Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
2026(令和8)年5月場所【総括】
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2026(令和8)年5月場所【総括】


 まずは、若隆景関。
 2回目の優勝、おめでとうございます。
 実に、4年ぶりの優勝。
 幕内優勝した力士が、幕下以下まで落ち……。
 再び幕内に戻って優勝したのは、照ノ富士以来、2人目とのこと。
 失礼ながら、このような復活は予想してませんでした。
 昨年は、5月場所に小結で12勝。
 7月場所は、関脇で10勝。
 9月場所に11勝すれば、大関昇進でした。
 当時の安定感からみれば……。
 11勝は、そんなに高いハードルではないと思ってました。
 ところが、まさかの6勝で負け越し。
 以来、7勝、9勝、8勝。
 残念ながら、これでもう終わりかと思ってました。
 8勝の先場所は最後、右肘の怪我で休場しましたしね。
 まさかその翌場所に、12勝で優勝するとは。
 審判部長(番付や取組の編成を担う部署の長)の浅香山親方(元大関・魁皇)は……。
 若隆景の大関昇進について、今場所が起点ということを言ったようです。
 でも、違うでしょ。
 先場所の8勝が起点で良いはずです。
 ↓直近の2大関の昇進前3場所と、若隆景を比べてみましょう。

・安青錦 11勝(前頭1)11勝(小結)12勝(関脇・優勝)
・霧島  11勝(前頭2)11勝(関脇)12勝(関脇・優勝)
・若隆景  8勝(前頭1)12勝(小結・優勝)

 確かに、起点場所の勝ち星が大きく違います。
 ↓しかし、平幕の8勝が起点となった例もあります。

・照ノ富士  8勝(前頭2)13勝(関脇)12勝(関脇・優勝)

 これは、照ノ富士が最初に大関になったときですが。
 もし若隆景が来場所、13勝した場合……。
 直近3場所が33勝となり、照ノ富士と同等のレベルに達します。
 わたしは、13勝であれば、大関昇進でいいと思います。
 ひょっとしたら、12勝でもという可能性もありますよ。
 まず、関脇に落ちる安青錦。
 もし来場所、10勝すれば、大関に復帰できます。
 しかし出来なかった場合……。
 大関復帰まで、少なくとももう2場所以上はかかってしまいます。
 さらに、琴櫻。
 来場所も負け越したら、これまた関脇陥落。
 さらに霧島が、来場所全勝優勝でもすれば、横綱昇進です。
 大関が、ひとりもいなくなってしまうじゃないですか。
 番付に、大関が全く記載されなかった場所は……。
 昭和30(1955)年9月場所の1回だけのようです。
 こんな番付には出来ないでしょう。
 こうなった場合、若隆景は12勝でも大関昇進だと思います。
 ひょっとしたら、11勝でも昇進の可能性はありますよ。
 ま、そんなことにならないことを願いたいですが。
 安青錦と琴櫻には奮起してもらいたいです。

 さて。
 恒例の、幕内十両の入れ替え予想に進みたいところですが……。
 そのためには、来場所の幕尻の枚数を確定させなければなりません。
 すなわち、三役以上の人数を算出する必要があります。
 なので講評も兼ねて、若隆景以外の役力士……。
 および、来場所の三役候補の力士について検討していきたいと思います。

●横綱・豊昇龍(27歳)
 0勝2敗13休。
 初日の高安戦で、右太もも裏損傷。
 診断は、約2週間の安静を要すというもの。
 今場所は、優勝のチャンスだと思ってたんですが……。
 この人も運がないです。
 6月13日と14日は、大相撲のパリ公演。
 ちょっと、参加は無理でしょうかね。

●横綱・大の里(25歳)
 15休。
 こちらは、バリ公演には参加の意向のようです。
 両横綱がいないんじゃ、フランスに失礼ですからね。
 左肩の怪我が長引いてます。
 師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)によると……。
 「1場所や2場所で治るような怪我ではない」とのこと。
 手術は回避して、治療と稽古を並行させる方針だそうです。
 左肩を固定した形で相撲を取るためには……。
 廻しを掴むしかないでしょう。
 左で前廻しを取りに行く。
 もしくは、おっつけでしょうか。
 肩が痛くては、突き押しの威力は戻らないはず。
 組む相撲を取るべきだと思います。
 あとは、自信ですね。

