由美は、拡げて構えていたディルドゥを、縦位置に持ち替えた。
2本の陰茎は、上下のポジションを取った。
由美の右手は、上の陰茎を握っていた。
左手は、下の陰茎を掴んで引き下げている。
儀式めいた姿勢だと、われながら思った。
白いローブが、古代ギリシャの正装のようだった。
由美は立膝のまま、香純ににじり寄った。
膝を送ると、ローブの裾が割れるのが判った。
右膝が立ち、左膝はデッキに着いている。
美弥子は、由美の左横に立っている。
美弥子からは、裾の狭間が見えているはずだ。
由美は、腰を繰り出しながら左膝を開いた。
裾が大きく割れるのが判った。
股間が覗いたはずだ。
そして、美弥子にも見えている。
デッキを踏む美弥子の足指が、白く色を変えていた。
床材を鷲掴むように、指が折り畳まれている。
力が入っているのだ。
美弥子の足指は、興奮するとよく動いた。
リフレクソロジーという考え方がある。
足裏の各部位が、身体の特定箇所と連動しているという概念だ。
その理論が正しいのなら、美弥子の足指は、女性器とも連動しているに違いない。
美弥子が足指を動かすと、連結棒で繋がっているかのように、陰裂が呼応した。
今も、ローブに包まれた美弥子の股間では、陰唇が魚の鰓のように動いているはずだ。
そして陰核は、ローブのタオル地に届くほどに勃起している。
想像しただけで、由美の股間は熱泉を溢れ零した。
滴りが、デッキを濡らすのが判った。
自らの昂奮を美弥子に見せつけるため、由美はさらに膝を割った。
美弥子の足指が、折れそうなまでに関節を立ち上げた。
「早くちょうだい」
香純が尻を煽った。
陰核に結んだ露が流れ、陰毛の狭間に潜りこむ。
陰唇は充血して膨らみ、身を反るように開いている。
腟前庭に穿たれた尿道口まで、はっきりと確認できた。
無論、隠すものとてない膣口は、目のあたりにあった。
改めて見ると、内臓が見えているとしか思えなかった。
女は、腹わたを剥き出しにして生きているのだ。
由美は拳を送り、膣口にディルドゥの照準を合わせた。
突き入れるのは、上方の陰茎だ。
陰茎は、バナナのように反っていた。
上方の陰茎は空に向けて胸を張り、亀頭の先端は斜め下を向いている。
射出口が、膣内を覗きこんでいた。
2本の陰茎は、上下のポジションを取った。
由美の右手は、上の陰茎を握っていた。
左手は、下の陰茎を掴んで引き下げている。
儀式めいた姿勢だと、われながら思った。
白いローブが、古代ギリシャの正装のようだった。
由美は立膝のまま、香純ににじり寄った。
膝を送ると、ローブの裾が割れるのが判った。
右膝が立ち、左膝はデッキに着いている。
美弥子は、由美の左横に立っている。
美弥子からは、裾の狭間が見えているはずだ。
由美は、腰を繰り出しながら左膝を開いた。
裾が大きく割れるのが判った。
股間が覗いたはずだ。
そして、美弥子にも見えている。
デッキを踏む美弥子の足指が、白く色を変えていた。
床材を鷲掴むように、指が折り畳まれている。
力が入っているのだ。
美弥子の足指は、興奮するとよく動いた。
リフレクソロジーという考え方がある。
足裏の各部位が、身体の特定箇所と連動しているという概念だ。
その理論が正しいのなら、美弥子の足指は、女性器とも連動しているに違いない。
美弥子が足指を動かすと、連結棒で繋がっているかのように、陰裂が呼応した。
今も、ローブに包まれた美弥子の股間では、陰唇が魚の鰓のように動いているはずだ。
そして陰核は、ローブのタオル地に届くほどに勃起している。
想像しただけで、由美の股間は熱泉を溢れ零した。
滴りが、デッキを濡らすのが判った。
自らの昂奮を美弥子に見せつけるため、由美はさらに膝を割った。
