ブリーフを隠してしまっていた。
「シャツが邪魔なんで、取ります」
「……」
橋本先生は、もう何を言っても無言だった。
体面を繕う余裕も無いのだろう。
先生の狼狽を目の当たりにして、わたしの心は逆に鎮まった。
しかし、男根は怒張したまま鎮まる気配はなかった。
ワイシャツのボタンを、ひとつずつ外していく。
指は震えなかった。
ワイシャツが、左右に開いていく。
アンダーウェアは着ていない。
素肌の大地が広がっていく。
ボタンはすべて外れた。
袖を抜き、ワイシャツを脱ぐ。
バターのように滑らかな素肌が、ラッピングから開放された。
シャツを投げようとする手先に、橋本先生が両手を出した。
手の平を上向けている。
シャツを受け取ろうとする所作だった。
わたしは、その両手に、脱いだシャツを載せた。
先生の肘が瞬時に縮み、ワイシャツは先生の眼前に引きつけられた。
目を上向けてわたしを見つめながら、先生の小鼻だけがヒクヒクと息づいた。
匂いを嗅いでいるのだ。
先生は完全に欲情し、しかもそれを隠す嗜みも忘れている。
このままいけると思った。
わたしは、ブリーフの両腰に手を掛けた。
橋本先生は小さくジャンプするように座面で跳ね、ワイシャツを隣のソファーに放った。
先生は、思い切り前傾した。
両目が寄るほどに凝視しているのは、ブリーフの股間だった。
そこは、上から見下ろしても、あからさまなほどに膨れていた。
「なるほど。
学校生活で、それはちょっと困ったことね。
特にまた、うちのバカ女子どもはスカートが短いから」
「ああいうのには、あんまり反応しません」
「あら、そうなの?」
「先生みたいな、大人の女性を前にすると……。
ダメなんです」
「まぁ。
そう……」
「実は、今も……」
「え?」
「大きくなってて、位置が悪いんです」
「あれま。
わたしを前にして、そういう反応が起きてるってこと?」
「すみません」
「謝ること、ありません。
とても嬉しいわ。
クラスの盛りのついたメスどもには反応しないで……。
このわたしに反応してくれるなんて。
女性冥利に尽きます」
「位置、直してもいいですか?」
「あ、ええと……。
そういうことね。
わかったわ。
じゃ、後ろ向いてるから」
「あの、できれば見てほしいんですけど。
僕のが、大きくなってるとこ」
「……。
え、でも。
でも、そうよね。
教師が、生徒の悩みから目を逸してはいけないわね。
まっすぐに向き合わなきゃ。
それが教師の務めだわ」
橋本先生は、自らを納得させるように頷くと、テーブルの上まで身を乗り出した。
わたしはソファーに座ったまま、ベルトに手をかけた。
すでに夏服なので、学生服の上着は着ていない。
金具を穴から抜き、ベルトを解き放つ。
カギホックに指を掛け、お腹を引っこめながら外す。
ファスナーを下ろす。
軽やかな擦過音が立った。
先生もわたしも無言だった。
空気が、どんどん凝縮されていくのを感じた。
ブリーフの前開きから手を入れようとしたが……。
陰茎が思っていた以上に、おかしな角度のようで、指が届きそうもなかった。
「パンツごと、下げていいですか」
「え?
え、ええ」
橋本先生の喉が、大きく起伏した。
唾を飲みこんだのだろう。
学校生活で、それはちょっと困ったことね。
特にまた、うちのバカ女子どもはスカートが短いから」
「ああいうのには、あんまり反応しません」
「あら、そうなの?」
「先生みたいな、大人の女性を前にすると……。
ダメなんです」
「まぁ。
そう……」
「実は、今も……」
「え?」
「大きくなってて、位置が悪いんです」
「あれま。
わたしを前にして、そういう反応が起きてるってこと?」
「すみません」
「謝ること、ありません。
とても嬉しいわ。
クラスの盛りのついたメスどもには反応しないで……。
このわたしに反応してくれるなんて。
女性冥利に尽きます」
「位置、直してもいいですか?」
「あ、ええと……。
そういうことね。
わかったわ。
じゃ、後ろ向いてるから」
「あの、できれば見てほしいんですけど。
僕のが、大きくなってるとこ」
「……。
え、でも。
でも、そうよね。
教師が、生徒の悩みから目を逸してはいけないわね。
まっすぐに向き合わなきゃ。
それが教師の務めだわ」
橋本先生は、自らを納得させるように頷くと、テーブルの上まで身を乗り出した。
わたしはソファーに座ったまま、ベルトに手をかけた。
すでに夏服なので、学生服の上着は着ていない。
金具を穴から抜き、ベルトを解き放つ。
カギホックに指を掛け、お腹を引っこめながら外す。
ファスナーを下ろす。
軽やかな擦過音が立った。
先生もわたしも無言だった。
空気が、どんどん凝縮されていくのを感じた。
ブリーフの前開きから手を入れようとしたが……。
陰茎が思っていた以上に、おかしな角度のようで、指が届きそうもなかった。
「パンツごと、下げていいですか」
「え?
え、ええ」
橋本先生の喉が、大きく起伏した。
唾を飲みこんだのだろう。