Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 4169
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「ほら見なさい。
 勃ってるじゃないの」
「それはさっきからでしょ。
 あんたのグロマンで興奮したわけじゃないわよ」
「縮まないってことは、興奮が続いてる証拠よ。
 じゃ、あんたここに立ってみなさい。
 はたして勃ちっぱなしになるでしょうかってね。
 しゅーって縮んだら面白いわよね」
「よーし、やってやろうじゃないの。
 山さん、頼むよ。
 独身女に恥かかせないでちょうだい」

 赤鬼は、蟹のように細い腕を背中に回しました。
 ブラが小さく跳ねました。
 ストラップが肩を外れると、カップがストンと落ちました。
 現れたのは、絵に描いたような貧乳です。
 中学生でも、これほどのツルペタは少ないでしょう。
 しかし、ブラは必需品でした。
 乳首が尋常じゃないんです。
 経産婦にしか思えません。
 赤鬼は腰骨に貼りついたショーツに手を掛け、脱ぎ下ろしました。

「ちょっと。
 素っ裸になるのは反則じゃないの」
「あんたと違ってスカート穿いてないんだからしょうがないでしょ」
「ブラまで取る必要ないじゃない」
「下、すっぽんぽんで、ブラだけしてたらヘンでしょ。
 変態みたいじゃない」
「みたいじゃなくて、変態そのものです」
「うるさい。
 ほら、そこどいて」

 青鬼に入れ替わって赤鬼が、わたしの足元を向く方向で顔上に立ちました。
 肉の落ちた尻たぶに皺が寄ってました。
 赤鬼は、鶏ガラのような脚をくの字に折って、腰を落としました。
 両手を三つ指をつく形で股間に添えると、左右に開きます。
 真っ赤な膣口が覗いてました。
 まるで創口でした。

「ほら見なさい。
 勃ったままじゃないの」
「まんこ開くのは反則。
 でもどうやら……。
 一番変態なのは、山さんだったみたいね」

 青鬼が、紅白のボーダー柄の長袖Tシャツを抜きあげました。
 この女も、下はブラだけでした。
 しかし、ターコイズブルーのブラより先に、スカートを下ろしました。
 刺さりそうなほどの腰骨が突き出てます。
 貧相そのものの下半身に、陰毛だけが豊かに盛りあがってました。
 青鬼は、自らブラを外しながら、わたしの傍らにしゃがみこみました。
 手が、ベルトのバックルにかかりました。
 ベルトが解かれ、ズボンが引き下ろされます。
由美と美弥子 4168目次由美と美弥子 4170

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2024/10/05 05:55
    • 今日は何の日
       10月5日は、『レモンの日』。
       この記念日は、高村光太郎(たかむら こうたろう/1883~1956)の詩集『智恵子抄(ちえこしょう)』にある……。
       「レモン哀歌(あいか)」に由来します。
       高村光太郎は、大正から昭和期の詩人であり刻家です。
      https://zatsuneta.com/img/11005a5_01.jpg
      ↑高村光太郎。

       『智恵子抄』は、1941(昭和16)年に出版されました。
       智恵子とは、光太郎の妻であり、洋画家で紙絵作家の……。
       高村智恵子(たかむら ちえこ/1886~1938)のことです。
      https://zatsuneta.com/img/11005a5_02.jpg
      ↑高村智恵子

       『智恵子抄』には、光太郎が智恵子と結婚する以前の1912(明治45)年から、彼女の死後の1941(昭和16)年までの……。
       30年間にわたって書かれた、彼女に関する詩29編、短歌6首、3編の散文が収録されてます。
       この記念日の日付は、智恵子が、1938(昭和13)年10月5日に、52歳で亡くなった命日に由来します。
       この日は、光太郎が智恵子の臨終をうたった詩「レモン哀歌」にちなみ……。
       「レモン忌」とも呼ばれます。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2024/10/05 05:55
    • 今日は何の日(つづき)
       引用を続けます。