●大関・琴櫻(28歳)
 3勝9敗3休。
 場所前に腰を痛めてたそうです。
 腰に力が入らないとか。
 腰椎捻挫で、全治約10日間とのこと。
 まだ若いですから、軟骨が磨り減ったとかじゃないんですよね。
 直る怪我であってほしいです。
 手術なんかしたら、序二段くらいまで落ちてしまいますから。
 本人、パリ公演は出る意向のようです。
 ま、全治10日ならそうなりますよね。
 この人が、時間いっぱいになったとき……。
 大魔神のように表情が一変するのは、外人さんに受けると思うんですよね。
 前回のロンドン公演は参加できませんでした。
 パリでは、ぜひ出てもらいたいです。

●大関・安青錦(22歳)
 全休。
 左足の小指を骨折。
 これは、3月場所中の怪我。
 このおかげで、入幕以来、初めて負け越しました。
 その後、今場所前(5月6日)の稽古中……。
 左足首を捻挫、靱帯も痛めたそうです。
 約3週間の加療が必要という診断。
 パリ公演は参加の意向のようですが……。
 3週間の加療と云えば、6月に入ってしまいますよ。
 協会としては、ヨーロッパ出身の大関を連れていきたいんでしょうけどね。
 わたしは、来場所の10勝での大関復帰は、かなりハードルが高いと思ってます。

●大関・霧島(30歳)
 12勝3敗。
 審判部長の浅香山親方は……。
 「優勝に準ずる成績」だとの認識を示したそうです。
 しかし、はたしてそうでしょうか?
 今場所は、横綱、大関との対戦はありませんでした。
 関脇の熱海富士とも対戦が組まれませんでした。
 小結の高安も休場で、対戦はなし。
 残りの三役、琴勝峰と若隆景には勝ちました。
 しかし、負けた3敗は、すべて平幕相手。
 相撲に力強さが感じられません。
 下がりながらのすくい投げが目立ちます。
 引退間際の大関のようです。
 しかし、千秋楽の取組相手が宇良というのが納得いきませんよ。
 なんで熱海富士じゃなかったんですか。
 宇良が相星ならわかりますが、そうじゃないでしょ。
 千秋楽の結びの一番に平幕力士じゃ、お客さんに失礼だと思います。
 ま、幸い、宇良には圧勝しました。
 その代わり、優勝決定戦では、若隆景に完敗。
 横綱を目指す人の相撲ではありませんでした。
 今場所が「優勝に準ずる成績」であるなら……。
 来場所優勝なら、横綱ということになります。
 わたしは、ただの優勝ではダメだと思います。
 そうとう高いレベルの優勝が必要ですよ。
 両横綱を倒しての14勝以上ですかね。
 大の里との対戦成績は、0勝10敗。
 大の里に勝たない限り、横綱昇進はあり得ません。

●関脇・熱海富士(23歳)
 9勝6敗。
 9勝しましたが、内容は乏しいです。
 横綱大関との対戦はなし。
 霧島と組まれませんでしたからね。
 三役以上であたったのは、関脇・琴勝峰と小結・若隆景だけ。
 琴勝峰には勝ちましたが、若隆景には負け。
 残る5敗は、すべて平幕相手。
 横綱大関が元気だったら、とうてい勝ち越せてないでしょう。
 勝つときの相撲は、横綱級なんですけどね。
 いい形になられて寄られると、棒立ちになって残せません。
 それでも今場所は、2勝4敗のスタートだったんですから……。
 対戦相手に恵まれたとはいえ、最終的に9勝したのは大したものです。
 しかし、残念ながら、大関昇進の起点とするには物足りない星です。
 ま、まだ若いですからね。
 もっとがむしゃらな相撲を取ってもらいたいです。

