「お願い……」
千穂の瞳は、哀願に溺れていた。
「由美ちゃん、わたしからもお願い」
美弥子が口添えする。
美弥子は、千穂の髪に顔を擦りつけた。
高い鼻で髪を掻き分け、耳たぶを咥える。
「ぃひぃ」
千穂が、喉笛を鳴らした。
耳も、そうとうな弱点のようだ。
「わかりました。
2人にお願いされたら、しょうがないわね」
由美の指が、指弾する指となり陰核に伸びる。
潰す。
「がっ」
「今度は、容赦なくいきますよ」
千穂は両目を見開き、ガックガックと頷いた。
由美の指が始動する。
「かぁぁあぁぁ」
たちまち千穂が、サイレンのような声をあげる。
「なるほど」
由美の指が止まった。
「和風建築でこの声じゃ、ちょっとしづらいですね。
隣の部屋に、間違いなく聞こえるわ。
ご主人とのときも、こんな声出してたんですか?」
「口に……。
口に、ショーツを押しこんで」
「ははぁ。
それじゃ、被虐性が育つはずだわ。
でも今日は、誰もいませんから……。
思い切り、声出していいんですよ」
千穂は泣き笑いのように顔を歪め、カクカクと頷いた。
由美の指が、再始動する。
「ひんぎぃぃぃぃぃ」
千穂の瞳は、哀願に溺れていた。
「由美ちゃん、わたしからもお願い」
美弥子が口添えする。
美弥子は、千穂の髪に顔を擦りつけた。
高い鼻で髪を掻き分け、耳たぶを咥える。
「ぃひぃ」
千穂が、喉笛を鳴らした。
耳も、そうとうな弱点のようだ。
「わかりました。
2人にお願いされたら、しょうがないわね」
由美の指が、指弾する指となり陰核に伸びる。
潰す。
「がっ」
「今度は、容赦なくいきますよ」
千穂は両目を見開き、ガックガックと頷いた。
由美の指が始動する。
「かぁぁあぁぁ」
たちまち千穂が、サイレンのような声をあげる。
「なるほど」
由美の指が止まった。
「和風建築でこの声じゃ、ちょっとしづらいですね。
隣の部屋に、間違いなく聞こえるわ。
ご主人とのときも、こんな声出してたんですか?」
「口に……。
口に、ショーツを押しこんで」
「ははぁ。
それじゃ、被虐性が育つはずだわ。
でも今日は、誰もいませんから……。
思い切り、声出していいんですよ」
千穂は泣き笑いのように顔を歪め、カクカクと頷いた。
由美の指が、再始動する。
「ひんぎぃぃぃぃぃ」
千穂の瞳を確かめながら、由美は指先を始動させた。
「ひぃぃぃぃ」
千穂の瞳が、葡萄のように膨らむ。
同時に、脚先が跳ねあがった。
由美は、陰核を押さえた指を、注射痕を揉む仕草で動かした。
恥骨の乳鉢で、陰核が擦られていく。
「あぎ。
あぎぃ」
千穂の食いしばった口の傍から、泡が零れ始めた。
目尻が吊りあがり、鼻の穴が旗めいている。
このまま続ければ、あっという間にイッてしまうだろう。
由美の指先が、緩やかに停止した。
千穂の瞳を覗きこむ。
上瞼まで迫りあがっていた瞳が、碁石が滑るように下りてきた。
由美を真っ直ぐに見て、明らかに訴えている。
「どうしてほしいです?」
「……。
動かして……」
「イキたいの?」
「お願い……。
このまま、イカせて」
由美の指が、千穂の陰核を離れた。
「あぁ」
千穂が、喪失を訴える。
「こんなにイキやすいんだから……。
普段から、自分ですればいいじゃないですか」
「ずっと気を張ってやってきたから……。
そんなことする気分じゃなかったの」
「わかります」
応えたのは、美弥子だった。
確かに、千穂と美弥子は、性格が似通っているかも知れない。
生真面目で、黙々と努めるタイプだ。
しかし、決して情緒が安定しているわけではない。
外から見ると静かな鍋も、中の湯は沸き立つ寸前なのだ。
特に厄介な具が、“性癖”だ。
そう。
2人に共通するのは、変態性。
鍋をちょっと叩いただけで、たちどころに沸騰し、噴き零れる。
「ひぃぃぃぃ」
千穂の瞳が、葡萄のように膨らむ。
同時に、脚先が跳ねあがった。
由美は、陰核を押さえた指を、注射痕を揉む仕草で動かした。
恥骨の乳鉢で、陰核が擦られていく。
「あぎ。
あぎぃ」
千穂の食いしばった口の傍から、泡が零れ始めた。
目尻が吊りあがり、鼻の穴が旗めいている。
このまま続ければ、あっという間にイッてしまうだろう。
由美の指先が、緩やかに停止した。
千穂の瞳を覗きこむ。
上瞼まで迫りあがっていた瞳が、碁石が滑るように下りてきた。
由美を真っ直ぐに見て、明らかに訴えている。
「どうしてほしいです?」
「……。
動かして……」
「イキたいの?」
「お願い……。
このまま、イカせて」
由美の指が、千穂の陰核を離れた。
「あぁ」
千穂が、喪失を訴える。
「こんなにイキやすいんだから……。
普段から、自分ですればいいじゃないですか」
「ずっと気を張ってやってきたから……。
そんなことする気分じゃなかったの」
「わかります」
応えたのは、美弥子だった。
確かに、千穂と美弥子は、性格が似通っているかも知れない。
生真面目で、黙々と努めるタイプだ。
しかし、決して情緒が安定しているわけではない。
外から見ると静かな鍋も、中の湯は沸き立つ寸前なのだ。
特に厄介な具が、“性癖”だ。
そう。
2人に共通するのは、変態性。
鍋をちょっと叩いただけで、たちどころに沸騰し、噴き零れる。











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