男子部員は、両の親指をジャージズボンのウエストにかけた。
そのまま、一気に前屈した。
細い背中に、背骨の尖りが連なっているのが見えた。
男子部員は、足踏みをしてズボンを外すと、勢い良く上体を起した。
用具室内に、歓声と笑いが爆発した。
リーダーの江奈は、身を折って手を叩いている。
南国のダンスみたいに、全身で笑い踊る女生徒たちの真ん中で……。
男子部員は、置き物みたく立ち尽くしていた。
これほどの笑いが起きたわけは、すぐにわかった。
男子部員は、ズボンの下にパンツを穿いてなかった。
すなわち、全裸だった。
しかも、その下腹部では、陰茎が勃起していたのだ。
長さも太さも、中指を一回り大きくした程度だが……。
まさに指のように、反り返っていた。
「こんなにちっこくても、ちゃんと勃起するんだ」
ようやく笑いを収めたリーダーだが、まだ頬を痙攣させていた。
「勃起だけじゃありませんよ。
ちゃんと射精します」
「どうやって擦るんだ?
こんなに短きゃ、握ったらストローク出来ないだろ」
リーダーが、空中で握った拳を上下させた。
取り巻きの笑いが起きた。
「握りませんから。
指先で摘んで、先っぽを擦るんです」
「部長に顔射するとき?」
「そうっす」
「あの顔を前にして勃てるってのもスゴいけど……。
射精までってのは、完璧に変態だよ。
部長、まんこでもやらせてんの?」
「それは、無いと思います。
こいつ、童貞ですよ。
な?」
男子部員は、カクカクと頷いた。
同意を示すように、陰茎も上下した。
「ふーん」
江奈が、腕組みをしながら、男子部員の周りを回った。
「今日はもう、部長にかけたの?」
「いいえ。
部活、休みなんで」
「部室で洗濯してたわけね」
「そうっす」
「洗濯だけ?」
「はい」
そのまま、一気に前屈した。
細い背中に、背骨の尖りが連なっているのが見えた。
男子部員は、足踏みをしてズボンを外すと、勢い良く上体を起した。
用具室内に、歓声と笑いが爆発した。
リーダーの江奈は、身を折って手を叩いている。
南国のダンスみたいに、全身で笑い踊る女生徒たちの真ん中で……。
男子部員は、置き物みたく立ち尽くしていた。
これほどの笑いが起きたわけは、すぐにわかった。
男子部員は、ズボンの下にパンツを穿いてなかった。
すなわち、全裸だった。
しかも、その下腹部では、陰茎が勃起していたのだ。
長さも太さも、中指を一回り大きくした程度だが……。
まさに指のように、反り返っていた。
「こんなにちっこくても、ちゃんと勃起するんだ」
ようやく笑いを収めたリーダーだが、まだ頬を痙攣させていた。
「勃起だけじゃありませんよ。
ちゃんと射精します」
「どうやって擦るんだ?
こんなに短きゃ、握ったらストローク出来ないだろ」
リーダーが、空中で握った拳を上下させた。
取り巻きの笑いが起きた。
「握りませんから。
指先で摘んで、先っぽを擦るんです」
「部長に顔射するとき?」
「そうっす」
「あの顔を前にして勃てるってのもスゴいけど……。
射精までってのは、完璧に変態だよ。
部長、まんこでもやらせてんの?」
「それは、無いと思います。
こいつ、童貞ですよ。
な?」
男子部員は、カクカクと頷いた。
同意を示すように、陰茎も上下した。
「ふーん」
江奈が、腕組みをしながら、男子部員の周りを回った。
「今日はもう、部長にかけたの?」
「いいえ。
部活、休みなんで」
「部室で洗濯してたわけね」
「そうっす」
「洗濯だけ?」
「はい」
「じゃ、道着のほかに、Tシャツやスパッツも洗うわけ?」
「中には、その下のも置いてくのもいます」
「ブラにショーツ?」
「はい。
3年ですけど。
部長とか」
「あの部長のパンツ見て、役得?」
「1度、部活が休みの日に、忘れ物取りに部室に入ったことがあるんす。
こいつ、洗濯室に道着から下着、撒き散らして……。
その中で、全裸で泳いでました」
「……。
変態、だな」
「文句なしです。
スマホで動画撮影してやりました。
泳ぎまわった挙句、部長のパンツ、口に突っこみながら射精するまで」
「ネットにアップしてやったら?」
「ふふ。
泣いて頼むんすよ。
それだけは許してくれって。
で、今じゃ、わたしの言いなり」
「ほー。
お前が命じれば、何でもやるってわけ?」
「もちろん」
「じゃ、見せてもらおうか。
まずは、そのダサいジャージを脱がせな。
もちろん、パンツまで。
女子の中では、全裸でいるのがこいつのユニフォームなんだろ」
「わかりました。
おい、ボウズ。
聞こえたろ。
江奈さんの命令だ。
速攻で脱ぎな。
言うこと聞かなきゃ、わかってるよな?」
男子部員は口角を下げ、今にも泣き出しそうな表情だった。
しかし、諦めきっているのか、所作は淡々としていた。
ファスナーを下ろし、ジャージをはだける。
下には何も着ていなかった。
わたしと似た貧弱な体だ。
アバラが浮いている。
わたしとの違いは、乳首の大きさだけかも知れない。
男子部員は、ジャージの上着を足元に落とすと、内履きを脱いだ。
靴下は履いてない。
さすがにそこで、所作が止まった。
「ほら。
早くしろよ。
わたしに恥をかかせると……。
わかってるな」
「中には、その下のも置いてくのもいます」
「ブラにショーツ?」
「はい。
3年ですけど。
部長とか」
「あの部長のパンツ見て、役得?」
「1度、部活が休みの日に、忘れ物取りに部室に入ったことがあるんす。
こいつ、洗濯室に道着から下着、撒き散らして……。
その中で、全裸で泳いでました」
「……。
変態、だな」
「文句なしです。
スマホで動画撮影してやりました。
泳ぎまわった挙句、部長のパンツ、口に突っこみながら射精するまで」
「ネットにアップしてやったら?」
「ふふ。
泣いて頼むんすよ。
それだけは許してくれって。
で、今じゃ、わたしの言いなり」
「ほー。
お前が命じれば、何でもやるってわけ?」
「もちろん」
「じゃ、見せてもらおうか。
まずは、そのダサいジャージを脱がせな。
もちろん、パンツまで。
女子の中では、全裸でいるのがこいつのユニフォームなんだろ」
「わかりました。
おい、ボウズ。
聞こえたろ。
江奈さんの命令だ。
速攻で脱ぎな。
言うこと聞かなきゃ、わかってるよな?」
男子部員は口角を下げ、今にも泣き出しそうな表情だった。
しかし、諦めきっているのか、所作は淡々としていた。
ファスナーを下ろし、ジャージをはだける。
下には何も着ていなかった。
わたしと似た貧弱な体だ。
アバラが浮いている。
わたしとの違いは、乳首の大きさだけかも知れない。
男子部員は、ジャージの上着を足元に落とすと、内履きを脱いだ。
靴下は履いてない。
さすがにそこで、所作が止まった。
「ほら。
早くしろよ。
わたしに恥をかかせると……。
わかってるな」