Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 4527
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 瓢箪から駒。
 まさにそれだろう。
 奈美との会話で、半分口が滑ったのだ。
 駅前の酒屋から、瓶ビールを取っているという話の流れだった。

『ふふ。
 それとね。
 若主人、ちょっと可愛いの。
 胸元の開いたの着て屈んだら、ドギマギしてました。
 これから、だんだん際どいのにしていこうかと思って。
 こないだの暑い日、汗拭いてたから……。
 冷たい麦茶を飲ませてやったら、すっごい喜んでね。
 今後の展開、ぜったい期待大だわ』

 幸恵は、自らのこのセリフを改めて反芻し……。
 まだまだ修行が足りないと自嘲したのだった。
 離婚して、すっかり自由奔放な女になった気でいた。
 花の独身だ。
 しかも、妊娠の心配もない。
 やり放題ではないか。
 実際、そうしてるつもりでいた。
 しかし、その相手といえば、侑人に翔太。
 自分の息子ほどの中学生たち。
 それと、川向こうの老人。
 こちらは、自分の父親ほどの年齢だ。
 ど真ん中が、ぽっかりと抜けているではないか。
 同年代。

 しかし、マンションの一人暮らしで、働いてもいない幸恵が……。
 同年代の男性と知り合う機会は、まるでなかった。
 否。
 そう思いこんでいた。
 まったく見えていなかったのだ。
 いたではないか。
 酒屋の若主人。
 年齢は、幸恵より少し若いだろう。
 いや、少しというのはひいき目過ぎるか。
 10歳近く若いかも知れない。
 しかし少なくとも、親子の年齢差ではない。
 同年代と言っていいはずだ。

 若主人ではあるが、跡取り息子ではない。
 老人に聞いた話だが、娘婿のようだ。
 店の屋号は駿河屋だが……。
 「三河屋」を復活させると張り切ってるそうだ。
 「三河屋」というのは、御用聞きのことだと云う。
 それで、瓶ビールの配達も再開したとのこと。
由美と美弥子 4526目次由美と美弥子 4528

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2026/03/04 05:53
    • 今日は何の日
       3月4日は、『サジーの日(https://zatsuneta.com/archives/10304a6.html)』。
       植物のサジーに関する正確な知識や情報の発信、サジー製品の普及などを目的に活動する……。
       『(社)日本サジー協会(https://japan-seabuckthorn-association.org/)/福岡県福岡市博多区』が制定。
       日付は、『「サ(3)」「ジ(4)」ー』と読む語呂合わせから。
       「サジー」とは、数多くの栄養素が含まれてる……。
       ユーラシア大陸原産のグミ科の植物です。
      https://zatsuneta.com/img/10304a6_01.jpg

       その栄養価の高さから「奇跡の果実」とも呼ばれてます。
       砂漠地帯でも育つため、砂漠化防止の緑化活動に役立ち……。
       植林や収穫などの仕事を生み出すことで、砂漠地帯に住む人々の収入にも繋がってます。
       健康、環境、経済に貢献できる貴重な植物「サジー」について……。
       多くの人に知ってもらうことが目的。
       記念日は、2023(令和5)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/10304a6.html)のページから転載させていただきました。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2026/03/04 05:54
    • 今日は何の日(つづき)
       さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。

       サジーは、英語では、シーバックソーン(Sea Buckthorn)やシーベリー(Seaberry)と呼ばれてます。
       日本サジー協会は、英語で「Japan Sea Buckthorn Association」となります。
       またサジーは、漢字では「沙棘」となります。
       サジーは落葉樹で、種によって多少異なりますが、通常は棘のある低木です。
       自然環境下では、高さ2~4メートルに達します。
       1cmほどの、黄色ないしオレンジがかった赤色の実をつけ……。
       冬の間も実を落としません。
       種子の拡散は、実を食べる鳥によって行われます。
       鳥に食べられると、種子が鳥の体内で急速に成長し……。
       フンとして排出された土地で、また新たに芽吹くのです。
       低い温度や干ばつにも強いとされます。

