Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 4076
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 ガラス窓の死角から、突然、その女性は現れた。
 長身だった。
 高いヒールを履いていたが、それがなくても170㎝くらいはあるのではないか。
 女性は、ほぼ全裸だった。
 しかし、3箇所が覆われていた。
 ひとつは、脚元。
 膝上まで編みあげられた漆黒のロングブーツ。
 ピンヒールが、床に突き刺さりそうだった。
 もうひとつは、顔の上部。
 シルバーのマスクが、鼻から上を覆っている。
 仮面舞踏会で使われる、そう確か……。
 ヴェネツィアンマスクと云うアイテムだ。
 上部は額を超え、火焔型土器にも似た複雑な意匠の狭間から、黒髪が覗いていた。
 もちろん、両目の部分は刳り抜かれている。
 穿たれた目元の穴は吊りあがり、人相は想像できない。

 女性が身体に纏う3つめの異物は、その股間にあった。
 男根の形状の突起が勃ちあがっているのだ。
 もちろん、本物の男根ではない。
 色は漆黒だった。
 サイズは、平均サイズを大きく超えているだろう。
 少なくとも奈美は、このサイズのものは見たことがなかった。
 男根の基部では、逆三角形のプレートが股間を覆い、ストラップが尻に回っていた。

 腰高なスタイルでありながら、豊かな脂肪が載った体躯。
 剥き出しのバストの張りは、指を弾き返す弾力を想像させた。
 ウエストは括れているが、腹部には指が埋もれそうな肥沃な台地が広がっている。
 そして特質すべきは、その相臀だった。
 熟れきった白桃を思わせる膨らみを持ちながら……。
 少しも崩れていない、完璧な曲線を誇っていた。
 成熟した女性の体型だが、年齢はそうとうに若いのではないか。
 大柄な白人少女を思わせるスタイルだった。

「あの人が、ここの経営者」
「え?
 あんなに若いのに?」
「21くらいかな。
 万里亜さんって云うんだ。
 文字どおり、ここの女王さま」

 その万里亜が、相臀を弾ませながら舞台中央まで進んだ。
 片手には、グリップの先が房状になった鞭を握っていた。
 黒いブーツと同じ、漆黒の鞭だった。
由美と美弥子 4075目次由美と美弥子 4077

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2024/05/27 05:35
    • 今日は何の日
       毎月27日は、『仏壇の日』。
       『全日本宗教用具協同組合(全宗協)⇒https://www.zenshukyo.or.jp//東京都千代田区神田司町』が制定。
       西暦685(天武天皇14)年3月27日(旧暦)、天武天皇が、「諸國(くにぐに)の家毎に佛舎(ほとけのみや)を作り……。
       即ち佛像と経とを置きて礼拝供養せよ」との詔(みことのり:天子の命令)を出しました。
       これは、奈良時代に成立した日本最古の歴史書『日本書紀』に記述された内容であり……。
       これ以来、「仏壇」を拝むようになったとされてます。
       この出来事に由来して、新暦3月27日が「仏壇の日」となり……。
       その後、毎月27日に拡大されました。
      https://zatsuneta.com/img/101278_01.jpg

       「お仏壇の日」との表記も見られます。
       名古屋仏壇商工協同組合では、毎年3月27日の「仏壇の日」に……。
       大須観音(おおすかんのん)で仏壇供養祭を行い、古い仏壇を供養、焼却してます。
       そのほか、仏壇について考える日などとされてます。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101278.html)のページから転載させていただきました。

       さらに同じページから、「仏壇について」を引用させていただきます。

       仏壇(ぶつだん)とは、仏教において「仏」を祀る「壇」全般を指します。
       寺院の仏堂において、仏像を安置する壇(須弥壇:しゅみだん)も含まれます。
      https://zatsuneta.com/img/101278_02.jpg

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2024/05/27 05:36
    • 今日は何の日(つづき)
       引用を続けます。

