Mikiko's Room

　ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています（完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね）。
　「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
　文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた（挿絵：加藤かほる）、みたいな感じを目指しています。
　美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。

管理人：Mikiko

由美と美弥子 4424

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2025.10.4（土）

　2人の全裸の中年女が、畳の上で向き合っていた。
　異様な光景だ。
　どうしていいかわからない。
　幸恵が何か言いたそうに口を開くと同時に、トートバッグで奈美のスマホが鳴動した。
　奈美は、その場から逃れるようにバッグに駆け寄った。
　膝を着き、スマホを拾いあげる。
　老人からだった。
　幸恵の口元が、“スピーカー”と動いていた。
　液晶をスワイプして電話に出ると、スピーカーのアイコンをタップする。

「もしもし」
『あ、奈美さん。
　わたしです。
　すいません、遅くなりまして。
　防災倉庫で手間取りましてな。
　古いのを上に、天地返ししなきゃならなかったもので。
　思いがけず汗を掻いてしまいました。
　ところで、あの方はまだおられるのかな？』

　幸恵が奈美に駆け寄った。

「もちろん、おりますわよ。
　お待ちしておりましたわ。
　汗をおかきになったのなら、お風呂をご用意しておきますわ。
　お背中、お流しします」
『や、どうも。
　なんとも……。
　この歳になって、こんなことが起きるとは思ってもみませんでした。
　近々、お迎えがあるのかも知れませんな』
「ほほ。
　お元気なことは、先日拝見して存じております。
　ひょっとして、今ももう、あそこがお元気に？」
『はい。
　歩きにくくてしょうがないです』
「お察しします。
　あのサイズですものね。
　でも、道中で漏らされませんように」
『大丈夫。
　そんなもったいないことはできません』
「それじゃ、お待ちしております」

　幸恵は電話を切ると、スマホを奈美に差し出した。

「奈美さん、お湯、入れて来て下さる？」
「……はい」

　もう言いなりだが、一旦、あそこをシャワーで流したかったこともある。
　滴が太腿を伝っていたのだ。

　浴室を出ると、幸恵が待ち構えていた。

「ほら、早く。
　もう来ちゃいますよ」

由美と美弥子 4423 ＜目次＞由美と美弥子 4425

コメント一覧

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  1. Mikiko
- 2025/10/04 05:37
- 今日は何の日
  　10月4日は、『豊（とよ）の日（https://zatsuneta.com/archives/11004l5.html）』。
  　建設工事事業、各種プロジェクトに、技術や人材を提供してる……。
  　『T.T.C㈱（ティーティーシー）https://ttc0815.com/／千葉県鎌ケ谷市』が制定。
  　日付は、同社の創業者が豊田姓であることから……。
  　「豊」を、『「と（10）」「よ（4）」』と読む語呂合わせから、10月4日に。
  　同社は、人が幸福でいられるのは、地球や社会の中に豊かな自然や環境、人や物があってこそで……。
  　その恵み（豊）に感謝し、分かち合うことが大切と考えてます。
  　それは、同社の基本理念「感謝を繋ぎ残し伝える」にも通じることから……。
  　社内外を問わず、多くの人に「感謝をする日」となってくれたらとの願いがこめられてます。
  　記念日は、2023（令和5）年、『（社）日本記念日協会（https://www.kinenbi.gr.jp/）』により認定、登録されました。
  　同年10月21日に、記念日登録証授与式が、鎌ケ谷市の東部学習センターで行われました。
  
  　上記の記述は、こちら（https://zatsuneta.com/archives/11004l5.html）のページから転載させていただきました。
  
  　続きは次のコメントで。

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  2. Mikiko
- 2025/10/04 05:37
- 今日は何の日（つづき）
  　さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
  
