Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 4066
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「あ」

 思わず漏れた声に、慌てて手で蓋をする。
 隣のサッシ窓が開いたのだ。
 そこから現れた素足が、サンダルに伸びた。
 隣家の主婦だ。
 顔を合わせれば挨拶する程度の付き合いしかない。
 ご主人の顔は、見たことがないかも知れない。
 しかし、決して悪い関係ではない。
 マンションでの近所づきあいでは、何もないことが一番なのだ。

 サンダルを履いた足が、再び窓の方に向き直った。
 主婦は腰を折ったようで、足の先に手が伸びた。
 手は窓の中に入り、再び現れた。
 手には濡れた布地が握られていた。
 窓の際にあるのは、洗濯籠らしい。
 最初に引き出されたのは、バスタオルのようだ。
 反転した足が歩み、踵が持ちあがった。
 バスタオルを干しているのだろう。
 再び足が窓を向く。
 布地が引き出された。
 今度は、小さな布地だった。
 両手が、その布地を開いた。
 ショーツだった。
 むしろ、パンティと呼ぶべき小ささだった。
 バスタオルの手前に干すのだろう。

 隣の主婦は、奈美よりは若いが……。
 それでも、40は過ぎているのではないか。
 あんなのを穿いているとは驚きだ。
 子供がいないらしいから、いつまでも気が若いのかも知れない。
 再び足が窓を向き、籠から洗濯物が取り出された。
 やはり、下着類のようだ。
 しかも、赤や紫。
 ご主人のものではないだろう。
 どうして、女性用の下着しかないのだろうか。
 ご主人のものは、別に洗っている?
 だとしたら、夫婦仲は冷え切っているとしか考えられない。

 洗濯物を干し終えた足が、再び窓に戻ろうとしたが……。
 途中で止まった。
 爪先は、奈美の覗く仕切り板を向いていた。
 まさか、気づかれた?
 奈美は侑人を見あげ、唇に人差し指を立てた。
 声を出すなと伝えたかった。
 侑人はニヤリと笑って頷いた。
 どうやらサッシ窓の開く音で、気がついていたようだ。
 再び、仕切り板の下に視線を通す。
由美と美弥子 4065目次由美と美弥子 4067

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2024/05/13 05:32
    • 今日は何の日
       5月13日は、『トップガンの日』。
       東宝東和㈱の子会社であり、パラマウント作品の劇場配給を行う……。
       『東和ピクチャーズ㈱(http://www.towapictures.co.jp/)』が制定。
       1986(昭和61)年5月16日、アメリカで公開された……。
       トム・クルーズ(Tom Cruise)主演の大ヒット映画『トップガン(Top Gun)』。
       同社は、その続編の映画『トップガン マーヴェリック(Top Gun: Maverick)』を配給しました。
       日付は、毎年アメリカで「Top Gun Day」としてイベントが行われる、5月13日に。
      https://zatsuneta.com/img/105138_01.jpg

       多くの『トップガン』ファンの人達により世界中で行われてる……。
       ファン同士の交流を、日本でも行うことが目的。
       この記念日は元々、2009(平成21)年に、アメリカのある一人のファンが……。
       ネット上で、「5月13日=トップガンデー」と呼びかけたのがきっかけでした。
       これが幅広い世代の多くのファンに支持され……。
       瞬く間に波及し、定着したという経緯があります。
       映画の公開から、30年以上が経過した今でも……。
       毎年世界中の『トップガン』ファンにより、大いに盛り上がるメモリアルデーとなってます。
       記念日は、「トップガンの日」の名称で……。
       2020(令和2)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/105138.html)のページから転載させていただきました。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2024/05/13 05:32
    • 今日は何の日(つづき)
       さらに同じページから、「トップガンについて」を引用させていただきます。

       『トップガン』は、アメリカ海軍の戦闘機パイロットの青春群像を描いた……。
       航空アクション映画です。
       1986年度の全米興行成績1位を記録し……。
       主演のトム・クルーズは、一躍トップスターの仲間入りを果たしました。
      https://zatsuneta.com/img/105138_02.jpg

       日本でも、1987年度の洋画配給収入1位を記録しました。
       日本では当初、「アクション映画」として売りこもうとしましたが……。
       前売り券が全く売れませんでした。
       しかし、映画予告編の作成を依頼された会社の女性社長が……。
       「トム・クルーズは、日本人好みのタイプの男性である」と直感で気付きました。
       そこで急遽、自ら作り直した恋愛映画風の予告編を作成して差し替えたのです。
       社長の機転により、若い女性観客を取りこむことに成功し……。
       日本では、「恋愛映画」として大ヒットすることに繋がりました。
       タイトルでもある「トップガン(Top Gun)」とは……。
       1969(昭和44)年3月に創立された、アメリカ海軍戦闘機兵器学校のことです。
       戦闘機パイロットの上位1パーセントのエリートパイロット達に……。
       空中戦技を指導するために創られた養成機関です。

       続編の『トップガン マーヴェリック』は……。
       日本では、2020(令和2)年12月25日に公開されました。
      https://zatsuneta.com/img/105138_03.jpg

       また、関連する記念日として、トム・クルーズの『「ト(10)」「ム(6)」』と読む語呂合わせから……。
       10月6日が、「トムの日」となってます。

       以上、引用終わり。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2024/05/13 05:33
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       もちろん、どちらも見てません。
       映画館で映画を見たのは、新潟に帰ってから2度くらいだと思います。
       最初のは、『漂流教室』だったかな?
       でも、公開日を調べたら、1987年でした。
       年代的に合いません。
       リバイバル上映だったんですかね。
       確か、職探ししてるときじゃなかったかな?
       ヒマじゃないと、映画なんて見れませんよね。
       2回目は、まったく題名を覚えてません。
       竜雷太が出てたSFだった気がします。
       そんな映画、ほんとにあったんでしょうか?
       このときは、時間つぶしでした。
       定時で退社して直帰しないと間に合わない時間に……。
       来客の予定があったんです。
       でもこのころ、会社の雰囲気が悪くて……。
       定時に退出しづらかったんですよ。
       で、それならと、午後から半休を取りました。
       お昼で早退。
       お昼休みと同時に消えてしまえるので……。
       周囲の目を気にする必要もありません。
       その代わり、来客までの時間がヒマです。
       で、映画を見たんですね。
       映画館が集まってる新潟市の万代で、その場で見る映画を決めました。
       で、見たのが竜雷太。
       ところが、TVドラマの続編として作られた映画みたいでした。
       つまり、ドラマのあらすじを知ってないと……。
       さっぱりわからない映画だったんです。
       ま、マジメに見るつもりはなかったのでいいんですけどね。
       しかし、あの料金じゃね。
       とても、映画鑑賞は趣味に出来ません。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2024/05/13 10:49
    • トム・クルーズは上背がないから
      日本人好みなのかもしれません。
      ダスティン・ホフマンもそうでした。

      そういえば、この二人「レインマン」で
      共演してましたね。
      ダスティン・ホフマンの自閉症
      (現在では「発達障害」の1分野ASD
      として捉えられているそう)の兄
      を演じた役どころが秀逸でした

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2024/05/13 16:22
    • 短身俳優
       トム・クルーズは、公称170㎝のようです。
       「バックトゥザフューチャー」のマイケル・J・フォックスは、163㎝。
       「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオは……。
       183㎝になってますが、ほんとなんですかね?
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