●関脇・琴勝峰(26歳)
 9勝6敗。
 この人も、熱海富士と同じ。
 9勝しましたが、内容は乏しいもの。
 横綱大関との対戦は、霧島だけ(負け)。
 琴櫻とは同部屋ですので、対戦はなし。
 三役以上との対戦は、関脇・熱海富士と小結・若隆景。
 熱海富士には負け、若隆景には勝ちました。
 若隆景に勝ったのは大したものです。
 しかし、平幕に4敗。
 この人も、1勝3敗のスタートでしたから……。
 熱海富士同様、よく9勝したとも云えます。
 それでも、ようやく上位に定着してきた感はあります。
 弟の琴栄峰が伸びてきましたので、うかうかしていられません。

●小結・高安(36歳)
 2勝2敗11休。
 持病の腰痛症ではなく、右足の内転筋損傷だそうです。
 取組前の準備運動で痛めたとか。
 何のための準備運動かわかりませんね。
 全治2週間との診断で……。
 本人は途中出場する意向だったようですが、叶いませんでした。
 7場所続けた三役の座ともお別れです。
 来場所は、前頭十枚目前後まで番付を下げるでしょう。
 年齢を考えると……。
 再び三役に復帰するのは、かなり難しいと言わざるを得ません。

 さて、新三役の顔ぶれです。
 熱海富士と琴勝峰は勝ち越したので、関脇のままです。
 そこに、大関の安青錦が陥落してきます。
 これで、関脇3人は確定。
 問題は、小結の若隆景。
 小結で10勝して関脇に上がれなかった例はあるようですが……。
 小結で12勝あげて優勝した人を、関脇にあげないわけにはいかないでしょう。
 ということで、関脇は4人になると思います。
 小結の高安は、平幕陥落です。
 従って、小結の2枠が空くかたちになります。
 昇格候補を見ていきましょう。

●東前頭二枚目・義ノ富士(24歳)
 11勝4敗(敢闘賞)。
 先場所は、入門以来初めての負け越し。
 悔しい思いをしました。
 わたしも、ここで頭打ちかなと思ったものです。
 かつての遠藤を思い浮かべました。
 でも今場所、見事に壁をぶち破りましたね。
 今場所は、1勝3敗からのスタートだったんですよ。
 そこから9連勝。
 返す返すも、14日目、藤凌駕に負けたのが悔やまれます。
 これがなかったら、優勝決定戦に出てました。
 霧島、若隆景とは、対戦が終わってましたから(共に負け)。
 学生出身らしい相撲のうまさ、速さは、上位にとって脅威でしょう。

【Mikiko】大相撲5月場所総括⑦
●西前頭三枚目・王鵬(26歳)
 9勝6敗。
 勝ち越してたんですか!
 ぜったい負け越しだと思ってました。
 前半は、3勝6敗。
 うち1勝は、高安戦の不戦勝。
 余裕で負け越しペースです。
 しかしなんと、その後6連勝。
 とにかく、強いのか弱いのかわからない人です。
 上にあがると必ず大負けしますから、まだまだ信用はできません。

●西前頭十枚目・伯乃富士(22歳)
 11勝4敗(敢闘賞)。
 足の怪我は、そうとう悪そうなんですけどね。
 不戦勝が1番(朝紅龍戦)ありますが、11勝は立派です。
 酒癖は悪いようですが。
 一発相撲は、上位力士にとっても脅威でしょう。
 大関にあがるようなら、ぜひ伯耆富士(ほうきふじ)に改名してほしいです。

 上記3人のスコアは、↓のようになります(【】内の数字は、「現在の枚数-(勝ち数-負け数)」。小さいほど有利)。

●東前頭二枚目・義ノ富士(11勝4敗【-5】)
●西前頭三枚目・王鵬(9勝6敗【+-0】)
●西前頭十枚目・伯乃富士(11勝4敗【+2】)

 これは、義ノ富士と王鵬で決まりです。
 伯乃富士、来場所に期待しましょう。

 では、役力士をおさらいしましょう。
 横綱は、豊昇龍、大の里で、2人。
 大関は、霧島、琴櫻で、2人。
 関脇は、熱海富士、琴勝峰、安青錦、若隆景で、4人。
 小結は、義ノ富士、王鵬で、2人。
 役力士を合計すると、10人。
 幕内の定員は、42。
 差し引きすると、平幕の人数は32人。
 東西に振り分けると、16人ずつ。
 ということで、幕尻は十六枚目ということになります。