  　T.T.C㈱は、2003（平成15）年8月15日に、会社設立されました。
  　資本金は、1000万円。
  　従業員数は、104名となってます。
  　同社は、「自主性」という個々のエネルギーを発揮し……。
  　素直な「こころ」を通して、仕事やプライベートを豊かにしていく会社です。
  　事業内容として、揚重搬送工事、美装工事、建築事業、派遣事業、解体工事……。
  　フロントローディング事業、コインランドリー事業、ドローン事業、不動産事業があります。
  　同社には、東京支店、横浜支店、中部支店、九州支店があり、全国で事業を展開してます。
  　豊田寛史代表取締役は、『「豊（とよ）の日』の制定に際して……。
  　「記念日に込められた自然、環境、人や物の豊かな恵みに感謝して、ひとりひとりの豊かな心を育んでいきたい」という思いを述べてます。
  　さらに、「その目に見えない感謝の心を、ボランティアやゴミを拾うなど、なんでもよいのでどんどん行動に移すことで……。
  　周りの人に広げていただきたいと思います」と呼びかけてます。
  
  　以上、引用終わり。
  
  　手広く事業展開してるんですね。
  　こうした多くの事業を、1から起ちあげるのは簡単じゃありません。
  　おそらく、M&Aにより、既存の会社を吸収合併してるんじゃないでしょうか。
  
  　続きはさらに次のコメントで。

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  3. Mikiko
- 2025/10/04 05:37
- 今日は何の日（つづきのつづき）
  　それにしても、人手不足、深刻なようです。
  　やむなく、高い報酬を提示して募集しなければならなくなります。
  　でも、入社する人の賃金をあげたら……。
  　これまでの人はそのままというわけにはいきません。
  　同条件くらいには上げざるを得ないでしょう。
  　1人雇うのに、それ以上の経費がかかってしまうわけです。
  　当然、利益を圧迫しますから……。
  　それまでの利益を確保しようとしたら、売値を上げるしかありません。
  　で、起こっているのが、今の物価高。
  　給料が上がっても、それ以上に物価が上がってしまう。
  　実質賃金はマイナスということです。
  　それでも、給料の上がる勤め人はまだいいですよ。
  　年金生活者や生活保護家庭は、悲惨だと思います。
  　わたしは、自民党が「給料をあげろ」と言い続けたのが諸悪の根源だと思います。
  　給料はもう、あげるべきではありません。
  　当然、これまでの条件で求人を出しても、人は集まらないでしょう。
  　そしたらもう、求人をやめるべきです。
  　で、業務の方を見直すんです。
  　今の人員で回せる業務体系にする。
  　はっきり言えば、事業縮小です。
  　事業規模維持のために、無理して求人を続けてたら……。
  　必ず行き詰まります。
  　早いうちに、方向転換すべきです。
  　生き残るためには……。
  　少しずつ、事業規模を縮ませていかなければならないと思います。

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  4. 手羽崎　鶏造
- 2025/10/04 07:13
- 外国人の方をやたらと排斥しようとする
  政党や総裁候補が居ますが
  例えば介護の現場のベトナム人女性たち。
  時給だと韓国とかの方が高いので
  この国が「追い出そう」としなくとも
  勝手に他国に行かれてしまいそうです。
  
  管理人さまの意見に同意しつつ、
  給与を上げずに生活コストを下げて
  いけばいいという方法ですね。
  水道料金なんて都政のようにその気に
  なればすぐにでも下げられそう。
  要は税金の遣い方だと思います

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  5. Mikiko
- 2025/10/04 13:01
- わたしが勤める会社も……
  　外国人を雇用してます。
  　しかし、各種手続きを代行するエージェントへの支払いもあり……。
  　日本人を雇うより高くつきます。
  　社宅も用意しなければなりませんし（半額くらい給与から天引きなのかな？）。
  　先日も、入社して1ヶ月もしないうちに辞めてしまったようです。
  
  　自民党総裁、誰になりますかね？
  　茂木さんは届きそうもないので……。
  　なんとか、林さんになってもらいたいです。