2025.6.9(月)
主婦は、生垣の切れ目に踏みこんでいった。
侑人が後に続く。
不思議だった。
服装が入れ替わっただけで、主従まで入れ替わったようだ。
いつもは、侑人が主婦を引っ張り回していたのに。
でも、主婦に引きずられていることに何の違和感もなかった。
思った通り、中は開けていた。
雑草は繁っているが、歩くのに難渋するほどではない。
生垣の裏側に、伐採されたらしい太い枝が積まれていた。
おそらくここは、公園管理のためのスペースなのだろう。
中央には、巨木が聳えていた。
幹の太さは、侑人の両腕が回らないほどある。
ひょっとしたら、団地が整備される前からここに自生していた木なのかもしれない。
主婦が、巨木の向こう側に回りこんだ。
「こっち来て」
雑草を踏みしだきながら、主婦の傍らに歩み寄る。
「ほら、死角よ」
主婦が、入って来た生垣の切れ目を指さした。
生垣には厚みがあった。
その切れ目を斜めから見る位置だった。
生垣の厚みが視界を遮り、園路が見通せない。
まさしく死角だ。
「まくって」
主婦が、スカートを持ちあげる仕草をした。
巨木に背中をあずけ、チュニックを持ちあげる。
黒いサスペンダーレギンスに区画された真っ白な肌から、陰茎が突き出ていた。
もちろん、勃起している。
「脱いじゃいなさいよ。
ポーチ、ちょうだい」
勃起を隠すために掛けていたポーチを外し、主婦に手渡す。
チュニックを頭上に抜きあげる。
差し出した主婦の腕に手渡す。
主婦はチュニックを、プロレスラーのタオルのように首から掛けた。
「いい格好ね。
写真、撮ってあげる」
主婦は、カーゴパンツの尻ポケットからスマホを出して構えた。
ウィッグにマスクをしているから……。
かりに写真が拡散されたとしても、侑人とバレることはないだろう。
侑人は、挑むような視線をスマホに向けた。
シャッター音が、侑人への賛美に聞こえた。
侑人が後に続く。
不思議だった。
服装が入れ替わっただけで、主従まで入れ替わったようだ。
いつもは、侑人が主婦を引っ張り回していたのに。
でも、主婦に引きずられていることに何の違和感もなかった。
思った通り、中は開けていた。
雑草は繁っているが、歩くのに難渋するほどではない。
生垣の裏側に、伐採されたらしい太い枝が積まれていた。
おそらくここは、公園管理のためのスペースなのだろう。
中央には、巨木が聳えていた。
幹の太さは、侑人の両腕が回らないほどある。
ひょっとしたら、団地が整備される前からここに自生していた木なのかもしれない。
主婦が、巨木の向こう側に回りこんだ。
「こっち来て」
雑草を踏みしだきながら、主婦の傍らに歩み寄る。
「ほら、死角よ」
主婦が、入って来た生垣の切れ目を指さした。
生垣には厚みがあった。
その切れ目を斜めから見る位置だった。
生垣の厚みが視界を遮り、園路が見通せない。
まさしく死角だ。
「まくって」
主婦が、スカートを持ちあげる仕草をした。
巨木に背中をあずけ、チュニックを持ちあげる。
黒いサスペンダーレギンスに区画された真っ白な肌から、陰茎が突き出ていた。
もちろん、勃起している。
「脱いじゃいなさいよ。
ポーチ、ちょうだい」
勃起を隠すために掛けていたポーチを外し、主婦に手渡す。
チュニックを頭上に抜きあげる。
差し出した主婦の腕に手渡す。
主婦はチュニックを、プロレスラーのタオルのように首から掛けた。
「いい格好ね。
写真、撮ってあげる」
主婦は、カーゴパンツの尻ポケットからスマホを出して構えた。
ウィッグにマスクをしているから……。
かりに写真が拡散されたとしても、侑人とバレることはないだろう。
侑人は、挑むような視線をスマホに向けた。
シャッター音が、侑人への賛美に聞こえた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2025/06/09 05:51
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今日は何の日
6月9日は、『たまごの日(https://zatsuneta.com/archives/106095.html)』。
鶏卵の生産と販売を手がける『㈲鈴木養鶏場(http://www.suzukiegg.co.jp/)/愛知県新城市』が制定。
日付は、「卵」という漢字が、数字の「6」と「9」に似て見えることと……。
盛夏を前に、卵を食べて健康増進を図ってもらいたいとの願いから。
同社の鶏卵をPRすることが目的。
また、さまざまな料理に使えて栄養豊富な健康優良食品の卵を……。
もっと食べてもらいたいとの思いがこめられてます。
https://zatsuneta.com/img/106095_01.jpg
関連する記念日として、5月22日は、『たまご料理の日(https://zatsuneta.com/archives/105224.html)』に……。
