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「ふふ。
ちょっと、長くなっちゃったわね」
万里亜は陶然と語りながらも、ゆっくりとペニバンの挿出を続けていた。
女店員を一気に追いこまないよう加減しながら、それでいて一定の愉楽を送り続けている。
女店員は美弥子の太腿にすがりつつ、寄せる波に揺られている。
波の心地良さは、太腿に押しつけられた口元が濡れていることでわかった。
涎を垂らしているのだ。
女店員は、とうに美弥子の陰核から口を離していた。
送られる快感の波に持ちあげられ、咥えていることが出来なかったのだろう。
もちろん、咥えられたままなら、美弥子の方が立っていられないはずだ。
「改めて見下ろすと、すごい景色よね。
全裸の女が3人。
ま、大室さんのパンティだけが残ってるけど……。
その格好じゃ、抜けないしね」
美弥子はトイレのタンクを背にし、便器を跨いで立っている。
膝まで下ろされたショーツは、この態勢を解かない限り、外すことは出来ない。
「ひとりは、白人のポルノ女優さながらの体形。
彫りの深い美貌に、ロケット砲のようなバスト。
蜂みたいに括れたウェストのラインから、急激に量感を増すヒップ。
圧倒的な体格をしていながら……。
この女は、哀しい被虐性愛者。
小さな日本女性に虐められるのが大好きなの。
そうよね?」
美弥子は、顔を歪めた。
首を左右に振れない自分が悲しかった。
「そうでしょ?
ほら、正直におっしゃい」
万里亜が、ペニバンを深く突きこんだ位置から、さらに腰を押し出した。
太腿を舐めていた女店員の顔が捲れ、頭部が美弥子の陰核を圧した。
「ひ」
美弥子の身体は、腰を引こうと反応したが、むろんそれは叶わなかった。
背中が、タンクに密着しているからだ。
腰を引くことが出来なかった身体は、2つに折れた。
華奢な女店員の背中を、乳房が叩いた。
「ふふ。
ちょっと、長くなっちゃったわね」
万里亜は陶然と語りながらも、ゆっくりとペニバンの挿出を続けていた。
女店員を一気に追いこまないよう加減しながら、それでいて一定の愉楽を送り続けている。
女店員は美弥子の太腿にすがりつつ、寄せる波に揺られている。
波の心地良さは、太腿に押しつけられた口元が濡れていることでわかった。
涎を垂らしているのだ。
女店員は、とうに美弥子の陰核から口を離していた。
送られる快感の波に持ちあげられ、咥えていることが出来なかったのだろう。
もちろん、咥えられたままなら、美弥子の方が立っていられないはずだ。
「改めて見下ろすと、すごい景色よね。
全裸の女が3人。
ま、大室さんのパンティだけが残ってるけど……。
その格好じゃ、抜けないしね」
美弥子はトイレのタンクを背にし、便器を跨いで立っている。
膝まで下ろされたショーツは、この態勢を解かない限り、外すことは出来ない。
「ひとりは、白人のポルノ女優さながらの体形。
彫りの深い美貌に、ロケット砲のようなバスト。
蜂みたいに括れたウェストのラインから、急激に量感を増すヒップ。
圧倒的な体格をしていながら……。
この女は、哀しい被虐性愛者。
小さな日本女性に虐められるのが大好きなの。
そうよね?」
美弥子は、顔を歪めた。
首を左右に振れない自分が悲しかった。
「そうでしょ?
