Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
カテゴリ: Mikiko's Garden
 これは、398回から399回まで投稿したコメント「染井村の話(Ⅰ~Ⅱ)」を1本にまとめ、「Mikiko's Garden」に再録したものです。

 山手線の駒込駅のホームからは……。
 見事に刈り込まれたツツジの植え込みが見られます。
駒込駅のツツジ

 内周り(巣鴨方面)のツツジは、明治44年(1911年)、駒込駅の開業を記念して植えられたそうです。
 外回り(田端方面)は、大正13年(1924年)、駅東口の開設を記念して植えられたとか。
 いずれも、近隣有志が寄贈したものだそうです。
 さて、その有志とはなんぞや?
 ということですが……。
 植木屋さんです。
 駒込駅の西方の住居表示は、「駒込」ですが……。
 その真ん中を貫き、染井霊園へと続く通りは、「染井通り」といいます。
染井通り

 そう。
 ここは、日本を代表する桜、ソメイヨシノの古里なんです。
ソメイヨシノ

 江戸末期、染井にあった植木屋さんの圃場で、ソメイヨシノは生まれました。
 そのいきさつについては、「ソメイヨシノのお話」で書きましたので、ご興味があればどうぞ。

 さて。
 この染井あたりは、江戸時代の始めごろから、植木屋さんの集積地だったんですね。
 では、なぜ植木屋さんのコロニーのようなものが、ここにできたのでしょう?
 その謎を解き明かすためには……。
 江戸開府のころに遡らなければなりません。

 初代将軍・家康、2代・秀忠、3代・家光。
三代将軍

 この3人に共通していたのは……。
 熱狂的な花好きということでした。
 「花癖(かへき)」と云ったそうです。
 諸大名たちは……。
 将軍家に、珍花奇木を献上しようと、競って園芸に熱中しました。
 また、秀忠と家光は、諸大名の屋敷を頻繁に訪問したそうです。
 まぁこれは、政治的な意図があってのことでしょうけど。
 そのため、諸大名の屋敷では……。
 花好きの将軍を迎えるため、豪華な庭が造営されることになったんです。

 ここで、例によって脱線。
 みなさんのお宅のお庭は……。
 南向きですか?
 それとも、北向き?
 もちろん、西向きや東向きというお宅もあるでしょうが……。
 南か北かに分ければ、圧倒的に南向きが多いでしょう。
 庭は南向きってのは、常識みたいなものですよね。

 でも、ここではっきり言いますが……。
 お庭が南向きのお宅は……。
 お屋敷じゃありませんねー。
 当たり前ですよね。
 北向きに庭なんか作ったら……。
 お庭がみんな、家の陰になっちゃいますから。

 でも、昔のお屋敷は違います。
 土地が広いので……。
 建物の陰になる部分の向こうに、庭があります。
 それじゃ、庭が遠すぎるだろうって?
 いえいえ。
 お屋敷の建物は、平屋建てです。
 土地が広いので、2階をあげる必要など無いからです。
 なので、平屋の陰にさえならなければいいんですから……。
 庭の始まりは、そんなに遠くないわけ。

 それじゃ、なんでわざわざ北向きに庭を造るのかですが……。
 まず、南向きの庭を、座敷から見る場面を想像してください。
 お陽さまは、どっちから当たってるでしょうか?
 そう、お庭の向こう側からですよね。
 つまり、座敷から見ると、逆光になるんです。
 日の光は、樹木や庭石の向こう側に当たります。
 座敷から見える側には、影が出来る。
 早い話、裏側なんです。
 つまり、南向きの庭を座敷から見るということは、庭を裏側から見るようなもんなんです。
 樹木は南を向いて伸びますから、いっそうそうなりますよね。

 というわけで、昔のお屋敷は、北側に庭があったわけね。
 庭というのは、座敷から見るものだったからです。
 北向きの庭では、木々や石には……。
 屋敷の屋根を越えて降り注ぐ日の光が、燦々と当たり……。
 影が出来ません。
 木の枝も、こっちに向かって伸びて来ます。
 つまり、庭を表側から見るために……。
 庭を北向きに造ったというわけです。

