2016.6.21(火)
激しく噴き出した志摩子の膣液は、道代の顔に降りかかった。道代の顔は、志摩子の尿と膣液に塗(まみ)れ、どろどろに濡れそぼった。道代の顔面を濡らす液には、道代自身の唾液も混じっていた。
志摩子の上体が前に傾いた。仰向けの道代の顔の上に陰部を預けたまま、志摩子は俯せに後部座席に突っ伏した。志摩子は顔を横向けに、その右頬を座席表面に押し付けた。志摩子は半ば失神していた。志摩子の顔はその重量のまま、座席に押し潰されていた。
志摩子の口は歪み、開いた両の唇のあわい(間)から舌が覗けていた。その舌先から、少し粘性のある透明な液が零れた。尿でも膣液でもなく、それは志摩子の唾液であった。
道代は左右に体をくねらせ、覆いかぶさる志摩子の股間を抜け出た。志摩子の腰が落ち、体が長く伸び、後部座席のほとんどすべてを占領した。志摩子は俯せに、座席の上で満足げに横たわった。
道代は、車の床に両の膝をつき、上体を立てて志摩子に対した。正座である。主人を見守る従者の姿勢であった。
その主人、志摩子は、後部座席に俯せに、ゆったりと横たわっていたが、その下半身は剥き出しであった。しかし、その上半身は、少し着崩れてはいるが、まだ華麗な舞妓衣装に包まれていた。
上半身は舞妓、下半身は剥き出しの尻と、そこから伸びるやはり剥き出しの両脚。志摩子の下半身は白かった。車外の雪も欺くかと思われるほど白かった。
(何や……人魚姫はんみたいやなあ)
道代は 小学校で聞かされたおとぎ話を思い出した。人間の王子に恋をし、その恋に破れ、海の泡と消えた救いのない人魚の姫。
(誰に聞いたんやったかなあ)
(センセやないんは確かなんやけど……)
道代は、我知らず、かすかに胸が疼くのを感じた。その疼きの元が何なのか、道代自身にもよくわからなかった。
わからないまま、道代は両腕を伸ばした。その腕の伸びる先は志摩子の下半身、尻のふくらみだった。道代の両手が白いふくらみの頂点に触れる。優しく、限りなく優しく触れる。道代の両の掌は、志摩子の両の尻たぶを愛し気に包み込んだ。
柔らかかった。
滑らかだった。
それでいて弾力に富んでいた。
志摩子の尻は、道代の掌を吸い付けるようであり、弾き返すようでもあった。そのような志摩子の尻の感触は、道代にとって、この世のものとも思えぬものだった。
道代は、志摩子の尻に当てた両手をゆっくりと動かした。志摩子の尻の感触を確かめるように、味わうように、愛しむように、そのふくらみの頂点から麓にかけて、隈なく手指を這わせた。志摩子の尻の感触に、道代は陶然となった。
(姐さん)
(小まめ姐さん)
(姐さん)
道代は、志摩子の尻に酔った。
志摩子の尻は、道代を酔わせた。
道代は、志摩子の尻に誘引された。道代は、誘蛾灯に誘われる蛾のようであった。蛾の道代は、志摩子の尻という誘蛾灯に引き寄せられた。
抗うことなど叶わなかった。
もとより、抗う気など道代には無かった。
引いてか引かれてか、道代の唇は志摩子の尻に近づいた。道代の唇は、志摩子の尻の頂点に吸い寄せられ、また自ら志摩子の尻を吸い寄せた。
(はああああ)
道代は、志摩子の尻の表面に唇を当てた。口を大きく開き、上下の唇を志摩子の尻に押し当てた。
(姐さん)
(小まめ姐さん)
(おいど〔お尻〕)
(おいど、吸わしてもらいます)
(舐めさしてもらいます)
(ええ)
(ああ、ええ)
(気持ち、ええ)
(姐さんのおいど)
(何ちゅう気持ちよさやろ)
(こないに気持ちええて)
(こないに気持ちええやなんて)
(うち)
(うち、もう)
(もう死んでもええわ)
(姐さんの)
