2016.5.21(土)
客「そんなら、黙って飲めばいいでしょ」

み「場が持たんだろ」
客「だって、食べて飲んでるわけでしょ」
み「大食い選手権じゃあるまいし……」

↑リスです。笑いを取ろうとしてるわけではありません。冬に備えて必死なのです。
み「引っ切りなしに食べてるわけにいかんでしょ。
箸を休める時間もあるに決まっておる」

↑わたしも、箸置きを使ってます。昔は、茶碗の上に載せてたりしましたが、やはり見栄えがよくありません。袖に引っ掛けたりしますし。
客「どーも、よくわかりませんね。
それなら、ホテルの部屋でも一緒でしょうに」
み「ホテルには、テレビが付いてるの」

↑『スーパーホテル東京・JR立川北口』。名前、長すぎだろ。
み「テレビを見ながらなら、箸を休めてても退屈しないわけ」
客「テレビのある居酒屋もありますよ」

↑西武新宿線野方商店街にある『野方食堂』。創業80年の定食屋さんですが、単品の品数は居酒屋以上だそうです。
み「自分の好きな番組を見れるわけじゃないでしょ」
客「じゃ、ワンセグ」

↑画面を横にできる機種があったんですね。10年くらい前の製品のようです。
み「音を出せんではないか」
客「イヤホンすれば?」

↑巨大イヤホン型スピーカーです。サイズは、通常イヤホンの500倍。
み「あんたね。
居酒屋のカウンターで、イヤホンしてワンセグ見る気になれます?」

↑仙台市の居酒屋『ぱぐぱぐ』。けっこう落ち着けそうではあります。
客「ま、なりませんな」
み「部屋で飲む方が、よっぽどいいわい」

↑これは、明らかに食べ過ぎ。
客「でも、寂しい旅行ですね」

↑一人は、ほんとに気楽です。わたしは、常に頭の中で会話してるので、退屈することもありません。
み「大きななお世話じゃ」
客「何しに行くんですか?」
み「去年とおととしは、検診に行った。
おととしが、心臓の検査」

↑こういうのに入りました。
み「去年が、がん検診」

↑これです。AICS(アミノインデックス がんリスクスクリーニング)。
客「そんなに身体が悪いようには見えませんが。
心臓にがんでは、長くないんじゃないですか」

み「ばきゃもん。
検診というのは、悪いところがあるかどうか、調べるものです」
客「悪かったんですか?」
み「それが、イマイチ、すっきりせんのよ」

↑すっきりしない感、出てませんか?
客「は?
結果は出たんでしょ」
み「わたし的には……。
『どっこも悪いところはありません。毎日、浴びるほど酒飲んでもかまいません』という結果が欲しかったわけじゃ」

↑この人は、ほんとに美味しそうにビールを飲みます。見てる方まで幸せになります。
客「そんな結果を出す検診があるわけないでしょ。
いかがです、先生?」

↑とある街頭インタビュー。やらせか?
律「しゃべる気にもなりません。
バカに付ける薬はないということです。
こんなヤツは、頭にメンタムを塗っておけばいいんです」

↑女の子が書いた絵のようです。テキトーさんというキャラだとか(これ以上の情報なし)。
み「非科学的な!」

↑非科学帝王。あんな球がほんとに投げれたら超能力者です。
客「じゃ、結果は悪かったと?」

み「そうは言っておらん」
客「いったい、どうなんですか!」

み「早い話……」
客「ちっとも、早くないんですけど」
み「経過観察ということです」

↑早い話、こういうことです。
客「はぁ。
2年続けて、検診を受けたわけですね。
それは立派な心がけです。
でも、新潟って、心臓やがんの検診って、受けられないんですか?」

↑新潟の医療機関、ではありません。
み「バカにするでない!
政令指定都市じゃぞ」

↑実際には、市の中心部は空洞化が進んでます。郊外の方が、はるかに暮らしやすいです。でも、車に乗れなくなると、劇的に不便になります。
客「だって、わざわざ東京に来るわけでしょ」
み「あなた、検診が好きかね?
楽しみでしょうがない?」

客「そんなわけないでしょ。
出来れば受けたくありませんよ。
でも、検診を受けずに大病が見つかった場合……。
ぜったいに後悔しますから」

み「俳優にもいたのぅ」
客「今井雅之ですね」

↑左の人です。右は、『スピードワゴン』の井戸田潤。特攻隊をテーマにした舞台劇のようです。
み「自衛隊出身で、身体には自信があるって……。
定期検診をまったく受けてなかった。
で、症状がどうにもならなくなって、病院に行ったら……。
もう、末期ということでした」

↑上の写真と同じ人ですよ。
客「身体が頑丈かどうかと、がんにかかるかどうかは、まったく別物ですよね」

み「北の湖も、がんで死んでしまった」

↑まるで相撲人形ですよね。綺麗な力士です。
み「とにかく、症状が出ないうちからの定期検診が大切です」

み「しかしながら!
検診は、やっぱり億劫なのも事実」

↑億劫の図。わたしの東京の部屋は、これ以下でした。母親がアポなしで訪ねてきて、泣いて帰りました。
客「会社で無いんですか?」
み「無いわけなかろ。
無かったら法律違反です。

↑これを怠る会社は、ブラック中のブラックです。徹底的に取り締まり、潰すべきです。
み「でも、心臓エコーや、アミノインデックス検診は、オプションにも入ってない」

↑車を買うときのことです。でも、後付けするのを、オプションと云うのでは?
客「ま、そうでしょうね」
み「というわけで、自腹で受けてるわけです」

み「ぜったい後悔したくないから。
末期がんが後になってわかったら、まさしく、後悔先に立たずですよ。
取り返しが付きません」

↑確かに取り返しがつきませんが、命が無事なことだけは、喜ばなければなりません。
客「それは大いにわかります。
しかし、話が進みませんな」
み「話は進まなくても、列車は進む」

↑昭和49年6月30日、上野動物園の『おサルの電車』が姿を消しました。電車の上に、長時間鎖でつなぐのは動物虐待との声が強くなったそうです。世相の変化ですね。
客「それについては、否定しませんが」
み「つまり!
検診は受けたくない。
楽しくない。
それなら、楽しいこととセットにしたらどうじゃということです」

