2016.6.1(水)
「美弥ちゃん、見てきて」
「何で、わたしなの?」
「年上でしょ」
「何ヶ月でもないじゃない」
「わたしより大きいし」
「関係ない!
拳法やってたんだから、由美が見てきてよ」
「オバケに拳法が通じるわけないもん」
「やっぱり、オバケなの?」
「知らないわよ。
でも、自然に開かないんなら、誰かが開けたとしか考えられないじゃない」
「千穂さんかな?」
「千穂さんが、裸のわたしたちが中に寝てるのに、襖を開けたまま帰るわけないよ」
「そしたら、誰?」
「知らないわよ。
じゃ、2人で見に行こ」
「わかった」
2人は起ちあがると、互いに縋るように絡みつきながら、襖の前まで歩んだ。
2人とも腰が引けて、丸々とした臀部が強調されていた。
涼太は、恐怖で縮んでいた陰茎が、みるみると大きくなるのを感じた。
暗闇の中で陰茎を握る。
熱かった。
握った感触で、もう毒を出さない限り縮まないのは明らかだった。
陰茎を勃起させたまま見つかったら、何を言われるかわからない。
いっそ、2人が戻る前に毒を出してしまおうか。
涼太は、2人の様子を確かめるため、耳をそばだてた。
『あ』
2人の向うが明るくなった。
どうやら、美弥子が手を伸ばし、上がり框の電気を点けたらしい。
さっきまで声高に喋っていた2人は、不思議なことに、ヒソヒソ声になっていた。
ぼそぼそした呟きが聞こえるだけで、意味は聴き取れなかった。
由美が、框の床の方を指差していた。
2人の腰は、もう引けてなかった。
襖の前に、真っ直ぐに立っている。
大きな尻と、小さな尻。
対照的だが、どちらも魅力的なフォルムだった。
逆光に浮かびあがる、夜の桃のようだった。
涼太の陰茎は、更に硬度を増した。
出してしまおう。
涼太は、2人の尻を凝視した。
しかし、陰茎を擦り始めた涼太の指は、すぐに止まった。
2人が反転したのだ。
そのまま、真っ直ぐこちらに戻って来る。
「何で、わたしなの?」
「年上でしょ」
「何ヶ月でもないじゃない」
「わたしより大きいし」
「関係ない!
拳法やってたんだから、由美が見てきてよ」
「オバケに拳法が通じるわけないもん」
「やっぱり、オバケなの?」
「知らないわよ。
でも、自然に開かないんなら、誰かが開けたとしか考えられないじゃない」
「千穂さんかな?」
「千穂さんが、裸のわたしたちが中に寝てるのに、襖を開けたまま帰るわけないよ」
「そしたら、誰?」
「知らないわよ。
じゃ、2人で見に行こ」
「わかった」
2人は起ちあがると、互いに縋るように絡みつきながら、襖の前まで歩んだ。
2人とも腰が引けて、丸々とした臀部が強調されていた。
涼太は、恐怖で縮んでいた陰茎が、みるみると大きくなるのを感じた。
暗闇の中で陰茎を握る。
熱かった。
握った感触で、もう毒を出さない限り縮まないのは明らかだった。
陰茎を勃起させたまま見つかったら、何を言われるかわからない。
いっそ、2人が戻る前に毒を出してしまおうか。
涼太は、2人の様子を確かめるため、耳をそばだてた。
『あ』
2人の向うが明るくなった。
どうやら、美弥子が手を伸ばし、上がり框の電気を点けたらしい。
さっきまで声高に喋っていた2人は、不思議なことに、ヒソヒソ声になっていた。
ぼそぼそした呟きが聞こえるだけで、意味は聴き取れなかった。
由美が、框の床の方を指差していた。
2人の腰は、もう引けてなかった。
襖の前に、真っ直ぐに立っている。
大きな尻と、小さな尻。
対照的だが、どちらも魅力的なフォルムだった。
逆光に浮かびあがる、夜の桃のようだった。
涼太の陰茎は、更に硬度を増した。
出してしまおう。
涼太は、2人の尻を凝視した。
しかし、陰茎を擦り始めた涼太の指は、すぐに止まった。
2人が反転したのだ。
そのまま、真っ直ぐこちらに戻って来る。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2016/06/01 07:38
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知らないわよ
今回の「知らないわよ」は、両方とも由美です。
一緒にいると、口調が似てくるんですねー。
今日から6月。
衣替えです。
うちの会社は、5月からクールビズをやってますが。
今日の新潟は、最高気温、20度の予報。
上着なしには過ごせません。
P.S. 本日は飲み会なので、帰りが遅くなります。
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2. 尻が好きっHQ- 2016/06/01 12:45
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>丸々とした臀部
でんぶ。
もちろん、ふりかけではありません。
尻。
わたし、大好きです、尻。
おっぱいやまんこももちろん好きですが、やはり尻、ですね。
あの絶妙の盛り上がり、カーブ。質感。
美とエロの極致ですね。
尻はええのう。
衣替え
と言いますと、やはり高校・中学の制服ですね。
家庭での衣替えは、何となくずるずると、という感もありますが、制服はきちんと決まって一斉に、ですからね。
“きっぱりと夏が来た”という感じです。
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3. Mikiko- 2016/06/01 22:06
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衣替え
江戸時代の武士は、年4回、衣替えをしたそうです。
衣替えの日には、いくら凍えるような気温でも、無理やりしたんでしょうね。
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4. 食い倒れハーレクイン- 2016/06/01 23:32
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年4回って……
春夏秋冬。
それぞれの変わり目にしたってこと?
それはまあ、なんと言いますか……とりあえず「衣装持ちっ」ですね。わたしには、やりたくても(やる気もないけど)不可能な所業です。
「京の着倒れ」てな言葉を思い出しました。
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5. Mikiko- 2016/06/02 07:35
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妙な回
↓旧暦(新暦):この日からの衣服
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4/1(5/17):袷小袖(あわせこそで)
5/5(6/19):単衣帷子麻布(ひとえかたびらあさぬの)
9/1(10/11):袷小袖(あわせこそで)
9/9(10/19):綿入れ
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9/1から9/9までは、8日しかありません。
なんでこんなことにしたんでしょう?
新暦の5月16日まで綿入れって……。
耐え難い日もあったでしょうね。
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6. 食いだおれHQ- 2016/06/02 17:42
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あほな回
単に「衣装持ち」をひけらかしたいだけじゃないかなあ。