2016.8.12(金)
↓さて、続いてはこちら。

↑「み」
住宅ではなく、写真館です。
『常盤台写真場』。
↓パンフレットの説明書きです。
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健康住宅地として開発された郊外住宅地常盤台に建てられた写真館です。
照明設備が発達していない当時、最も安定した照度を得るために、2階写場の大きな窓には北側から光を採ることができるように摺りガラスがはめこまれています。
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建てられたのは、1937(昭和12)年。
常盤台というのは、板橋区常盤台。
↓このあたりです。

↓なんと今も、『ときわ台写真場』という名称で、同じ場所で存続してました。

『江戸東京たてもの園』に戻ります。
↓2階にある写場が、こちら。

↑「み」
今でも、十分使えそうです。
優しい自然光で、柔らかな肖像が撮れるんじゃないですか。
いったい、何人の家族が、この写場に立ったんでしょう。
↓わたしが心惹かれた一室。

↑「み」
写場に隣接してます。
↓図面がありました。

『仕度室(したくしつ)』というのがここです。
文字どおり、ここで衣装を整えたんですね。
お見合、結婚、還暦、さまざまな人生の節目に立つ自分を、写真に残す日。

人々は、ここの鏡に映る自分の姿を、眩しい思いで眺めたでしょう。
浮き立つ気持ちが詰まってるような部屋です。
↓これは、階段を2階から撮ったもの。

↑「み」
窓からの明かりが、ほんとに優しいです。

↑「み」
住宅ではなく、写真館です。
『常盤台写真場』。
↓パンフレットの説明書きです。
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健康住宅地として開発された郊外住宅地常盤台に建てられた写真館です。
照明設備が発達していない当時、最も安定した照度を得るために、2階写場の大きな窓には北側から光を採ることができるように摺りガラスがはめこまれています。
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建てられたのは、1937(昭和12)年。
常盤台というのは、板橋区常盤台。
↓このあたりです。

↓なんと今も、『ときわ台写真場』という名称で、同じ場所で存続してました。

『江戸東京たてもの園』に戻ります。
↓2階にある写場が、こちら。

↑「み」
今でも、十分使えそうです。
優しい自然光で、柔らかな肖像が撮れるんじゃないですか。
いったい、何人の家族が、この写場に立ったんでしょう。
↓わたしが心惹かれた一室。

↑「み」
写場に隣接してます。
↓図面がありました。

『仕度室(したくしつ)』というのがここです。
文字どおり、ここで衣装を整えたんですね。
お見合、結婚、還暦、さまざまな人生の節目に立つ自分を、写真に残す日。

人々は、ここの鏡に映る自分の姿を、眩しい思いで眺めたでしょう。
浮き立つ気持ちが詰まってるような部屋です。
↓これは、階段を2階から撮ったもの。

↑「み」
窓からの明かりが、ほんとに優しいです。
コメント一覧
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1. ミシンの想い出HQ- 2016/08/12 12:25
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常盤台写真場
『三丁目の夕日』なんかに出てきそうな感じですね。
あ、杉浦日向子姐さんの作品にも出てきたような……。
心惹かれた一室
部屋の奥、窓際にあるの、ミシンだよね。
それも足踏み式の。
なぜこんなのが、はともかく懐かしいなあ。
わたしの母親がこれを使ってました。
手で弾みをつけて輪を廻し、すかさず足でペダルを踏みます。
軽い音とともに針が上下し、縫物が始まる……。
まるで魔法を見せられているような、そんな気分になったものです。
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2. Mikiko- 2016/08/12 13:03
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支度室のミシン
その場で、サイズ合わせをしたんですかね?
だとしたら、すごい腕ですよね。
昔の写真館の奥さんは、そういうことが出来たのかも知れません。
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3. はいチーズHQ- 2016/08/12 14:38
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サイズあわせって……
写真館の貸衣装ってこと?
そんなのあるんですかね。
なんか、ブロマイド撮影みたいです。
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4. Mikiko- 2016/08/12 18:28
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客が……
衣装持参ということはないでしょう。
呉服店とかと契約しての貸し衣装じゃないですか。
着物なら、少し大きめを頼んでおけば、着こなしで調節できます。
むしろ、洋装の男性の裾上げとかですかね。
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5. Say…… HQ- 2016/08/12 22:32
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↑Cheese!
衣装持参
いや、そういう意味じゃなくてね。
いちいち「正装」みたいな恰好で写真撮るんですかね。
普段通りでええやないか、と思いますが……。
いやいや、そうでもないか。
日常のスナップ写真、というわけじゃないんだから、
はやり「一張羅」といいますか、着飾るんですかね。
わざわざ「写真館」に出かけて撮ってもらうわけだからなあ。
どうも、そういう経験がないので、そのあたりもひとつピンときません。
どんな人が、どんな目的で、わざわざ写真館で撮るのか。
やはりお祝い事とか、人生の区切り目というか……、
入・卒業、誕生日、記念日……。
半ば、「非日常」の記念として、「写真館」に出かけ、プロに撮ってもらう。
少し気恥しく、少し晴れがましい、そんな人生の一コマなんでしょうか。
ならやはり、Tシャツにジーンズ、というわけにはいきませんかね。
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6. Mikiko- 2016/08/13 07:42
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昔は……
人生の節目に立つ自分を、写真に残す習慣があったんじゃないでしょうか。
「アルバム」というのが、一家には必ずありましたよね。
今でも、お見合い写真は写真館なんじゃないでしょうか。
多少の修正もしてもらえますし。
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7. 鳩が出ますよ~HQ- 2016/08/13 10:59
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↑レンズを見詰めさせるための、写真屋のおっちゃんの掛け声
もちろん、鳩は出ません
アルバム
ありましたねえ。
わたしも、自分用のを数冊持っています。
ただ、近ごろさっぱり写真が増えなくなりました。
デジタル全盛だからなあ。
♪卒業写真の面影が……
(松任谷由実『卒業写真』)