↑2階のローン会社の看板では無さそうですが。
客「あ、なるほど」
み「高速バスの車窓から、窓の景色を眺めたり……」

↑去年の『単独旅行記』の写真。ガーラ湯沢駅です。
み「ホテルの部屋で、テレビを見ながら夕食を摂り、お酒を飲む」

↑部屋飲み、サイコー。
み「眠くなったら寝る」

↑自分でこの格好をするそうです(サンマは飼い主が載せたものですが)。
み「こんな楽しいことがありますか?」
客「ま、楽しいかどうかは本人が感じることですけど。
分かる気はします。
でも、検診前にお酒飲んで大丈夫ですか?」

↑去年の検診は、15時の予約だったので、その日、初めての食事は、ホテルに着いてからの19時でした。朝起きてから、15時間後です。
み「アホかね、チミは。
検診の後に決まっておるだろ。
初日は、検診を受けてから、夕食のお買い物をし……」

↑去年、夕食を買った、錦糸町の『コモディイイダ』。良いスーパーでした。
み「ホテルに入るのです」

↑去年泊まった『ススーパーホテル東京・亀戸』。
客「あー、なるほど」
み「ホテルに入っても、デリヘルなどは呼びません」

客「はぁ」
み「ひとり、買って来た“かき揚げ”でビールを飲むのです」

↑旅先で天つゆが無いので、持参の生醤油でいただきました。これがまた、美味いのよ。
客「なんとなく、寂しい気も……」
み「楽すぃの!」

↑焼きそばってのは、ありですね。φ(..)メモメモ。
客「わかりました。
来年も行くんですか?」
み「東京には行きます。
年に1度の贅沢ですから」

↑高速バスが入ってくると、ドキドキします。
み「でも、検診は省略」

↑省略は、悪い意味だけではありません。
客「なんでです!
これまでの話の筋道と違うじゃないですか」
み「会社の検診が、去年から自費のオプションを付けられるようになったのです。
血液検査にオプションを付けると、いろんな“がん”の検診が受けられます」

↑わたしは、目が寄るほど針を凝視します。
み「去年は、膵臓と肝臓のがん検診を付けました。
血液を別に取られるわけではないので……。
オプションを追加することで、余計に時間がかかることもありません。
値段は確か、2,700円だったかな。
当日、その金額だけ窓口で払えばオッケー」

↑銚子市立病院。銚子市は、夏が涼しく、冬は暖かいそうです。地震の危険が無ければ、移住候補なのですが……。
客「便利ですね。
膵臓と肝臓のがんは、症状が出てからじゃ、そうとう進行してると聞きます」

み「そのとおり。
膵臓は、周囲を臓器に囲まれてるので、ほかの検査で見つかることはまずありません」

み「肝臓は、沈黙の臓器と呼ばれてるほど、自覚症状が出にくいのです」

↑飲み屋でこんなになったら、帰るのが大変です。やっぱり、部屋飲みが一番。
律「詳しいじゃない」
み「症状が出てから病院に行って……」

↑これは知りませんでした。肝臓は身体の右側にあり、それが重くなると横隔膜が引っ張られ、右肩が凝るんだそうです。
み「“がんです”と言われることだけは避けたい。
多分、その場で気絶してしまうと思う」

↑笑いながら気絶する人。
み「その前に多分、“がーん”と言うと思うけど」

律「そんな余裕、あるもんですか」

↑久々に出ました、余裕の帝王。
客「確かに、それは怖いですね」
み「来年の検診は、大盤振る舞いして……」

↑ご存知、紀伊国屋文左衛門。節分で、豆の代わりに小判を撒いたとか。
み「膵臓や肝臓以外のオプションも付けようと思ってる。
全部セットにしても、確か、6,500円くらいだったと思う。
アミノインデックスは、もっとずっと高いからね」

↑なんであんなに高いのか、さっぱりわからん。
客「で、東京行きは、お楽しみだけにしたんですか」

↑こういうのも、楽しいかも。でも、トイレはウォシュレットなんでしょうか?
み「左様じゃ」
客「どこに行くんです?」
み「それは、秘密です」

み「それをネタに、また『単独旅行記Ⅲ』を書くからね」

↑去年は、『江戸東京博物館』に行きました。
客「言ってることが、さっぱり理解できませんが」

↑波照間の看板。“○”に当てはまる文字を答えよ。
み「せんでよい。
ところで、何で東京行きの話になったんじゃ?」
客「ホテルの部屋で飲むのが一番という流れからでしょ」

↑唐揚げも良さげです。
み「思い出した!
ホタテ漁師の話ではないか」

客「一気に遡りましたね。
そうそう、昼飯に魚を釣るという話題ですよ。
で、釣りたての刺し身はコリコリして美味しいでしょうねと、当然の感想を述べたところ……」

↑三浦半島の釣りたてアジ。
客「あなたが、生魚は食べないと言い出したんです」

客「なんで、生魚を食べないのに、昼飯に魚を釣るんですか?」
み「チミは、魚を生でしか食べないのか?」

↑カワウです。“鵜呑み”はここから来てます。
客「もちろん、いろいろと料理すれば、美味しくいただけるのはわかってますよ。
焼き魚とか、天ぷらとか」

↑アナゴでしょうか? 天ぷら船の昼食。もちろん、天ぷら用の魚は用意されてますので、釣れなくても大丈夫。
客「でも、手っ取り早くて美味しいのは、生の刺し身でしょ。
船の上で天ぷらとか、けっこう手間だと思いますよ。
魚をさばかなきゃならないし」

