Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 4242
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 少年の頭の後ろから見てる侑人にも、主婦の股間が丸見えだった。
 もちろん少年にも見えているはずだ。
 真っ赤に熟して、イチジクのように爆ぜた性器が。
 それでも少年は、懸命にハンドリムに力をこめていた。

 主婦の口角があがったように見えた。
 主婦の手は、車椅子を押さえようとはせず……。
 真っ直ぐに少年の股間に伸びた。
 ズボンのファスナーに手が掛かる。

「あっ」

 少年はハンドリムから手を離し、主婦の手を掴みに来た。「腕。
 腕、押さえて」

 主婦の押し殺した声に応え、侑人はブレーキから手を離し、少年の腕を掴んだ。
 細い腕だった。
 翔太の腕より細いかも知れない。
 しかも、非力だった。
 侑人の力でも、容易に制圧できた。
 脚は動かせないようだ。

 ファスナー音が立った。
 主婦は、般若が笑ったような顔をしていた。
 本性が捲れ出たのだろう。

「や、やめて!」

 少年が甲高い声をあげた。
 まだ声変わりしていない。
 侑人と同じだ。
 よく通る声だった。
 この声で叫ばれたら、廊下に聞こえてしまう。
 侑人は、片手で少年の口を覆った。
 もう一方の手で、少年の2本の腕を押さえこむ。
 少年の腕は苧殻おがらのようで、侑人の力でも安々と蹂躙できた。

 主婦の片手が、ズボンの前立てに潜りこんだ。
 頭越しに覗くと、割れた前立ての間から白い下着が覗いていた。
 こいつもブリーフだ。
 お仲間に会えた気がして、少年を押さえる侑人の手に力が籠もった。
 抱きしめたのだ。

 少年の首筋からは、甘い匂いが立っていた。
 翔太も、抱きしめるとこんな匂いがする。
 気づかないが、ひょっとしたら自分もこんな匂いを放っているのかも知れない。
 上級生からは感じない匂いだ。
 性徴が芽生えたころの少年に特有な芳香なのだろうか。
由美と美弥子 4241目次由美と美弥子 4243

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2025/01/22 05:54
    • 今日は何の日
       1月22日は、『カレーライスの日・カレーの日』。
       1982(昭和57)年1月22日(今から43年前)。
       学校給食創立35周年を記念して……。
       『全国学校栄養士協議会(https://www.zengakuei.or.jp/)』が、学校給食試食会を実施しました。
       全国の小中学校の児童生徒約800万人に、カレーライスの給食が出されたのです。
      https://zatsuneta.com/img/101221_01.jpg

       以後この日を、「全国一斉献立カレーライスの日」としてます。
       カレーライスは、1976(昭和51)年に正式導入された、米飯給食の普及にも大いに貢献し……。
       不動の国民食としての地位を獲得しました。
       また、カレーを製造する事業者の全国団体である……。
       『全日本カレー工業協同組合(https://www.curry.or.jp/)/東京都台東区蔵前』が、この日を「カレーの日」に制定しました。
       国民食と云われるまでに普及したカレーの、よりいっそうの普及拡大により……。
       健康で豊かな消費生活の実現に寄与することが目的。
       この日には、プレゼントキャンペーンなどのイベントが実施される。
       「カレーの日」は、2016(平成28)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101221.html)のページから転載させていただきました。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2025/01/22 05:54
    • 今日は何の日(つづき)
       さらに同じページから、「カレーライスについて」を引用させていただきます。

       カレーライスは、カレーを米飯にかけて食べる料理です。
       インド料理を元にイギリスで生まれ、日本で独自に変化しました。
       イギリスでは、「Curry and rice(カリーアンドライス)」や……。
       「Curried rice(カリードライス)」と呼ばれてます。
       日本語では、省略して「カレー」と呼ばれることも多いです。
       ラーメンと並んで、「日本人の国民食」と呼ばれるほど人気のある料理です。
       小中学校の給食メニューの人気アンケートでも、常に上位に挙げられてます。
       日本で初めて「カレー」という料理の名を紹介したとされる書物は……。
       1860(万延元)年に出版された、福沢諭吉の『増訂華英通語』で、「Curry コルリ」という表記があります。
       1926(大正15)年に、大阪ハウス食品が、カレー粉、小麦粉、油脂、旨味成分などを固形化した……。
       「インスタント・カレールウ」を、「ホームカレー粉」の商品名で発売しました。
       1927(昭和2)年には、東京の「新宿中村屋」が喫茶部を開業し……。
       「純インド式カリ・ライス」を、80銭(当時の大衆食堂のカレーライスの10倍の値段)で出しました。
       日本で初めての本格的な「インドカレー」で……。
       高値にもかかわらず、1日300食を売りあげたそうです。

       以上、引用終わり。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2025/01/22 05:54
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       年末に買った、自動調理鍋「ホットデリ」。
       これまで、カレーを作ったのは、3回ですね。
       まだ、大成功という回はありません。
       ま、レシピにある材料の分量を守らないのが原因だと思いますが。
       過去2回は、スープカレーになってしまいました。
       味は、文句ないんですよ。
       カレールーは、最初「こくまろ」を買いました。
       安かったので。
       でも、いまいちピンと来なかったので、次は「バーモントカレー」にしてみました。
       こっちの方が、子供のころ食べてたカレーに似てて美味しかったです。
       うちも、バーモントカレーだったんですかね?
       材料の野菜ですが、切るのが面倒なので……。
       すでに切ってパックされてるのを使ってます。
       これが、半分茹でてあるんですよ。
       で、ゆで汁も一緒にパックされてます。
       説明書きには、ゆで汁も一緒に入れてくださいと書いてあります。
       なので、その通りにしてます。
       鍋のレシピには、入れる水の分量も書いてあります。
       そのとおりの量を計って入れてました。
       でも、よく考えたら(考えなくても)、パックのゆで汁分、水分が多くなるわけです。
       この次は、先にゆで汁の分量をカップで計り……。
       その分を引いた水を入れることにします。
       子供のころのカレーはとろみが強く、一晩おくと、ほぼ固体化してました。
       炊きたてのご飯に、冷たいカレーを載せて食べると、すこぶる美味しかった記憶があります。
       次こそはぜひ、とろっとろのカレーを作りたいです。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2025/01/23 13:55
    • カレー作りは、玉ねぎを飴色になるまで
      炒めることから始めます。
      ルーは市販のもので充分。
      隠し味は、インスタントコーヒーを
      スプーン1杯。

    • ––––––
      5. 手羽崎 鶏造
    • 2025/01/23 13:57
    • <本篇より>
      若い子の香しい匂い。
      汗のニオイが、成熟した年齢の
      それとは違うような気がします。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2025/01/23 14:56
    • タマネギを飴色になるまで
       1度だけやったことがあります。
       遙かなる昔、20代のころです。
       小さなソフトウェア会社に勤めてたとき……。
       社員旅行で、軽井沢のコテージに泊まりました。
       食事なども、ぜんぶ自前で用意するんでした。
       夕食は、カレーでした。
       先輩社員の指令で、タマネギを炒めました。
       タマネギを炒めたのは、我が生涯で、その1度きりです。
       今の自動調理鍋は、くし切りにしたタマネギを放りこむだけ。
       わたしの雑な舌には、それで十分です。
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