美弥子の足指が、折れそうなまでに関節を立ち上げた。
「早くちょうだい」
香純が尻を煽った。
陰核に結んだ露が流れ、陰毛の狭間に潜りこむ。
陰唇は充血して膨らみ、身を反るように開いている。
腟前庭に穿たれた尿道口まで、はっきりと確認できた。
無論、隠すものとてない膣口は、目のあたりにあった。
改めて見ると、内臓が見えているとしか思えなかった。
女は、腹わたを剥き出しにして生きているのだ。
由美は拳を送り、膣口にディルドゥの照準を合わせた。
突き入れるのは、上方の陰茎だ。
陰茎は、バナナのように反っていた。
上方の陰茎は空に向けて胸を張り、亀頭の先端は斜め下を向いている。
射出口が、膣内を覗きこんでいた。
由美は、2本の陰茎を1本ずつ掴んだ。
馬蹄形にも見えるそれを、宙に掲げる。
亀頭部が天を向き、基部がデッキを指している。
陰茎の中央を、由美の左右の手が握っていた。
馬蹄の中に、叔母の顔が見えた。
陰茎に縁取られた叔母の顔からは、さっきまでの怯えが消えていた。
目の周りが発色している。
桃色の隈取りに見えた。
幻想劇の舞台化粧をしているようだった。
由美は、両手に力を籠めた。
カン。
甲高い金属音が、木立を突き抜けた。
呼応するかのように、枝間を透いて光が射した。
僅かに離れた亀頭のあわいに、光が焦点を結ぶ。
亀頭が、ダイヤモンドリングのように輝いた。
カン、カン。
亀頭は次第に左右に別れ、ディルドゥが開いていく。
ディルドゥは、馬蹄形からU字形に姿を変えた。
2本の角のようにそそり立つ陰茎は、天を灼く燭台に見えた。
まさしくそれは、天に背く器具なのだ。
陰茎の狭間に、叔母の顔が揺らめいていた。
まるで、陽炎に包まれているようだった。
淫蕩な蒸気が、ローブの袷目から起ち上がっているのだろう。
「さぁ、わたしを“牡”にしてちょうだい。
眼の前の女豹に、突き立てるペニスをちょうだい」
香純が、尻を迫りあげた。
肛門が、螺旋の渦を描いていた。
由美は、陰茎を捧げ持ったまま、香純の背後にひざまづいた。
すぐ脇で、翳が動いた。
後方にいた美弥子が、由美の横に身を移したのだ。
香純に陰茎を植えつける瞬間を、間近に見るためだろう。
すでに、嗜みを失っているのだ。
それは、由美とても同じだった。
馬蹄形にも見えるそれを、宙に掲げる。
亀頭部が天を向き、基部がデッキを指している。
陰茎の中央を、由美の左右の手が握っていた。
馬蹄の中に、叔母の顔が見えた。
陰茎に縁取られた叔母の顔からは、さっきまでの怯えが消えていた。
目の周りが発色している。
桃色の隈取りに見えた。
幻想劇の舞台化粧をしているようだった。
由美は、両手に力を籠めた。
カン。
甲高い金属音が、木立を突き抜けた。
呼応するかのように、枝間を透いて光が射した。
僅かに離れた亀頭のあわいに、光が焦点を結ぶ。
亀頭が、ダイヤモンドリングのように輝いた。
カン、カン。
亀頭は次第に左右に別れ、ディルドゥが開いていく。
ディルドゥは、馬蹄形からU字形に姿を変えた。
2本の角のようにそそり立つ陰茎は、天を灼く燭台に見えた。
まさしくそれは、天に背く器具なのだ。
陰茎の狭間に、叔母の顔が揺らめいていた。
まるで、陽炎に包まれているようだった。
淫蕩な蒸気が、ローブの袷目から起ち上がっているのだろう。
「さぁ、わたしを“牡”にしてちょうだい。
眼の前の女豹に、突き立てるペニスをちょうだい」
香純が、尻を迫りあげた。
肛門が、螺旋の渦を描いていた。
由美は、陰茎を捧げ持ったまま、香純の背後にひざまづいた。
すぐ脇で、翳が動いた。
後方にいた美弥子が、由美の横に身を移したのだ。
香純に陰茎を植えつける瞬間を、間近に見るためだろう。
すでに、嗜みを失っているのだ。
それは、由美とても同じだった。