↑こんなのは釣れないと思いますが。
み「一番細かくさばかなきゃならんのは、刺し身ではないか」

↑一見、フグですが……。実は、浜名湖名物、うなぎのお刺し身です。
客「ま、それはそうです。
切り身のまま、生で食べる気にはなりませんから」

↑泳ぐ切り身。
み「焼き魚は、丸ごと焼けばいいし……。
天ぷらは、丸ごと揚げればいい」

↑泳ぐ天ぷら……。ではなく、祇園の天ぷら専門店『京星』さんの一品。
客「そりゃ、小魚ならそうでしょ。
でも、大物が釣れたらどうするんです?」

↑鯛ですよね。わたしなら、持ち帰って売ります。
客「丸ごとじゃムリですよ。
あなた、魚をさばけるんですか?」

↑平安時代から続く儀式『式庖丁』(京都市『萬亀楼』)。
「失敬な!」

↑失敬な敬礼。
客「出来るんですか?」
み「出来るわけないではないか」
客「それなら、失敬じゃないでしょ」
み「レディに向かって、料理を出来るのかという言い草が、失敬だと言っておる」

↑小林麻耶さんだそうです。きゅうりの皮なんぞ、剥かなくていいでしょ。
客「どこにレディが……」
み「もっと失敬だろ!
良いか。
一人で船に乗って出たら、危険であろう」

↑アサリ漁の下見だそうです。多分、立てる深さですね。
み「もし、誤って転落したりしても、助けてもらえない。
たとえ救命胴衣を付けてたとしても、流されたら助からんわい」

↑もちろん、講習です。焦らず、浮いたまま助けを待つべきとのこと。でも、水が冷たかったら、保たないよね。
み「わたしは、泳げんのじゃから」
客「漁師が泳げないのは、問題が大きいと思います」

↑泳げないとマズい職業が、ほかにもありました。
み「沖に出たら、50メートルくらい泳げても、どうにもならんわい」

↑江ノ島でひとり泳ぐ男。よくこういうことが出来るものです。脚でも吊ったら、一巻の終わりです。
客「ま、それはそうですが」
み「だから、一人で出てはいかんのです。
2人一組。
刑事捜査の鉄則です」

↑『確証~警視庁捜査3課』の高橋克実さん・榮倉奈々さん。捜査3課は、窃盗などを扱う部署だそうです。実際の捜査でも、男女のコンビって、あるんですかね? 女性刑事は少ないでしょうから、当然そうなるとは思いますが。
客「漁師の話でしょ」
み「2人いれば、落っこちても助けてもらえる」

↑ハードなのは、放っておいても空気が抜けないからでしょうか。これを投げこまれて頭に当たったら、一巻の終わりです。
客「その人も泳げなかったらどうするんです?」

↑謎のキャラ発見。泳げないのなら、“スイマー”ではないのでは?
み「わたしが、そんな唐変木を相棒にするかね。
頭はパーでも、泳ぎだけは達者というヤツを選びます」

み「なんなら、カワウソでも良い」

↑『油壺マリンパーク』。手が魚臭くなっても知りません。
客「カワウソは、海にはいません」
み「ばきゃもん。
ニホンカワウソは絶滅しておる」

↑2012年、絶滅種に指定されました。
み「川にだっておらんわ」
客「じゃ、相棒に出来ないじゃないですか」
み「カッパでも良い」

↑さすが、東スポ。
客「海にいませんって」
み「川にもオランウータン!」

↑オランウータンは、母子単位で生活するため、世代間で知識の継承がなされません。温泉に入るニホンザルの習慣は、まさに集団生活の賜物。
客「ものすごく下らない会話をしてる気がするんですが」

↑上質な酒が積まれてたわけでなく、船に揺られることで熟成が進み、上質な酒になったそうです。下り酒じゃない酒を、“下らない酒”と呼ばれたのが、“くだらない”の語源。
律「話の先を考えてないからですよ」
み「とにかく!
泳げるヤツと一緒に船に乗るの」

↑竜宮城へ一直線。乙姫様とカメって、どういう関係なんですかね?
客「潮流が早くて、あっという間に流されるかも知れませんよ」

↑素晴らしいネーミングですよね。思いついた人は、やったと思ったでしょう。
み「アホかね。
それは、外洋の話だろ。
わたしが船を出すのは、陸奥湾ですじゃ」

み「湾の中に、あっという間に流されるほどの潮があるかい。
救命胴衣さえ着けていれば、必ず助かります」

客「さっき、流されたら助からないって言ってませんでした?」
み「だからそれは、1人のときでしょ。
何時間も見つけてもらえなかったら、下手すりゃ湾の外に出ます。
そしたら、そこは津軽海峡」
↑10代の頃のようです。
み「ブラキストン線って知っとるけ?」
客「知りません」
み「貴様、それでも日本人か!」

↑抱枕が妻ってことですかね?
客「聞いたことが無いですよ」
み「チミは、生物がゼロ点だったな」

↑“毛”では、脇の下とかぶると思ったんでしょうか?
客「わたしは文系でしたから。
生物は受験科目になかったです」

↑絵がヘタすぎる!
み「受験科目に無いから勉強しなくてもいいというのは、大きな間違いじゃぞ」

↑○でしょ?
客「あなたから正論を聞くと、なんだか虚しいんですが」

↑ウマい!
み「なんでじゃ!
受験科目に無くても、授業はあったはずじゃ」

↑珍回答シリーズ、無限にあります。
み「わたしは確か、高校1年で履修した。
文系理系に別れる前です」

客「わたしも1年のとき、生物がありましたけど……。
習った覚えが無いなぁ」

↑今の生物の教科書って、こんなデザインなんですか?『ジャポニカ学習帳』みたいです。
客「何月ころです?」
み「習った覚えが無いに1票」

↑“BL”はもちろん、“Boy's Love”です。
↓わたしならやっぱり、こういうのに投票したいです。

客「は?」
み「わたしがこの用語を知ったのは、最近のことなのじゃ」
客「いったいどうなってるんですか、話の筋道は」

↑全国的にある『ひまわり迷路』。暑いでしょうね。ぜったいにイヤになります。
み「人は、大人になってからも、日々勉強です」

↑ごめんじゃー。
客「だから、正論は止めてくださいって」

↑これも腹の立つフレーズです。今は、やりたくねーんだよ。
み「それでは、ブラキストン線について解説しよう」

客「話を進める気ですね」
み「よいか!
ブラキストン線とは、津軽海峡を東西に横切る線にして、動植物の分布境界線の一つである」

↑分布境界線は、ほかにもいろいろあります。
み「どうじゃ」

客「なんでドヤ顔なんです?」
み「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

↑春場所は、やっぱりの8勝7敗でした。夏はどうでしょう。
客「逆じゃないですか」

↑今年(2016年)は、4年に1度の逆打ちの年だそうです。弘法大師は順打ちで回られたことから、逆打ちすると、お大師様に会える可能性が高まるとのこと。
み「今から約7万年~1万年前のことじゃ。
このころに、最後の氷河期があった」