 それではまず、幕内から十両に落ちそうな力士から(スコア順)。
 ↓の【】内は、「現在の前頭枚数+(負け数-勝ち数)」です。
 この数値が、幕尻の16を超えれば、概ね陥落です。

 西前頭十三枚目・玉鷲(2勝13敗【+24】)
 西前頭十五枚目・欧勝海(4勝11敗【+22】)
 西前頭十六枚目・竜電(5勝10敗【+21】)
 西前頭十二枚目・時疾風(4勝11敗【+19】)

 4人です。

 続いて、十両から幕内に上がりそうな力士(スコア順)。
 【】内は、「現在の十両枚数-(勝ち数-負け数)」です。
 これが、「1」より小さければ、概ね昇進です。

 西十両二枚目・尊富士(11勝4敗【-5】)
 東十両六枚目・一意(12勝3敗・十両優勝【-3】)
 東十両筆頭・阿武剋(9勝6敗【-2】)
 西十両筆頭・大青山(9勝6敗【-2】)
 西十両四枚目・朝翠龍 (10勝5敗【-1】)

 5人います。

 ↓幕内からの次なる陥落候補です。

 西前頭七枚目・朝紅龍(3勝4敗8休【+16】)

 この人と、朝翠龍の比較になりますね。
 奇しくも、高砂部屋の力士同士です。
 ちょっと辛い比較になりますが……。
 朝紅龍が残りそうな気がします。
 朝翠龍は、残念ながら涙を呑むことになりそうです。

 結果、十両陥落は、↓の4人。

 西前頭十三枚目・玉鷲(2勝13敗【+24】)
 西前頭十五枚目・欧勝海(4勝11敗【+22】)
 西前頭十六枚目・竜電(5勝10敗【+21】)
 西前頭十二枚目・時疾風(4勝11敗【+19】)

 幕内昇進は、↓の4人となります。

 西十両二枚目・尊富士(11勝4敗【-5】)
 東十両六枚目・一意(12勝3敗【-3】)
 東十両筆頭・阿武剋(9勝6敗【-2】)
 西十両筆頭・大青山(9勝6敗【-2】)

 玉鷲は、2013(平成25)年5月場所以来、13年ぶりの十両陥落です。
 今回の陥落は、足の怪我によるものですから……。
 怪我を治して、また幕内に戻ってもらいたいです。
 逆に尊富士は、5場所ぶりの幕内復帰。
 十両に落ちて以来、3場所連続8勝と苦しんでましたが……。
 今場所、ようやく11勝。
 また幕内で暴れてほしいです。

 さて、来場所の見どころ。
 浅香山親方の弁によれば……。
 霧島が綱取りとなります。
 しかし、今場所の相撲を見る限り、どうですかね。
 ま、両横綱が出て来るかどうかにもかかってくるでしょうが。
 両横綱不在での優勝なら、わたしは14勝以上は必要だと思います。
 あと、若隆景の大関昇進。
 浅香山親方は、今場所が起点という見解のようですが……。
 わたしは、霧島の横綱昇進と同じくらい可能性はあるんじゃないかと思います。
 安青錦が10勝できず、琴櫻が負け越し、霧島が横綱昇進したら……。
 大関がゼロになるんですよ。
 この場合、ひょっとしたら11勝でも大関昇進はあるんじゃないでしょうか。
 なんだか、両横綱が不在を前提に論じてる感じになってしまいました。
 もちろん、両横綱には奮起を期待します。
 霧島をコテンパンに叩きつけるくらいの相撲を取ってもらいたいです。

 さてさて。
 日本の夏、7月場所。
 暑いんでしょうね。
 名古屋場所のイメージは……。
 画面が真っ白。
 みんな夏服ですから。
 でも、会場の愛知国際アリーナは昨年竣工したばかり。
 冷房が効いてて、涼しいんでしょうね。
 寒いほどだという噂も聞きます。
 逆に、見てるテレビ座敷のわたしは、汗だらだらだと思います。
 ウィンドファンしかないので。
 なんだか気が滅入りますが……。
 楽しみに待ちましょう。
2026(令和8)年5月場所【展望】目次2026(令和8)年7月場所【展望】

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