Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 4136
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「奥さまといらっしゃったんですか?」
「もちろんです。
 でも、妻が患ってからはご無沙汰です。
 あなたを連れて行ったら、宿の人も驚くかも知れませんね。
 若い後妻をもらったのかって」
「若くないです」
「若いですよ。
 わたしの相手としては。
 どうです?」
「考えておきます。
 でも、よほどの機会がなければ無理です」
「ご主人の海外出張とか?」
「そうですね。
 同時に侑人もいないときでなければ」
「侑人くんも連れてくればいいじゃないですか。
 でも、わたしの息子には見えないかな。
 宿の人も、どう応対していいか困るでしょうね」

 夫と別れ、マンションを離れて……。
 対岸のこの住宅で、侑人と3人、家族として暮らす。
 そんな情景も、決して妄想とまでは言い切れないのではないか。
 こうして今、その家で、老人と湯船に浸かっているのだから。

「そうそう。
 温泉で思い出しました。
 会社の慰安旅行で行った温泉です。
 いや、ただの慰安旅行じゃないな。
 うちの会社は、了見が狭くてね。
 慰安旅行には、必ず研修を組み合わせるんです。
 昼間は宿の大広間を借りて、アクティビティみたいな研修をするわけです。
 で、夜は普通の宴会です。
 そこで1度、面白い体験をしたんですよ。
 もちろん、エッチな体験です。
 久しぶりに思い出したな。
 わたしにも、そんな時代があったんですね。
 40代のころだったかな。
 いや、50にはなってたかも知れません。
 彼女たち、どうしてるかな。
 ひとりは、ずいぶん前に辞めちゃいましたけど……。
 もうひとりは、まだ同じ会社に勤めてるかも知れません。
 もう、定年間近でしょうが。
 ちょっと、その社員旅行のときの話をしてもいいですか?
 まだ少し、復活までには時間がかかりそうなので」

 尾骨のあたりには、老人の陰茎の感触があった。
 しかしそれはまだ、ナマコのように柔らかかった。
 老人は語り始めた。
由美と美弥子 4135目次由美と美弥子 4137

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2024/08/19 06:01
    • 今日は何の日
       8月19日は、『俳句の日・俳句記念日』。
       「俳句の日」は、正岡子規(まさおか しき)研究家で俳人の……。
       坪内稔典(つぼうち としのり)らが提唱し、1991(平成3)年に制定。
       「俳句記念日」は、俳句作家の上野貴子(うえの たかこ)が主宰する……。
       「おしゃべりHAIKUの会」が、2014(平成26)年に制定。
       日付は、『「は(8)」「い(1)」「く(9)」⇒俳句』と読む語呂合わせから。
       句会などを通して、俳句の楽しさ、奥深さ、季節感の大切さなどを知ってもらうことが目的。
       記念日に合わせて、イベントや大会などが開催されます。
       「俳句記念日」を制定した「おしゃべりHAIKUの会」は……。
       俳句会として、1999(平成11)年、上野貴子により発足しました。
       初めは、Faxでの通信句会でした。
       その後、2004(平成16)年、三軒茶屋での「おしゃべりHAIKUの会」句会開催を契機に……。
       俳句会として、新たに創設されました。
       東京都世田谷区三宿に、三茶オフィスを置いてます。
       俳句集をまとめたり、個展やイベント、俳句講師養成講座の開催などを行ってます。
       「俳句記念日」は、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されてます。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/108192.html)のページから転載させていただきました。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2024/08/19 06:01
    • 今日は何の日(つづき)
       さらに同じページから、「俳句について」を引用させていただきます。

       俳句は、主に「五・七・五」の十七音で表現され……。
       「世界一短い詩」とも云われます。
       江戸時代には、俳諧(五七五七七を連ねていく集団文芸)が流行しました。
       その最初の「五七五」の発句を重要視したのが……。
       松尾芭蕉(まつお ばしょう/1644~1694)です。
       芭蕉の有名な句として、「古池や蛙飛びこむ水の音」があります。
       明治時代になると、正岡子規(まさおか しき/1867~1902)によって、近代の俳句が確立されました。
       生涯に、20万を超える句を詠んだ子規の作品のうち、最も有名な句として……。
       「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」があります。
       上記の芭蕉の句と並んで、俳句の代名詞として知られてます。
       「俳句を作る」ことを「俳句を詠む」と云います。
       「詠む」は、もともと「読む」と同じ言葉で……。
       「数を数える」という意味に由来します。
       現在でも「サバを読む」「票を読む」「秒読み」などの使われ方が残ってます。
       数を数えることが、文字を一字ずつ声に出して読みあげることに通じるとして……。
       「詠む」は、「文章を読む」という意味にもなりました。

       以上、引用終わり。

       上記説明文にある、↓の2句。

      ●古池や蛙飛びこむ水の音(松尾芭蕉)
      ●柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺(正岡子規)

       もし、これらの句が存在せずに、現在の俳句雑誌に投稿されたとしたら……。
       たぶん、ボツだと思います。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2024/08/19 06:02
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       俳句は、リタイヤしたら趣味にしたいと思ってます。
       何か趣味を持たないと、酒浸りになる恐れがあるので。
       しかし、ちょっと危惧してることがあります。
       AIです。
       AIが作った俳句を、自分の作として投稿しても……。
       バレないんじゃないですか?
       AIが、さらに進化したらどうなるでしょう?
       過去の有名俳人の思考パターンを、完全に学習するでしょう。
       その俳人が、頭脳明晰なまま200年くらい生きて作ったような句が詠めるのでは?
       ただでさえ、短いものは、偶発的にスゴいのが出来ることもありますしね。
       これもまた、成り行きが楽しみです。

       あ、そうそう。
       芭蕉ですが、忍者説があるのをご存じですか?
       彼は、伊賀上野の出身です。
       伊賀忍者ですよ。
       で、公儀隠密として諸国を巡り……。
       諸藩の動静を探索してたわけです。
       旅の俳人というのは、最適な隠れ蓑ですよね。
       そして、『奥の細道』に随行した曽良は……。
       もちろん、隠密芭蕉の部下です。
       さらにわたしは、妄想をたくましくしてます。
       『奥の細道』で詠まれた句は……。
       ほんとは、旅に出る前にできあがってたんじゃないかと。
       やはり、俳句の力量は恐るべきものだったんです。
       すなわち、実際の景を見ずに……。
       想像だけで、あれだけの句を作ることが出来た。
       で、曽良と共に、自分の句をなぞる旅に出たのです。
       現地で俳句を作っていては、情報収集に専念できませんから。
       想像の句と場所は同じでも、お天気が違うこともありますが……。
       曽良は、芭蕉の正体を知ってるので大丈夫。
       招かれた句会で、いろいろ情報収集してたんでしょうね。
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