ほら、正直におっしゃい」
万里亜が、ペニバンを深く突きこんだ位置から、さらに腰を押し出した。
太腿を舐めていた女店員の顔が捲れ、頭部が美弥子の陰核を圧した。
「ひ」
美弥子の身体は、腰を引こうと反応したが、むろんそれは叶わなかった。
背中が、タンクに密着しているからだ。
腰を引くことが出来なかった身体は、2つに折れた。
華奢な女店員の背中を、乳房が叩いた。
母の背肉は、バタフライ泳者みたいにうねってた。
股間の球体が、宙にタクトの軌跡を描く。
「い、イク。
イクイクイクイクイクイクイクイクイク……。
イックぅぅぅぅぅ」
一瞬、母は静止した。
「はぎゃ。
はぎゃぎゃ」
次の瞬間、全身で躍りあがった。
身体の関節がバラバラになって、四散するんじゃないかと思った。
「が」
しかし、再び母は静止した。
「かはぁ」
空気が抜けるような喉笛とともに、母の上体は前のめりに崩れた。
おそらく顔は、父の陰茎の上に落ちただろう。
母の下半身は、床に貼りついている。
膝関節が外に折れ、潰されたカエルみたいだった。
たるみ始めた尻肉のあわいに、性器が覗いてた。
もちろん、巨大な陰核も。
そこだけが、まだ息づいてた。
心臓に呼応して、鼓動を続けてる。
明滅する怪獣の卵のようだった。
わたしは、自分の指先にも、同じ卵を感じていた。
指の腹を揃え、押しつける。
包皮が、膨れあがった陰核で滑り、球体がキョロンと逃げる。
執拗に追い回す。
やがて球体は、指の下に蹂躙された。
「あひぃ」
頭頂を捲りあげ、嬌声が噴きあがった。
止められなかった。
中の2人に意識があれば、間違いなく聞きとがめられたはず。
しかし、その心配は無かった。
2人は、下半身を剥き出したまま、床に骸を晒してた。
恐ろしく隠微な心中死体だった。
「ひっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃ」
流線型をした何かが、ウォータースライダーを駆けあがっていく。
奔流の中を、ロケットみたいなスピードで。
そして頂点。
宙に向かって放たれた。
抵抗を突き抜け、浮遊感に包まれる。
母が最後に絶叫した“イク”という言葉の意味が、一瞬でわかった。
刹那……。
視界が大きくブレた。
わたしは、糸を切られたマリオネットのように、その場に崩れ落ちた。
股間の球体が、宙にタクトの軌跡を描く。
「い、イク。
イクイクイクイクイクイクイクイクイク……。
イックぅぅぅぅぅ」
一瞬、母は静止した。
「はぎゃ。
はぎゃぎゃ」
次の瞬間、全身で躍りあがった。
身体の関節がバラバラになって、四散するんじゃないかと思った。
「が」
しかし、再び母は静止した。
「かはぁ」
空気が抜けるような喉笛とともに、母の上体は前のめりに崩れた。
おそらく顔は、父の陰茎の上に落ちただろう。
母の下半身は、床に貼りついている。
膝関節が外に折れ、潰されたカエルみたいだった。
たるみ始めた尻肉のあわいに、性器が覗いてた。
もちろん、巨大な陰核も。
そこだけが、まだ息づいてた。
心臓に呼応して、鼓動を続けてる。
明滅する怪獣の卵のようだった。
わたしは、自分の指先にも、同じ卵を感じていた。
指の腹を揃え、押しつける。
包皮が、膨れあがった陰核で滑り、球体がキョロンと逃げる。
執拗に追い回す。
やがて球体は、指の下に蹂躙された。
「あひぃ」
頭頂を捲りあげ、嬌声が噴きあがった。
止められなかった。
中の2人に意識があれば、間違いなく聞きとがめられたはず。
しかし、その心配は無かった。
2人は、下半身を剥き出したまま、床に骸を晒してた。
恐ろしく隠微な心中死体だった。
「ひっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃ」
流線型をした何かが、ウォータースライダーを駆けあがっていく。
奔流の中を、ロケットみたいなスピードで。
そして頂点。
宙に向かって放たれた。
抵抗を突き抜け、浮遊感に包まれる。
母が最後に絶叫した“イク”という言葉の意味が、一瞬でわかった。
刹那……。
視界が大きくブレた。
わたしは、糸を切られたマリオネットのように、その場に崩れ落ちた。