2024.7.23(火)

み「うーむ。
のどかな景色じゃ」
ハ「えらい豪邸があるがな」

み「あれって、鶏舎じゃないの?」
ハ「2階建てやで」
み「2階は昔、蚕を飼ってたんじゃないのかな」
ハ「養鶏に養蚕。
田んぼもやっとったわけやな。
大変やで」
み「もちろん、1人や2人で出来るわけないよ。
専業農家で、一家総出でやってたんでしょ」
ハ「幸せな時代やった気いするな」

み「なんだ、あのキノコみたいなの?」
ハ「牧草のロールやないんか?」
み「そうか。
てことは、牛も飼ってるってこと?
手広くやってるんだね」
ハ「さっきなの鶏舎の農家とは限らんがな」
み「あ、そうか」

み「阿賀野川だ。
高速道路は、山があろうが川があろうが……。
お構いなしに、まーっすぐ通されるってことだね」
ハ「せやなかったら、“高速”には走れんがな」
み「横光利一の小説を思い出した。
特急の描写だったけど。
“沿線の小駅は石のやうに黙殺された”って一節」
ハ「文明の発達を表現しとるようやな」
み「♬カステラ一番」
ハ「なんやそれ?」
み「♬電話は二番」
ハ「♬三時のおやつは文明堂。
ぜんぜん関係ないがな!」
み「文明堂の電話番号は、ほんとに二番だったんだよ。
新しい局が開設されると……。
すぐさま二番を買い取ってたんだって。
で、全店の電話番号が二番だったらしいよ」
ハ「それはそれで大したもんやな。
せやけど……。
ぜんぜん関係ないがな!」

み「また雨だ」
ハ「天気雨みたいやな」
み「狐の嫁入りか。
そう云えば、さっき通った阿賀町だけど……。
そこの津川は『狐の嫁入り行列』で有名なんだよ」
ハ「行きの『ばんえつ物語』で下りた駅やろ」
み「そういえばそうだった。
ほんの昨日のことなのに……。
2年前くらいに思える」
連載が、2年以上かかってしまってますからね。

み「これは、阿賀野川の堤防だな」
ハ「えらい広い河川敷やな」
み「野球場とか作られてるところもあるからね。
大水のときは、そこがぜんぶ水没するわけだ。
信濃川は、大河津分水と関屋分水で……。
水を海に落としてるから、洪水の危険はほとんどなくなった。
でも阿賀野川は、山から真っ直ぐ下りてくるから……。
水を逃がすところがないんだよ」
ハ「あんたとこ、阿賀野川から結構近いんやないか?
堤防から溢れたらどないなるんや?」
み「ハザードマップ見ると、微妙なのよ。
いちおう、0.5メートル未満にはなってるんだけどね。
でもすぐ近くに、0.5メートルから3.0メートルってところもある」
ハ「0.5メートルと3メートルやったら、大違いやろ」
み「そうなのよ。
でっかい排水機があるから、水が吐けるのは早いと思うんだけど……。
でも、いったんは浸かっちゃうよね」
ハ「浸かった時点で、わややがな」