み「氷河期は、地上の水分が凍りつき、海に流れこまなくなる」

↑ノルウェー『ブリクスダール氷河』。
み「したがって、海面水位が低下するのじゃ」
客「それは、子供でも知ってます」

↑1985年、イタリア作。ベビーシッターの虜になった、6歳のトムのアブナイお話、だとか。
み「わたしは知らんかったぞ」
客「何で知らないんです?」
み「たぶん、その日、学校を休んだのじゃ」

↑わたしは、ぜんぜんドキドキせんかった。
み「給食のオカズが、嫌いなものだったに違いない」

↑わたしは、小学校に入学して最初の給食で、ゲロを吐きました。
客「そんなことで休まないでくださいよ」
み「講義を続ける」

↑マスクマン数学教師、数理哲人(芸名です)。
客「休んだんじゃないですか?」
み「学校で習うことは、全て受け身です」

み「そういうのは、習ってもすぐ忘れる。
ずっと覚えてるのは、そのとき、本当に興味を持ったことだけです」

↑フランスの性教育用絵本。スゴいですね。
客「ま、そうでしょうがね」
み「したがって教師の使命とは、知識を教えることではなく……。
生徒に、いかに興味を持たせるかにある」

↑これまた強烈。ベネズエラのようです。
客「いやに、もっともらしいですな。
でもあなた、休んだんだから、興味を持ちようがないでしょ」

↑学校を休んだ日には、なぜか教育テレビを見てました。やっぱり、少しは後ろめたかったんでしょうか。
み「大人になってから、興味を持つこともあるであろ。
人間、一生、勉強です」
客「あなたが言うと、なんか真に受けられない気がします」

↑真に受けられない画像。13.5㎏の金魚だそうです。ヒゲがあるから、鯉でねぇの?
み「失敬なやつ。
講義を続けるぞ。
落ちこぼれは、即座に起たせる」

↑『おジャ魔女どれみ』だそうです。先生、エロっぽいですね。
客「イヤですよ。
せっかく座れたのに」

↑上越新幹線『浦佐駅』のようです。こんな大きなぬいぐるみを持って旅行してるんでしょうか?(こちら)
み「痔主は立った方がいいの」
客「座れないくらいなら、旅行に出ませんって」

↑痔の病院のベッドの枕元に貼ってあったそうです。意味を考えて時間を潰せそうです。
み「それでは、第1問!」
客「強行しますな」

↑雨天強行。このユニフォームって、マネージャーが洗うんですか?
み「最終氷期における海面低下は、何メートルじゃ?」
客「そんなこと、専門家じゃなきゃわからないでしょ」
み「パカタレ。
一子相伝じゃあるまいし、ネットを調べれば素人にもわかるわい」

客「一般人が、常識的な知識としては持ってないでしょ」
み「知識として持ってないから、わかりません?
そんなことじゃいかんな」

↑厚いつもりで薄いのは、自分の頭。
客「なんでですか!」
み「考えい!
想像の翼を広げるのじゃ。
こうやって」
客「ほんとに両腕を広げるんですか?」
み「何の鳥かわかるか?」
客「わかりませんよ。
オランウータンにしか見えません」

↑後ろのダンボールは、戦利品のようです。
み「鶏の唐揚げじゃ」

↑生きてます。毛のない鶏が開発されたそうです。そのまま料理できるってことでしょうか? 人間って、恐ろしいですね。
客「アホですか」
み「失敬な。
教師を愚弄すると、天罰で、痔が30センチに広がるぞ」

↑グアテマラの首都に空いた巨大な陥没穴。幅、18メートル、深さ、60メートル。
客「死んでしまいますよ。
しかし、いい加減、進めませんか。
読者が怒ってますよ」

↑学びましょう。
み「チミが答えないのが悪いんだろ。
わからなくても、考えて答える」

み「はい、何メートル?」
客「50メートルくらいですか?」
み「バーカ」
↑こういう言葉を教えてはいけません。
客「失礼な!」
み「当てずっぽうで答えてはいかんではないか」

↑当てずっぽう以前の問題。
客「あなたが、ムリヤリ答えさせたんでしょ」
み「仕方がない。
四択にしてやる」

↑これって、クイズなんですか?
み「これなら、当てずっぽうでも当たるかも知れんぞ。
良いな?」
客「早く出してください」
み「選択肢①、1メートル」

↑長さ1メートルの焼き鳥『全や連総本店 東京』。今もやってるかどうかは不明。
客「これは違うな」
み「最後まで聞け!
選択肢②、30メートル」

↑高さ、30メートル。
客「うーむ。
可能性はあるな」
み「選択肢③、150メートル」

客「そんなに飛ぶんですか?
わからなくなったぞ」
み「選択肢④、1万メートル」

↑高度1万メートルから見下ろす富士山。
客「そんなわけないでしょ。
海が無くなっちゃいますよ。
事実上、二択だな」
み「選択肢⑤」

↑わたしの足ではありませんが……。わたしも足の指を、隣の指と接しない状態で、すべて開くことが出来ます。
客「四択って言ったでしょ!」
み「じゃ、答えんさい」
客「②か③に決まってますよ。
よし、③の150メートル!」
み「ブッブー」

客「くっそー。
30メートルか」

↑こういうことをする人の気が知れません。お金をもらってもお断り(100万円なら、少し考える)。
客「でも、そんなもんなんですか?」
み「答えは、130メートルじゃ」