 さて、脱線を戻しましょう。
 諸大名が……。
 花好きの将軍を屋敷に招くために、豪華な庭園を造営したというとこから。

 そういう大きな庭園を維持するためには……。
 本来、広大なバックヤードが必要なんです。
 バックヤードとは……。
 庭園の植物が枯れたり弱ったりした場合に備え、補植用の樹木を準備しておくエリアであり……。
 季節に合わせて庭園を模様替えしたりする場合に、次の季節に植える植物を育成しておくエリアでもあります。
 つまり、バックヤードで、交代要員がウォーミングアップをしてるわけ。
 で、先発選手に疲れが見えたら、すぐさま交代するわけです。
 バックヤードがあるからこそ……。
 表の庭を、常に美しい状態で維持することができるのです。

 欧米などの庭では……。
 見せるためのエリアとは別に、広いバックヤードが確保されてます。
 しかるに……。
 日本の大名屋敷には、バックヤードが無かったんですね。
 庭全部が、見せるためのエリアだったんです。
 そういう庭が……。
 水戸藩上屋敷(今の「小石川後楽園」)クラスで数百……。
小石川後楽園

 もっと小さなものまで含めると、数千はあったそうです。
 バックヤードを持たない表の庭が、それだけあった。
 では、バックヤードはどこにあったかと云うと……。
 それは、出入りの植木職人の圃場でした。

 と言っても、この植木職人たち……。
 昔から植木職人だったわけじゃありません。
 江戸開府前は、植木職人の需要なんてありませんからね。
 普通の農民でした。
 それが、江戸に幕府が開かれると、事情は一変します。
 江戸近郊の農民が、土木作業や、庭園の植裁作業に刈り出されることになったのです。
 そうした農民の中から……。
 園芸の技術を習得し、やがて専業の植木職人になるものが出てきました。
 農作物を作っていた畑は……。
 お屋敷に納める植物を育てる、圃場に変わったわけです。
 肥料の入った柔らかい畑なら、樹木も、めきめきと育ったでしょうね。
 さらに、染井なら土地柄もいいですし。
 台地の縁にあたるので、水はけも日当たりも良好だったでしょうから。

 さて、そんなふうにして、江戸周辺の農村地帯には……。
 次第に、農民から変じた植木職人の集積地が出来ていきました。
 染井のほかにも……。
 下谷池之端、湯島、落合などが、そういった園芸団地のようになっていったそうです。

 それではなぜ、植木職人は、バラバラに点在せずに……。
 一カ所に集積する形を取っていったのか、ということですが……。
 以下は、わたしの想像ですので、真に受けないでください。

 職人同士、互いに植物を融通し合うためじゃないでしょうか。
 一人の植木屋の圃場に、あらゆる植物が揃ってたわけじゃないと思うんです。
 植木職人それぞれ、得意な植物があった。
 専門分野があったわけですね。
 キリシマツツジなら誰、カエデなら誰っていうふうに……。

 で、専門外の植物が必要になると、それを専門とする職人から仕入れたわけです。
 当然、そういう仲間は近くにあった方が便利ですから……。
 植木屋が集まるようになって行ったんじゃないでしょうか?
 ま、わたしの想像ですので、話半分に聞いてください。

 こんなふうに、植木屋ばかりが集まってるような地域があるのは……。
 世界的に見ても、江戸だけだったようです。
 日本に来た外国人が驚いてる様子が、文献に残ってます。
 植物学者でありプラントハンターでもあったロバート・フォーチェン(英国)は……。
ロバート・フォーチェン