み「住宅地っぽくなって来たな」
ハ「しかし、広い平野やったな」
み「そういえば、新潟平野って、どれくらい広いんだろ?
平野の面積ランキングがあるんじゃないかな。
ちょっと検索して。
森田検索」
ハ「それは、ええっちゅうねん。
えーとな。
1番は関東平野やな。
17,000km2」
み「♬電話は2番」
ハ「いらんこと言わいでええ。
2番は、石狩平野や。
3,800km2。
3番は、十勝平野やな。
3,600km2」
み「やっぱり北海道か。
でもそう考えると、関東平野ってスゴいんだね」
ハ「ずば抜けとるわな。
で、4番が越後平野やったで。
2,000km2」
み「やっぱり広いんだ。
水平線の彼方まで田んぼってところがあるもんね」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2024/07/23 05:40
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移住候補地
老後の移住候補地について考えてみます。
災害に遭いにくい地域というのが最優先です。
でも、地震を避けようとしたら、日本から脱出しなければなりません。
ただ、地震は避けられないとしても……。
津波を避けることは出来ます。
海から離れた、ある程度標高のある場所に住めばいいわけです。
で、災害で一番避けたいのは……。
水害です。
床上浸水からの復旧がいかに大変かは……。
妹の家で経験しました。
ちょうど20年前におこった「新潟福島豪雨」。
1階がほぼ水没したそうです。
家族は、2階で震えてたとか。
わたしももちろん、復旧作業の手伝いに行きました。
途中のホームセンターで、一輪車とスコップを買って向かいました。
大雨の翌日に梅雨が明けて、朝からカンカン照りでした。
土埃が舞いあがって、黄砂みたいな景色でした。
遙か頭上の木の枝に、稲の束が引っかかってました。
過酷な作業でしたよ。
20年前はまだ若かったので、炎天下の重労働も出来ましたが……。
今はもう、自信がありません。
これからの移住地は、老後を過ごす場所になります。
水害だけは、ぜったいに避けたいです。
基本的に、マンションの上階であれば……。
部屋が浸水することはないでしょう。
でも、マンションの1階部分が水に浸かれば……。
エレベーターを始めとする電気設備がどうなるかわかりません。
水道も止まってしまうかも知れません。
水のタンクを持って、階段をあがる日々は……。
考えただけでもぞっとします。
すなわち、1階部分が床上浸水しない場所を探さなくてはなりません。
まず、東京は除外。
ここは、条件云々以前にダメです。
被災する人口が大きすぎます。
とてもじゃないけど、支援が追いつかないと思います。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2024/07/23 05:40
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移住候補地(つづき)
あと、関東東部は、利根川などの河川が集中してます。
昔は海だった低地です。
ということで、千葉県、茨城県は除外。
それなら関東西部なら大丈夫でしょうか?
こっちは今度、富士山の噴火が心配です。
神奈川県、山梨県は除外。
あと関東で残るのは、栃木県と埼玉県。
でも、栃木の平野部、宇都宮とか小山は、やっぱり水害が心配。
その北、那須とかになると、ちょっと寒すぎる気がします。
残るは、埼玉県です。
新潟からも近いです。
最近、大宮台地という地盤のことを知りました。
↓Wikiからの引用です(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E5%8F%B0%E5%9C%B0)。
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大宮台地とは、関東平野中央部、埼玉県川口市・さいたま市から鴻巣市にかけての細長い洪積台地である。
関東ローム層からなる。
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ちょうどその台地の中央を、JR高崎線が縦断してます。
↓JR高崎線の、埼玉県にある駅の標高です(『Mapion(https://www.mapion.co.jp/)』より。数字はメートル)。
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神保原駅 57
本庄駅 57
岡部駅 56
深谷駅 39
籠原駅 39
熊谷駅 27
行田駅 19
吹上駅 17
北鴻巣駅 18
鴻巣駅 22
北本駅 26
桶川駅 21
北上尾駅 18
上尾駅 15
宮原駅 14
大宮駅 12
さいたま新都心駅10
浦和駅 15
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上尾から南は、価格が高いでしょうから、住みたくても無理ですね。
標高も低いですし。
大宮台地は、鴻巣駅あたりまでみたいですが……。
その北で、いったん低くなった後、また急激に高くなってます。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2024/07/23 05:41
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移住候補地(つづきのつづき)
これは、北武蔵台地。
標高56メートルの岡部駅は、深谷市にあります。
このあたりなら、まったく安全でしょう。
でも、別の問題がありそうでした。
ひとつは、冬の空っ風。
群馬県に近い方が強いと思われます。
あと、夏の猛暑。
熊谷はあまりにも有名。
標高があがってることで、熱気が押しあげられるんですかね。
これを考えるとやっぱり……。
大宮台地の終わりの鴻巣駅が北限になりそうです。
南限は桶川駅ですかね。
一番理想的なのは、北本駅だと思います。
大宮台地で一番標高が高いです。
北本市の洪水ハザードマップを見て驚きました(https://www.city.kitamoto.lg.jp/soshiki/shiminkeizai/kurashi/gyomu/g14/1419506068165.html)。
ほかの市町村のハザードマップとは、色がぜんぜん違うんです。
ほぼ全域、真っ白でした。
浸水する心配がないということです。
北本市の中央部、JR高崎線の周辺であれば……。
洪水リスクは、ほぼゼロでしょう。
市のホームページ『北本市のプロフィール(https://www.city.kitamoto.lg.jp/shisei/gaiyo/kitamotoshinoshokai/1418720419779.html)』でも、↓のように謳われてます。
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ー 災害に強いまち ー
大宮台地の最高地点でもある北本市は、地震や水害などが少なく、「災害に強いまち」として高く評価されています。
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『Yahoo!不動産』で調べると、中古マンションもけっこうあるみたいです。
1000万円未満の物件も、そこそこありました。
うーむ。
住んでみたい。