Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 4305
コメント一覧へジャンプ    コメント投稿へジャンプ


「エレベーター出たら、ひとりで先に歩いて」
「なんでよ?」
「連れだって歩いてたら、管理人がヘンに思うかも知れないから」
「知ってるでしょ、隣同士だって」
「幸恵のお尻を見ながら歩きたいから」
「変態ね」
「どっちが。
 ノーパンのくせに」
「あんたのリクエストでしょ」

 扉が開く。
 主婦は、ひとりで先に出た。
 難癖を付けながらも乗ってくれる。
 いいコンビになってきた。

 管理人室の前で主婦が振り返った。
 顔の前で手を振っている。
 どうやら、管理人室の窓にはカーテンが下りているらしい。
 侑人は頷きながらも、手の平で押す仕草をした。
 先に行って。
 主婦は両手を広げて、「わからない」というポーズを取ったが……。
 素直に背を向けて歩き出した。

 エントランスを出ると、主婦は左に折れた。
 駅に続く方向だ。
 主婦には、ミッションを与えていた。
 大したものではないが。
 単に、買い物をするだけだ。
 探すのが難しいものではない。
 しかし、レジを通すときには、心理的にけっこうなレジスタンスを感じるはずだ。
 課題は、コンドームと浣腸なのだから。

 駅前の商店街に入った。
 主婦は、最初のコンビニをスルーした。
 コンビニでコンドームは買えるが、浣腸は置いていないはずだ。
 いっぺんに済ますつもりなのだろう。
 侑人は、ダークグリーンのチュニックに包まれた尻を見つめた。
 あの下に何も着けていないなんて、すれ違う誰ひとり想像もしないだろう。
 ひょっとしたら、もう濡らしているんじゃないか。
 今日は、もうひとつ刺激があるし。
 主婦は、スマホポーチをたすき掛けにしていた。
 しかしスマホは、チュニックのサイドポケットに入っている。
 ポーチに収まっているのは……。
 あのバイブだった。
 もちろん、それでどうにかしようという意図はない。
 でも、そんなのを携えているということ自体が、心理的な刺激になるはずだ。
由美と美弥子 4304目次由美と美弥子 4306

コメント一覧
コメント投稿へジャンプ    ページトップへ

    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2025/04/20 05:41
    • 今日は何の日
       4月20日は、『四川料理の日(https://zatsuneta.com/archives/104209.html)』。
       『四川フェス実行委員会(https://www.facebook.com/groups/966266520176136/)/長野県諏訪郡富士見町』が制定。
       日付は、四川の「四」で4月。
       中国語では、「80」のことを「bã shi(バーシー)」と読み……。
       四川語の「すごく美味しい」の意味と同じ音になることから、80÷4(四川)で、20日に。
       本場の美味しい四川料理を、もっと日本に広めることが目的。
       「四川フェス」は、2017(平成29)年から開催されてます。
       2019(平成31)年は、4月20日、21日に、東京の新宿中央公園で……。
       各地の四川料理の名店が集結し、痺れる辛さがたまらない四川料理が提供されました。
       記念日は、2019(平成31)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/104209.html)のページから転載させていただきました。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2025/04/20 05:42
    • 今日は何の日(つづき)
       さらに同じページから、「四川料理について」を引用させていただきます。