 万延元年(1860年)に来日し、染井も訪ねてます。
 そこで見た風景を、フォーチェンは次のように記してます。

「樹木や庭園、綺麗に刈り込んだ生垣が続いている公園のような景色の中に来たとき、染井村に着いたと随行の役人が告げた。村全体が苗木園で埋め尽くされ、それに沿って一直線の道が、1マイル(1.6㎞)以上も続いている。これほど大規模に、売るための植物を栽培している場所は、世界中のどこに行っても見られないだろう。それぞれの植木屋は、3,4エーカー(4,000~5,000坪)の敷地を持ち、鉢植えや露地植えの植物がよく管理されている」

 つまり、染井のような園芸団地ってのは……。
 江戸中の庭園を賄う、広大なバックヤードだったわけです。

 タイムマシンに乗れたら……。
 江戸時代の染井村には、ぜひ行ってみたいです。
 余談ですが……。
 江戸時代にタイムスリップするという小説で……。
 大変面白いシリーズ物があります。
 石川英輔さんの「大江戸神仙伝」シリーズ。
「大江戸神仙伝」

 講談社文庫から何冊も出てますので……。
 ぜひ一度、読んでみてください。
 面白さは、請け合います。
ガジュマルの話目次ムスカリを植えました



 これは、382回から384回まで投稿したコメント「ガジュマルの話(Ⅰ~Ⅲ)」を1本にまとめ、「Mikiko's Garden」に再録したものです。

 今日は、わたしと一緒に暮らす、ガジュマルちゃんをご紹介します。
 ↓こいつです。
わたしと一緒に暮らすガジュマルちゃん

 左上に葉を茂らせてるのが、ガジュマル。
 右下のシダみたいなのは……。
 植えた覚えがないのに、勝手に生えてきた同居人です。

 汚ねープラ鉢に入ってますね。
 底面吸水鉢のプランターです。
 底面吸水鉢ってのは……。
 水皿に水を貯めておくと、それが徐々に吸い上げられていくという鉢。
 ↓こんなやつ、見たことありません?
底面吸水鉢

 シクラメンなんかは、ほとんどこの鉢に入って売られてます。
 要は、水やりの手間を軽減してくれる鉢。
 土が常時湿ってることになるので、過湿に弱い植物には向きません。

 ガジュマルくんがこの鉢に入って、いったい何年になるのか……。
 忘れてしまいましたが、かなりの年月を経ていることは確かです。
 家に来たときは、手の平に乗るような鉢に入ってました。
 ↓こんな感じ。
ガジュマルくんの鉢

 園芸店の店頭に並んでたのを、気まぐれで買ったんだと思います。
 ベランダに出してやったら、鉢の土がすぐに乾きました。
 鑑賞用に作られた鉢姿では、樹体に対し、土の量が少なすぎるようでした。
 で、植え換えてやることにしたんですけど……。
 水やりを忘れるであろうことを考慮し、底面吸水鉢に植えました。

 水を得た魚という言葉がありますが……。
 まさしく、水を得たガジュマルと言いましょうか……。
 植え換えた途端……。
 わっさわっさと成長を始めました。

 底面吸水鉢の水が貯まる部分は、透明になってるんですが……。
 底を覗くと……。
 根が、水の中を這い回ってるのが見えました。
 根が、鉢底の通気用スリットを突き抜けて、その下の水皿にまで届いてたんですね。
 こいつは、やっぱり……。
 恐ろしいヤツだと思いました。

 ガジュマルには、締め殺しの木という別名があります。
 イチジクの仲間なので、実を付けます。
ガジュマルの実

 それを鳥が食べ……。
 空から落とし物をするわけ。
 熱帯樹林の地面は競争相手が多いので……。
 地面に落ちた種が、無事成長できる確率は低いでしょう。

 むしろ……。
 地面まで落ちずに、ほかの植物の枝なんかに付着した種の方が……。
 ガジュマルにとっては運がいいのかも知れません。
 そんなところに落ちたら、ほかの植物の種なら、すぐに乾燥して死んでしまいます。
 でも、ガジュマルの種は死にません。
 そこから気根を出し、成長を始めるんです。

