Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
カテゴリ: ハーレクイン・エロマンス
 2018年から始めた精霊馬作りも、今年で6回目となりました。
 早いものです。

 毎年、お盆の時季は……。
 夏の盛りが過ぎて、お天気が崩れ始めるころです。
 これまで何度も、雨のお盆を経験してきました。
 でも今年の8月前半は、とてつもない猛暑。
 8月3日から11日までは、9日連続猛暑日を記録しました。
 新潟は例年、猛暑日があるとしても、1日くらいなんです。
 猛暑日があった年は、「今年は暑いね」なんて言い交わしてました。
 ところが今年は、それが9日連続ですよ。
 間違いなく、生まれて初めて経験する猛夏でした。
 7月末から鳴きだしてた秋の虫が、ピタッと鳴き止みましたからね。
 鳴く時期を間違ったと思ったんでしょう。
 その暑さも、12日からは収まりました。
 12日の最高気温は、34.0度。
 これでも、例年なら十分暑いんですが……。
 9日連続猛暑日を経験した体には、過ごしやすく感じました。
 人間の体って、スゴいですね。
 しかし、これから心配なのは、台風です。
 どこになるかは、まだわからないようですが……。
 日本列島を横断することは間違いなさそうです。
 こちらは、火曜日くらいから影響が出るみたいです。
 でも、今日はまだ大丈夫。

 というわけで、今朝の5時すぎ……。
 自転車で、お墓参りに行ってきました。
 日の出が遅くなっていて、太陽は真横から射す感じでした。
 そのため、暑くもなく、まさしくお墓参り日和でした。
 途中、公園の脇を走ります。
 排水路を暗渠にした上に作られた公園で、まさに川のように伸びてるんです。
 その生け垣の向こうに、サルスベリが咲いてました。
 普通のサルスベリは高木ですが……。
 ここのは違います。
 矮性サルスベリの、サマー&サマーという品種。
 樹高は、1メートルにもなりません。
 でも花は、高木と同じくらいの大きさ。
 花の重みで、灌木状に広がって咲いてます。
 で、閃きました。
 花房を2枝ばかり、いただいちゃおうと。
 実は、前日買った供花が、ちと貧弱でした。
 一番安い、398円の売れ残りを買ったので。
 で、サルスベリで嵩増ししようと思ったわけです。
 公園内には、散歩する人もいませんでした。
 なので、ゆっくりと枝を選んで伐ることが出来ました。
 ハサミは、墓参りの道具の中に入ってましたが……。
 決して、最初から花泥棒を企んでたわけではありません。
 すべて、仏様のお導きです。
 というわけで、思いがけない豪華な供花になりました。
 母に見せるため、お墓の写真を撮った後は……。
 サルスベリの花だけ、持ち帰りました。
 証拠を残していくわけにはいきませんので。
 その花房は今、わが家の仏壇に飾られてます。
 ありがたや。

 さてさて。
 ↓今年の精霊馬です。
精霊馬・前から
↑クリックすると、大きい画像が見られます。

 馬の方は昨年と同じく、ズッキーニ。
 牛は昨年、パプリカにしてみましたが……。
 今年は和に戻し、大きな焼き茄子です。
 しかし馬も牛も、妙に脚が長いですね。
 まるで、スターウォーズに出てくる、脚の長い四足歩行のロボットみたいです。
 それもそのはず、脚はすべて焼き鳥の串なんです。
 ふるさと納税の返礼品で、昼飲みバーベキューで食べたもの。
 もちろん、綺麗に洗ってから使ってます。
 例年の割り箸だと、胴体に突き刺すのが大変なんですが……。
 今年は串なので、楽ちんでした。
 あと、左下に、黄色いハリセンボンみたいなのがいますが……。
 これは、ベランダで実ったゴーヤです。
 皮が破けて、赤い種が覗いてます。
 熟したゴーヤの種が赤いことは、今年始めて知りました。

 お酒は、『黄桜 辛口一献』。
 300ml缶。
 初めて飲むお酒です。
 実はもう、味見をしちゃってます。
 辛口と云っても……。
 すっきりとはしてますが、ピリピリ感はありません。
 ほんのりと甘みも感じられ、飲みやすいお酒です。
 で、そのカップの上に乗ってるのは……。
 もちろん、桃です。
 昨年は、1個も食べませんでした。
 でも今年はきのう、4個パックを奢りました。
 税抜き、980円。
 年に1回、このくらいの贅沢はいいですよね。
 この桃を2つ、今朝のお墓に、保冷バッグに入れて持って行きました。
 もちろん、ご先祖様には、お見せしただけ。
 お墓に供え、写真だけ撮って持ち帰りました。
 これからゆっくりと、わたしがいただきます。

