「おまえも立つんだよ」
奈緒美は、うつろな目を見開いたまま反応しなかった。
由美の目が、テーブルに戻った。
おそらく、投げつけるものを探したのだろう。
しかし、テーブルの上は綺麗に薙ぎ払われ、愛梨のほかは何も残っていなかった。
由美の手が、愛梨のキャミソールに掛かった。
捲りあげる。
細い背中が、剥きあげられていく。
背骨が谷筋となり、影を沈めている。
肋が、独立した生き物のようにうねった。
裏返ったキャミは、腋の下で止まった。
愛梨が再び抵抗を始め、脇を締めたのだ。
「まだ、素直じゃないようだね。
そういう子には、お仕置きが待ってるんだよ。
素直じゃなかったことを、心から後悔させてやるさ」
由美の半身が開いた。
片腕が、高々と掲げられたのだ。
そのまま腕は、鞭の撓りとなって、振り下ろされた。
残像を追い切れないほどのスピードだった。
バシッ。
肉を叩く音が、高らかに響いた。
星が揺れ落ちそうだった。
「痛いぃぃぃ」
由美の手の平にも、痛覚が走った。
むろん、叩かれた愛梨の尻は、もっと痛いだろう。
ほとんど肉の付いていない尻は、手の平が引いた後も、まだ小刻みに振れていた。
白い肉の上に、みるみる手形が浮きあがる。
再び片腕があがった。
振り下ろされる。
ビシッ。
「あひぃ」
尻たぶの窪みが、翳を孕んではためいた。
その窪みを鷲づかむように、真っ赤な手形が浮きあがる。
奈緒美は、うつろな目を見開いたまま反応しなかった。
由美の目が、テーブルに戻った。
おそらく、投げつけるものを探したのだろう。
しかし、テーブルの上は綺麗に薙ぎ払われ、愛梨のほかは何も残っていなかった。
由美の手が、愛梨のキャミソールに掛かった。
捲りあげる。
細い背中が、剥きあげられていく。
背骨が谷筋となり、影を沈めている。
肋が、独立した生き物のようにうねった。
裏返ったキャミは、腋の下で止まった。
愛梨が再び抵抗を始め、脇を締めたのだ。
「まだ、素直じゃないようだね。
そういう子には、お仕置きが待ってるんだよ。
素直じゃなかったことを、心から後悔させてやるさ」
由美の半身が開いた。
片腕が、高々と掲げられたのだ。
そのまま腕は、鞭の撓りとなって、振り下ろされた。
残像を追い切れないほどのスピードだった。
バシッ。
肉を叩く音が、高らかに響いた。
星が揺れ落ちそうだった。
「痛いぃぃぃ」
由美の手の平にも、痛覚が走った。
むろん、叩かれた愛梨の尻は、もっと痛いだろう。
ほとんど肉の付いていない尻は、手の平が引いた後も、まだ小刻みに振れていた。
白い肉の上に、みるみる手形が浮きあがる。
再び片腕があがった。
振り下ろされる。
ビシッ。
「あひぃ」
尻たぶの窪みが、翳を孕んではためいた。
その窪みを鷲づかむように、真っ赤な手形が浮きあがる。
愛梨を押さえた片手が外れ、スカートに降りかけた。
愛梨は、身体を反転させて逃れようとした。
「おっと」
愛梨は、テーブルに俯せた姿勢で、再び押さえつけられた。
「いい子だ。
脱がしやすくしてくれたわけだ」
愛梨のタイトミニは、後ろファスナーだった。
由美の片手が、スライダーの引き手に掛かった。
擦過音が空気を引き裂く。
ファスナーが、モーゼの海のように左右に割れた。
「ほら、覗いた。
可愛い尻が」
「いやぁ」
愛梨の腕が背中に回り、懸命にスカートを押さえようとする。
しかし、後ろ手では、力が入らないらしい。
由美の片手は、容赦なくスカートを引き下ろした。
愛梨の指先は、虚しく布地を滑った。
「ほほほ。
お出ましだよ。
小さい尻だね。
まるで少年だ。
これを見たら、ホモ男でも勃つんじゃないかい」
辛子色のスカートは、一気に脚先から抜き取られた。
由美の視界が、ぐるりと巡った。
振り向いた先に、ミサがいた。
呆然と、床に蹲ったままだった。
由美の肉体は、そのミサ目掛けてスカートを放った。
振り払うことも出来ず、ミサは顔面で布地を受けた。
スカートが床に沈むと、憑き物が落ちたように、ミサの顔に生気が戻っていた。
「ほら、なにボーっとしてるんだい。
こっちに来て、手伝うんだよ」
ミサが床に腕を付き、腰を浮かせた。
屈んだ拍子に、襟の開いたタンクトップの奥に、乳房が覗いた。
乳首が、夜に実る果実に見えた。
明らかに勃起していた。
由美の視界が、再び巡った。
俯せの愛梨を通過し、反対側を向く。
そこには、奈緒美が腰を抜かしたままだった。
愛梨は、身体を反転させて逃れようとした。
「おっと」
愛梨は、テーブルに俯せた姿勢で、再び押さえつけられた。
「いい子だ。
脱がしやすくしてくれたわけだ」
愛梨のタイトミニは、後ろファスナーだった。
由美の片手が、スライダーの引き手に掛かった。
擦過音が空気を引き裂く。
ファスナーが、モーゼの海のように左右に割れた。
「ほら、覗いた。
可愛い尻が」
「いやぁ」
愛梨の腕が背中に回り、懸命にスカートを押さえようとする。
しかし、後ろ手では、力が入らないらしい。
由美の片手は、容赦なくスカートを引き下ろした。
愛梨の指先は、虚しく布地を滑った。
「ほほほ。
お出ましだよ。
小さい尻だね。
まるで少年だ。
これを見たら、ホモ男でも勃つんじゃないかい」
辛子色のスカートは、一気に脚先から抜き取られた。
由美の視界が、ぐるりと巡った。
振り向いた先に、ミサがいた。
呆然と、床に蹲ったままだった。
由美の肉体は、そのミサ目掛けてスカートを放った。
振り払うことも出来ず、ミサは顔面で布地を受けた。
スカートが床に沈むと、憑き物が落ちたように、ミサの顔に生気が戻っていた。
「ほら、なにボーっとしてるんだい。
こっちに来て、手伝うんだよ」
ミサが床に腕を付き、腰を浮かせた。
屈んだ拍子に、襟の開いたタンクトップの奥に、乳房が覗いた。
乳首が、夜に実る果実に見えた。
明らかに勃起していた。
由美の視界が、再び巡った。
俯せの愛梨を通過し、反対側を向く。
そこには、奈緒美が腰を抜かしたままだった。