↑130メートルのロールケーキ。ギネス記録となったそうです。スゴいのかどうか、イマイチわかりにくい記録です。
客「そんな選択肢、無かったじゃないですか!」

み「場が持たんだろ」
客「だって、食べて飲んでるわけでしょ」
み「大食い選手権じゃあるまいし……」

↑リスです。笑いを取ろうとしてるわけではありません。冬に備えて必死なのです。
み「引っ切りなしに食べてるわけにいかんでしょ。
箸を休める時間もあるに決まっておる」

↑わたしも、箸置きを使ってます。昔は、茶碗の上に載せてたりしましたが、やはり見栄えがよくありません。袖に引っ掛けたりしますし。
客「どーも、よくわかりませんね。
それなら、ホテルの部屋でも一緒でしょうに」
み「ホテルには、テレビが付いてるの」

↑『スーパーホテル東京・JR立川北口』。名前、長すぎだろ。
み「テレビを見ながらなら、箸を休めてても退屈しないわけ」
客「テレビのある居酒屋もありますよ」

↑西武新宿線野方商店街にある『野方食堂』。創業80年の定食屋さんですが、単品の品数は居酒屋以上だそうです。
み「自分の好きな番組を見れるわけじゃないでしょ」
客「じゃ、ワンセグ」

↑画面を横にできる機種があったんですね。10年くらい前の製品のようです。
み「音を出せんではないか」
客「イヤホンすれば?」

↑巨大イヤホン型スピーカーです。サイズは、通常イヤホンの500倍。
み「あんたね。
居酒屋のカウンターで、イヤホンしてワンセグ見る気になれます?」

↑仙台市の居酒屋『ぱぐぱぐ』。けっこう落ち着けそうではあります。
客「ま、なりませんな」
み「部屋で飲む方が、よっぽどいいわい」

↑これは、明らかに食べ過ぎ。
客「でも、寂しい旅行ですね」

↑一人は、ほんとに気楽です。わたしは、常に頭の中で会話してるので、退屈することもありません。
み「大きななお世話じゃ」
客「何しに行くんですか?」
み「去年とおととしは、検診に行った。
おととしが、心臓の検査」

↑こういうのに入りました。
み「去年が、がん検診」

↑これです。AICS(アミノインデックス がんリスクスクリーニング)。
客「そんなに身体が悪いようには見えませんが。
心臓にがんでは、長くないんじゃないですか」

み「ばきゃもん。
検診というのは、悪いところがあるかどうか、調べるものです」
客「悪かったんですか?」
み「それが、イマイチ、すっきりせんのよ」

↑すっきりしない感、出てませんか?
客「は?
結果は出たんでしょ」
み「わたし的には……。
『どっこも悪いところはありません。毎日、浴びるほど酒飲んでもかまいません』という結果が欲しかったわけじゃ」

↑この人は、ほんとに美味しそうにビールを飲みます。見てる方まで幸せになります。
客「そんな結果を出す検診があるわけないでしょ。
いかがです、先生?」

↑とある街頭インタビュー。やらせか?
律「しゃべる気にもなりません。
バカに付ける薬はないということです。
こんなヤツは、頭にメンタムを塗っておけばいいんです」

↑女の子が書いた絵のようです。テキトーさんというキャラだとか(これ以上の情報なし)。
み「非科学的な!」

↑非科学帝王。あんな球がほんとに投げれたら超能力者です。
客「じゃ、結果は悪かったと?」

み「そうは言っておらん」
客「いったい、どうなんですか!」

み「早い話……」
客「ちっとも、早くないんですけど」
み「経過観察ということです」

↑早い話、こういうことです。
客「はぁ。
2年続けて、検診を受けたわけですね。
それは立派な心がけです。
でも、新潟って、心臓やがんの検診って、受けられないんですか?」

↑新潟の医療機関、ではありません。
み「バカにするでない!
政令指定都市じゃぞ」

↑実際には、市の中心部は空洞化が進んでます。郊外の方が、はるかに暮らしやすいです。でも、車に乗れなくなると、劇的に不便になります。
客「だって、わざわざ東京に来るわけでしょ」
み「あなた、検診が好きかね?
楽しみでしょうがない?」

客「そんなわけないでしょ。
出来れば受けたくありませんよ。
でも、検診を受けずに大病が見つかった場合……。
ぜったいに後悔しますから」

み「俳優にもいたのぅ」
客「今井雅之ですね」

↑左の人です。右は、『スピードワゴン』の井戸田潤。特攻隊をテーマにした舞台劇のようです。
み「自衛隊出身で、身体には自信があるって……。
定期検診をまったく受けてなかった。
で、症状がどうにもならなくなって、病院に行ったら……。
もう、末期ということでした」

↑上の写真と同じ人ですよ。
客「身体が頑丈かどうかと、がんにかかるかどうかは、まったく別物ですよね」

み「北の湖も、がんで死んでしまった」

↑まるで相撲人形ですよね。綺麗な力士です。
み「とにかく、症状が出ないうちからの定期検診が大切です」

み「しかしながら!
検診は、やっぱり億劫なのも事実」

↑億劫の図。わたしの東京の部屋は、これ以下でした。母親がアポなしで訪ねてきて、泣いて帰りました。
客「会社で無いんですか?」
み「無いわけなかろ。
無かったら法律違反です。

↑これを怠る会社は、ブラック中のブラックです。徹底的に取り締まり、潰すべきです。
み「でも、心臓エコーや、アミノインデックス検診は、オプションにも入ってない」

↑車を買うときのことです。でも、後付けするのを、オプションと云うのでは?
客「ま、そうでしょうね」
み「というわけで、自腹で受けてるわけです」

み「ぜったい後悔したくないから。
末期がんが後になってわかったら、まさしく、後悔先に立たずですよ。
取り返しが付きません」

↑確かに取り返しがつきませんが、命が無事なことだけは、喜ばなければなりません。
客「それは大いにわかります。
しかし、話が進みませんな」
み「話は進まなくても、列車は進む」

↑昭和49年6月30日、上野動物園の『おサルの電車』が姿を消しました。電車の上に、長時間鎖でつなぐのは動物虐待との声が強くなったそうです。世相の変化ですね。
客「それについては、否定しませんが」
み「つまり!
検診は受けたくない。
楽しくない。
それなら、楽しいこととセットにしたらどうじゃということです」

