2024.7.22(月)
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「やっぱりマンションって、いいよな。
パラダイスじゃん」
翔太は、心底うらやましそうに侑人を見あげた。
学校帰りだった。
この日は、最後の6時限目の授業が中止になった。
教科を担当する教師が、親族に不幸があったとかで早退したのだ。
急なことで、代わりの教師も立てられなかったようだ。
もちろん、クラスは大喜びだった。
侑人は、最近知り合った主婦の話を翔太に聞かせていた。
ちょっと自慢めいていることは自分でもわかっていたが……。
翔太が素直に聞いてくれるので気持ちよかった。
「今日、塾とかあるの?」
「ないよ」
「なら、時間あるね。
ちょっと電話してみる」
侑人はスマホを取り出し、主婦に電話を架けた。
子供のいない専業主婦という、幸せなご身分だ。
かといって、金が有り余っているわけではないそうで……。
趣味などに自由に使える余裕はないとのことだ。
主婦曰く、働いてお金を使うより……。
働かないで使わない方がずっとマシなんだとか。
「あ、ボクです。
学校が早く引けて。
これから行ってもいいですか?」
どうぞいらっしゃいとのことだった。
呂律が少しおかしかった。
どうやら、もうビールを飲んでいるようだ。
「来てもいいって。
はは。
昼間っから、酒飲んでた。
紹介してやるよ」
「だけど、オレも行くって言ってないだろ。
大丈夫なの?」
「ま、翔太を連れてってどうなるかは……。
その後の成り行きだね。
あ、そうだ。
翔太がさ、童貞ってことにしない?
実際、そうとしか見えないし」
「で、どうすんの?」
「こいつに筆下ろしさせてやってほしいって頼むから」
「やっぱりマンションって、いいよな。
パラダイスじゃん」
翔太は、心底うらやましそうに侑人を見あげた。
学校帰りだった。
この日は、最後の6時限目の授業が中止になった。
教科を担当する教師が、親族に不幸があったとかで早退したのだ。
急なことで、代わりの教師も立てられなかったようだ。
もちろん、クラスは大喜びだった。
侑人は、最近知り合った主婦の話を翔太に聞かせていた。
ちょっと自慢めいていることは自分でもわかっていたが……。
翔太が素直に聞いてくれるので気持ちよかった。
「今日、塾とかあるの?」
「ないよ」
「なら、時間あるね。
ちょっと電話してみる」
侑人はスマホを取り出し、主婦に電話を架けた。
子供のいない専業主婦という、幸せなご身分だ。
かといって、金が有り余っているわけではないそうで……。
趣味などに自由に使える余裕はないとのことだ。
主婦曰く、働いてお金を使うより……。
働かないで使わない方がずっとマシなんだとか。
「あ、ボクです。
学校が早く引けて。
これから行ってもいいですか?」
どうぞいらっしゃいとのことだった。
呂律が少しおかしかった。
どうやら、もうビールを飲んでいるようだ。
「来てもいいって。
はは。
昼間っから、酒飲んでた。
紹介してやるよ」
「だけど、オレも行くって言ってないだろ。
大丈夫なの?」
「ま、翔太を連れてってどうなるかは……。
その後の成り行きだね。
あ、そうだ。
翔太がさ、童貞ってことにしない?