11月5日は、『いいたまごの日(https://zatsuneta.com/archives/11105a4.html)』になってます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/106095.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「たまごの豆知識:カラザについて」を引用させていただきます。
カラザとは、たまごを割ったときに見える……。
白い紐(ひも)状のもので、卵白の一種です。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2025/06/09 05:52
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
カラザには、卵黄を卵白の中心に固定させる働きがあります。
これにより、卵黄を外部の衝撃から守ることができるのです。
また、卵白には抗菌作用があるため……。
卵黄を卵白の中に置くことで、微生物による汚染から守ることができてます。
その見た目から、取り除いて調理する人も多いようですが……。
カラザには、卵白にはない「シアル酸」という成分を含んでます。
シアル酸には、ガン細胞の転移を防ぐ抗ガン物質としての働きなどがあり、体に良いとされてます。
「カラザ」は、日本語で「殻座」または「殻鎖」と書かれることがあります。
しかしその発音は、ギリシア語で霰(あられ)や雹(ひょう)を意味する……。
「χαλαζα(chalaza)」に由来するものなのです。
漢字での表記は、当て字ということです。
以上、引用終わり。
「カラザ」という発音の語源が、ギリシャ語だったとは知りませんでした。
すっかり、日本語の「殻座」だと思ってました。
これは、ウンチクネタになりますね。
料理番組を見てて、気になることがあります。
使用材料として、「卵白」とか「卵黄」となってる場合があること。
そしたら、そのとき使わなかった方の「卵黄」や「卵白」はどうするんですか?
捨てろっていうこと?
使わなかった側の使い道も、ちゃんと考えてほしいものです。
どうせ、「卵白」と「卵黄」を分けるような料理はしませんけど。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2025/06/09 05:52
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今日は何の日(つづきのつづき)
卵は、ほぼ毎日食べてます。
食べない日は、お正月くらいでしょうか。
朝食に特別なものを食べる日以外……。
卵を食べないってことがありませんから。
食べ方は、TKGです。
これの最大の魅力は、料理しなくていいこと。
半分は、味付け海苔に包んで食べ……。
その後、納豆を投入してグチャグチャに混ぜて食べます。
見た目的に無理な人もいるかも知れませんね。
朝食以外に、週1回、お昼に食べます。
これは、TKGではありません。
ちゃんと料理して食べます。
今は、バーベキューのシメ。
目玉焼き。
料理と云っても、鉄板の上で卵を割るだけですけど。
ただ、プレートが真ん中が盛りあがった形なので……。
そのままだと、白身がみんな縁のスリットから流れ落ちてしまいます。
なので、お菓子を作るときの型をプレートに載せ……。
その上で卵を割ってます。
それでも、底から少し流れ出ますが……。
事前に、キャベツや油揚げで堤防を作っておけば大丈夫。
目玉焼き、ほんとに美味しいです。
冬の鍋のときも、シメで食べてます。
こちらは、茹で卵。
あらかじめ、レンジで作る茹卵器で作っておいて……。
お鍋の最後に、殻を剥いて投入するんです。
茹で卵、ほんとに美味しいです。
生でも、焼いても、茹でても美味しい。
卵ってほんとに、最高の食材ですね。
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4. 手羽崎 鶏造- 2025/06/10 14:58
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その業界の人が発信していましたが、
AVの撮影時に男性が放つアレを模して
作るのに、材料のひとつとして卵白を使う
ことがある(そういう流派もある)とのことです。
役に立っているタマゴの話でした
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5. Mikiko- 2025/06/10 15:48
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女優さんが卵アレルギーだったら……
大変なことになるんじゃないでしょうか。
事前に確認なんて……。
しませんよね?