       四川料理とは……。
       狭義には、中国四川省の郷土料理のことです。
       広義には、その周辺地域を含めた、共通する特徴をもつ郷土料理のことを指します。
       中国での一般的な呼称は、「川菜(チュアンツァイ、Chuãn cài)」。
       四川料理は、一般には、唐辛子や花椒(かしょう)などの香辛料を効かせる……。
       辛い中華料理として知られてます。
       四川省の中でも、省都である成都が本場となります。
       四川料理は、中国各地に専門店が存在しており……。
       「正真正銘・正統派の四川料理」という意味の、「正宗川味」という看板が多く見られます。
       特に、痺れるような辛さを意味する「麻辣(マーラー:mala)」が、味の特徴です。
       中国のほかの地方の料理に比べて、香辛料が多用されてるのです。
       代表的な料理として、麻婆豆腐(マーボードウフ)、担担麺(タンタンメン)……。
       回鍋肉(ホイコーロー)、青椒肉絲(チンジャオロース)、棒棒鶏(バンバンジー)などがあります。
       日本では戦後まで、四川料理へのなじみは薄かったです。
       しかし、東京で四川料理店を開いた陳建民が、NHKの料理番組『きょうの料理』で……。
       日本人の口に合い、入手しやすい材料に代えるなどの工夫を加えた料理を紹介し、日本各地に四川料理が広まりました。

       以上、引用終わり。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2025/04/20 05:42
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       ↑の代表的な料理、すべて名前は聞いたことがあります。
       でも食べたことがあるのは、麻婆豆腐だけかも知れません。
       そもそも、四川省って、どのあたりなんでしょう。
       ↓ここでした。
      https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/82/Sichuan_in_China_%28%2Ball_claims_hatched%29.svg/1280px-Sichuan_in_China_%28%2Ball_claims_hatched%29.svg.png

       内陸部ですね。
       面積は、48.5万km2。
       日本列島の1.3倍。
       人口は、8千3百万人。
       もう、完全にひとつの国の規模ですね。
       省都の成都市は……。
       面積が、14,312km2。
       東京都の6.5倍。
       人口はなんと、1,607万人。
       なにからなにまで大陸サイズです。
       ↓気候はいいみたいです(WIKI⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%B7%9D%E6%96%99%E7%90%86)。
      +++
       1月の平均気温は5.7℃、7月の平均気温は25.3℃、年平均気温は16.2℃、年降水量は564.1mmである。
      +++

       続きはさらにさらに次のコメントで。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2025/04/20 05:43
    • 今日は何の日(つづきのつづきのつづき)
       東京の1月の平均気温は、5.4℃。
       7月の平均気温は、25.7℃。
       年平均気温は、15.8℃。
       東京より冬は暖かく、夏は涼しい。
       顕著なのは、雨の少なさ。
       東京の3分の1です。
       暮らしやすそうですよね。
       こんな穏やかな気候の地域で……。
       どうして、辛い料理が食べられてるんですかね?
       気候が穏やかな分、食べものに刺激が求められるってこと?
       上記のWikiには、辛くなった理由として、↓のように書かれてました。
      +++
       辛い料理が多い理由として、四川の成都は盆地で湿気が多く、唐辛子に含まれるカプサイシンの効果によって発汗を促すことで健康を保つためだという説がある。
       スパイスを多く使うインド料理やタイ料理と同様、高温多湿の地域ならではの食の工夫がみられる。
      +++

       雨が少ないのに湿気が多いんですか?
       ちょっと、納得いきませんが。

       わたしの持ってる自動調理鍋のレシピブックを見たら……。
       青椒肉絲(チンジャオロース)だけ載ってました。
       やってみようかなと思いましたが……。
       調味料が多すぎ。
       おろしにんにく、おろししょうが、鶏ガラスープの素、オイスターソース、醤油。
       そのほかに、片栗粉にゴマ油。
       これだけ揃えてやってみて……。
       2回目をしたくならなかったら、どうすりゃいいんです。

    • ––––––
      5. のるばすく
    • 2025/04/20 11:46
    • 執筆お疲れ様です。
      この前の幸恵さんが侑人君を踏みつけにするシーンで、そういえば結構前に管理人様が東京にいた頃、当時彼女だった人に足で顔を踏まれつつイチャイチャ?していた事があったとコメントのお話で書かれていた気がするな、と思い出しておりました。自分の経験が伴うと、作品の描写も真に迫ったものになりますよね。