 ↓斜めからのショットです。
精霊馬・斜めから
↑クリックすると、大きい画像が見られます。

 あと、最後にひとこと。
 昨年に引き続き、埴輪のハーさんに片目がありません。
 『単独旅行記Ⅵ』の最後に、開眼式を行う予定なのですが……。
 連載が終わらないんですよ。
 なんとか、来年の春までには、晴れて開眼供養を行いたいと思ってます。
ハーレクイン忌/2023目次ハーレクイン忌/2024
【ハーレクイン忌/2023】
 ハーレクインさんの正確な忌日は、存じあげません。
 2018(平成30)年2月10日の入院と同時に、音信不通になってしまわれたので。
 で、わたしが勝手に、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」を、忌日とさせてもらったんです。
 「ハーレクイン」というハンドルネームが……。
 「harlequin fly(ハーレクイン・フライ)」というユスリカ(ハエ目の昆虫)に由来するからです。
 啓蟄は、「冬籠りしてた虫が、外に這い出る」という意味なので。
 今年の啓蟄は、3月6日の昨日でした。
 1日遅れてしまいましたが……。
 火曜日がハーレクインさんの投稿日だったので、本日ご挨拶させていただきます。

 ↑の文章は、ほぼ昨年書いた『ハーレクイン忌/2022』と同じです。
 いちおう、忌日についてお断りしておいた方がいいと思い、引き写しました。

 今年は、無理矢理数えると「六回忌」になります。
 でも、こんな言葉はないようです。
 「三回忌」の次は、「七回忌」みたいですね。
 で、6回目の期日である今年ですが……。
 亡くなってから6年目ではありません。
 5年目です。
 なぜなら、葬儀の日を最初の忌日とするからです。
 で、翌年は「一周忌」ですが……。
 2年目は、「三回忌」なんです。
 なので5年目は、「六回忌(6回目の忌日)」。

 しかし、もう5年も経ったんですね。
 2018年の2月には、平昌オリンピックがありました。
 日本勢が大活躍しました。
 スケートが印象的でした。
 スピードスケートの小平選手が金メダル。
 高木美帆らのパシュートでも金メダル。
 さらに高木菜那が、マススタートで金メダル。
 もちろん、羽生結弦くんの金もありました。
 あと、カーリングの藤澤選手の可愛さが、韓国で評判になってました。
 メダル数は、次の北京の方が多かったようですが……。
 わたしには、平昌の方が印象深いオリンピックでした。
 そうそう。
 この年の1月には、アメリカのローズパレードに……。
 京都橘高校のマーチングバンドが招かれ、これも世界的に大評判になってました。
 京都橘高校は、2025年、ローズパレードの3度目のエントリーが決まったそうです。
 楽しみですが……。
 あと、2年もあるのか。
 ま、2年なんて、あっという間ですよね。
 2018年から、もう5年も経っちゃったんですから。

 でも、今思い返すと、5年前と今では……。
 わたしの周辺環境が、そうとう変わりましたね。
 2018年の初頭には、新潟市は豪雪に見舞われてました。
 90㎝を超える積雪。
 列車ダイヤが、大幅に間引かれました。
 連日、脚が浮きあがるほどの大混雑。
 帰りはまた、いつ来るかわからない列車を待って……。
 新潟駅のホームに、長時間立ち尽くしました。
 このとき、わたしが立ってたのは、地上ホームの1番線でした。
 乗ってた列車は、緑とオレンジの湘南色。
 でも今、地上ホームはなくなり、すべて高架ホームに変わってます。
 湘南色の列車も、まったく見なくなりました。
 電光掲示板があって、英語の車内放送が入る、銀色の車両ばかり。
 たった5年で、隔世の感があります。
 そうそう。
 その2月は、通勤の疲労が祟って、副鼻腔炎を発症してダウンしたんでした。
 この「副鼻腔炎」、最近、久しぶりに聞きました。
 岸田首相です。
 鼻声がいっこうに治らないなと思ってたら……。
 副鼻腔炎だったんですね。
 しかも、手術が必要なほどの症状。
 わたしは、けろっと治ってしまいましたけどね。

 あと、当時と大違いなのが、もちろん新型コロナです。
 2018年には、影も形もありませんでしたから。
 でも、このコロナ、わたしには大きな恩恵をもたらしてくれました。
 仕事のテレワーク化です。
 おかげで、大雪の日とかは、無理に出社しなくて良くなりました。
 なので、風邪を引いたのも、2018年が最後。
 以後5年間、熱を出したこともありません。
 あ、コロナワクチン接種の翌日は発熱しましたけどね。