       家庭内の仏壇について、日本仏教では宗派ごとに指定された様式で、「木製の箱=仏壇」の内部に……。
       本尊や脇侍の像、掛軸、供物などに加え、先祖供養のための位牌、過去帳、法名軸などを祀ります。
       その内部は、仏教各宗派の本山寺院の仏堂を模した、豪華な作りになってます。
       大きく分類する場合は、金仏壇、塗仏壇、唐木仏壇、家具調仏壇(都市型仏壇)などに分けられます。
       古代インドでは、土を積み上げて「壇」を作り……。
       そこを神聖な場所として、「神」を祀ってました。
       やがて、風雨をしのぐために、土壇の上に屋根が設けられました。
       これが寺院の原型です。
       それを受け継ぎ、仏壇の「壇」は土偏です。
       また、仏壇には扉が付いてます。
       これは、寺院の山門を見立てたものと云われます。

       さらにさらに同じページから、「全宗協について」を引用させていただきます。

       「全日本宗教用具協同組合(全宗協)」は、1988(昭和63)年に設立された組合です。
       「中小企業等協同組合法」に基づく経済産業省認可の法人組織で……。
       宗教用具業界における、唯一の全国的組織の協同組合です。
       全宗協は、より良い宗教用具を、安心して買うことのできる価格で提供し……。
       神仏を敬い、ご先祖を供養することにより、皆様の心の幸せと、平和な家庭が築かれることを願ってます。
       また、宗教用具業界の健全な発展を目指し……。
       広報活動、取引の正常化、研修事業、福利厚生事業などを行ってます。
       関連する記念日として、全宗協は……。
       3月27日の「仏壇の日」を、「祈りの日」にも制定してます。

       以上、引用終わり。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2024/05/27 05:36
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       仏壇や神棚の話が出ると耳が痛いです。
       母は、毎朝欠かすことなく、仏壇と神棚にお水とご飯を供えてました。
       その母が亡くなった今、仏壇と神棚を守るのはわたししかいないわけですが……。
       まったく何もしてません。
       お参りさえしないですね。
       妹は時々訪ねてきて、手作りの惣菜やお酒を備え、お参りして行きます。
       妹が帰ると、すぐに惣菜は冷蔵庫に入れ、その日のうちにわたしが食べてしまいます。
       もちろんお酒も、週末に飲んでしまいます。
       ふなぐち菊水の缶入り生原酒で、濃厚で美味しいんですよ。
       アルコール度数が19度もありますからね。
       夏はロックが最高です。

       話を戻します。
       お参りさえしてない件。
       少しは祟りでもあれば心を改めるのでしょうが……。
       何もありません。
       母が亡くなったときも、妹が海外に行ってたため……。
       葬儀まで、1週間空きました。
       その間ずっと、母の亡骸と、一つ屋根の下で暮らしてたんです。
       でも1度も、霊的な気配は感じませんでした。
       やっぱりわたしは、宗教心のようなものが、根本的に欠けてるんでしょうね。
       今年のお正月はとうとう、神棚のお札も替えませんでした。
       お札は毎年末、母に頼まれて近くの神社でいただいて来てました。
       天照さまと、お諏訪さま。
       でも、これがまた高いんですよ。
       2柱で、2,000円だったのかな。
       で、とうとう昨年の暮れは、お札をいただきに行きませんでした。
       以来、神棚には、前年のお札が入ったままです。
       祟りがあれば、恐れ入って買わせてもらうんですけどね。
       ないんですよね。
       やっぱりねー。
       神も仏もないんですよ。
       死んだらおしまいなんです。
       わたしが死んでも、今の仏壇に入ることはないでしょう。
       誰も守る人がいませんから。
       妹に、近くの排水路にでも流してもらいますか。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2024/05/27 16:42
    •  子どもの頃から、祖母に
      「仏壇」と「神棚」は喧嘩するから
      別々にと言われてきました。
       仏壇の前で手を叩く(それは
      神棚用)と叱られたものでした。

      ところで、 
      「廃仏毀釈」の政道が無かったら
      文化遺産がこの国にもっと残っていたかも
      しれません。
       「応仁の乱」による京、信長の焼き討ちに
      遭った「比叡山」。
      米軍ですら、分かっていて京都、奈良への空爆を
      避けたというのに、惜しい建造物や文化遺産で
      あったろうと思います。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2024/05/27 17:57
    • 廃仏毀釈もそうですが……
       新政府による、お城の破壊が憎いです。
       どうしても、薩長土肥からは距離を置いてしまいます。
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