 気根は、空気中の水分を吸収する根です。
 やがて気根が地面に届くと……。
 気根の先は、土に潜っていきます。
 そして、土中の水分を吸い上げ始める。
 気根が、普通の根に変化するわけですね。
 根の先が土に潜ると、空中にある部分はむくむくと太り出します。
 空中部分が、幹に変化するんですね。

 気根は、土台になった木の周りにたくさん下がってます。
ガジュマルの気根

 それが、次々と幹化して太り出すわけ。
 次第に……。
 土台になった木は締め付けられ……。
 ついには、枯れてしまいます。
 ガジュマルが、締め殺しの木と呼ばれる由縁です。

 台木が枯れても、林立する根が、幹に変化してますから……。
 倒れる心配はありません。
 やがて、枯れた木が朽ち果てると……。
 台木が占めていた空間も、ガジュマルが埋めていき……。
 無数の太い足で立ち上がった、まるで生き物のような樹形ができあがります。
ガジュマルの樹形

 SF映画に出てきそうですよね。

 うちのガジュマルくんも、鉢裏から見ると……。
 立派に化け物じみてます。
ガジュマルくんの鉢裏

 こういう姿からか……。
 昔から、ガジュマルの大木には、精霊が宿ると云われてきました。
 沖縄県に伝わる、キジムナーが有名。
キジムナー

 「締め殺しの木」などという二つ名を持つ木なので……。
 底面吸水鉢の水皿に根がのたくるくらい、別に不思議じゃありません。

 でも、そんなガジュマルくんにも、弱点があります。
 寒さです。
 ほかの観葉植物と比べたら、頑張るほうですが……。
 5度が限界でしょう。
 なので、新潟の外では、冬越し出来ません。
 秋まではベランダで育てますが……。
 12月初旬くらいには、家の中に取り込むことになります。
 で、数年前、ガジュマルを取りこむ際に、ちょっとしたイタズラをしたんです。

 ベランダから部屋に取りこむのは、ガジュマルくんだけではありません。
 色違いの3株を束ねて植えたシャコバサボテン。
 カランコエとソテツが同居した鉢。
 種から育てたグレープフルーツ。
 正月飾り用の梅。
 などなど。

 けっこう、集団移住になります。
 部屋の中に、これだけの鉢を並べて置けるスペースは無いので……。
 フラワーラックを使って、上下に重ね置きします。
 ↓こんな感じ(わたしのはプラスチック製で、あまりにもチャチボロなので、お見せできません)。
フラワーラック

 ガジュマルくんは重いから、1階の住人になるわけですが……。
 葉がわさわさ茂ってると、頭がつかえてしまします。
 なので、部屋に取りこむと同時に、剪定しなきゃなりません。
 夏に伸びた枝を、かなり大胆に切り落とします。
 切り口からは、真っ白い樹液がぼたぼたと零れ……。
 まるで、白い血を流してるようです。
 で、切った枝は、捨てるしかないんですが……。

 唐突ですが、当時のわたしは、神道に興味を持ってました。
 別に、宗教に縋りたいと思ってたわけじゃありません。
 純粋な興味です。
 で、パソコンの上に、小さな神棚を置いてました。
 当然、榊立てもあるんですが……。
榊立て

 面倒なので、榊はビニールの作り物を入れてました。
ビニールの榊

 でも、正月だけは、本物の榊にしようと思ってたんです。

 ガジュマルの枝を捨てようとして、ふと気づきました。
 これでいいんじゃない?
 って。
 ガジュマルの葉は、ベンジャミンみたいな感じで……。
 どことなく榊の葉にも似てるんですよ。
榊の葉・ガジュマルの葉
上:榊/下:ガジュマル

 ちなみに、また余談ですが……。
 関東以北で、榊として売られてる葉は……。
 ほとんどが「ヒサカキ」です。
 もちろん、榊の仲間ですが……。
 本物の榊(ホンサカキ)ではありません。
 ホンサカキが生育出来るのが、関東以南の温暖な土地に限られるからです。
 ヒサカキは、ホンサカキに比べて葉が小ぶりなので……。
 小さな神棚にはうってつけです。

