2025.1.15(水)
「脱いで」
「え?」
「ほら、鏡もある」
入った左手に洗面台があった。
その上に、大きな鏡が付いていた。
鏡には、侑人と主婦が映っている。
主婦は、能面のような顔をしていた。
どうやらスイッチが入ったようだ。
明らかに興奮しているときの顔だった。
主婦は、自ら鏡の前に立った。
荒い息をついているのが、後ろ姿からもわかる。
体側に伸びていた両手が、前に回った。
両腕が交差したようだ。
チュニックの裾が、舞台の緞帳のようにあがっていく。
黒いレギンスに包まれた、むっちりとした太腿が現れる。
そして……。
サスペンダー状に刳り抜かれた区画が現れた。
区画からは、真っ白い尻が、こぼれ落ちそうなほどにはみ出していた。
チュニックの裾は、さらにあがっていく。
主婦が前傾し、頭上から布地が抜けた。
主婦はチュニックを軽く畳むと、洗面台の脇に載せた。
直立する。
肌を覆うのは、太腿から下のレギンスだけ。
事実上、素っ裸だ。
黒いレギンスに縁取られた尻は、マヨネーズの容器のようだった。
侑人は、車椅子を降りた。
主婦の背中に身を寄せる。
主婦は、鏡を凝視していた。
むろん、素っ裸の自分を見つめているのだ。
酔ったような目をしている。
いや。
ほんとうに酔っているのかも知れない。
公共の場で全裸を晒している自分に。
鏡の中、垂れかけた乳房の頂点では、乳首が屹立していた。
「腕、あげて」
主婦が両腕を頭上に持ちあげた。
脇の下が鏡に映った。
腋窩には、柔らかそうな脇毛が煙っていた。
脱毛するために伸ばしていたのだが……。
侑人が、脱毛にストップをかけていた。
気に入ってしまったのだ。
煙る脇毛を。
むろん、侑人にはまだ生えていない。
母の奈美は、綺麗に処理している。
主婦の脇毛は、とても新鮮に見えた。
いや。
新鮮というのもおかしい。
見てはいけない物に思えたのだ。
ある意味、陰毛より卑猥だった。
「え?」
「ほら、鏡もある」
入った左手に洗面台があった。
その上に、大きな鏡が付いていた。
鏡には、侑人と主婦が映っている。
主婦は、能面のような顔をしていた。
どうやらスイッチが入ったようだ。
明らかに興奮しているときの顔だった。
主婦は、自ら鏡の前に立った。
荒い息をついているのが、後ろ姿からもわかる。
体側に伸びていた両手が、前に回った。
両腕が交差したようだ。
チュニックの裾が、舞台の緞帳のようにあがっていく。
黒いレギンスに包まれた、むっちりとした太腿が現れる。
そして……。
サスペンダー状に刳り抜かれた区画が現れた。
区画からは、真っ白い尻が、こぼれ落ちそうなほどにはみ出していた。
チュニックの裾は、さらにあがっていく。
主婦が前傾し、頭上から布地が抜けた。
主婦はチュニックを軽く畳むと、洗面台の脇に載せた。
直立する。
肌を覆うのは、太腿から下のレギンスだけ。
事実上、素っ裸だ。
黒いレギンスに縁取られた尻は、マヨネーズの容器のようだった。
侑人は、車椅子を降りた。
主婦の背中に身を寄せる。
主婦は、鏡を凝視していた。
むろん、素っ裸の自分を見つめているのだ。
酔ったような目をしている。
いや。
ほんとうに酔っているのかも知れない。
公共の場で全裸を晒している自分に。
鏡の中、垂れかけた乳房の頂点では、乳首が屹立していた。
「腕、あげて」
主婦が両腕を頭上に持ちあげた。
脇の下が鏡に映った。
腋窩には、柔らかそうな脇毛が煙っていた。
脱毛するために伸ばしていたのだが……。
侑人が、脱毛にストップをかけていた。
気に入ってしまったのだ。
煙る脇毛を。
むろん、侑人にはまだ生えていない。
母の奈美は、綺麗に処理している。
主婦の脇毛は、とても新鮮に見えた。
いや。
新鮮というのもおかしい。
見てはいけない物に思えたのだ。
ある意味、陰毛より卑猥だった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2025/01/15 05:37
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今日は何の日
1月15日は、『いちごの日』。
1月15日の「いちごの日」は、「全国いちご消費拡大協議会」が制定。
日付は、『「いい(1)」「いち(1)」「ご(5)」⇒いい苺』と読む語呂合わせから。
ハウス栽培や品種改良で、一年中手に入るようになりましたが……。
1月中旬は、いちごの収穫と出荷が本格化する時期にあたります。
書籍にも記されてる記念日ですが、制定した目的については定かではありません。