       サジーの果実は、とても栄養価が高く、アミノ酸、鉄分、亜鉛、ミネラルなど……。
       200種類以上もの栄養素を含みます。
      https://zatsuneta.com/img/10304a6_03.jpg

       ビタミンが豊富な果実の一つでもあります。
       これらの栄養素は、自生地における……。
       厳しい環境への順応の過程で生成されるようになったものです。
       例えば、乾燥や厳寒に対して……。
       水分の蒸発を防ぐため、油脂成分を作り出します。
       また、砂漠などの栄養のない土壌や、海岸の塩分のある土壌でも自生出来るように……。
       豊富な栄養素を自ら作り出すようになりました。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2026/03/04 05:54
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       さらに引用を続けます。

       サジーは、ジュースをはじめとする各種健康食品や……。
       いわゆるスーパーフードとして、国内外で商業的に流通してます。
       また、サジーの果実や種子から抽出されたオイルは……。
       加齢肌や乾燥肌向けの化粧品としても使用されてます。

       以上、引用終わり。

       サジーという樹木は、知りませんでしたが……。
       グミは、もちろん知ってました。
       ↓北原白秋『砂山』の歌詞です。

      +++
      海は荒海 向こうは佐渡よ
      すずめなけなけ もう日は暮れた
      みんな呼べ呼べ お星さま出たぞ

      暮れりゃ砂山 汐鳴(しおなり)ばかり
      すずめちりぢり また風荒れる
      みんなちりぢり もう誰も見えぬ

      かえろかえろよ 茱萸原(ぐみわら)わけて
      すずめさよなら さよならあした
      海よさよなら さよならあした
      +++

       冒頭「向こうは佐渡よ」とあるように……。
       これは、新潟の浜辺を歌ったものです。
       かつて、新潟海岸には、長大な砂浜が広がってました。
       しかし今は、まったくなくなってしまいました。
       信濃川に分水路ができて……。
       土砂が河口まで運ばれなくなったためです。
       そのかつての砂浜には、↑の3番にあるように……。
       茱萸(グミ)の原っぱが広がってたんです。
       その風景は見られなくなりましたが……。
       新潟市内の公共施設の植栽では、グミが使われてます。
       ↓これは、落葉のアキグミ。
      https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/4/d/4dfac276.jpg

       ↓こちらは、常緑のナワシログミ。
      https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/a/1/a10fa567.jpg

       続きはさらにさらに次のコメントで。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2026/03/04 05:55
    • 今日は何の日(つづきのつづきのつづき)
       いずれも、県立鳥屋野潟公園で、わたしが撮った写真です。
       『Mikiko's Room』を始める前は……。
       休日、こんな写真を撮り回ってたものです。
       いずれも強健で、公共植栽にはもってこいの樹種だと思います。
       特にナワシログミは常緑なので、生垣などにも使えます。
       そうそう。
       公共植栽で思い出しました。
       海辺の雰囲気を演出する植物として……。
       以前は、ハマナスもよく使われてましたね。
       でも今は、ほとんど見かけません。
       ハマナスは、マジでやめた方がいいです。
       まず、落葉樹で背が低いです。
       当然、春先は葉がありませんから……。
       株元に日が射します。
       そうすると、ハマナスの葉より早く雑草が芽吹きます。
       あっという間に草ボーボーですよ。
       ところが、この除草が大変なんです。
       ハマナスの茎ってのは、トゲだらけなんです。
       腕カバーにゴム手が必須です。
       あと、夏場にはさらなる問題が生じます。
       一度、花を撮ろうとして顔を近づけたところ……。
       紫色に光る実のようなものが、鈴なりに成ってました。
       その正体がわかった途端、総身が怖気立ちました
       紫色の実は、すべてコガネムシだったんです。
       あーやだやだ。
       とにかくコガネムシは大食漢で……。
       あっという間に樹木は丸坊主にされます。
       わが家でも、柿の木とネムノキが枯らされました。
       とにかく、ハマナスはダメです。
       ナワシログミ、お勧めします。
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