ワンピースの下は、薄いピンクのキャミソールだった。
丈は、ショーツのウェストを僅かに隠す程しかない。
微かに風に戦ぐキャミソールの下、同色のショーツが露わになっていた。
股間部の布地は、張りつめていた。
肉厚らしい性器が、布地を押し上げている。
性器がふたつに分かれ、双丘を成していることが、はっきりと判った。
双丘の合わさるあたりでは、布地の色に明らかな陰りが見えた。
湿っているのだ。
その股間部を一瞬隠し、キャミソールが滝のように落ちた。
女子学生は、キャミソールの下にも、ブラを付けていた。
うす桃色のカップが、大きく上下している。
カップの縁が、肉付きの良い肌を噛んでいた。
背中に回るアンダーラインにも、肉が盛り上がって見えた。
女子学生は、ブラとショーツのまま、息を整えているようだった。
露わになった腹部が、起伏している。
ショーツのウェストにも、僅かに肉が乗りあげていた。
「いいね。
ほんとにそっくりだよ……。
初めての子に。
さあ、早く。
全部見せておくれ」
女子学生の両腕が、背中に回った。
カップが浮き上がる。
ストラップが肩を滑ると、カップが胸前を外れた。
乳房は、それほど大きくは無かった。
しかし、常夜灯の光を吸って、眩しいほどに白かった。
指先に吊り下げられたブラが、足元に落ちた。
女子学生は、腰から身を二つに折った。
膝を伸ばしたまま、大きく前傾した姿勢だ。
両手の先は、くるぶしに届いていた。
サンダルのホックを外しているのだ。
ショーツにくるまれた臀部が、背中越しに見えた。
ショーツのウェストからは、臀部の谷間が覗いていた。
身を起こした女子学生は、サンダルから下りた。
身投げする人の儀式に見えた。
丈は、ショーツのウェストを僅かに隠す程しかない。
微かに風に戦ぐキャミソールの下、同色のショーツが露わになっていた。
股間部の布地は、張りつめていた。
肉厚らしい性器が、布地を押し上げている。
性器がふたつに分かれ、双丘を成していることが、はっきりと判った。
双丘の合わさるあたりでは、布地の色に明らかな陰りが見えた。
湿っているのだ。
その股間部を一瞬隠し、キャミソールが滝のように落ちた。
女子学生は、キャミソールの下にも、ブラを付けていた。
うす桃色のカップが、大きく上下している。
カップの縁が、肉付きの良い肌を噛んでいた。
背中に回るアンダーラインにも、肉が盛り上がって見えた。
女子学生は、ブラとショーツのまま、息を整えているようだった。
露わになった腹部が、起伏している。
ショーツのウェストにも、僅かに肉が乗りあげていた。
「いいね。
ほんとにそっくりだよ……。
初めての子に。
さあ、早く。
全部見せておくれ」
女子学生の両腕が、背中に回った。
カップが浮き上がる。
ストラップが肩を滑ると、カップが胸前を外れた。
乳房は、それほど大きくは無かった。
しかし、常夜灯の光を吸って、眩しいほどに白かった。
指先に吊り下げられたブラが、足元に落ちた。
女子学生は、腰から身を二つに折った。
膝を伸ばしたまま、大きく前傾した姿勢だ。
両手の先は、くるぶしに届いていた。
サンダルのホックを外しているのだ。
ショーツにくるまれた臀部が、背中越しに見えた。
ショーツのウェストからは、臀部の谷間が覗いていた。
身を起こした女子学生は、サンダルから下りた。
身投げする人の儀式に見えた。
「恥ずかしいのかい?」
「……はい」
「どうして?」
「……太ってるから」
「あんたは、自分の魅力がわかってないようだね。
男がみんな、モデルのような痩せぎすを好むと思ったら、大間違いだよ。
むしろ、肉付きのいいタイプが好きだって男の方が、多いはずさ。
あんただって、ほんとは見せたいんだろ?
自分の裸を、人に見てもらいたいんだろ?」
女子学生は、伏せていた瞳を上げた。
瞳が揺れていた。
女教師を真っ直ぐに見つめながら、瞳からは大粒の涙が零れた。
「見られたい……」
「わたしたちも、素っ裸なんだ。
自分だけ恥ずかしいことは無いだろ。
さあ、見ててあげるから……。
裸になりな。
星空の下で」
胸前で畳まれていた腕が、解けた。
微かな夜風を孕んで、薄いカーディガンの裾が織裏を見せていた。
丸い肩を、織地が滑った。
女子学生は、自らの殻を脱ぎ捨てるように、織地を腕から抜いた。
夏物の薄いカーディガンは、薄皮のようにコンクリートに落ちた。
女子学生の両腕が上がった。
腕は、肘から折り畳まれ、指先が後頭部に隠れた。
丸々とした二の腕の裏が見えた。
二の腕の付け根は、半袖の中に隠れている。
袖口は開いているので、ミサの視角からなら、脇の下まで見えるはずだったが……。
常夜灯の陰になり、そこは暗がりのままだった。
しかし、そこから微かな腋臭が、夜風に溶け出しているように思えた。
後頭部に回った指先は、後ろ頸のホックを外したらしい。
両腕が、左右に開いた。
擦過音が立つ。
後ろファスナーが下りている音だ。
擦過音が途絶えると、両手の先が現れ、肩先をくるんだ。
ワンピースの肩が外れると、布地は真下に沈んだ。
緞帳が落ちるようだった。
「……はい」
「どうして?」
「……太ってるから」
「あんたは、自分の魅力がわかってないようだね。
男がみんな、モデルのような痩せぎすを好むと思ったら、大間違いだよ。
むしろ、肉付きのいいタイプが好きだって男の方が、多いはずさ。
あんただって、ほんとは見せたいんだろ?
自分の裸を、人に見てもらいたいんだろ?」
女子学生は、伏せていた瞳を上げた。
瞳が揺れていた。
女教師を真っ直ぐに見つめながら、瞳からは大粒の涙が零れた。
「見られたい……」
「わたしたちも、素っ裸なんだ。
自分だけ恥ずかしいことは無いだろ。
さあ、見ててあげるから……。
裸になりな。
星空の下で」
胸前で畳まれていた腕が、解けた。
微かな夜風を孕んで、薄いカーディガンの裾が織裏を見せていた。
丸い肩を、織地が滑った。
女子学生は、自らの殻を脱ぎ捨てるように、織地を腕から抜いた。
夏物の薄いカーディガンは、薄皮のようにコンクリートに落ちた。
女子学生の両腕が上がった。
腕は、肘から折り畳まれ、指先が後頭部に隠れた。
丸々とした二の腕の裏が見えた。
二の腕の付け根は、半袖の中に隠れている。
袖口は開いているので、ミサの視角からなら、脇の下まで見えるはずだったが……。
常夜灯の陰になり、そこは暗がりのままだった。
しかし、そこから微かな腋臭が、夜風に溶け出しているように思えた。
後頭部に回った指先は、後ろ頸のホックを外したらしい。
両腕が、左右に開いた。
擦過音が立つ。
後ろファスナーが下りている音だ。
擦過音が途絶えると、両手の先が現れ、肩先をくるんだ。
ワンピースの肩が外れると、布地は真下に沈んだ。
緞帳が落ちるようだった。