2024.11.30(土)
「はんがぁ」
侑人は思わず噴き出した。
『版画』を連想してたところだったからだ。
面白いおばちゃんだ。
とっても可愛い。
今、イカせてあげるからね。
バレンを思い切り捻りこむ。
「あぎゃ」
主婦の顔が破裂した。
目鼻のパーツが飛び散ったように見えた。
もちろん錯覚だが。
捲れた唇から、白い歯が覗いている。
押しつけたタオルの下でも、陰唇が捲れてるはずだ。
そろそろ毛も柔らかくなってくれただろうか。
侑人は、股間を覆うタオルをどけた。
一瞬、湯気があがったように見えた。
陰毛に触ってみる。
心なしか柔らかくなった気がした。
しかし、石鹸の泡がほとんど消えてしまっていた。
再び石鹸を取り、桶の湯で泡立てる。
カエルの卵のように膨れた泡を、主婦の股間に移す。
満遍なく陰毛を包み、再びヒゲソリを取る。
刃をあててみたが……。
同じだった。
刃が、陰毛の上を滑ってしまうのだ。
「ご」
主婦のいびきだった。
イッたまま寝てしまったわけだ。
のんきなものだ。
いや。
ひょっとしたら、ゆうべは眠れなかったのかもしれない。
何でもないようにしゃべってはいたが、離婚はやはりショックなのではないか。
このまま寝かせておこうかと思ったが……。
思いがけず、シャワーヘッドの先端から、滴が頬に落ちた。
主婦の目が開いた。
頭を持ちあげ、侑人の手元を覗きこむ。
「やっぱり剃れないよ。
刃が、毛の上で滑って」
「そうなの?
どうしてヒゲは剃れるのかしら?」
「そうか。
ヒゲは、短いから剃れるんだよ。
長いままの髪の毛は、カミソリで剃れないでしょ。
先に短くすればいいんだ。
ハサミ、ある?」
「洗面台の脇にさがってる。
鏡の下」
侑人は手を桶で洗うと、折り戸を開いて脱衣所に出た。
侑人の家と同じく、鏡の下にタオルハンガーが付いていた。
タオルはかかってなくて、S字フックでハサミが下がっていた。
シャンプーとかの詰め替えパックの注ぎ口を切るためだろう。
奈美もそうしていた。
侑人は思わず噴き出した。
『版画』を連想してたところだったからだ。
面白いおばちゃんだ。
とっても可愛い。
今、イカせてあげるからね。
バレンを思い切り捻りこむ。
「あぎゃ」
主婦の顔が破裂した。
目鼻のパーツが飛び散ったように見えた。
もちろん錯覚だが。
捲れた唇から、白い歯が覗いている。
押しつけたタオルの下でも、陰唇が捲れてるはずだ。
そろそろ毛も柔らかくなってくれただろうか。
侑人は、股間を覆うタオルをどけた。
一瞬、湯気があがったように見えた。
陰毛に触ってみる。
心なしか柔らかくなった気がした。
しかし、石鹸の泡がほとんど消えてしまっていた。
再び石鹸を取り、桶の湯で泡立てる。
カエルの卵のように膨れた泡を、主婦の股間に移す。
満遍なく陰毛を包み、再びヒゲソリを取る。
刃をあててみたが……。
同じだった。
刃が、陰毛の上を滑ってしまうのだ。
「ご」
主婦のいびきだった。
イッたまま寝てしまったわけだ。
のんきなものだ。
いや。
ひょっとしたら、ゆうべは眠れなかったのかもしれない。
何でもないようにしゃべってはいたが、離婚はやはりショックなのではないか。
このまま寝かせておこうかと思ったが……。
思いがけず、シャワーヘッドの先端から、滴が頬に落ちた。
主婦の目が開いた。
頭を持ちあげ、侑人の手元を覗きこむ。
「やっぱり剃れないよ。
刃が、毛の上で滑って」
「そうなの?
