Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 4065
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 侑人の挿出が止まった。
 射精近くなったボルテージを鎮めているのだろうか。
 しかし、腰で尻を押された。
 前につんのめりそうになる。
 顔の脇に侑人の指が現れた。
 指先は、前方を差していた。
 前に歩めと言っているようだ。
 膝を進めると、侑人の腰もついてきた。
 四つん這いで繋がったまま、ベランダを歩んでいるのだ。
 ほんの少し前までは、こんなことを想像したことすらなかった。
 夫との性交が途絶えてからは……。
 自分はこのまま、静かに枯れていくのだろうと思っていた。
 まさか、これほど禍々しい大輪の花が返り咲くとは……。

 奈美の歩みがようやく止まった。
 隣家との仕切り板が目の前にあった。
 この板は、火事などのとき破って逃げられるよう、あえて薄っぺらに出来ている。
 このペラペラの板一枚向こうは、隣の家なのだ。

 膣口から陰茎が抜ける感触があった。
 射精するのだろうか。
 しかしコンドームを装着しているとき、侑人はいつもそのまま出していた。
 侑人に尻をタップされた。
 振り返る。
 侑人は両手を使い、大きなボールを横に回転させるような動作を見せた。
 どうやら、仰向けになれと言っているようだ。
 定期的に洗っているとはいえ、戸外の人工芝に背中を着けるのはためらわれた。
 まぁ、いいか。
 出かける前に、シャワーを浴びれば。
 またそこで一戦となるかも知れないが。

 奈美は身を反転させ、芝に仰向いた。
 上階のベランダの底が見えた。
 その底板の上もまた、他人の家なのだ。
 侑人に両脚を持ちあげられた。
 侑人の口が、『持って』と動いた。
 膝頭に両手を掛け、脚を広げる。
 我が子の前で、股間を全開しているのだ。

 侑人が芝に尻を落とし、腰を寄せて来た。
 膣口に、ぬるりと陰茎が挿しこまれた。
 侑人の恥骨が、陰核を潰した。

「う」

 口を押さえながら、思わず仰け反る。
 仕切り板が見えた。
 仕切り板の底部は、床まで届いていない。
 隙間が空いていた。
 そこから、隣家のベランダが見えるのではないか。
 奈美は顔を横に倒し、隙間に視線を通した。
 見えた。
 隣のベランダの床は、コンクリートのままだった。
 やはり、夫のDIYは正解だ。
 人工とは云え、緑の芝の方がずっといい。
由美と美弥子 4064目次由美と美弥子 4066

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2024/05/12 05:29
    • 今日は何の日
       5月の第2日曜日は、『袋物の日』。
       日本の袋物産業の代表機関として活動を行う……。
       『(社)日本ハンドバッグ協会(JHA)【現:(社)日本バッグ協会(JBO)⇒https://jbo.or.jp/】/東京都台東区柳橋』が制定。
       日付は、5月第2日曜日の「母の日」から。
       ハンドバッグなど、袋物の需要を高めることが目的。
       「母の日」を記念日としたのは、「母の日」→「お袋の日」→「袋物の日」と連想してもらい……。
       「母の日」には、ハンドバッグを贈る習慣を広めることで、袋物のアピールをしたいとの想いから。
       記念日は、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
       その後、日本ハンドバッグ協会は日本バッグ協会となってます。
       また、日本記念日協会の記念日登録は終了したようで……。
       2024(令和6)年5月時点で、同協会の認定記念日としては確認できません。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/105136.html)のページから転載させていただきました。

       さらに同じページから、「袋物について」を引用させていただきます。

       袋物(ふくろもの)とは……。
       種々の品物を入れて、携帯、運搬する袋状の入れ物の総称です。
       手提げ、買物袋、紙入れ、タバコ入れ、ハンドバッグなどがあります。
       日本では、鎌倉時代から室町時代にかけて……。
       一家の主婦が、財産の管理をするのが一般的でした。
       財産を袋に入れて管理してたことから、一家の中心となる女性を「お袋様」と呼び……。
       これが、「お袋」の語源となったという説があります。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2024/05/12 05:29
    • 今日は何の日(つづき)
       引用を続けます。

       その後、明治維新の前後に、外国との交流が復活する中で……。
       鞄やランドセルが、日本にもたらされました。
       ほどなく国内での製造が始まり……。
       女性用のハンドバッグや財布などの小物も登場しました。
       女性服(特にドレス)には、ポケットが少ないことから……。
       成人女性の多くが、財布や化粧品などの小物を入れて、ハンドバッグを携行するようになったのです。

       以上、引用終わり。

       しかし、なんで記念日登録がなくなったんですかね。
       1回登録すれば、更新料は要らないんです。
       ↓『日本記念日協会』さんのページからの引用です(出典⇒https://www.kinenbi.gr.jp/mypage/entry)。
      +++
      ◆登録後
       登録から約5年毎を目処に記念日登録を継続されるかどうかを、当協会からお送りする「記念日登録確認書」で確認させていただき、継続の意思及び記念日の活動があると認められた場合は登録継続となります。その際、更新料は発生しません。
      +++

       でも、登録がなくなったわけは、これに続く文章から想像できます。
      +++
       「記念日登録確認書」が指定期間を過ぎても未提出の場合や、住所の変更などですぐに連絡が取れずに確認が出来ない場合は登録抹消となりますのでご注意ください。
       なお、住所や電話番号、URL、担当者の変更などがあったときは「記念日登録確認書」を待たずに速やかにお知らせください。
       代理店経由の場合においても同様です。
      +++

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2024/05/12 05:30
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       ↑の説明にあるように、記念日登録した「日本ハンドバッグ協会」は……。
       「日本バッグ協会」に組織変更されてます。
       住所も変わったんじゃないですかね。
       で、おそらくこのとき、届を出してなかったんじゃないでしょうか。
       そのため、「記念日登録確認書」が届かなかったのでは?
       登録抹消後、再び登録するためには……。
       新規登録と同じく、15万円がかかってしまいます。
       ま、いいかとなったんじゃないですか。

       さて、袋物。
       まさか、バッグまで袋物の括りになってるとは思いませんでした。
       巾着みたいなものを云うものと思ってました。。
       でもこれって、一般的な捉え方なんじゃないですか?
       「袋物の日」を、「バッグの日」にすべきなんじゃないでしょうか。
       ていうか、もう抹消されてましたね。

       外国人観光客が、日本に来て驚くことのひとつに……。
       日本女性のバッグの持ち方があるそうです。
       肘に掛けて持ってるのが不思議なんだとか。
       母国では、肩に掛けて持つのが一般的ですから。
       外国で肘に掛けてたりしたら……。
       引ったくりの被害に遭うんでしょうね。
       肘に掛けて持つ理由は、日本女性の体型にもあると思います。
       なで肩です。
       わたしもそうなので、よくわかります。
       肩に掛けてても、ずり落ちてしまうんですよ。
       なんべんも掛け直すのが面倒になって……。
       結局、ずり落ちたまま、肘で持つのが習慣になったんじゃないでしょうか。
       わたしはショルダーバッグの場合は、たすき掛けにしてます。
       数年前、ワンショルダーのリュックを買ってからは……。
       こっちを使うことが多くなりました。
       背負ったまま、バッグを前に回せるのが便利です。
       電車に乗るときとか、重宝しますよ。
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