      自動調理器と食器洗浄乾燥機、良いですね。自分はドラム式洗濯機を初めて使った時に、いたく感動したのを覚えています。何て便利なんだ!と。
      良い時代になったものです。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2025/04/20 12:40
    • ははは
       そんなこと書いてましたかね。
       今回のシーンでは、実体験の記憶は意識にのぼってなかったです。
       でも、意識下では繋がってたかもですね。

       わたしは、洗濯機は古代的なものを使ってます。
       二層式です。
       洗濯槽と脱水槽が別になってるもの。
       手間がかかりますが、一向に苦になりません。
       根源的に、洗濯が好きだったのかもかも知れません。
    コメントする   【由美と美弥子 4305】
コメント一覧へジャンプ    ページトップへ


Comment:本文 絵文字  ※入力できるのは、全角で800字までです。

↓お帰りのさいには↓
愛のワンクリ お願いします
新しいウィンドウは開きません

相互リンクサイトのみなさま(Ⅰ)
熟女・おばさんの性体験談 新・SM小説書庫2 問答無用の吸血鬼R18 知佳の美貌録
熟女と人妻エロンガ 官能文書わーるど 未知の星 Japanese-wifeblog
赤星直也のエロ小説 愛と官能の美学 [官能小説] 熟女の園 只野課長の調教日記
電脳女学園 西園寺京太郎のSM官能小説 都会の鳥 変態小説

相互リンクサイトのみなさま(Ⅱ)
人妻の浮気話 艶みるく 人に言えない秘密の性愛話 ちょっとHな小説 Playing Archives
Mikiko's Roomの仮設テント 女性のための官能小説 性小説 潤文学ブログ 官能の本棚
HAKASEの第二読み物ブログ ぺたの横書き かおるの体験・妄想 黒い教室
被虐願望 性転換・TS・女体化劇場 羞恥の風 女の陰影
女性のH体験告白集 むね☆きゅんファンサイト 週刊リビドー あおいつぼみ 葵蕾
最低のオリ 魔法の鍵 恥ずかしがりたがり。 官能的なエロ小説

相互リンクサイトのみなさま(Ⅲ)
SMX工房 淫芯 お姫様倶楽部.com 被支配中毒
出羽健書蔵庫 かめべや 女教師と遊ぼう 平成な美少女ライトノベル
禁断の体験 エッチな告白集 おとなの淫文ファイル エッチのあとさき 恥と屈辱の交差点 潤文学
ましゅまろくらぶ 空想地帯 恍惚團 ~ドライ・オーガズムの深淵~ Angel Pussy 週刊創作官能小説
ろま中男3 渡硝子の性感快楽駆け込み寺 漂浪の果てに アダルト検索一発サーチ

快感小説 SM・お仕置き小説ブログ 官能秘宝園 制服美少女快楽地獄
秘密のエッチ体験談まとめ 18's Summer 淫鬼の棲む地下室 被虐のハイパーヒロインズ
ひめ魅、ゴコロ。 おしっこ我慢NAVI 妄想ココット ライトHノベルの部屋
レズ画像・きれいな画像倉庫 riccia 調教倶楽部 ちょっとHなおとなのための…
緊縛新聞 Eros'Entertainment オシッコオモラシオムツシーン収集所 エピソードセックス
マルガリテの部屋 アダルト官能小説快楽機姦研究所 渋谷子宮 RE:BIRTH 羞恥集
黒塚工房 プライド 女性作家専門官能小説 官能小説 レイプ嗜好
人妻!人妻!人妻! wombatの官能小説 黒イ都 羊頭狗肉
ひよこの家 美里のオナニー日記 エロショッカー軍団 相互リンク、募集してます!
★相互リンク募集中!(メールしてね)★

ランキング/画像・動画(1~10)
シンプルアダルト動画サーチ 人気ブログランキング
にほんブログ村 ライブドアブログ
官能小説アンテナ エログちゃんねる
官能文章アンテナ アダルトブログランキング


ランキング/画像・動画(11~30)
GL Search Adult Novels Search オンライン小説検索・R小説の栞 おたりんく
△Top