2016.5.23（月）
由美の無毛の性器は、そんな記憶を涼太に思い起こさせた。
その連想が無理もないほど、由美の性器は幼児のように綺麗だった。
毛が無いだけではなく、性器の周りが、ほかの部分の肌色とまったく同じなのだ。
千穂や女性客の陰毛の下から覗く肌は、明らかに黒ずんでいた。
性器の周りには、さらに色濃いビラビラの縁も見て取れた。
しかし、由美の性器には、縁取る襞も無かった。
スリットが1本、まっすぐに穿たれているだけだった。
まるで傷跡みたいな一筋だったが……。
涼太の心は、その一筋に引きつけられた。
その中は、どうなっているのだろう。
思わず、指先が伸びた。
ふらふらと立ち迷う指先を、涼太はひとごとのように見ていた。
その時だった。
「うーん」
由美から、呻きに似た声が漏れた。
涼太は、その場に身を伏せた。
しかしどうやら、目を覚ましたわけではなさそうだ。
むにゃむにゃと口元を動かしながら、由美は仰向けになった。
大の字である。
仰向いた反動で、由美の顔がこちらを向いた。
目は瞑られたままだ。
でも、もし目を覚ましたら、その前に涼太がいることになる。
隣の美弥子も、横向きの顔をこちらに向けている。
涼太は一瞬、背後の襖を見返った。
このまま帰るべきだということは、子供心にも十分に分別できた。
しかし、この状況を振り切って帰ってしまうのは、あまりにももったいない気がした。
涼太は、四つん這いで畳を這った。
2人の脚元を回り、反対側に身を移す。
この位置では、2人が目を覚ました場合、襖から逃げ出せない。
それは、重々承知だった。
しかし、そちら側に逃げ道は無いが、身を隠す場所はあったのだ。
押入れである。
涼太は、押し入れ前まで這い寄り、引き戸を、自分一人が通れる幅に開いた。
どうやら、シリコンスプレーは、ここにも振られていたらしい。
引き戸は、氷を滑るみたいに開いた。
中の布団は引き出されているので、身を隠すスペースもある。
涼太は、自分を励ますようにうなずくと、押し入れに背を向けた。
そのまま四つん這いで、寝ている2人に這い寄る。
美弥子の巨大な臀部が、目の前にあった。
圧倒的な量感だった。
一緒に風呂に入る女性客は痩せぎすで、尻も小ぶりだった。
千穂のはそれなりに豊かだが、目の前の美弥子とは比べ物にならない。
その連想が無理もないほど、由美の性器は幼児のように綺麗だった。
毛が無いだけではなく、性器の周りが、ほかの部分の肌色とまったく同じなのだ。
千穂や女性客の陰毛の下から覗く肌は、明らかに黒ずんでいた。
性器の周りには、さらに色濃いビラビラの縁も見て取れた。
しかし、由美の性器には、縁取る襞も無かった。
スリットが1本、まっすぐに穿たれているだけだった。
まるで傷跡みたいな一筋だったが……。
涼太の心は、その一筋に引きつけられた。
その中は、どうなっているのだろう。
思わず、指先が伸びた。
ふらふらと立ち迷う指先を、涼太はひとごとのように見ていた。
その時だった。
「うーん」
由美から、呻きに似た声が漏れた。
涼太は、その場に身を伏せた。
しかしどうやら、目を覚ましたわけではなさそうだ。
むにゃむにゃと口元を動かしながら、由美は仰向けになった。
大の字である。
仰向いた反動で、由美の顔がこちらを向いた。
目は瞑られたままだ。
でも、もし目を覚ましたら、その前に涼太がいることになる。
隣の美弥子も、横向きの顔をこちらに向けている。
涼太は一瞬、背後の襖を見返った。
このまま帰るべきだということは、子供心にも十分に分別できた。
しかし、この状況を振り切って帰ってしまうのは、あまりにももったいない気がした。
涼太は、四つん這いで畳を這った。
2人の脚元を回り、反対側に身を移す。
この位置では、2人が目を覚ました場合、襖から逃げ出せない。
それは、重々承知だった。
しかし、そちら側に逃げ道は無いが、身を隠す場所はあったのだ。
押入れである。
涼太は、押し入れ前まで這い寄り、引き戸を、自分一人が通れる幅に開いた。
どうやら、シリコンスプレーは、ここにも振られていたらしい。
引き戸は、氷を滑るみたいに開いた。
中の布団は引き出されているので、身を隠すスペースもある。
涼太は、自分を励ますようにうなずくと、押し入れに背を向けた。
そのまま四つん這いで、寝ている2人に這い寄る。
美弥子の巨大な臀部が、目の前にあった。
圧倒的な量感だった。
一緒に風呂に入る女性客は痩せぎすで、尻も小ぶりだった。
千穂のはそれなりに豊かだが、目の前の美弥子とは比べ物にならない。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2016/05/23 06:32
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押入れの闇
わたしは、子供のころ、この中が好きでした。
まさに隠れ家。
そろばん塾に行きたくない日は、一旦家を出た後、使われてない部屋のサッシ窓から入ります。
窓の鍵は、あらかじめ外して置くんですね。