↑2階のローン会社の看板では無さそうですが。
客「あ、なるほど」
み「高速バスの車窓から、窓の景色を眺めたり……」

↑去年の『単独旅行記』の写真。ガーラ湯沢駅です。
み「ホテルの部屋で、テレビを見ながら夕食を摂り、お酒を飲む」

↑部屋飲み、サイコー。
み「眠くなったら寝る」

↑自分でこの格好をするそうです(サンマは飼い主が載せたものですが)。
み「こんな楽しいことがありますか?」
客「ま、楽しいかどうかは本人が感じることですけど。
分かる気はします。
でも、検診前にお酒飲んで大丈夫ですか?」

↑去年の検診は、15時の予約だったので、その日、初めての食事は、ホテルに着いてからの19時でした。朝起きてから、15時間後です。
み「アホかね、チミは。
検診の後に決まっておるだろ。
初日は、検診を受けてから、夕食のお買い物をし……」

↑去年、夕食を買った、錦糸町の『コモディイイダ』。良いスーパーでした。
み「ホテルに入るのです」

↑去年泊まった『ススーパーホテル東京・亀戸』。
客「あー、なるほど」
み「ホテルに入っても、デリヘルなどは呼びません」

客「はぁ」
み「ひとり、買って来た“かき揚げ”でビールを飲むのです」

↑旅先で天つゆが無いので、持参の生醤油でいただきました。これがまた、美味いのよ。
客「なんとなく、寂しい気も……」
み「楽すぃの!」

↑焼きそばってのは、ありですね。φ(..)メモメモ。
客「わかりました。
来年も行くんですか?」
み「東京には行きます。
年に1度の贅沢ですから」

↑高速バスが入ってくると、ドキドキします。
み「でも、検診は省略」

↑省略は、悪い意味だけではありません。
客「なんでです!
これまでの話の筋道と違うじゃないですか」
み「会社の検診が、去年から自費のオプションを付けられるようになったのです。
血液検査にオプションを付けると、いろんな“がん”の検診が受けられます」

↑わたしは、目が寄るほど針を凝視します。
み「去年は、膵臓と肝臓のがん検診を付けました。
血液を別に取られるわけではないので……。
オプションを追加することで、余計に時間がかかることもありません。
値段は確か、2,700円だったかな。
当日、その金額だけ窓口で払えばオッケー」

↑銚子市立病院。銚子市は、夏が涼しく、冬は暖かいそうです。地震の危険が無ければ、移住候補なのですが……。
客「便利ですね。
膵臓と肝臓のがんは、症状が出てからじゃ、そうとう進行してると聞きます」

み「そのとおり。
膵臓は、周囲を臓器に囲まれてるので、ほかの検査で見つかることはまずありません」

み「肝臓は、沈黙の臓器と呼ばれてるほど、自覚症状が出にくいのです」

↑飲み屋でこんなになったら、帰るのが大変です。やっぱり、部屋飲みが一番。
律「詳しいじゃない」
み「症状が出てから病院に行って……」

↑これは知りませんでした。肝臓は身体の右側にあり、それが重くなると横隔膜が引っ張られ、右肩が凝るんだそうです。
み「“がんです”と言われることだけは避けたい。
多分、その場で気絶してしまうと思う」

↑笑いながら気絶する人。
み「その前に多分、“がーん”と言うと思うけど」

律「そんな余裕、あるもんですか」

↑久々に出ました、余裕の帝王。
客「確かに、それは怖いですね」
み「来年の検診は、大盤振る舞いして……」

↑ご存知、紀伊国屋文左衛門。節分で、豆の代わりに小判を撒いたとか。
み「膵臓や肝臓以外のオプションも付けようと思ってる。
全部セットにしても、確か、6,500円くらいだったと思う。
アミノインデックスは、もっとずっと高いからね」

↑なんであんなに高いのか、さっぱりわからん。
客「で、東京行きは、お楽しみだけにしたんですか」

↑こういうのも、楽しいかも。でも、トイレはウォシュレットなんでしょうか?
み「左様じゃ」
客「どこに行くんです?」
み「それは、秘密です」

み「それをネタに、また『単独旅行記Ⅲ』を書くからね」

↑去年は、『江戸東京博物館』に行きました。
客「言ってることが、さっぱり理解できませんが」

↑波照間の看板。“○”に当てはまる文字を答えよ。
み「せんでよい。
ところで、何で東京行きの話になったんじゃ?」
客「ホテルの部屋で飲むのが一番という流れからでしょ」

↑唐揚げも良さげです。
み「思い出した!
ホタテ漁師の話ではないか」

客「一気に遡りましたね。
そうそう、昼飯に魚を釣るという話題ですよ。
で、釣りたての刺し身はコリコリして美味しいでしょうねと、当然の感想を述べたところ……」

↑三浦半島の釣りたてアジ。
客「あなたが、生魚は食べないと言い出したんです」

客「なんで、生魚を食べないのに、昼飯に魚を釣るんですか?」
み「チミは、魚を生でしか食べないのか?」

↑カワウです。“鵜呑み”はここから来てます。
客「もちろん、いろいろと料理すれば、美味しくいただけるのはわかってますよ。
焼き魚とか、天ぷらとか」

↑アナゴでしょうか? 天ぷら船の昼食。もちろん、天ぷら用の魚は用意されてますので、釣れなくても大丈夫。
客「でも、手っ取り早くて美味しいのは、生の刺し身でしょ。
船の上で天ぷらとか、けっこう手間だと思いますよ。
魚をさばかなきゃならないし」

