2024.2.27(火)
み「いよいよ、1層だ」
ハ「この上からは、撮影禁止やで」
み「何層あるんだっけ?」
ハ「確か、5層やったと違うか」
み「そんなら、3,4,5層は撮影できるってことだね」
み「あれ?
撮影可じゃん。
ここって、1層じゃないの?」
ハ「いきなり3層に出たっちゅうわけないわな。
ま、あがってみなはれ」
み「うーむ。
字がいっぱいじゃ」
ハ「ぎょうさん、お勉強でけるな」
み「先を急ぎますで」
ハ「時間の使い方が間違うとるわ」
み「松平容保公の美顔だけ、拝んでいきましょう」
み「ちょっと待った」
ハ「なんやねん」
み「越後の英雄、河井継之助じゃ。
しかし……。
どうしても、アホの坂田に見える」
ハ「怒られるで、県民に。
せめて、鈴木宗男、言うたりや」
み「てことは……。
鈴木宗男とアホの坂田は似てるってことだな」
ハ「わしゃ知らん」
み「戦火を耐えたお城か」
ハ「ボロボロや」
み「しかし、当時の火器が……。
いかにお粗末だったかわかるよね。
今の兵器だったら、一撃で木っ端微塵でしょ」
薄暗いうえ、フラッシュを焚けないので……。
ピンボケ写真ばかりになってしまいました。
この後、撮影不可の層を通ったようです。
もちろん、撮影はしませんでした。
しかし、2年近く前のことなので……。
残念ながら、その間の記憶が皆無です。
ということで、次のシーンに続きます。
み「ようやく、撮影可だな」
ハ「フライングやないんか?」
み「『撮影可』の看板は、撮影可でしょ」
ハ「なに言うとんねん」
み「出た、新島八重。
しかし……。
どう見ても、綾瀬はるかとは結びつかん。
芸人にいそうな顔だよね」
ハ「つくずく、失礼なやっちゃ」
み「これって、何歳くらいの写真?」
ハ「調べるんか?
また、いらんことに時間使てる思うがな」
み「そんなら、急いで調べて!」
ハ「洋装の写真は、1920年から22年あたりに撮られたみたいや。
1921年が一番多かったみたいやな」
み「いくつくらいのとき?」
ハ「1845年生まれやから……。
76やな」
み「げ。
そんな歳には見えないよね。
福々しくて。
八重は、いくつまで生きたの?」
ハ「86やな」
み「当時としては、異例なほどの長生きだよね。
亡くなったのは、いつころ?」
ハ「1932年、昭和7年やな」
み「戊辰戦争を戦った人が、昭和まで生きてたわけか。
そのころの平均寿命って、いくつくらい?」
ハ「女でも、47,8くらいみたいやな」
み「86って、バケモノじゃん。
平均の1.8倍でしょ。
今なら、140超えてるよ」
ハ「そういう計算が成り立つんかわからんがな。
しかし、この写真を見る限り……。
栄養状態は良かったみたいやな」
み「洋装してたんでしょ。
ぜったい、ナイフで肉、食ってたよね。
やっぱ肉なんだな、長生きの秘訣は」
ハ「結論が単純すぎや。
早よ去ぬで。
また、道草や」
み「どこが道草じゃ。
順路どおりではないか」
この上の階が、再び撮影禁止だったのか……。
それとも、時間が押して、層を端折ったのかは定かではありません。
いきなり場面が変わります。
み「おー。
絶景かな、絶景かな」
ハ「何で、石川五右衛門やねん」
コメント一覧
-
––––––
1. Mikiko- 2024/02/27 06:05
-
街路樹ⅩⅡ
今回も低木の話題です。
サツキツツジについて書きます。
↓Wikiから引用させていただきます(<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%84%E3%82%AD" target="_blank">出典</a>。
+++
サツキはツツジ科ツツジ属に分類される植物で、山奥の岩肌などに自生する。
盆栽などで親しまれている。
サツキツツジ、映山紅(えいさんこう)などとも呼ばれており、他のツツジに比べ1ヶ月程度遅い5~6月頃、つまり旧暦の5月 (皐月) の頃に一斉に咲き揃うところからその名が付いたと言われている。
+++
一般的なツツジは、ゴールデンウィーク前から咲き始めます。
それに対し、サツキツツジが咲くのは、5月の下旬くらいからです。
梅雨時に咲いてるイメージですね。
https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/7/2/7293c47e.jpg?v=20240223113208
↑わたしが撮った写真です。
最近は、あまり街路樹としては使われなくなりました。
葉が密で、地表面まで日を通しづらいので、雑草が繁茂しにくいです。
でも、大きな欠点があるので、使われなくなりました。
それについては、後ほど。
それでも、今も公共事業の植栽では、比較的よく使われてます。
道路よりむしろ、ハコモノ(公共施設)の外構ですね。
設計者が使いたがるんです。
設計者が、一番重要視するのは……。
竣工写真と竣工式での見栄えです。
続きは次のコメントで。
-
––––––
2. Mikiko- 2024/02/27 06:05
-
街路樹ⅩⅡ(つづき)
普通、植物を植える場合……。
成長を見こんで、間隔を空けて植えます。
でもそれだと、見た目が疎らで、土が透けて見えます。
早い話、貧相な植栽に見えてしまいます。
設計者は、それを嫌がるんです。
それで選ばれるのが、サツキツツジ。
サツキは安価で、苗でも葉が密に付いてます。
なので、これを根鉢がぶつかるくらいに密植すると……。
見事な完成形の植樹帯が作れるんです。
綺麗な竣工写真が撮れます。
しかし、こんな密植をすれば……。
根の伸びるスペースがありませんし、水の奪い合いになります。
植えたばかりのときが一番良くて……。
だんだんダメになっていってしまいます。
でも設計者にとっては、植えた直後が良ければいいので……。
後のことなどケセラセラなわけです。
https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/9/e/9eb6cc93.jpg?v=20240223113209
↑わたしが撮った写真です。
前述した、サツキの大きな欠点ですが……。
水切れに弱いことです。
街路は、カンカン照りに晒されますので……。
水やりが出来ないところでは、一夏で全滅することもあります。
昔は、公共施設の植栽の年間維持管理に……。
灌水が入ってたところも多かったと思います。
でも今は、経費削減で、ほとんどなくなってしまったと思います。
水やりの出来ないところには、サツキは植えられません。
あと、乾燥すると、ツツジグンバイムシの被害を受けます。
軍配の形をした小さな虫ですが……。
葉裏に貼りついて、汁を吸います。
葉っぱがカスリ状に白くなってしまい、大いに外観を損ねます。
葉裏にいるので……。
薬剤散布も、下から噴きあげなければなりません。
やっかいな虫です。