2024.7.30(火)
ハ「新潟クボタやて。
さすが農業県やな」
後ろの球形なのは、ガスタンクでしょうか?
一瞬、タンクがズタボロに破けてるのかと思いました。
↓でもよく見ると、SLの絵でした。
調べたら、この新潟クボタは……。
新潟市秋葉区にある新潟中央サービスセンターでした。
タンクは、北陸ガスのものかと思いましたが……。
どうやら、違うようです。
Googleマップで見ると……。
新潟クボタ、本間道路、ヒートロック工業に三方を囲まれてます。
本間道路とヒートロック工業は、道路の舗装関係の会社でした。
さらにしつこく、ストリートビューで調べたところ……。
タンクの所有者は、新潟クボタでも、本間道路でも、ヒートロック工業でもありませんでした。
越後天然ガスの川口供給所という施設でした。
越後天然ガスは、この地域ローカルの都市ガス会社です。
うちの会社も、秋葉区の事業所は越後天然ガスです。
会社の概要を見てみたら、このタンクは……。
平成9(1997)年11月に造られた「ガスホルダー」という建造物でした。
↓GoogleのAIによる「ガスホルダー」の解説です。
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ガスホルダーとは、都市ガスを貯蔵する容器で、通称ガスタンクとも呼ばれます。
ガスをあまり使わない時間帯に一時的にため、ガスの使用量が多い時間帯に放出することで、ガスを安定して供給するために使用されます。
ガスホルダーは、円筒形と球形の2種類がありますが、都市ガス用としては球形がほとんどです。
球形は外からの強い力や内部からの圧力を均等に分散するのに適しており、地震の影響を最小限にとどめることができます。
また、高い圧力に強く耐えるために、何枚もの強い鋼板をつなぎ合わせて作られています。
ガスホルダーは、すべての供給所に設置されており、貯蔵されたガスは圧力を調節する装置(地区整圧器)を経由して各家庭や学校などに供給されます。
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やっぱり、ガスタンクで良かったんですね。
それでは、このガスタンクには、どうやってガスを溜めるんでしょう?
どうやら、パイプラインで送られるようですが……。
これ以上深入りすると、話が進まないのでやめておきます。
SLの絵を入れてあるのは、理解できます。
新潟市秋葉区は、旧新津市なんです。
鉄道の街ですからね。
み「新潟平野の大穀倉地帯だ」
ハ「水平線まで田んぼやがな」
ここでひとこと、新潟のお天気について言っておきたいことがあります。
世間一般では、新潟は、1年中お天気が悪いと思われてるようです。
この田んぼを見れば、そんなことあり得ないと言うことがわかります。
稲という植物は、お日様がサンサンと当たるところでないと育たないからです。
なので、山陰になるような地域ではお米は作れず、蕎麦などが栽培されてるわけです。
↓の図をご覧下さい。
新潟市と東京都区部の、月ごとの日照時間を比較した表です。
気象庁のページからコピーさせてもらいました。
新潟市が、こちらから。
東京都区部が、こちらからです。
日照時間の長い方を、黄色く色づけしてあります。
きっぱりと分かれてますよね。
11月から4月までは、東京が長く……。
5月から10月までは、新潟が長いです。
ひと月ごとに比べれば、6勝6敗ですよ。
そして、新潟の日照時間が長い5月から10月までの間には……。
田植えから稲刈りまでがすっぽりと収まります。
つまり、この時期にお天気がいいからこそ……。
新潟は米どころであり得るんです。
こちらに、全国市町村別の米の収穫量ランキングがあります。
新潟市が、ぶっちぎりで全国トップです。
2位の秋田県大仙市の約2倍。
新潟市のお天気が1年中悪かったら、こんな結果になるわけがないんです。
おわかり?
この後、また雨が降り出して……。
ピントが窓に合った写真ばっかりになってました。
み「遠くにビルが見え始めたな。
もうじき新潟市の中心部だ」
ハ「あっという間やったな」
み「やっぱ、高速は速いわ」
み「晴れてきたぞ」
み「おー、遠くにけぶるビル街。
何もかも、みな懐かしい……」
ハ「大したビルやあらへんがな」
み「やかまし!」
み「あ、ビッグスワンだ。
新潟スタジアム」
ハ「大きいスタジアムやな」
み「ワールドカップが行われたんだからね。
ベッカムがプレーしたんだよ。
何もかも、みな懐かしい……」
ハ「あんた、死ぬんちゃうか」
み「メーテル……」
ハ「番組がちゃうがな」
この後、天気雨になったみたいで……。
またまたピンボケ続きになってしまいました。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2024/07/30 05:45
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稲作
「日照りに不作なし」と云われます。
雨の少ない年は、部分的に干害は出るものの……。
全体から見れば、米の収穫は平年並みということだそうです。
水よりもお日様が大事だと云うことです。
造園会社に勤めてた叔父から聞いた話です。
叔父の会社の工事じゃなかったそうですが……。
田んぼの隣で工事が行われることになりました。
田んぼの稲が生育中のとき。
で、「工事中」の看板が立てられました。
途端に、田んぼの持ち主から、発注元の県に苦情が行ったそうです。
看板の影が田んぼにかかると云うんです。
元請け業者は、すぐに看板を移動させるよう県から命じられたそうです。
影がかかると云っても、ずっとではなく……。
ある時間帯だけかかる状態だったそうです。
すなわち農家さんは、それほど稲の陽あたりを気にするということです。
『PictureThis ポケットの中の植物学者(https://www.picturethisai.com/ja/)』というサイトさんの……。
↓『イネ(稲) はどのような日光を必要とするのでしょうか?(https://www.picturethisai.com/ja/question/Oryza_sativa-sun1.html)』というページから引用させていただきます。
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日当たりがよく、日陰は苦手な植物です。
特にたくさん植える場合は、それぞれの植物が多くの日光を浴びることができるように、少なくとも8インチのスペースを確保することが最善です。
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続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2024/07/30 05:45
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稲作(つづき)
引用を続けます。
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一般的に、イネ(稲) は、直射日光、完全な日光、豊富な日光を強く要求します。
夏場は屋外の朝日が当たる場所に置くと、十分な光を浴びて成長することができます。
部分的な日光は苦手で、フィルターがかかったり、部分的な日陰には耐えられません。
また、巨木が常に日陰を作っているとうまく育たないこともあるので、遮るものがない場所に植えるようにしましょう。
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外国語が日本語に翻訳されてるみたいですね。
でも、稲という植物が、いかに日光を要求するかよくわかります。
新潟市のお天気が、1年中悪かったら……。
米の収量日本一なんてことは、ぜったいにあり得ないわけです。
それはそうと最近、お米、高いですよね。
高いどころか、スーパーの棚がスカスカです。
わたしは、ブレンド米と玄米を半々に混ぜて炊いてます。
ほんとは玄米だけにしたいのですが……。
高いので、ブレンド米を混ぜてるんです。
その玄米が、さらに今、高いです。
先日、なくなったので買おうとしたら……。
スーパーの棚には、ひとつも玄米が置いてありませんでした。
帰り道、ドラッグストアに寄ったら、1種類だけ売ってました。
2kgで1000円以上しました。
昨年の猛暑が影響してるとか。
今年も、また猛暑になりそうですよね。
米不足にさらに拍車がかかるのでは?
パン食に切り替える人も出て来るかも知れません。