女教師は、受け取ったショーツを、自らの胸元に引き付けた。
女子学生から視線を切り、頷くようにショーツに視線を落とした。
満足げに、頬が緩んだ。
「思ったとおりだ。
どうしようも無く濡らしてるね」
女子学生が息を吸いこむ音が、細い笛のように聞こえた。
女教師は、もう一方の手をショーツに添えると、布地を横に拡げた。
薄桃色の布地は、夜の海の帆に見えた。
「ほら……。
股間の布地が、透けてるよ。
まるで、ここから溶け始めてるようだね」
女教師は、布地を顎の下まで引き付けた。
両拳が合わさり、凍える仕草のようだった。
女教師は女子学生を見つめながら、ショーツを鼻まで上げた。
「匂う……。
雌の嫌らしい匂いが……」
女教師は、布地を鼻孔に擦りつけた。
細い鼻梁が、さまざまな角度に歪んだ。
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
女子学生の口から、悲鳴にも似た息が、長く尾を引いた。
「我慢できないんだろう?
ほら、雫が垂れてるじゃないか」
女教師の言葉は、誇張では無かった。
女子学生の陰毛には、小さな水滴が震えていた。
「いいんだよ。
弄っても。
わたしも、弄りたいんだよ」
女教師は、ショーツを持ったままの手を、自らの下腹部に下ろした。
指先が、陰核を剥き上げる。
「どうだい?
真っ赤に膨れてるだろ?」
女子学生は、瘧のように頷いた。
女子学生から視線を切り、頷くようにショーツに視線を落とした。
満足げに、頬が緩んだ。
「思ったとおりだ。
どうしようも無く濡らしてるね」
女子学生が息を吸いこむ音が、細い笛のように聞こえた。
女教師は、もう一方の手をショーツに添えると、布地を横に拡げた。
薄桃色の布地は、夜の海の帆に見えた。
「ほら……。
股間の布地が、透けてるよ。
まるで、ここから溶け始めてるようだね」
女教師は、布地を顎の下まで引き付けた。
両拳が合わさり、凍える仕草のようだった。
女教師は女子学生を見つめながら、ショーツを鼻まで上げた。
「匂う……。
雌の嫌らしい匂いが……」
女教師は、布地を鼻孔に擦りつけた。
細い鼻梁が、さまざまな角度に歪んだ。
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
女子学生の口から、悲鳴にも似た息が、長く尾を引いた。
「我慢できないんだろう?
ほら、雫が垂れてるじゃないか」
女教師の言葉は、誇張では無かった。
女子学生の陰毛には、小さな水滴が震えていた。
「いいんだよ。
弄っても。
わたしも、弄りたいんだよ」
女教師は、ショーツを持ったままの手を、自らの下腹部に下ろした。
指先が、陰核を剥き上げる。
「どうだい?
真っ赤に膨れてるだろ?」
女子学生は、瘧のように頷いた。
女子学生の視線は、ミサの上を真っ直ぐに渡っていた。
女教師を見つめているのだ。
女教師も、真っ直ぐに女子学生を見ていた。
2人の間には、見えない吊り橋が架かっているようだった。
女子学生の両手が、ためらいを見せながら上がり、ショーツのウェストに届いた。
両手は、女教師の視線を確かめるように、一瞬静止した。
女教師が、微かに頷いたようだった。
女子学生は、再び身体を前に折った。
体側に沿った指が、薄桃色のショーツを引き下ろした。
女子学生は、くるぶしで丸まったショーツを、足踏みして抜いた。
再び身体を起こした女子学生は、一糸纏わぬ全裸となっていた。
着衣のときから想像できたことだが、豊かな身体だった。
しかし、肉が弛んでるような体型ではない。
固太りとでも云うのだろうか。
みっしりと厚い肉が、全身に張りつめていた。
指先で突けば、指を跳ね返すだろう。
女教師が、女子学生に向けて片手を伸ばした。
手の平を上にしている。
戸惑いに揺れた女子学生の視線が、女教師の視線をたどり、自らの片手に下りた。
女子学生は、まだ片手にショーツを提げていた。
女子学生は、確かめるように、視線を女教師に戻した。
女教師が、頷いた。
その場で腕を伸ばしても、女教師の手の平までは届かない。
女子学生は、自ら脱ぎ落とした衣類を跨ぎ越した。
結界を踏み越えたように見えた。
女子学生の歩みは、ミサの頭上まで届いて止まった。
真っ白い柱が、ミサの頭上に聳えていた。
豊かな曲線は、エンタシスの柱を思わせた。
柱には、細かい産毛が戦いでいた。
生きている柱だった。
女子学生の片手が、真っ直ぐに上がった。
握手を求めるような角度で止まった。
片手には、ショーツが握られていた。
女教師の手の平が、ショーツの下に差しこまれた。
女子学生の手からショーツが離れ、女教師の手の平に載った。
オートメーション機械を見るようだった。
女教師を見つめているのだ。
女教師も、真っ直ぐに女子学生を見ていた。
2人の間には、見えない吊り橋が架かっているようだった。
女子学生の両手が、ためらいを見せながら上がり、ショーツのウェストに届いた。
両手は、女教師の視線を確かめるように、一瞬静止した。
女教師が、微かに頷いたようだった。
女子学生は、再び身体を前に折った。
体側に沿った指が、薄桃色のショーツを引き下ろした。
女子学生は、くるぶしで丸まったショーツを、足踏みして抜いた。
再び身体を起こした女子学生は、一糸纏わぬ全裸となっていた。
着衣のときから想像できたことだが、豊かな身体だった。
しかし、肉が弛んでるような体型ではない。
固太りとでも云うのだろうか。
みっしりと厚い肉が、全身に張りつめていた。
指先で突けば、指を跳ね返すだろう。
女教師が、女子学生に向けて片手を伸ばした。
手の平を上にしている。
戸惑いに揺れた女子学生の視線が、女教師の視線をたどり、自らの片手に下りた。
女子学生は、まだ片手にショーツを提げていた。
女子学生は、確かめるように、視線を女教師に戻した。
女教師が、頷いた。
その場で腕を伸ばしても、女教師の手の平までは届かない。
女子学生は、自ら脱ぎ落とした衣類を跨ぎ越した。
結界を踏み越えたように見えた。
女子学生の歩みは、ミサの頭上まで届いて止まった。
真っ白い柱が、ミサの頭上に聳えていた。
豊かな曲線は、エンタシスの柱を思わせた。
柱には、細かい産毛が戦いでいた。
生きている柱だった。
女子学生の片手が、真っ直ぐに上がった。
握手を求めるような角度で止まった。
片手には、ショーツが握られていた。
女教師の手の平が、ショーツの下に差しこまれた。
女子学生の手からショーツが離れ、女教師の手の平に載った。
オートメーション機械を見るようだった。