↑こんなのは釣れないと思いますが。
み「一番細かくさばかなきゃならんのは、刺し身ではないか」

↑一見、フグですが……。実は、浜名湖名物、うなぎのお刺し身です。
客「ま、それはそうです。
切り身のまま、生で食べる気にはなりませんから」

↑泳ぐ切り身。
み「焼き魚は、丸ごと焼けばいいし……。
天ぷらは、丸ごと揚げればいい」

↑泳ぐ天ぷら……。ではなく、祇園の天ぷら専門店『京星』さんの一品。
客「そりゃ、小魚ならそうでしょ。
でも、大物が釣れたらどうするんです?」

↑鯛ですよね。わたしなら、持ち帰って売ります。
客「丸ごとじゃムリですよ。
あなた、魚をさばけるんですか?」

↑平安時代から続く儀式『式庖丁』(京都市『萬亀楼』)。
「失敬な!」

↑失敬な敬礼。
客「出来るんですか?」
み「出来るわけないではないか」
客「それなら、失敬じゃないでしょ」
み「レディに向かって、料理を出来るのかという言い草が、失敬だと言っておる」

↑小林麻耶さんだそうです。きゅうりの皮なんぞ、剥かなくていいでしょ。
客「どこにレディが……」
み「もっと失敬だろ!
良いか。
一人で船に乗って出たら、危険であろう」

↑アサリ漁の下見だそうです。多分、立てる深さですね。
み「もし、誤って転落したりしても、助けてもらえない。
たとえ救命胴衣を付けてたとしても、流されたら助からんわい」

↑もちろん、講習です。焦らず、浮いたまま助けを待つべきとのこと。でも、水が冷たかったら、保たないよね。
み「わたしは、泳げんのじゃから」
客「漁師が泳げないのは、問題が大きいと思います」

↑泳げないとマズい職業が、ほかにもありました。
み「沖に出たら、50メートルくらい泳げても、どうにもならんわい」

↑江ノ島でひとり泳ぐ男。よくこういうことが出来るものです。脚でも吊ったら、一巻の終わりです。
客「ま、それはそうですが」
み「だから、一人で出てはいかんのです。
2人一組。
刑事捜査の鉄則です」

↑『確証~警視庁捜査3課』の高橋克実さん・榮倉奈々さん。捜査3課は、窃盗などを扱う部署だそうです。実際の捜査でも、男女のコンビって、あるんですかね? 女性刑事は少ないでしょうから、当然そうなるとは思いますが。
客「漁師の話でしょ」
み「2人いれば、落っこちても助けてもらえる」

↑ハードなのは、放っておいても空気が抜けないからでしょうか。これを投げこまれて頭に当たったら、一巻の終わりです。
客「その人も泳げなかったらどうするんです?」

↑謎のキャラ発見。泳げないのなら、“スイマー”ではないのでは?
み「わたしが、そんな唐変木を相棒にするかね。
頭はパーでも、泳ぎだけは達者というヤツを選びます」

み「なんなら、カワウソでも良い」

↑『油壺マリンパーク』。手が魚臭くなっても知りません。
客「カワウソは、海にはいません」
み「ばきゃもん。
ニホンカワウソは絶滅しておる」

↑2012年、絶滅種に指定されました。
み「川にだっておらんわ」
客「じゃ、相棒に出来ないじゃないですか」
み「カッパでも良い」

↑さすが、東スポ。
客「海にいませんって」
み「川にもオランウータン!」

↑オランウータンは、母子単位で生活するため、世代間で知識の継承がなされません。温泉に入るニホンザルの習慣は、まさに集団生活の賜物。
客「ものすごく下らない会話をしてる気がするんですが」

↑上質な酒が積まれてたわけでなく、船に揺られることで熟成が進み、上質な酒になったそうです。下り酒じゃない酒を、“下らない酒”と呼ばれたのが、“くだらない”の語源。
律「話の先を考えてないからですよ」
み「とにかく!
泳げるヤツと一緒に船に乗るの」

↑竜宮城へ一直線。乙姫様とカメって、どういう関係なんですかね?
客「潮流が早くて、あっという間に流されるかも知れませんよ」

↑素晴らしいネーミングですよね。思いついた人は、やったと思ったでしょう。
み「アホかね。
それは、外洋の話だろ。
わたしが船を出すのは、陸奥湾ですじゃ」

み「湾の中に、あっという間に流されるほどの潮があるかい。
救命胴衣さえ着けていれば、必ず助かります」

客「さっき、流されたら助からないって言ってませんでした?」
み「だからそれは、1人のときでしょ。
何時間も見つけてもらえなかったら、下手すりゃ湾の外に出ます。
そしたら、そこは津軽海峡」
↑10代の頃のようです。
み「ブラキストン線って知っとるけ?」
客「知りません」
み「貴様、それでも日本人か!」

↑抱枕が妻ってことですかね?
客「聞いたことが無いですよ」
み「チミは、生物がゼロ点だったな」

↑“毛”では、脇の下とかぶると思ったんでしょうか?
客「わたしは文系でしたから。
生物は受験科目になかったです」

↑絵がヘタすぎる!
み「受験科目に無いから勉強しなくてもいいというのは、大きな間違いじゃぞ」

↑○でしょ?
客「あなたから正論を聞くと、なんだか虚しいんですが」

↑ウマい!
み「なんでじゃ!
受験科目に無くても、授業はあったはずじゃ」

↑珍回答シリーズ、無限にあります。
み「わたしは確か、高校1年で履修した。
文系理系に別れる前です」

客「わたしも1年のとき、生物がありましたけど……。
習った覚えが無いなぁ」

↑今の生物の教科書って、こんなデザインなんですか?『ジャポニカ学習帳』みたいです。
客「何月ころです?」
み「習った覚えが無いに1票」

↑“BL”はもちろん、“Boy's Love”です。
↓わたしならやっぱり、こういうのに投票したいです。

客「は?」
み「わたしがこの用語を知ったのは、最近のことなのじゃ」
客「いったいどうなってるんですか、話の筋道は」

↑全国的にある『ひまわり迷路』。暑いでしょうね。ぜったいにイヤになります。
み「人は、大人になってからも、日々勉強です」

↑ごめんじゃー。
客「だから、正論は止めてくださいって」

↑これも腹の立つフレーズです。今は、やりたくねーんだよ。
み「それでは、ブラキストン線について解説しよう」

客「話を進める気ですね」
み「よいか!
ブラキストン線とは、津軽海峡を東西に横切る線にして、動植物の分布境界線の一つである」

↑分布境界線は、ほかにもいろいろあります。
み「どうじゃ」

客「なんでドヤ顔なんです?」
み「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

↑春場所は、やっぱりの8勝7敗でした。夏はどうでしょう。
客「逆じゃないですか」

↑今年(2016年)は、4年に1度の逆打ちの年だそうです。弘法大師は順打ちで回られたことから、逆打ちすると、お大師様に会える可能性が高まるとのこと。
み「今から約7万年~1万年前のことじゃ。
このころに、最後の氷河期があった」

