2024.8.24(土)
2人の部屋に邪魔をすると、すでに布団が敷かれてました。
どの部屋も、宴会中に敷かれてたようです。
わたしの部屋は4人なので、部屋いっぱいでしたが……。
ここは、もともと3人なうえ、来れなくなった1人分は足元に畳まれてました。
その前に畳のスペースがあったので、座卓テーブルをそこに据えて飲み始めました。
ウイスキーのロックでしたが、赤鬼はかなりのピッチで飲んでました。
しばらくすると、目が据わって来ました。
「山さん、どう思います、この女」
赤鬼が、顎を青鬼にしゃくりました。
「この歳で、毎晩、やってるんだって」
「ちょっと、止めてよ」
「やってるって、何を?」
「またまた。
山さん、ほかにありますか?
おセックスですよ。
おセックス」
「止めてってば」
「いいじゃない。
浮気してるわけじゃないんだから。
旦那とやってるんだから、正々堂々、恥じることはありまっせん。
でも、毎日はやっぱ恥ずかしいよね」
「仕方ないじゃない。
久しぶりに新婚生活に戻ったんだから」
「娘が高校出て、就職したんすよ。
工場の寮に入ったとかで、旦那と2人暮らしになったわけ。
で、毎晩、やり放題。
ね?」
「悪い?
悔しかったら結婚しな」
「ヒドい女でしょ。
山さん、結婚してくれません?」
「山さんは妻子持ちでしょ」
「世の中、不公平っすよ。
ちゃんと結婚して、子供も作って……。
その娘は立派に成長して就職。
しかも本人は、毎晩やり放題。
わたしなんか、ずっと独り身で、毎晩一人エッチっすよ」
「酒癖でみんな逃げられるんでしょ」
「ま、素っ裸で外に飛び出したりしてたからね」
「そりゃ逃げ出すわ。
今もやってるんじゃないの?
ひとり露出」
「今はさすがにしてませんよ。
裸で窓開けてるけど」
「してるじゃない」
「昔、古いアパートに住んでたんすよ。
風呂なしで、トイレも共同。
トイレは、廊下にあるんすけど……。
夏なんか、部屋にエアコンもないでしょ。
暑いから、素っ裸で飲んでるわけですよ。
トイレ行くのに、いちいち服着てらんないじゃないすか。
だから、素っ裸のまま、トイレに通ってました」
「見られないの?」
「見られたこと……。
あるね。
廊下を歩いてたら、1番端のドアが開いて……。
男が顔出しました。
でも、わたし見てびっくりして、すぐ引っこんじゃいました」
どの部屋も、宴会中に敷かれてたようです。
わたしの部屋は4人なので、部屋いっぱいでしたが……。
ここは、もともと3人なうえ、来れなくなった1人分は足元に畳まれてました。
その前に畳のスペースがあったので、座卓テーブルをそこに据えて飲み始めました。
ウイスキーのロックでしたが、赤鬼はかなりのピッチで飲んでました。
しばらくすると、目が据わって来ました。
「山さん、どう思います、この女」
赤鬼が、顎を青鬼にしゃくりました。
「この歳で、毎晩、やってるんだって」
「ちょっと、止めてよ」
「やってるって、何を?」
「またまた。
山さん、ほかにありますか?
おセックスですよ。
おセックス」
「止めてってば」
「いいじゃない。
浮気してるわけじゃないんだから。
旦那とやってるんだから、正々堂々、恥じることはありまっせん。
でも、毎日はやっぱ恥ずかしいよね」
「仕方ないじゃない。
久しぶりに新婚生活に戻ったんだから」
「娘が高校出て、就職したんすよ。
工場の寮に入ったとかで、旦那と2人暮らしになったわけ。
で、毎晩、やり放題。
ね?」
「悪い?
悔しかったら結婚しな」
「ヒドい女でしょ。
山さん、結婚してくれません?」
「山さんは妻子持ちでしょ」
「世の中、不公平っすよ。
ちゃんと結婚して、子供も作って……。
その娘は立派に成長して就職。
しかも本人は、毎晩やり放題。
わたしなんか、ずっと独り身で、毎晩一人エッチっすよ」
「酒癖でみんな逃げられるんでしょ」
「ま、素っ裸で外に飛び出したりしてたからね」
「そりゃ逃げ出すわ。
今もやってるんじゃないの?