(姐さんのおいど舐めながら死ねたら)
(どないに幸せやろ)
ふっくらと盛り上がる志摩子の尻。その絶妙の曲線に沿って、道代の唇は動いた。動く唇の間から、舌が零れた。道代の唇と舌は、志摩子の尻の双丘を隈なく嘗め尽くした。
道代の舌が、志摩子の尻を割った。が、志摩子は両脚を揃えて閉じている。道代の舌はさほどの侵入は叶わず、先ほど嘗め尽くした志摩子の肛門にまでは届かなかった。
「道……」
志摩子は、軽い失神から覚めた。道代に呼び掛ける。
掛けられた声に、道代はすぐに反応した。舌を戻し、唇を引き、上体を立てて車の床にきちんと正座する。両手は太腿の上に置いていた。
「へえ、姐さん。気ぃつかはりましたか」
「あんたがおいど(お尻)舐め回すさかいなあ、気付けになったわ」
「すんまへん」
「謝ることないがな。さっきはあんたにおいど(肛門)しゃぶられて、むちゃくちゃ気持ちよかったえ」
「そうどすか。そら、よろしおした。うち、もう夢中どしたさかい……姐さん『あかんっ』とか言わはるさかいに、失礼なことしてしもたかなあ、て思いました」
「まあ、おいど(肛門)舐めらるやなんて初めてやったさかい……あないに気持ちええもんやとは知らんかったわ」
「そら、ほんまによろしおした」
道代は少し言葉を切り、すぐに言い継いだ。
「姐さん……」
「なんえ、道」
「へえ、聞いた話なんどすけど、さっきの姐さんみたいに気持ちようなった時は……」
「ふん」
「なんや『いく』ゆう(言う)らしいどすえ」
「いく、てかいな。どこぞへ行く、の『いく』かいなあ」
「そないですやろなあ」
「ふん。ほな、今度ゆうてみよか」
「姐さん……いま、ゆうてみとくなはれな」
道代は、改めて志摩子の尻に手を伸ばした。
志摩子は、その手から逃れるように体全体を反転させた。仰向けに姿勢を変える。仄暗い車の中、二人は正面から向き合った。志摩子は見上げ、道代は見下ろす。二人の視線が絡み合った。
志摩子は、軽く微笑んでいた。道代にはもちろん自分の表情はわからなかったが、多分志摩子と同様の笑みを浮かべているのだろう。道代はそんなことを考えた。
「道……」
「へえ、姐さん」
「ほな、道。また、いかしてくれるんか」
「へえ、へえ姐さん。どうぞ、いっとくんなはれ」
志摩子は、揃えていた両脚を軽く開いた。自らの剥き出しの股間に片手を当て、改めて道代を見詰める。
「ほな道。今度はここ、もっかい(もう一度)舐めてくれるか」
「へえ。へえ、姐さん。なんぼでも舐めさせてもらいます」
「道。ここ、気持ちええなあ」
「姐さん……ここ、自分でいろ(弄)たりしはりますんか」
「道。そないなこと、聞くもんやないえ」
「す、すんまへん。ご無礼申し上げました」
「ふん。あんたはどやのん、道」
「へ、うちどすか」
「あんたはいろ(弄)とるんかいな。でやのん」
「へえ……」
「正直に言いや、道。嘘ついたら……」
志摩子の声音は、少し楽しそうであった。
「へえ。へえ、すんまへん。いろ(弄)とります」
「ほうか」
「す、すんまへん」
「謝ることないがな。あんたのもんをあんたが弄うん、勝手やん」
「へえ……」
「で、どないや、道」
「どないて……姐さん」
「いろ(弄)て、気持ちええか、て聞いとるんやないか」
道代は一瞬絶句したが、主の問いかけに応えないわけにはいかない。嘘もつけない。道代は返答した。
「へえ。へえ、気持ちよ、おした」
「ほうか。ほんでさっき、あないに上手いこと、舐めてくれたんやな」
「姐さん、気持ちよ、おしたか」
「ああ、おいども、おめこも、気持ちよかったで」
「そら、よ、おした。けど姐さん」
「なんえ」