実際、そうとしか見えないし」
「で、どうすんの?」
「こいつに筆下ろしさせてやってほしいって頼むから」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2024/07/22 06:00
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今日は何の日
7月22日は、『塩っぺの日』。
醤油を使用した食品などの製造販売を手がける……。
『ブンセン㈱(https://www.bunsen-kk.co.jp/)/兵庫県たつの市』が制定。
塩ふき昆布「塩っぺ」は、同社を代表する商品の一つです。
https://zatsuneta.com/img/107228_01.jpg
1961(昭和36)年に発売され、2021(令和3)年に60周年を迎えました。
日付は、夏に欠かせない塩分補給にも役立つ商品ということで……。
2021(令和3)年の二十四節気「大暑」の日だった、7月22日に。
食物繊維とミネラルを豊富に含んだ、肉厚の昆布を乾燥させた「塩っぺ」ブランドの商品と……。
同社のファンになってもらうことが目的。
記念日は、2021(令和3)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/107228.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
ブンセン㈱は、1934(昭和9)年、地場産業の醤油醸造業として始まりました。
江戸時代に流通した銭貨「寛永通宝(かんえいつうほう)」のうち……。
裏に「文」の文字が印されたものが「文銭(ブンセン)」と呼ばれて重宝がられてました。
これが社名の由来です。
https://zatsuneta.com/img/107228_02.jpg
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2024/07/22 06:00
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
コーポレート・メッセージは、「おいしいが喜び」。
創業後、同社の強みを生かし、自家製の醤油で佃煮の製造に着手。
1958(昭和33)年には、日本で初めて「白粉(おしろい)方式の塩ふき昆布」を開発。
その後、開発当時は角切りが主流だった塩ふき昆布を、食べやすいように細切りにして……。
1961(昭和36)年、親しみやすく擬人化し「塩っぺ」と命名して販売を開始しました。
「塩っぺ」シリーズは、長年培った秘伝の独自製法で造られてます。
昆布の旨み、自家製醤油のコクと風味、そして釜炊きによる香ばしさなど……。
バランスの取れた味付に仕上げられており、昆布の美味しさを存分に味わうことができる商品です。
そんな「塩っぺ」シリーズには、下記のような商品があります。
手ごろなサイズの「塩っぺエンゼル」、塩分を約40%カットした「減塩塩っぺ」……。
料理に使いやすい「細かく刻んだ塩っぺ」、しいたけを使用した「塩っぺしいたけ」などです。
関連する記念日として、同社は「アラ!」と「331」の文字と形が似ていることから……。
3月31日を、『アラ!の日(https://zatsuneta.com/archives/10331a2.html)』に制定してます。
「アラ!」は海苔の佃煮で、「塩っぺ」と同じく同社を代表する商品の一つです。
以上、引用終わり。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2024/07/22 06:01
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今日は何の日(つづきのつづき)
どうも聞いた覚えのある社名だと思ってたら……。
『由美と美弥子 4035(https://mikikosroom.com/archives/51454544.html)』で……。
『アラ!の日』を取りあげてました。
しかしあれ、3月31日だったんですね。
なんだか、つい最近のがします。
3月と云えば、まだ昼鍋をやってた時期ですよ。
バーベキューを始める1ヶ月以上も前のころ。
あれからもう、3ヶ月半。
あっという間に感じます。
今から3ヶ月半後は、11月。
もう立冬です。
ぞっとしますね。
さて。
塩昆布。
この商品ではなかったと思いますが、買ったことはあります。
コンパクトフライヤーで揚げた野菜に振りかけて食べてました。
でも、そのコンパクトフライヤーが壊れたんです。
壊れるというか、パイロットランプが点かなくなりました。
加熱中は、そのランプが点いてて……。
設定温度になると、加熱が中止され、ランプが消えます。
そのランプが、まったく点かなくなりました。
加熱はされますし、設定温度で切れる動作も行われてるようです。
でも、ランプが点かないのは気味が悪いので、使用を中止しました。
また使いたくなると怖いと思い、すぐに燃やさないゴミに出しました。
もう、フライヤーを買うことはないと思います。
ひととおりやって、満足しましたから。
お鍋だけで、十分満足できるようになりましたし。
続きはさらにさらに次のコメントで。
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4. Mikiko- 2024/07/22 06:01
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今日は何の日(つづきのつづきのつづき)
さて、塩昆布。
スーパーでは、塩分補給を謳った商品も出てますね。
あと、飴とか。
でもわたしは、塩分補給を考えたことは1度もありません。
もともと汗はあまりかかない体質です。
しかも、常に頭にあるのは……。
「減塩」の2文字です。
塩分補給なんて、もってのほかです。
今、朝とお昼、カットわかめを入れたスープを飲んでます。
このカットわかめ、素晴らしい商品だと思います。
水を加えると数倍に膨らむというのが素敵すぎます。
それで愛用してるわけですが……。
心配なのが、塩っぱいこと。
なので、ザルで水洗いしてから使ってます。
どれくらい塩分が抜けるのかわかりませんが……。
食べて塩っぱく感じることはなくなりました。
あと、漬物も洗ってますね。
自分で漬けたキャベツと大根。
買ってきた野沢菜。
すべてザルで水洗いしてます。
私が死んだら……。
幸島の猿に生まれ変わるんじゃないでしょうか。