2016.4.11(月)
「前戯の方法は、大きく分けて、2種類あります。
指を使うやり方、そして口を使うやり方です。
あ、みなさんのお顔を見ていると、もうひとつあるじゃないって気づいてる方がおられるようですね。
そう。
道具を使うという方法も無きにしもあらずです。
でも、性器を傷つけてしまう恐れもありますし……。
実際の性行為とは別の刺激になりますので、あれの快感に馴染んでしまうと、性行為で快感を得にくくなってしまいます。
ではまず、指からいきますね。
まずは、どこを愛撫するかです。
おわかりですか?」
史恵さんは、男性陣の顔を見回した。
全員、曖昧な顔をしている。
おそらく、まともな前戯などしたことがないに違いない。
「村井さんのご主人。
いかがです?」
「え?」
「奥さんのどこを愛撫なさいますか?」
「どこって……。
あそこです」
「あそこではわかりませんわよ」
「あの……。
女性器です」
村井さんのご主人は、顔を赤くして困り切っていた。
気の毒なほどだった。
「それでは、奥さんにお聞きしましょう。
村井さん?」
「はい」
「ご主人は、どこを愛撫してくださいますか?」
「された記憶、ございません」
「いつも、いきなり挿入なんですか?」
「はい。
ほとんどそうです。
ごくたまに、触られることはありますけど」
「どこを触られますか?」
「膣の入口とか」
「中は?」
「中はちょっと……」
「入れてくれない?」
「はい」
「奥さんが、拒絶なさるんじゃないんですか?」
「そんなつもりは……」
「ご主人、どうですか?」
「嫌がるようなので」
「それで引き下がるわけですか?」
「はい」
指を使うやり方、そして口を使うやり方です。
あ、みなさんのお顔を見ていると、もうひとつあるじゃないって気づいてる方がおられるようですね。
そう。
道具を使うという方法も無きにしもあらずです。
でも、性器を傷つけてしまう恐れもありますし……。
実際の性行為とは別の刺激になりますので、あれの快感に馴染んでしまうと、性行為で快感を得にくくなってしまいます。
ではまず、指からいきますね。
まずは、どこを愛撫するかです。
おわかりですか?」
史恵さんは、男性陣の顔を見回した。
全員、曖昧な顔をしている。
おそらく、まともな前戯などしたことがないに違いない。
「村井さんのご主人。
いかがです?」
「え?」
「奥さんのどこを愛撫なさいますか?」
「どこって……。
あそこです」
「あそこではわかりませんわよ」
「あの……。
女性器です」
村井さんのご主人は、顔を赤くして困り切っていた。
気の毒なほどだった。
「それでは、奥さんにお聞きしましょう。
村井さん?」
「はい」
「ご主人は、どこを愛撫してくださいますか?」
「された記憶、ございません」
「いつも、いきなり挿入なんですか?」
「はい。
ほとんどそうです。
ごくたまに、触られることはありますけど」
「どこを触られますか?」
「膣の入口とか」
「中は?」
「中はちょっと……」
「入れてくれない?」
「はい」
「奥さんが、拒絶なさるんじゃないんですか?」
「そんなつもりは……」
「ご主人、どうですか?」
「嫌がるようなので」
「それで引き下がるわけですか?」
「はい」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2016/04/11 07:31
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道具
いわゆる、おもちゃというヤツですね。
わたしは、あれが出てくる場面が好きではありません。
味わいがありませんよ。
ペニバンは、あくまで人力ですから良いのです。
電気に頼ってはいけません。
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2. 肉弾相撃つHQ- 2016/04/11 11:57
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人力だろうが電動だろうが……
人工物を愛撫に用いるのは断固否定します。
男女(女女も)の触れ合いとは「肉の戯れ」です。
しかし、集中攻撃を受けてはりますなあ、村井さんのご主人。
気の毒に。
作者の手抜きと見たが、どうだろう。
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3. Mikiko- 2016/04/11 19:46
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いじられ役を作ると……
場が運営しやすくなります。
ついでに、わたしも書きやすくなります。
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4. 誰かいじってHQ- 2016/04/11 21:16
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いじられ役
日常では、いじられキャラと称するようです。
一歩間違えば、いじめに……。
あまりしつこくすると、キレて刃物沙汰になったりします。
刺されないよう、ごちうい。
しかし、村井夫妻の夜の生活。
うまくいくんですかね。
わたしが気を揉んでもしょうがないんですが。