「おめこ、ゆうんどすか、あそこのこと」
「せや」
「よう知ったはりますなあ、姐さん」
「ふん。お座敷でお客はんと話してるとなあ」
「へえ」
「それこそ色んなこと聞かされるで」
「そう、どすか」
「まあ、耳学問ゆうか……そういや、耳年増なんちゅう言い方も聞いたなあ」
「みみどしま、どすか」
「せや」
「なんや、ちょっと失礼な言い方どすなあ」
「せやなあ。ほんでも道」
「へえ」
「人前で、おめこ、てゆ(言)うたらあかんえ」
「へえ。そらそうですわなあ」
志摩子は、帯に手を掛けた。
「道……」
「へえ、姐さん」
「帯、緩めてえな」
「きつおすか、姐さん」
「せやない、道……」
「へえ、姐さん」
「おめこ舐める前にお乳、舐めてえな」
「お乳どすかいな」
「せや」
「しやけど姐さん。着物脱ぎはったら、寒うおすえ」
「寒かったら、あんたと抱きお(合)うたらええがな」
「姐さん……」
コメント一覧
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1. おめこ大好きHQ- 2016/06/21 13:56
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雪の貴船山中(季節感ないなあ)
道代と、小まめの志摩子の戯れは続きます。
美しい情景です(自分で言うな!)。
で……、
>あんたと抱きお(合)うたらええがな
今回の、小まめ姐さんの最後のセリフです
ということでございまして、本格的に始まりそうです、道代、志摩子の絡み。なんせ……
>「お乳、舐めてえな」
ですからねえ。
じっくり書かせていただきたいと思います『アイリス』貴船山中の場。次回以降を乞う! ご期待。
それはともかく、今回出ました「おめこ」なる語。
標準語では「おまんこ」
まあ、この語はある意味全国共通、いや万国共通でしょう。女性はともかく、野郎どもの間では、何はさておき、互いを分かり合える「友好語」ではないでしょうか。
もちろん、正面切って口には出せません。目と目で見交わし、友好と連帯感を秘めて、こっそり呟き合うわけです。
お・め・こ。
御目子はともかく今日は夏至の日
本日6月21日の日本標準時07:34。
世界標準時では前日6月20日、22:34。
太陽くんは黄道の頂点、夏至点まで登り詰めました。
夏至です。夏至の日です。英語ではmidsummer(意味わからん)。
今日以降、太陽くんは冬至点を目指し、黄道上をひたすら下降していきます。
しかし、夏はこれから。
地表面温度は上昇し続けますが、これは地球大気のせい。
暑くなるぞー。
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2. Mikiko- 2016/06/21 19:49
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とーてー
美しい情景とは思えないので、本編については感想略。
なんでこんなに感情移入できんのかと考えましたが……。
やはり、『花よ志』での志摩子の所業を知ってしまってるからでしょうかね。
それが無ければ……。
ツンデレ舞妓は、とても魅力的なキャラと思えたはず。
夏至でしたか。
冬至の場合、柚子湯に入ったり、カボチャを食べたりしますが……。
夏至って、何もなしですよね。
と思って調べてみたら……。
ポピュラーではありませんが、あるようです。
まず、関西では、タコ。
関東では、焼き餅。
愛知は、無花果(いちじく)田楽。
いちじくに味噌を塗るんですかね?