 この冬は、3回くらい、大雪がありました。
 でも、一番積もったときでも、40センチくらいだったでしょうか。
 気温が安定して低く、なかなか解けませんでしたが。
 でも今は、道路や屋根の雪は、すべて消えました。
 残ってるのは、スーパーの駐車場など、重機で積みあげたところだけです。
 それが消えるのも、もう時間の問題でしょう。
 3月に入るころから、一気に暖かくなりましたから。

 ↓さて今年も、ささやかな飾りものをしてみました。
ハーレクイン忌2023
↑クリックすると、大きい画像が見られます。

 お供えものは、恒例のバッテラです。
 関西では、“きずし”と云うそうです。
 ハーレクインさんも、大好物だったとか。
 惣菜パックのままではあんまりなので、お皿に盛りつけてみました。
 この飾りものをしたのは、3月5日、ハーレクイン忌の前日のお昼前でした。
 8個入りだったんですが、半分は前日のお昼に食べてしまってました。
 今、昼飲みは、ひとり鍋パーティーなんですが……。
 鍋の具材のほかにも、つまみが必要です。
 なぜなら、わたしが極度の猫舌だからです。
 鍋からよそったものは、すぐには食べられません。
 冷めるのを待たなくちゃならないんです。
 特に、ネギが危険です。
 冷めたと思って噛むと……。
 中から灼熱した芯が、ミサイルのように飛び出して来るんです。
 なので、冷めるのを待つ間に、別のつまみを食べてるわけです。
 普段は、竹輪か焼き豆腐です。
 安いので。
 それがこの週は、バッテラに昇格です。
 ありがたく、ご相伴させていただきました。

 お酒は、「月桂冠 生酒」を買ってみました。
 容量は、280mlで、昨年まで買ってた「ワンカップ大関ジャンボ 生貯蔵」より、20ml少なめ。
 年相応でしょう。
 「月桂冠 生酒」は、気持ち良く回りました。
 昼間に飲む日本酒は、ほんとに美味しくて酔い心地がいいです。

 一緒に写ってる人形は……。
 『単独旅行記Ⅶ』にも同行してもらった、お馴染みの埴輪の「ハーさん」。
 顔が半分隠れてますが、これにはわけがあります。
 顛末は、今後の『単独旅行記Ⅶ』で明らかにされます。

 後ろ右上の鉢は、お正月に開花させた梅。
 開花後、寒い部屋に置いたので、まだ葉は開いてません。
 後ろ左上の鉢は、お正月前に買ったヒヤシンス。
 ↓お正月飾りでは、まだ葉が伸びかけでした。。
2023・正月飾り
↑クリックすると、大きい画像が見られます。

 今、花はもう、すっかり終わってしまいました。
 花も葉も、だらんと開いてしまうので……。
 ヘアバンドを巻いてあります。

 手前、お盆の上の鉢は、黄水仙です。
 昨年と同じ鉢ですが、昨年は咲きかけのを年末に買ってきたので……。
 この時期にはもう花が終わり、葉っぱだけでした。
 ↓が、昨年の写真です。
ハーレクイン忌2022
↑クリックすると、大きい画像が見られます。

 水仙の鉢は花後、花壇のカンツバキの葉の下に埋めておきました。
 ほんとは昨年のうちに掘り出して、お正月に咲かせるつもりでした。
 でも、その前に大雪が降ってしまいました。
 花壇は雪捨て場になるので、もう掘り出せなくなりました。
 ようやくその雪も消え、掘り出したのは2月24日でした。
 夏の乾燥が心配でしたが、無事、生きていてくれました。
 しかももう、芽を出してたんですよ。
 けなげですね。
 掘り出した後は、暖かい部屋に置いたので、急速に芽を伸ばし……。
 ハーレクイン忌に合わせるかのように、咲いてくれました。

 さて、ハーレクインさん。
 また春が巡ってきましたね。
 ハーレクイン忌で、バッテラを食べ生酒を飲むのが、わたしの春の儀式になりました。
 今年も無事に巡ってきた春に、感謝したいと思います。
 コロナが終息し、ウクライナの戦争が終われば……。
 2023年は、ほんとに明るい年になりますね。

●バスを待ち大路の春をうたがはず(石田波郷)

 そしていつかは、ハーレクインさんの「センセイのリュック」を書き継ぎたいと思ってます。
 仕事をしてるうちは無理みたいなので、ちょっと先になりそうですが。
 そのときまでは、健康でいなければなりません。
 春になったら、また散歩を再開しましょうかね。
精霊馬、2022年目次精霊馬、2023年
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