2025.2.17(月)
老人の視線の先をたどると……。
花柄のワンピースを着た女性が、こっちに歩いて来てた。
胸前で、お茶のペットボトルを2本抱えてる。
とても60過ぎには見えない、華やかな雰囲気の女性だった。
でも途中から、その歩みが忍び足みたいに変わった。
笑顔が消え、無表情になっていた。
視線は明らかに、ボクの顔に縫い付けられてる。
すぐ間近まで来た女性の胸から、ペットボトルが落下した。
「おいおい」
老人が、転がるボトルを拾い集めた。
「ハルマ……。
ハルマ、やっぱり来てくれたのね」
「ハルマじゃないことくらいわかるだろ。
今、ここで会ったんだ。
ハルマの代わりに、一緒に乗ってもらえることになった。
もちろん、親御さんにも許可をいただいてる」
女性は頷いてたけど、理解してるのかどうか怪しい表情だった。
間近で見ると、顔には年相応の皺が刻まれてた。
「お、どうやら乗車出来そうだ。
サヤカ、車椅子、押してくれないか。
キミ、悪いけどこれ持ってくれるか」
老人から、ペットボトルを渡された。
老人は、キャリーバッグ2つを両手で引いた。
1週間の行程だから、旅支度も多いんだろう。
ドア前で、老人が切符を駅員に見せた。
「お待ちしておりました」
ドアの前にはすでに、車椅子で乗りこめるスロープが設置されていた。
スロープでは、駅員が奥さんに代わって車椅子を押してくれた。
「この客室は、ユニバーサル対応になってるから……。
車椅子で自由に動けるよ」
花柄のワンピースを着た女性が、こっちに歩いて来てた。
胸前で、お茶のペットボトルを2本抱えてる。
とても60過ぎには見えない、華やかな雰囲気の女性だった。
でも途中から、その歩みが忍び足みたいに変わった。
笑顔が消え、無表情になっていた。
視線は明らかに、ボクの顔に縫い付けられてる。
すぐ間近まで来た女性の胸から、ペットボトルが落下した。
「おいおい」
老人が、転がるボトルを拾い集めた。
「ハルマ……。
ハルマ、やっぱり来てくれたのね」
「ハルマじゃないことくらいわかるだろ。
今、ここで会ったんだ。
ハルマの代わりに、一緒に乗ってもらえることになった。
もちろん、親御さんにも許可をいただいてる」
女性は頷いてたけど、理解してるのかどうか怪しい表情だった。
間近で見ると、顔には年相応の皺が刻まれてた。
「お、どうやら乗車出来そうだ。
サヤカ、車椅子、押してくれないか。
キミ、悪いけどこれ持ってくれるか」
老人から、ペットボトルを渡された。
老人は、キャリーバッグ2つを両手で引いた。
1週間の行程だから、旅支度も多いんだろう。
ドア前で、老人が切符を駅員に見せた。
「お待ちしておりました」
ドアの前にはすでに、車椅子で乗りこめるスロープが設置されていた。
スロープでは、駅員が奥さんに代わって車椅子を押してくれた。
「この客室は、ユニバーサル対応になってるから……。
車椅子で自由に動けるよ」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2025/02/17 05:47
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今日は何の日
2月17日は、『千切り大根(切り干し大根)の日』。
乾燥野菜食品メーカーの『こだま食品㈱(https://www.kodama-foods.co.jp/)/広島県福山市』が制定。
日付は、千切り大根(切り干し大根)の生産が、2月に最盛期を迎えることと……。
「千」の字を「二」と「1」に見立て、「切」の字の「七」と合わせて、2月17日としたもの。
同社は、千切り大根の普及に努めており……。
日本の伝統食である千切り大根の良さを、広く知ってもらうことが目的。
また、千切り大根の文化の発展と……。
この文化が、次の世代へと引き継がれていくことを願い、記念日としました。
記念日は、「千切り大根の日」の名称で、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されてます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/102173.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「千切り大根について」を引用させていただきます。
千切り大根は、大根を天日干しで乾燥させたものです。
https://zatsuneta.com/img/102173_01.jpg
西日本では「千切り大根」、東日本では「切り干し大根」と呼ぶことが多いようです。
また京都では、「軒しのぶ」とも云います。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2025/02/17 05:47
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
食材としてとても優秀で、美味しく、安く、保存性もよく、調理も簡単です。
無添加、無着色の自然食品であることも魅力の一つとなってます。
軽く洗ってから水に漬けて戻し……。
醤油や酢をかけて、そのまま食べるほか、煮物などの料理にも使われます。
また、「はりはり漬け」などの漬物にも用いられます。
戻すと、重量は約4倍に増加します。
産地としては、宮崎県が最も有名で……。
全国シェアの、およそ9割を生産してます。
原料になる主な大根の品種は……。
国内市場に流通する大根の9割以上を占める、青首大根です。
収穫された完熟の青首大根を千切りにして、1日から3日間ほどかけて寒風で天日干して乾燥させることで……。
風味豊かな甘味と、独特の食感が培われます。
寒さが厳しいほど、良質な千切り大根ができます。
以上、引用終わり。
ここらでの呼び方は、やはり東日本の「切り干し大根」ですね。
もちろん、食べたことはあると思います。
“思います”と言うのは……。
意識して食べたわけじゃないからです。
たぶん、煮物に入ってたと思うんですよ。
歯触りが良かった記憶があります。
「寒さが厳しいほど、良質な千切り大根ができます」ということですが……。
それならなんで、宮崎県が全国シェアの9割を占めてるんですかね?
寒さだけなら、新潟はぜったい負けませんが……。
たぶん、乾かないんでしょうね。
冬は、湿度が高すぎますから。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2025/02/17 05:47
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今日は何の日(つづきのつづき)
でも、4倍に増えるというのは魅力です。
わたしは、カットわかめを常用してますが……。
水で戻すと、わっと増えるのが魅力だからです。
切り干し大根もそうなんですね。
マヨネーズをかけるだけでも、サラダ感覚で食べられるようです。
スーパーで売ってるんでしょうか。
保存性がいいなら、売ってるはずですよね。
やっぱり、乾物コーナーでしょうか。
ぜひ、探してみたいです。
↓『クラシル(https://www.kurashiru.com/)』さんのページに、定番の和食メニューが載ってました(出典⇒https://www.kurashiru.com/recipes/cad2d252-bbcb-4346-b061-87feb239331b)
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●材料(2人前)
切り干し大根 30g
にんじん (中) 1本
油揚げ 1枚
(A)水 300ml
(A)本だし 小さじ2
(A)砂糖 小さじ2
(A)みりん 小さじ2
(A)しょうゆ 大さじ2
●手順
1.ニンジンと油揚げは細めの千切りにカットします。
2.鍋にサラダ油を熱し、切り干し大根(水で戻しておきます)とニンジン、油揚げを加えて2分程中火で炒めます。
3.切り干し大根の水分が飛んだところに、(A)の調味料を全て加えて煮詰めていきます。
4.だし汁が、1/3位になったら火を止めて完成です!
+++
なるほどー。
大手間ですね。
そしておそらく、わたしは失敗します。
やっぱり、マヨサラだな。