律「それじゃ、山の中?」
み「裏に山があるようなところも怖いよ」

み「広島の住宅街であったでしょ」
客「安佐南区ですね」

↑本来の地名は、こうだったそうです。住んじゃいけないという地名ですよね。
律「海も山もダメなら、どこがあるってのよ?」
み「盆地みたいなところでしょ」

↑新潟県『六日町盆地』。
律「たとえば?」
み「旭川は安全だと云われてる」

み「プレート境界から離れてるし……。
内陸だから、津波の心配もない」
律「旭川って、北海道の?」
み「さよでんがな」

律「寒いでしょ?」
客「氷点下30度くらいになるらしいですね」

↑“まつり”にしてしまおうという気持ちは、理解できます。
律「寒すぎでしょ」
み「でも、風が無いらしいよ。
体感温度は、それほどでもないんじゃない?」
律「あなたの嫌いな雪が積もるでしょ」
み「積もりますけど、新潟の雪と違って軽いっしょ」
客「パウダースノーですか」

み「そうそう。
雪かきは、箒で掃くんだって」

律「じゃ、あなた住むの?」
み「夏ならな」

↑夏も“まつり”です。気持ちはわかります。
律「嫌なんじゃない」
み「新潟より北には行きたくない」
律「やっぱり、歳を取ったら暖かいところよ。
九州は?」
み「裏に山があるようなところも怖いよ」

み「広島の住宅街であったでしょ」
客「安佐南区ですね」

↑本来の地名は、こうだったそうです。住んじゃいけないという地名ですよね。
律「海も山もダメなら、どこがあるってのよ?」
み「盆地みたいなところでしょ」

↑新潟県『六日町盆地』。
律「たとえば?」
み「旭川は安全だと云われてる」

み「プレート境界から離れてるし……。
内陸だから、津波の心配もない」
律「旭川って、北海道の?」
み「さよでんがな」

律「寒いでしょ?」
客「氷点下30度くらいになるらしいですね」

↑“まつり”にしてしまおうという気持ちは、理解できます。
律「寒すぎでしょ」
み「でも、風が無いらしいよ。
体感温度は、それほどでもないんじゃない?」
律「あなたの嫌いな雪が積もるでしょ」
み「積もりますけど、新潟の雪と違って軽いっしょ」
客「パウダースノーですか」

み「そうそう。
雪かきは、箒で掃くんだって」

律「じゃ、あなた住むの?」
み「夏ならな」

↑夏も“まつり”です。気持ちはわかります。
律「嫌なんじゃない」
み「新潟より北には行きたくない」
律「やっぱり、歳を取ったら暖かいところよ。
九州は?」
律「言い過ぎじゃないの?」
み「火を消せないという点では、江戸の大火と一緒でしょ」

↑江戸時代の消防は、延焼を食い止めるための破壊消防が主でした。
律「江戸時代は、木と紙の家ばっかりだったじゃない」

律「今とは違うわよ」
み「住宅地は、大して江戸時代と変わりませんがな。
ビルだって、中に火が回れば、どんどん類焼していくよ」

律「他人ごとだと思って、好きなこと言ってるわね」
み「一番絶望的なのは、人口ですよ。
とにかく、駅も道路も、人、人、人でしょ」

↑人身事故があった日の品川駅。駅を出るのに40分かかったそうです。
み「おととし、久しぶりに東京に行ったとき、空恐ろしささえ感じた。
平日なのに、駅のホームから人が零れそうなんだよ」
客「確かに、それは言えてますな。
実際、雪で電車が止まると、駅に人が溢れますから」

↑6㎝の積雪でこの有様(京王線『千歳烏山』駅)。
み「東日本大震災のときもそうだったでしょ。
帰宅困難者が溢れかえって」

み「あのときは、被災者じゃなかったから良かったけど。
あの人達が被災してたら、どうなったと思う?
とうてい間に合いませんよ。
助けを待つ人が多すぎて」

↑ハリケーン『カトリーナ』で被災した人々(ルイジアナ・スーパードーム)。東京に、これだけの収容能力のある施設が、どれだけあるでしょうか。
律「ほんとに、首都圏に大震災が来るのかしら?」
み「戦後の日本が、ここまで発展できたのは……。
首都圏が、災害に見舞われなかったからでしょ」

↑背後は、建設中の東京タワー。
み「でも逆にそれで、無防備な都市が出来上がってしまったとも云える」

↑アニメ映画『東京マグニチュード8.0』。
律「日本のどこが、一番安全なのかしら?」
み「まず、沿岸部は避けるべきですね。
津波が怖いから」

み「火を消せないという点では、江戸の大火と一緒でしょ」

↑江戸時代の消防は、延焼を食い止めるための破壊消防が主でした。
律「江戸時代は、木と紙の家ばっかりだったじゃない」

律「今とは違うわよ」
み「住宅地は、大して江戸時代と変わりませんがな。
ビルだって、中に火が回れば、どんどん類焼していくよ」

律「他人ごとだと思って、好きなこと言ってるわね」
み「一番絶望的なのは、人口ですよ。
とにかく、駅も道路も、人、人、人でしょ」

↑人身事故があった日の品川駅。駅を出るのに40分かかったそうです。
み「おととし、久しぶりに東京に行ったとき、空恐ろしささえ感じた。
平日なのに、駅のホームから人が零れそうなんだよ」
客「確かに、それは言えてますな。
実際、雪で電車が止まると、駅に人が溢れますから」

↑6㎝の積雪でこの有様(京王線『千歳烏山』駅)。
み「東日本大震災のときもそうだったでしょ。
帰宅困難者が溢れかえって」

み「あのときは、被災者じゃなかったから良かったけど。
あの人達が被災してたら、どうなったと思う?
とうてい間に合いませんよ。
助けを待つ人が多すぎて」

↑ハリケーン『カトリーナ』で被災した人々(ルイジアナ・スーパードーム)。東京に、これだけの収容能力のある施設が、どれだけあるでしょうか。
律「ほんとに、首都圏に大震災が来るのかしら?」
み「戦後の日本が、ここまで発展できたのは……。
首都圏が、災害に見舞われなかったからでしょ」

↑背後は、建設中の東京タワー。
み「でも逆にそれで、無防備な都市が出来上がってしまったとも云える」

↑アニメ映画『東京マグニチュード8.0』。
律「日本のどこが、一番安全なのかしら?」
み「まず、沿岸部は避けるべきですね。
津波が怖いから」
