2024.5.21(火)

み「やっぱり雪国だね。
いわゆる“雁木(がんぎ)通り”の進化形だ。
歩道が広いわ」
ハ「冬は助かるやろな」

み「こっちは旧道だね。
歩道は狭いし、雁木もないし……。
冬は大変だろうな」
ハ「ますます寂れてまうがな」
み「横断歩道まで消えかけてる。
でも、道の真ん中に消雪パイプがあるね」
ハ「除雪の必要はないちゅうことやな」
み「大雪のときは、解かし切れないでしょ。
あと、解けた雪がタイヤで跳ねられるから……。
歩行者はたまったもんじゃないと思う」
ハ「ますます人通りが遠のくがな」

み「あ、サトちゃんだ。
確か、佐藤製薬だよね。
愛称の“サトちゃん”はわかるけど……。
なんで象なんだろ?
ちょっと調べて」
ハ「気が急くんやなかったんか?」
み「急くから早く!」
ハ「はいはい。
えーっとな。
例によって、Wikiさまからの引用や(出典)。
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ゾウは長生きであり、健康で明るくて子供から大人まで幅広く愛されている動物であることから「象は健康と長生きのシンボル」であるととらえ、キャラクターがゾウに決定された。
1955年6月、佐藤製薬の印刷物にはじめてゾウのイラストが登場。
このイラストは、現行のサトちゃんのような極端にデフォルメされたものではなく、より本物に近い鼻の長いゾウであった。
1959年4月10日、当時の皇太子・明仁親王の御成婚を記念して、店頭ディスプレイ用の子象(チビゾウ)が誕生。
キャラクターデザインは『ブーフーウー』の生みの親である劇作家の飯沢匡と童話画家の土方重巳の2人が手掛けた。
同年10月、応募総数4万6600通のなかから「サトちゃん」と命名され、新聞各紙やポスター・フジテレビなどで命名決定の発表が一斉に行われた。
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ちゅうこっちゃ」
み「このチビゾウくんは、還暦をとっくに過ぎてるってことだね。
しかし、応募総数4万6千通ってのはスゴいね。
賞品はなんだったんだろ?」
ハ「佐藤製薬のページにちらっと書いたあるな。
『賞金・商品と共にかわいい「サトちゃん」が贈られた』そうや」
み「賞金はいくら?」
ハ「書いてないがな」
み「一番重要なことだろ」
ハ「金の亡者か。
そないにたいそうな額やないやろ。
なにしろ、“サトちゃん”での応募は……。
3,000人いたそうやからな」
み「ま、それが一番多かったのかもね。
でも、今となったらむしろ……。
副賞の“かわいい「サトちゃん」”の方の価値がスゴいんじゃないの?
鑑定団とか出れるよ」
ハ「大事に取ってあればやけどな。
遊びたおして、壊れて捨てられてしもたのがほとんどやろ」
み「現存してれば、ますます貴重じゃない。
残念ながら……。
うちでは見たことないわ」

み「げ!
ここじゃん。
『昭和なつかし館』。
薬屋じゃなかった」
ハ「なんのこっちゃねん。
さっきなのガラスブロックの店は何やったんや」
み「知らん」
ハ「ほれ、入ったらなあかんがな。
何かの縁やで」
み「いや。
これは罠だ。
わたしをバスに乗り遅らせよという」
ハ「誰の罠やねん」
み「ショッカーかも知れん」
ハ「アホか」
み「先を急ぐぞ」
ハ「わけわからんわ」

み「おー。
新潟のみずほ銀行より大きいかも。
昔、宝くじをオンラインで買ってたから……。
今でも、みずほには口座があるんだ。
第一勧業銀行時代からだから……。
付き合いは長いぜ」
ハ「それがどないやちゅうねん」

み「わたしは、この三角コーンってのが嫌いなのよ」
ハ「何でや」
み「景観が悪くなるでしょ。
安易に置きすぎだと思う。
何か工夫できないものかね」
↓ちょっとお洒落なコーンがありました。
でもやっぱり、値段は張りますね。
普通の三角コーンは、1,000円くらいですから。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2024/05/21 05:43
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タレカツ丼
わたしがこれを見たのは、高校の学食が初めてでした。
でも当時は、タレカツ丼というものの存在を知りませんでした。
で、学食のメニューには、単に「カツ丼」と書かれてたんです。
わたしの認識にあるカツ丼は、卵で閉じてあるものでした。
しかるに、これを食べてた男子の丼を見ると……。
卵で閉じられてませんでした。
タレの色に染まったカツが載ってるだけ。
なのでわたしは、学食は卵をケチってると思ってたんです。
もちろん、注文したことは1度もありませんでした。
あと、今は駅の改修でなくなっちゃいましたが……。
昔の新潟駅構内には、食堂がありました。
その新潟駅の食堂では、2種類のカツ丼が供されてました。
卵で閉じた普通のカツ丼と、新潟名物のタレカツ丼。
おそらく昔は……。
「カツ丼」というメニューで、タレカツ丼を出してたんじゃないでしょうか。
で、普通のカツ丼だと思って注文した県外の客が……。
蓋を外したら、卵で閉じてない。
当然、激怒し、テーブルをひっくり返します。
店主の鼻に、割り箸を突っこんだかも知れません。
あたりまえです。
旅先でのちょっとした贅沢のつもりで注文したカツ丼です。
それが卵で閉じられてなかったら……。
怒りはいかばかりでしょう。
悲憤の余り、その場で自害した人もいると思います。
というトラブルが続き、店主と客の死者が100人を越えるに至り……。
ようやく、カツ丼のメニューを2種類にしたのでしょう。
県外の皆さん。
新潟でカツ丼を注文されるときは、よくよくご注意下さい。
注文時点で必ず、卵で閉じてあるかどうか確認するようにして下さい。
悲劇は、繰り返してほしくありません。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2024/05/21 05:43
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タレカツ丼(つづき)
タレカツ丼の説明が後になってしまいました。
新潟にも、タレカツ丼のホームページがありました(https://www.tarekatsu.jp/)。
もっともこちらは、東京のお店のページのようです。
「新潟カツ丼 タレカツ」というお店。
東京都内に、かなりな数の店舗がありました(https://www.tarekatsu.jp/map/)。
あと、京都と大阪にありました。
卵で閉じてなくて、丼をひっくり返すお客さんはいないのでしょうか。
↓ホームページの記述です。
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開港五港のひとつ「みなとまち」新潟市は、古くから西洋料理の盛んな街。
その新潟市で長いあいだ食されてきたのが玉子でとじない「タレかつ丼」です。
タレかつ丼は、揚げたての薄めのトンカツを“甘辛醤油ダレ”にくぐらせて、ご飯にのせただけのシンプルなもの。
日本人の大好きなタレ味と西洋料理のトンカツとが、炊きたての新潟米の上でひとつになった新潟市発祥のカツ丼です。
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農林水産省のページに、詳しい情報が載ってました(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/tare_katsudon_niigata.html)。
レシピもありましたが、キャベツは使われてませんね。
わたしはやっぱり、キャベツがカツの下に敷いてある……。
会津の「ソースカツ丼」を推したいと思います。