とにかく、愛知は何にでも味噌を塗るようです。
エビフライにも味噌らしいですね。
タマにはいいかも知れませんが、毎回じゃねー。
エビフライには、福神漬でしょ。
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3. 酢か登呂小まめHQ- 2016/06/21 22:16
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祇園の小まめは……
如何にして「花よ志」の志摩子になりし乎。
これが、現在進行中の“志摩子物語”のテーマですが、少し前置きが長すぎるようです。出奔話や都をどりまで書いちゃいましたからね。
かくてはならじ(それは聞き飽きた)。
現在の「貴船山中の場」(美しい場面ではないか)が終われば、いよいよ肝心のテーマに突入です。これまでちらちらと(名前だけですが)顔を出していました「相馬の旦さん」が重要人物として活躍する予定です。
がしかし、具体的にはなーんにも考えていないんですね。困ったもんだ。
ただ、“きちゃなーい”場面にはなる予定です。
それにしても「感情移入できない」
それは読者作法(なんじゃあ?)にいささか欠けるのでは。物語時間はずっと遡っとるんでっせ。「花よ志」の志摩子は、とりあえず忘れなあきまへんがな。
♪夏至~はタコ~(『夏は来ぬ』で)
知らんぞ。
まあ、わたしがタコ嫌いだからかもしれませんが、子供の頃も記憶におまへん、タコ。
あ、しかし、あやめが売り出したきっかけは、タコの刺身でした。徒(あだ)や疎(おろそ)かには扱えませんなあ、タコ。
関東はどうでもいいとして……、
愛知はいちじく
味噌を塗るかね。
狂気の沙汰、としか思えませんがまあ、勝手にしなはれ、ですね。
で、エビフライに福神漬け。
好きにしなはれ。
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4. Mikiko- 2016/06/22 07:34
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遡ると云えば……
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。
公開は、1985年。
もう、31年も前なんですね。
主人公役を演じたマイケル・J・フォックスも、今は55歳。
モハメッド・アリと同じパーキンソン病を患っているそうです。
エビフライに福神漬けは冗談です。
うちでは、タルタルソースかトンカツソースですね。
もっとも、エビフライを食べること自体、あまりありませんが。
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5. バック・トゥ・ザHQ- 2016/06/22 11:58
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↑・ソース
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
とは懐かしい。
(入力、めんどくせえ。コピペすりゃよかった)
ただまあ、例によって例のごとく(使い古しの言い回しはよせ)2以降は駄作。見てまへん。
>タルタルソースかトンカツソース
なんだ。普通だなあ。
いっそ醤油、というのはどうだろう。
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6. Mikiko- 2016/06/22 19:44
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えびふりゃーに醤油
イケそうですね。
今度、試してみましょう。
かき揚げも、醤油が美味しいですよ。
かき揚げにソースをかけていいのは、小学生までです。
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7. かき揚ハーレクイン- 2016/06/23 04:46
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唯一食べる揚げ物です。
かき揚げには醤油です。
今日の昼はかき揚げだな。
しかし、なんでこんな時間に投稿してるんだろ。
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8. Mikiko- 2016/06/23 07:24
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ウソこけ
1782回(https://mikikosroom.com/archives/2673575.html)のコメントで、かき揚げにウスターソースをかけると書いたあるではないか。
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9. 大阪のおっさんHQ- 2016/06/23 13:20
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>たまに醤油
とも書いてます。
それにしても
>書いたある
上手(うも)ならはりましたなあ、大阪弁。
これやったら、十分務まります、大阪のおばはん。
さらにそれにしても
1782回といいますと2015年6月20日。
よく覚えてるねえ、かき揚げ話。
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10. Mikiko- 2016/06/23 19:46
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ホテルの部屋で食べるかき揚げは……
なぜにあんなに美味しいのでしょう。
去年は特に、検査のため、夕食まで何も食べませんでしたからね。
朝、3時半に起きて、その日最初の食事が、夜の19時ころだったと思います。
かき揚げとビールが、美味しくないはずないです。
まさに、空腹は最高の調味料でしょう。
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11. かき揚げに乾杯HQ- 2016/06/23 22:42
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>なぜにあんなに美味しいのでしょう
知らんがな。
どこで食べたってかき揚げはかき揚げだろ。
こっちはビールすら飲めんのだぞ。











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