Mikiko's Room

　ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています（完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね）。
　「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
　文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた（挿絵：加藤かほる）、みたいな感じを目指しています。
　美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。

管理人：Mikiko

由美と美弥子 2062

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2016.8.12（金）

　史恵さんは明らかに、自らも快感を得ている。
　それは、蕩けそうなほど恍惚とした表情からも観て取れた。
　密着したペニバンのハーネスが、自分のクリトリスを潰しているのだ。
　そこに、自らの尻の重みをかけ、グラインドにより引き回している。
　自分の尻は、快感の求めるままに動かせるわけだ。
　これは、一種のオナニーであろう。
　追い詰めるも焦らすも、思いのままなのだ。

「ひぎぃ」

　わたしの腕の中で、佳代ちゃんの上体がくねった。
　肩越しに覗きこむ。
　佳代ちゃんの指先が、自らのクリトリスを隠している。
　揃えた細い指先が、オーバルを描いて回転していた。
　その軌道は、明らかに史恵さんの尻にシンクロしていた。
　わたしは、改めて2人の絆を見せつけられた気がした。
　わたしの中で、嗜虐の炎が灯った。

　後ろから、佳代ちゃんの両膝を掬いあげる。
　佳代ちゃんは、あられもない姿になった。
　身体を立てた姿勢で、Ｍ字開脚をしているのだ。
　わたしは佳代ちゃんに身体を密着させ、佳代ちゃんの膝裏を、自分の膝にかけた。
　柔らかい佳代ちゃんの身体は、まるで関節が自在に動く人形のようだった。
　わたしの腿の上に、佳代ちゃんの腿裏を載せることに成功した。
　これで、両手の指先が自由になる。
　右手を伸ばし、佳代ちゃんの手の平を潜らせる。
　むろん佳代ちゃんの手は、自らの股間にあった。
　樹液の染み出す膣口を独占しているのだ。
　その下に、わたしの手の平が潜りこんだ。
　むろん、樹液の出る創口を奪うために。
　2つのカブトムシは、須臾の間争った。
　しかし、勝負はすぐに決した。
　潜りこんだわたしの手の平が勝ったのだ。
　捲りあげられた佳代ちゃんの手の平は、幹を転げ落ちた。
　指先に、熱い痼りを感じた。
　クリトリスだ。
　これ以上なく勃起している。
　潰す。
　しかし、樹液に塗れた突起は、指先から、きょろんと逃げた。
　追いかけて、さらに潰す。
　ぬらりと逃げる。

「ひんぎぎ」

　この攻防は、佳代ちゃんにとって最高の悦楽のようだ。
　女性にクリトリスを弄られる歓びは、体験者にしかわからない。
　ツボを熟知しているから、悦楽へのベクトルを外すことが無いのだ。

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コメント一覧

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  1. Mikiko
- 2016/08/12 08:08
- カブトムシ
  　ここ何年も、出会ってない気がします。
  　最後に見たのも、たぶんホームセンターの昆虫売場でしょう。
  　先日の『ブラタモリ』で紹介されてましたが……。
  　新潟市は砂丘地か湿地なので、カブトムシの棲家となる雑木林が無いのです。
  　自然のカブトムシを取ろうと思ったら、山の方に遠征しなければなりません。
  　往復の交通費を考えると、ホームセンターで買った方が安いでしょうね。

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  2. 捕虫網ハーレクイン
- 2016/08/12 12:21
- ホームセンターの昆虫売り場
  　そんなのあるんですか。
  　さすが新潟。
  　しかし、やはりああいうのは、自分で捕った方がいい思い出になると思いますが。
  　夏休みのセミ取りが懐かしいです。

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  3. Mikiko
- 2016/08/12 13:01
- 昆虫売り場と云うか……
  　生き物全般の売り場です。
  　犬、猫、ウサギやリスにモルモット、鳥、熱帯魚に金魚に錦鯉、カメ……。
  　夏場は虫も売られます。
  　夏休みの宿題で……。
  　ホームセンターで買った虫を標本にするガキもいるんじゃないですか？

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  4. 虫ピン　ハーレクイン
- 2016/08/12 14:34
- 以前の住まいの近くに…
  　ペットショップがありまして、イヌ、ネコの類を商ってました。
  　入ったことないのでわかりませんが、さあ、昆虫はあったのかなあ。
  　今度近くを通る機会があれば、偵察してきましょう。
  　こちらのホームセンターでは、生き物は見たことないですね。
  >買った虫を標本に……
  　値札が付いてたりして。