で、押し入れの中に隠れて、時間をやり過ごすわけです。
真っ暗ですから本も読めませんが、実に落ち着きました。
たいがいは、寝てしまいましたが。
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2. 籠城ハーレクイン- 2016/05/23 13:00
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↑「落城」の方が良かったかなあ。
>あまりにももったいない
わかる。
分かるぞ、涼太。
まあ、何の言い訳にもならんが。
隠れ家
一度書きましたが、わたしは小学生の時、そろばん塾へ行くのが嫌さに、トイレに閉じこもったことがあります。
怒り狂った母親にトイレに乱入され、家をたたき出されました。
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3. Mikiko- 2016/05/23 19:01
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アホー
なんで、逃げ場のないところに立て籠もるんですか。
しかもトイレは、必ず使わなきゃなりませんから、放っておくわけにもいかない場所です。
普通に家を出て、塾に行かなきゃいいだけでしょ。
わたしは雨が降ってたので、押し入れに隠れましたが。
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4. 厠籠城ハーレクイン- 2016/05/23 21:42
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狭い家でしたからねえ
ほかに立て籠もれる場所も無かったし。
下痢か便秘を装ったつもりだったんですよ。
で、母ちゃん、そのうちあきらめるやろ、と。
>普通に家を出て、塾に行かなきゃいいだけ
姉も一緒に行ってたんでね、そろばん塾。
行かなきゃばれるの、わかりきってました。
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5. Mikiko- 2016/05/24 07:25
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あきらめられませんよ
自分も使わなきゃならないんですから。
狭い家なら、トイレは1つしか無かったんでしょう。
そろばん塾が嫌だったのは、独特な臭いです。
どうしてあんな臭いがするんでしょう。
そろばんの臭いですかね。
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6. 厠算盤ハーレクイン- 2016/05/24 12:07
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>トイレは1つ
わたしは、トイレが2つ以上ある家に住んだことはありません。
あ、書くのは勝手だなあ。今度、志摩子女将あたりに住まわせてみるかな。
そろばん塾の臭い
まったくわかりません。
そろばんじゃなく、誰かの足の臭いだっだのでは。
ごわさんで願いまして～は、1円なーり、2千と跳んで5円なーり～。
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7. Mikiko- 2016/05/24 19:45
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わたしの2Fの部屋から……
1階のトイレに通おうとしたら、間に合わない可能性があります。
広い家も、考えものじゃ。
そろばん塾の臭い。
↓わたし以外にも、感じている方がおられます。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11132891506
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8. ♪人生楽ありゃHQ- 2016/05/24 22:40
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間に合わない可能性
想像の埒外です。
そろばん塾の臭い
わたしが通ったところは、阪神電車のすぐねき（傍）。
喧しいなあ、という記憶はありますが臭いはねえ。
教室の上が二階でね（そらそやろ）、センセ一家の住まいになってました。で、教材とかを買うときは、二階に上がるわけです。奥さんと小さいガキが二人ほどいました。
なんとなく、人の生活を覗き見るような、後ろめたい思いをしながら上がったものです。
ごはさんで願いまして～は～
![[官能小説] 熟女の園](https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/3/e/3e07a9c3.gif)