ひとり露出」
「今はさすがにしてませんよ。
裸で窓開けてるけど」
「してるじゃない」
「昔、古いアパートに住んでたんすよ。
風呂なしで、トイレも共同。
トイレは、廊下にあるんすけど……。
夏なんか、部屋にエアコンもないでしょ。
暑いから、素っ裸で飲んでるわけですよ。
トイレ行くのに、いちいち服着てらんないじゃないすか。
だから、素っ裸のまま、トイレに通ってました」
「見られないの?」
「見られたこと……。
あるね。
廊下を歩いてたら、1番端のドアが開いて……。
男が顔出しました。
でも、わたし見てびっくりして、すぐ引っこんじゃいました」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2024/08/24 05:58
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今日は何の日
8月24日は、『フルハーネス型安全帯普及の日』。
高所作業に携わる人の墜落、転落などの災害を撲滅するために、安全帯の正しい使い方の啓蒙活動を行ってる……。
『日本安全帯研究会(https://japan-safetybelt.jp/)/東京都文京区湯島』が制定。
日付は、「ハーネス」を英語で発音すると『「ハァー(8)」「ニィ(2)」「ス(4)」』となることと……。
暑い時期であり、お盆の休み明けは事故増加の傾向もあることから……。
注意してほしいとの意味もこめて、8月24日に。
フルハーネス型墜落制止用器具(フルハーネス型安全帯とも呼ぶ)の普及活動を推進するとともに……。
利用者に対して、適切な取り扱い、使用条件、器具選択などの案内をすることが目的。
https://zatsuneta.com/img/108249_01.jpg
記念日は、2023(令和5)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/108249.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
1991(平成3)年、通商産業省(現:経済産業省)から、安全帯部会設置の要請を受け……。
当時の安全帯製造業社の8社によって、安全帯部会の前進となる懇話会が設立されました。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2024/08/24 05:59
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
翌年、会則を作成するなど、正式に「日本安全帯研究会」として活動を開始しました。
https://zatsuneta.com/img/108249_02.jpg
2020(令和2)年現在、会員会社は12社を数えてます(https://japan-safetybelt.jp/member/)。
国内で使用されてきた「安全帯」は、建設工事などにおける墜落防止用として用いる「一般高所用安全帯」と……。
柱上作業などにおける身体保持を主目的に用いる「柱上安全帯」に分けられてました。
これらの安全帯は、共に胴ベルト安全帯ではありますが……。
作業環境と使用方法が相違してることから、誕生期とその後の進化は相違してました。
そして、2018(平成30)年の関連法令等の改正により……。
高所作業での安全対策としては、「フルハーネス型」の使用が原則となりました。
フルハーネス型安全帯は、肩、腿(もも)、胸など、複数のベルトで構成されます。
これによって、身体が安全帯から抜け出すことや……。
胸部や腹部を過大に圧迫するリスクを低減してるのです。
また、フルハーネス型安全帯では、身体の重心位置(腰部付近)より頭部側に……。
ロープを装着するD環(Dの字形をした金属製パーツ)が付いてます。
そのため、宙吊り状態になっても……。
着用者の姿勢が“逆さま姿勢”になることを防ぐ機能を持ってるのです。
以上、引用終わり。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2024/08/24 05:59
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今日は何の日(つづきのつづき)
なるほど。
安全帯も進化してるんですね。
2018(平成30)年に、「フルハーネス型」の使用が原則となったことは知りませんでした。
わたしが建設会社に勤めてたころは、そのずっと前です。
見たことさえないかも知れません。
でも、↑の装着時のイラストを見て、ひとつ心配があります。
下痢のとき、トイレで間に合うんでしょうか?
さて。
転落事故を防ぐためには、安全帯の装着が必須であることはわかります。
でももちろん、安全帯を着けただけではだめです。
その安全帯を取り付ける設備が必要になるわけです。
工事現場なら問題ないでしょう。
でも新潟では、作業員でない人が……。
転落の恐れのある作業をしなければならない地域があります。
山間地の屋根の雪下ろしです。
いくら安全帯を着けても、それを取り付ける場所がなければどうしようもありません。
もちろん、頑丈な取り付け設備を自力で設置するのは無理でしょう。
続きはさらにさらに次のコメントで。
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4. Mikiko- 2024/08/24 06:00
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今日は何の日(つづきのつづきのつづき)
新潟県内の市町村には、補助金を出してるところも多いようです(https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/401332.pdf)。
でも、かかった費用の2分の1までの補助ですね。
最高10万円。
20万円以上かかれば、10万円以上が自己負担になります。
年金暮らしのお年寄りには、簡単に出せる金額ではありません。
なので、なかなか普及はしてないようです。
でも、危険とはわかっていても……。
屋根に登らないではいられないそうです。
夜寝てると、頭上の梁が……。
ミシッ、ミシッ、と音を立てるそうです。
もちろん、降り積もる雪の重みでです。
屋根が落ちてくる恐怖で、とても眠れないとか。
なので、明るくなったら、真っ先に雪下ろしに出るわけです。
わたしの住む新潟市は、屋根に登るほどの雪は滅多に積もりません。
わたしも、屋根に登ったのは、1回だけだったと思います。
それでも毎冬、雪の重みは実感しますよ。
襖なんかが、だんだん開きにくくなってきますから。
朝起きたら、部屋に閉じこめられてるなんてことも……。
ひょっとしたら、あるかも知れません。
やっぱり、早い内に、雪の積もらないところに移住すべきですかね。