       お互いに人間としての自由を尊重して一緒になった2人でしたが……。
       智恵子は精神を病み、その6年後、光太郎の看病の末に肺結核により死去しました。
       智恵子は亡くなる数時間前にレモンをかじり……。
       その様子が、「レモン哀歌」にうたわれてます。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/11005a5.html)のページから転載させていただきました。

       さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。

       ↓高村光太郎の詩『レモン哀歌(あいか)』です。
      +++
      ◆レモン哀歌
      そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
      かなしく白くあかるい死の床で
      わたしの手からとつた一つのレモンを
      あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
      トパアズいろの香気が立つ
      その数滴の天のものなるレモンの汁は
      ぱつとあなたの意識を正常にした
      あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ
      わたしの手を握るあなたの力の健康さよ
      あなたの咽喉(のど)に嵐はあるが
      かういふ命の瀬戸ぎはに
      智恵子はもとの智恵子となり
      生涯の愛を一瞬にかたむけた
      それからひと時
      昔山巓(さんてん:山のいただき)でしたやうな深呼吸を一つして
      あなたの機関はそれなり止まつた
      写真の前に挿した桜の花かげに
      すずしく光るレモンを今日も置かう
      +++

       ただし、この「レモンの日」を制定した団体や目的などについては、定かではありません。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2024/10/05 05:56
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       さらに引用を続けます。

       関連する記念日として、光太郎の1956(昭和31)年4月2日の命日に由来して……。
       4月2日は『連翹忌(れんぎょうき)https://zatsuneta.com/archives/104029.html』となってます。
       また、レモンに関連する記念日として、2月6日は『C1000の日(https://zatsuneta.com/archives/102065.html)』、3月8日は『レモンサワーの日(https://zatsuneta.com/archives/10308b6.html)』……。
       4月4日は『C.C.レモンの日(https://zatsuneta.com/archives/10404b8.html)』、9月3日は『クエン酸の日(https://zatsuneta.com/archives/109039.html)』となってます。

       以上、引用終わり。

       「レモン哀歌」は知ってました。
       確か、高校の国語の教科書に載ってたんじゃないでしょうか。
       でも、「智恵子抄」を読み通したことはありません。
       今回驚いたのが、高村智恵子の亡くなった年齢。
       52歳だったんですね。
       もっと若くに亡くなってたのかと思ってました。
       しかしわからんのが、説明文の↓の文章。
      +++
       お互いに人間としての自由を尊重して一緒になった二人でしたが……。
       智恵子は精神を病み、その6年後、光太郎の看病の末に肺結核により死去しました。
      +++

       続きはさらにさらに次のコメントで。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2024/10/05 05:56
    • 今日は何の日(つづきのつづきのつづき)
       結婚して6年後に亡くなったように読めます。
       となれば結婚は、智恵子が46歳のときになってしまいます。
       調べたら、結婚は1914(大正3)年でした。
       智恵子が28歳のときになります。
       「6年後」と云うのは、精神を病んでからの年数でした。
       どうして精神を病んでいったかについては……。
       Wikiに詳しく書かれてあります(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%9D%91%E5%85%89%E5%A4%AA%E9%83%8E)。

       さて、レモン。
       わたしにとって、文芸作品での「レモン」と云えば……。
       梶井基次郎の小説『檸檬(れもん)』です。
       この作品は、『第104章:雨に唄えば(『由美と美弥子 1229(https://mikikosroom.com/archives/2672866.html)~』』の章にでてくる……。
       「オレンジ爆弾」のネタ元となった小説です。
       梶井基次郎、ほんとに繊細な文章を書きます。
       ↓でも、残念ながら顔が、近藤勇です。
      https://zatsuneta.com/img/10324a1_01.jpg

       立原道造みたいな顔だったら、もっと信奉者が出来たでしょうにね。
       なお『檸檬』は、青空文庫で読めます(⇒https://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/424_19826.html)。
       顔とのギャップを、ぜひご鑑賞ください。
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