み「氷河期は、地上の水分が凍りつき、海に流れこまなくなる」

↑ノルウェー『ブリクスダール氷河』。
み「したがって、海面水位が低下するのじゃ」
客「それは、子供でも知ってます」

↑1985年、イタリア作。ベビーシッターの虜になった、6歳のトムのアブナイお話、だとか。
み「わたしは知らんかったぞ」
客「何で知らないんです?」
み「たぶん、その日、学校を休んだのじゃ」

↑わたしは、ぜんぜんドキドキせんかった。
み「給食のオカズが、嫌いなものだったに違いない」

↑わたしは、小学校に入学して最初の給食で、ゲロを吐きました。
客「そんなことで休まないでくださいよ」
み「講義を続ける」

↑マスクマン数学教師、数理哲人(芸名です)。
客「休んだんじゃないですか?」
み「学校で習うことは、全て受け身です」

み「そういうのは、習ってもすぐ忘れる。
ずっと覚えてるのは、そのとき、本当に興味を持ったことだけです」

↑フランスの性教育用絵本。スゴいですね。
客「ま、そうでしょうがね」
み「したがって教師の使命とは、知識を教えることではなく……。
生徒に、いかに興味を持たせるかにある」

↑これまた強烈。ベネズエラのようです。
客「いやに、もっともらしいですな。
でもあなた、休んだんだから、興味を持ちようがないでしょ」

↑学校を休んだ日には、なぜか教育テレビを見てました。やっぱり、少しは後ろめたかったんでしょうか。
み「大人になってから、興味を持つこともあるであろ。
人間、一生、勉強です」
客「あなたが言うと、なんか真に受けられない気がします」

↑真に受けられない画像。13.5㎏の金魚だそうです。ヒゲがあるから、鯉でねぇの?
み「失敬なやつ。
講義を続けるぞ。
落ちこぼれは、即座に起たせる」

↑『おジャ魔女どれみ』だそうです。先生、エロっぽいですね。
客「イヤですよ。
せっかく座れたのに」

↑上越新幹線『浦佐駅』のようです。こんな大きなぬいぐるみを持って旅行してるんでしょうか?(こちら)
み「痔主は立った方がいいの」
客「座れないくらいなら、旅行に出ませんって」

↑痔の病院のベッドの枕元に貼ってあったそうです。意味を考えて時間を潰せそうです。
み「それでは、第1問!」
客「強行しますな」

↑雨天強行。このユニフォームって、マネージャーが洗うんですか?
み「最終氷期における海面低下は、何メートルじゃ?」
客「そんなこと、専門家じゃなきゃわからないでしょ」
み「パカタレ。
一子相伝じゃあるまいし、ネットを調べれば素人にもわかるわい」

客「一般人が、常識的な知識としては持ってないでしょ」
み「知識として持ってないから、わかりません?
そんなことじゃいかんな」

↑厚いつもりで薄いのは、自分の頭。
客「なんでですか!」
み「考えい!
想像の翼を広げるのじゃ。
こうやって」
客「ほんとに両腕を広げるんですか?」
み「何の鳥かわかるか?」
客「わかりませんよ。
オランウータンにしか見えません」

↑後ろのダンボールは、戦利品のようです。
み「鶏の唐揚げじゃ」

↑生きてます。毛のない鶏が開発されたそうです。そのまま料理できるってことでしょうか? 人間って、恐ろしいですね。
客「アホですか」
み「失敬な。
教師を愚弄すると、天罰で、痔が30センチに広がるぞ」

↑グアテマラの首都に空いた巨大な陥没穴。幅、18メートル、深さ、60メートル。
客「死んでしまいますよ。
しかし、いい加減、進めませんか。
読者が怒ってますよ」

↑学びましょう。
み「チミが答えないのが悪いんだろ。
わからなくても、考えて答える」

み「はい、何メートル?」
客「50メートルくらいですか?」
み「バーカ」
↑こういう言葉を教えてはいけません。
客「失礼な!」
み「当てずっぽうで答えてはいかんではないか」

↑当てずっぽう以前の問題。
客「あなたが、ムリヤリ答えさせたんでしょ」
み「仕方がない。
四択にしてやる」

↑これって、クイズなんですか?
み「これなら、当てずっぽうでも当たるかも知れんぞ。
良いな?」
客「早く出してください」
み「選択肢①、1メートル」

↑長さ1メートルの焼き鳥『全や連総本店 東京』。今もやってるかどうかは不明。
客「これは違うな」
み「最後まで聞け!
選択肢②、30メートル」

↑高さ、30メートル。
客「うーむ。
可能性はあるな」
み「選択肢③、150メートル」

客「そんなに飛ぶんですか?
わからなくなったぞ」
み「選択肢④、1万メートル」

↑高度1万メートルから見下ろす富士山。
客「そんなわけないでしょ。
海が無くなっちゃいますよ。
事実上、二択だな」
み「選択肢⑤」

↑わたしの足ではありませんが……。わたしも足の指を、隣の指と接しない状態で、すべて開くことが出来ます。
客「四択って言ったでしょ!」
み「じゃ、答えんさい」
客「②か③に決まってますよ。
よし、③の150メートル!」
み「ブッブー」

客「くっそー。
30メートルか」

↑こういうことをする人の気が知れません。お金をもらってもお断り(100万円なら、少し考える)。
客「でも、そんなもんなんですか?」
み「答えは、130メートルじゃ」

↑130メートルのロールケーキ。ギネス記録となったそうです。スゴいのかどうか、イマイチわかりにくい記録です。
客「そんな選択肢、無かったじゃないですか!」