どうしてヒゲは剃れるのかしら?」
「そうか。
ヒゲは、短いから剃れるんだよ。
長いままの髪の毛は、カミソリで剃れないでしょ。
先に短くすればいいんだ。
ハサミ、ある?」
「洗面台の脇にさがってる。
鏡の下」
侑人は手を桶で洗うと、折り戸を開いて脱衣所に出た。
侑人の家と同じく、鏡の下にタオルハンガーが付いていた。
タオルはかかってなくて、S字フックでハサミが下がっていた。
シャンプーとかの詰め替えパックの注ぎ口を切るためだろう。
奈美もそうしていた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2024/11/30 06:24
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今日は何の日
11月30日と3月10日は、『砂糖の日』。
砂糖についての啓発活動を実施してる……。
『お砂糖“真”時代」推進協議会(https://www.alic.go.jp/joho-s/joho07_001204.html)』が、2014(平成26)年度に制定。
同協議会は、下記の砂糖関係8団体を構成員とします。
精糖工業会、日本製糖協会、日本ビート糖業協会、日本甘蔗糖工業会……。
日本分蜜糖工業会、日本砂糖輸出入協議会、全国砂糖代理店会、全国砂糖特約店協同組合連合会。
日付は、『「いい(11)」「さ(3)」「とう(10)」⇒いい砂糖』と読む語呂合わせから。
また同協議会は、3月10日を、『「さ(3)」「とう(10)」⇒砂糖』と読む語呂合わせから……。
同じく、「砂糖の日」に制定してます。
もともと3月10日は、上記の語呂合わせで「砂糖の日」で、砂糖の優れた栄養価などを見直す日とされてましたが……。
制定した団体などは不明でした。
その後、同協議会が、この日を記念日として改めて制定した形となってます。
同協議会は、2014(平成26)年11月30日に、東京プリンスホテルにて「砂糖の日」誕生セレモニーを……。
また、2015(平成27)年3月22日には、東京・有楽町のイトシア前広場において、「砂糖の日」誕生イベントを開催しました。
砂糖についての啓発パネルの展示のほか、お砂糖キャラクター「シュガタン」も紹介されてます。
https://zatsuneta.com/img/103106_02.jpg
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2024/11/30 06:24
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
同協議会では、3月10日は、東日本大震災発生の前日ということもあり……。
「長期保存可能なエネルギー源」という砂糖の効用の啓発を通じ、防災について考える催事を実施していくこととしてます。
11月30日は、「いい砂糖の日」の文字どおり、砂糖の良さを発信する日とし……。
砂糖のさまざまな効用をアピールすることとしてます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/103106.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「砂糖について」を引用させていただきます。
砂糖(sugar)は、甘みを持つ調味料(甘味料)です。
物質としては糖の結晶で、一般に多用されてる、いわゆる白砂糖の主な成分は……。
サトウキビやテンサイなどを原料として作られる、スクロース(ショ糖)となります。
砂糖の歴史は古く、その発明は2500年前と考えられてます。
15世紀以降に、大きく欧州に伝わり、植民地時代の奴隷による砂糖生産を経て、大量生産へと至り……。
19世紀末には、それまでの高級品ではなく、一般に普及する食品となりました。
日本で販売されてる砂糖のほとんどには、賞味期限が記載されてません。
その理由は、食品衛生法やJAS法で、賞味期限の表示を免除されてるためです。
砂糖は、品質の変化がとても少なく……。
カビや細菌などの微生物が繁殖するための水分がないため、長期保存ができるからです。
以上、引用終わり。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2024/11/30 06:28
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今日は何の日(つづきのつづき)
砂糖に賞味期限がないことは、初めて知りました。
でもこれ、メーカーにとっては、ありがたくない措置では?
賞味期限切れによる買い換え需要がないからです。
お店だって、古い在庫品をいつまでも売れるわけです。
さて、砂糖。
わたしのキッチンに、砂糖は置いてありません。
料理をしないんだから当たり前ですが。
コーヒーも飲みませんし。
飲んでたときも、ブラックでした。
もともとわが家は、料理に砂糖が使われることは少なかったと思います。
祖父も父も、酒飲みの辛党で、砂糖の入った料理は好まなかったと思われます。
あ、そうか。
それでなのかな。
というのも、家で、すき焼きが出て来た記憶がないんです。
すき焼き用の鍋もなかったと思います。
わたしがすき焼きを食べたのは、高校のときの1回だったかも。
確か、スキー授業の夕食が、すき焼きだったんです。
一件、豪華に思えますよね。
でもこれ、宿屋にとっては、もっとも楽な献立ですよね。
材料を切って出すだけでいいんですから。
準備に、料理人は要りません。
アルバイトだけで十分です。
後で聞いたことですが、男子の部屋では……。
肉の争奪戦が熾烈だったようです。
ほとんど生のままの肉を頬張り、口の中で煮詰めてたとか。
そう云えば、わが家では、卵焼きにも砂糖は使われてませんでした。
塩だけです。
美味しかったです。
東京に出て来て、甘い卵焼きを食べて驚きました。
お菓子じゃんと思いましたね。
今も、定期的に取り寄せてる冷凍弁当のおかずに、たまに入ってます。
食べられないことはありませんが……。
やっぱり、美味しいとは思えません。
塩だけで味付けた卵焼き、懐かしいです。
リタイアしたら、これくらいは作れるようになりたいものです。