また、記念日を制定したとされる「全国いちご消費拡大協議会」についても……。
詳細は不明で、すでに解散してるとの情報も見られます。
また、『「いち(1)」「ご(5)」⇒苺』と読む語呂合わせから、毎月15日も「いちごの日」とされてますが……。
こちらも、制定した団体や目的についての詳細は定かではありません。
また、1月5日も「いちごの日」となってますが、こちらは果物の苺ではなく……。
15歳という世代を表した「いちご」で、高校受験を間近に控えた15歳の学生にエールを送る日とされてます。
「いちごの日」については、制定した団体など不明な点も多い記念日ですが……。
1月15日の「いちごの日」を中心として、苺スイーツの新商品の発表や、苺に関連したキャンペーンを実施する店なども見られます。
なお、上記のいずれの記念日も、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』には登録されてません。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101152.html)のページから転載させていただきました。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2025/01/15 05:38
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今日は何の日(つづき)
さらに同じページから、「いちごについて」を引用させていただきます。
イチゴ(苺)は、バラ科の多年草です。
英語では、ストロベリー(strawberry)と呼ばれます。
甘みがあるため、果物として位置づけられることが多いですが……。
草本性の植物であるため、野菜として扱われることもあります。
通常、可食部の表面は……。
赤色アントシアンにより赤くなりますが、白色の品種もあります。
狭義には、オランダイチゴ属の栽培種、オランダイチゴを意味します。
イチゴとして流通してるものは、ほぼ全てオランダイチゴ系となってます。
イチゴの可食部の果実と思われてる部分は、花托(かたく)の発達したものであり……。
花托の周りにある、小さなつぶつぶが痩果(そうか)と呼ばれる果実です。
このような形態をとるものを、イチゴ状果(偽果)と云います。
関連する記念日として、毎月22日は『ショートケーキの日(https://zatsuneta.com/archives/10122a1.html)』となってます。
この記念日は、カレンダーにおいて、22日の真上には15日があり……。
ショートケーキの上に苺がのってることを意味します。
以上、引用終わり。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2025/01/15 05:38
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今日は何の日(つづきのつづき)
もちろん、いちごは食べたことがあります。
でもたぶん、自分で買って食べたことはないかも。
実は、イチゴ大福も食べたことがないんですよ。
ショートケーキに載ってるのは、1度くらいはあると思いますが……。
自分で買ったものではなかったと思います。
もちろん、嫌いなわけじゃありません。
でも、自腹を切ってまで食べたいと思うものでもないです。
イチゴ狩りもしたことがないですね。
似て非なることは、小学生の時してましたが。
早い話、いちごドロボーです。
通学路の沿道には、畑などもありました。
大規模なものではなく、大きな家庭菜園のようなものでしたけど。
いちごが植えられてる畑もあったんです。
つまり、その畑にちょこっと入って、いちごを失敬してくるわけです。
もちろん、根こそぎ取ったりはしません。
バレないように、数粒調達してました。
そのころから、悪賢かったんでしょうね。
しかし、表面の粒々が果実だってのは、初めて知りました。
あの粒々、入れ歯の人には天敵だそうです。
粒が、入れ歯と歯茎の間に挟まって、痛いんだとか。
『由美と美弥子 4222(https://mikikosroom.com/archives/53089427.html)』のコメントで書いたように……。
わたしも2本、部分入れ歯を入れてます。
入れ歯を入れてから、いちごは1度も食べてないと思います。
ほんとに挟まるものか、今度試してみようかな。