「美味しそうですね」
「はは。
まだまだですよ。
料理、始めたばっかりなんで」
「でも、その卵焼きなんて、すごくお上手ですわ」
「今日は、奇跡的に上手く出来たみたいですね」
椅子を回してわたしを振り返った先生は、その場で凝固する。
箸に挾んだ卵焼きが、ポロリと落ちる。
「先生……。
お食事中に申し訳ありませんが……。
この縄を、引っ張っていただけませんか?」
「え?」
「痒くて堪らないんです。
ほら、ここを引いてください」
「どうしてボクが……」
「人に引いてもらわないと、収まらない痒みなんです」
わたしは先生の手を取り、股縄に導く。
「握って」
先生の指が、下腹部を縦に区切る縄目を潜った。
指の関節が、生き物のように肌を這う。
「引いて下さい」
「こ、こうですか?」
「ひぃっ」
「大丈夫ですか?」
「気持ちいいんです。
痒いとこが。
もっと引いて。
そう、そう。
あひっ。
あひぃぃぃぃ」
わたしは、堪らずしゃがみこむ。
先生の指が縄目を外れるとき、縄瘤が思い切り陰核を潰し……。
半分、イッちゃってる。
気づいたら、先生の両脚にすがるようにして身を伏せてる。
つまり、先生の股間が目の前。
ジッパーが壊れそうなほど膨らんでる。
「お礼に……。
先生の痒いところも、掻いてさしあげますわ」
「別に、痒いとこは……」
「ウソおっしゃい。
ここが、こんなに腫れてるじゃないですか」
「あ。
ダメです」
「はは。
まだまだですよ。
料理、始めたばっかりなんで」
「でも、その卵焼きなんて、すごくお上手ですわ」
「今日は、奇跡的に上手く出来たみたいですね」
椅子を回してわたしを振り返った先生は、その場で凝固する。
箸に挾んだ卵焼きが、ポロリと落ちる。
「先生……。
お食事中に申し訳ありませんが……。
この縄を、引っ張っていただけませんか?」
「え?」
「痒くて堪らないんです。
ほら、ここを引いてください」
「どうしてボクが……」
「人に引いてもらわないと、収まらない痒みなんです」
わたしは先生の手を取り、股縄に導く。
「握って」
先生の指が、下腹部を縦に区切る縄目を潜った。
指の関節が、生き物のように肌を這う。
「引いて下さい」
「こ、こうですか?」
「ひぃっ」
「大丈夫ですか?」
「気持ちいいんです。
痒いとこが。
もっと引いて。
そう、そう。
あひっ。
あひぃぃぃぃ」
わたしは、堪らずしゃがみこむ。
先生の指が縄目を外れるとき、縄瘤が思い切り陰核を潰し……。
半分、イッちゃってる。
気づいたら、先生の両脚にすがるようにして身を伏せてる。
つまり、先生の股間が目の前。
ジッパーが壊れそうなほど膨らんでる。
「お礼に……。
先生の痒いところも、掻いてさしあげますわ」
「別に、痒いとこは……」
「ウソおっしゃい。
ここが、こんなに腫れてるじゃないですか」
「あ。
ダメです」
■
誰もいない教員室。
自分の席に座る。
しんと静まって、空気まで動かない。
鍵は掛けられないわ。
後から、ほかの先生が来るかも知れないものね。
守衛室で、わたしに鍵を渡したことを聞いて来るだろうから……。
教員室に鍵が掛かってたら、なに疑われるかわからない。
もちろん、耳を澄ませて廊下の足音は聞いてる。
でも、誰も来ない。
じっと座ってると、だんだん我慢できなくなってくる。
滲んでくるのがわかるのよ。
わたしの陰唇が、縄瘤をヒルのように包んで……。
消化液みたいな分泌液が、縄目を溶かすほどに濡らしてる。
そう。
スカートの下には、股縄を締めてるの。
早く、その下半身を露出したい。
でも、もう一度耳を澄ます。
誰の気配もない。
と言っても、スカートを完全に脱いじゃうのは、やっぱり怖い。
遠い足音を聞き逃したら、間に合わないかも知れないものね。
だから、こんな日には、ニットのタイトスカートを穿いて来てる。
これだと、たくし上げとけば、落ちないのよ。
人の気配を感じたら、引き下ろせばいい。
わたしは、ゆっくりと起ちあがる。
その瞬間……。
わたしの中で、無人だった教員室が一変する。
先生たちで満ち溢れるの。
平日の昼休みかしら。
愛妻弁当を開いてる、新婚の日本史の先生。
残業したくない一心で、採点に励んでる国語の先生。
カップのパスタを食べながら、パソコンでネットショップを覗いてるのは、若い理科の先生。
起ちあがったわたしは、その場でスカートをたくし上げる。
股間を覗きこむと、思ったとおり。
わたしのイヤらしい陰唇が、縄瘤をしゃぶってる。
そのままの姿で、先生たちの間を歩き出す。
でも、まだ誰も気づかない。
真っ白い尻たぶまで晒してるのに。
わたしは、日本史の先生の後ろで立ち止まる。
先生は、愛妻弁当を、一口ずつ味合うように食べてる。
誰もいない教員室。
自分の席に座る。
しんと静まって、空気まで動かない。
鍵は掛けられないわ。
後から、ほかの先生が来るかも知れないものね。
守衛室で、わたしに鍵を渡したことを聞いて来るだろうから……。
教員室に鍵が掛かってたら、なに疑われるかわからない。
もちろん、耳を澄ませて廊下の足音は聞いてる。
でも、誰も来ない。
じっと座ってると、だんだん我慢できなくなってくる。
滲んでくるのがわかるのよ。
わたしの陰唇が、縄瘤をヒルのように包んで……。
消化液みたいな分泌液が、縄目を溶かすほどに濡らしてる。
そう。
スカートの下には、股縄を締めてるの。
早く、その下半身を露出したい。
でも、もう一度耳を澄ます。
誰の気配もない。
と言っても、スカートを完全に脱いじゃうのは、やっぱり怖い。
遠い足音を聞き逃したら、間に合わないかも知れないものね。
だから、こんな日には、ニットのタイトスカートを穿いて来てる。
これだと、たくし上げとけば、落ちないのよ。
人の気配を感じたら、引き下ろせばいい。
わたしは、ゆっくりと起ちあがる。
その瞬間……。
わたしの中で、無人だった教員室が一変する。
先生たちで満ち溢れるの。
平日の昼休みかしら。
愛妻弁当を開いてる、新婚の日本史の先生。
残業したくない一心で、採点に励んでる国語の先生。
カップのパスタを食べながら、パソコンでネットショップを覗いてるのは、若い理科の先生。
起ちあがったわたしは、その場でスカートをたくし上げる。
股間を覗きこむと、思ったとおり。
わたしのイヤらしい陰唇が、縄瘤をしゃぶってる。
そのままの姿で、先生たちの間を歩き出す。
でも、まだ誰も気づかない。
真っ白い尻たぶまで晒してるのに。
わたしは、日本史の先生の後ろで立ち止まる。
先生は、愛妻弁当を、一口ずつ味合うように食べてる。