 ガジュマルの葉は……。
 やや大ぶりで、ホンサカキに似てるんですよ。

 てなわけで、ガジュマルの剪定枝の中から、良い形に葉のついた枝を選び……。
 神棚の榊立てに差したんです。
 もちろん、お水もちゃんと入れました。
 正月までは少し間がありましたが……。
 枯れずに年を越してくれました。

 松も明けて……。
 枯れたら捨てるつもりでいたんですが……。
 水だけは足してました。

 でも、いっこうに枯れません。
 良く持つなぁと感心しました。
 しかし……。
 2月になっても、まだ枯れないんです。
 萎れもしない。
 いくら何でも持ちすぎだろと思って……。
 榊入れを手にとって、しげしげと見て……。
 びっくり仰天でした。

 なんと、新しい葉が開いてるんです!
 榊立てから枝を抜いてみて……。
 さらに驚きました。
 枝の切り口から、根が出てたんです。
 薄暗い神棚の榊立てで、根を出してたんですね。
 つくづく怖ろしいヤツ……。
 やっぱり、キジムナーが宿るだけのことはあります。

 で……。
 そのとき根を出したガジュマル2世ですが……。
 今も生きてるんです。
 ↓こいつ。
ガジュマル2世

 ここ、どこだと思います?
 2階のトイレの中です。
 彼は、1年中ここに住んでます。
 湯飲み茶碗に入って……。

 このガジュマル2世、ほとんど水だけで生きてるんです。
 冬場は、茶碗の4分の1くらい、水を入れてやりますが……。
 1週間で、綺麗に無くなってます。
 もちろん、夏場はもっと飲みます。
 1日で茶碗が空になることも……。
 たまに液肥をやったりもしますが……。
 ほとんど、水だけ吸って生きてるんですね。
 オカズは、わたしのうんこの臭いのみ。

 茶碗を抜くと、こんな感じ。
茶碗を脱いだガジュマル

 ハイドロカルチャー用の内鉢に入ってます。
ハイドロカルチャー用の内鉢

 ハイドロカルチャーってのは、水耕栽培のことです。
 土を使いません。
 室内で、清潔に植物を育てられるので……。
 インテリアとして普及してます。

 内鉢に入ってるのは、ハイドロボール。
 粘土を高熱で発泡させたもので、発泡煉石とも云います。
ハイドロボール

 ハイドロボールは、高い保水能力を持っているので……。
 鉢底に水が無くなっても……。
 しばらくは、ハイドロボールに含まれる水分で植物は生きられます。

 突きだしてる赤い棒は水位計ですが……。
 壊れてて、なんの役にも立ちません。

 植えてから、数年を経てますが……。
 植え替えは、1度もしてません。
 根は、びっしり回ってるはず。

 ガジュマルのスゴいとこは、こういうとこです。
 普通の植物は、根が詰まると、次第に衰えてしまいます。
 でも、ガジュマルは違います。
 これ以上、根を広げられないとわかると……。
 ピタッと成長を止めるんです。
 そして、そのままの姿で何年でも我慢するんですね。
 このガジュマル2世も、植えてからほとんど姿を変えてません。
 榊立てに入ってたときのまんま。
 年に、3~4枚、葉が交代するだけです。
 でも、コイツを地面に下ろしたとしたら……。
 突如として成長を再開するはずです。
 そして、やがては……。
 こうなります。
ガジュマルの大木

 彼は、その時を虎視眈々と待ってるのでしょうが……。
 残念ながら、持ち主に植え替えの意志はありません。

 いかがでした?
 植物なのに、妙に生き物じみたガジュマルくん。
 ずっと一緒にいると、ほんとに同居人みたいな気分になってきますよ。
冬の新潟から ~ガーデニング雑感~目次染井村の話



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