2024.2.20(火)
み「石垣に、階段がついてる。
説明書きがあるな。
読んで」
ハ「わしがかいな。
難儀なやっちゃ。
ほな、読むで。
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●武者走り
この石垣は、鶴ヶ城の大手門の渡り櫓(やぐら)などへ簡単に「昇り」「降り」ができるように造られています。
V字型に造られており「武者走り」とも呼ばれ鶴ヶ城の鶴ヶ城の石垣の特色の一つです。
また、地表面での専有面積も少なくすみ、石積みについての当時の知恵がうかがえます。
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やて」
み「大いに疑問」
ハ「なにがや」
み「“簡単に「昇り」「降り」ができる”って……。
それなら、攻めてきた敵も、簡単に登れるってことでしょ?」
ハ「アホかいな」
み「なにが!」
ハ「ここは、お城の内側やろ。
敵を、石垣の上から狙い撃ちにするための仕組みやがな」
み「なんと!
いつの間に内側に」
ハ「ボーッと歩いとるからや」
み「そんなら、敵がボーッと歩いてても……。
石垣の内側に入れるってことじゃない」
ハ「あのな。
当時と同じ造りのわけないやろ」
み「なして」
ハ「石垣をよじ登らんならんかったら……。
観光客、どうやって入るねん」
み「ま、それも一理ある」
ハ「全理や!
また道草やがな。
早よ行くで」
み「ほら、遠目で見れば……。
ぜんぜんコンクリートだなんてわからない」
ハ「お城は、火矢とかで燃えんように……。
木材が、外側に出とらん造りやからな」
み「木造寺院とかをコンクリートで再建するわけにいかないけど……。
お城なら、ぜんぜんオッケーってことじゃん」
ハ「ま、見た目はな」
み「自販機、充実しすぎ。
こんなに並べてんなら……。
ビールくらい、置いとけばいいのに」
ハ「年齢確認、でけんやろ」
み「昔は、そっこら中に缶ビールの自販機があって便利だったよね。
自転車散歩のとき、それ買って飲みながら走ったもんだ」
ハ「酔っ払い運転やろ」
み「酒気帯びです」
ハ「おんなじこっちゃわ」
み「げ。
こんなこと書かれると……。
逆に催すではないか」
ハ「行って来ればいいがな」
み「大丈夫。
気が急くから。
時間、押しちゃってるもんね」
ハ「誰のせいやねん」
み「こんなとこでゲームするヤツがいんの?」
ハ「それよか、撮影禁止やで」
み「なんと!
なぜじゃ?」
ハ「カメラ構えたりしとると……。
客同士がぶつかったりするからやろ」
み「がっかり」
ハ「やめるか?」
み「そんなわけいかないでしょ。
ここまで来てんのに」
というわけで、入場券を購入。
↓料金です。
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大人 410円
小中学生 150円
埴輪 タダ
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み「ま、撮れるとこまでは撮ろう。
ここはまだいいよね?」
ハ「そう云えば、撮影禁止なんは……。
1,2層だけやったな。
てことは、天守なら撮れるっちゅうことやないか?」
み「そうか!
天守からの景色は撮れるのか!
410円、払って良かった」
み「けっこう足がかりがあって登れそうだけどね。
ボルダリングの選手だったら楽勝なんじゃない」
ハ「ここはもう、石垣の内側やからやろ」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2024/02/20 05:49
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街路樹ⅩⅠ
ついに、11回目に入りました。
さらに番組は続く……。
今回は、前回に続いて、低木のお話です。
新潟市内の幹線道路の植栽について。
中央分離帯に植物が植えられてるような、大きな道路です。
こういうところに使われる低木には、ある特色があります。
よく見かけるのは、シャリンバイ、トベラ、ハマヒサカキなどです。
どういう植物なんでしょう?
↓Wikiで、「シャリンバイ」を引いてみます(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%A4)。
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シャリンバイは、バラ科シャリンバイ属の常緑低木。
日本(東北地方南部以南)、韓国、台湾までの海岸近くに分布する。
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https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/7/9/79838cd9.jpg?v=20240218094045
↑シャリンバイ(わたしが撮った写真です)。
↓続いて、「トベラ」(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%99%E3%83%A9)。
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日本では東北地方岩手県・日本海側の新潟県以南の本州、四国、九州、琉球列島、小笠原諸島に分布し、朝鮮半島南部(韓国)、台湾、中国南部までの海岸に分布する。
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https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/e/9/e9f62310.jpg?v=20240218094046
↑トベラ(わたしが撮った写真です)。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2024/02/20 05:50
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街路樹ⅩⅠ(つづき)
↓そして、「ハマヒサカキ」(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%83%92%E3%82%B5%E3%82%AB%E3%82%AD)。
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ハマヒサカキは、ヒサカキ属の常緑小高木である。
海岸近くに多く、同属のヒサカキより葉がまるく、分厚く、光沢があり、乾燥などに強い。
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https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/6/e/6e253d7d.jpg?v=20240218094046
↑ハマヒサカキ(わたしが撮った写真です)。
共通点がありますね。
すべて、海岸近くに自生する植物です。
新潟の幹線道路は、海に近いからだと思われるかも知れませんが……。
海から離れた道路でも、これらの植物が使われてます。
新潟の特色を出そうとしてるわけではありません。
必然的な理由があるんですね。
それは、新潟の冬にあります。
幹線道路に雪が積もったり、凍ったりすれば……。
そのままにはしておけませんね。
重機などによる除雪もされますが……。
そのほかに、融雪剤、凍結防止剤などの散布もなされます。
これらはいったい、どういう資材なんでしょう。
↓『建設土木資材.com』さんのページ(https://blog.kensetsu-shizai.com/other/yuseyuzai)からの引用です。
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【融雪剤とは(塩化カルシウム)】
塩化カルシウムの特徴は、凝固点を-50度程度まで引き下げることができるということです。
ここまで下がると、どのような極寒の地でも一度に多くの雪を解かすことができます。
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続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2024/02/20 05:50
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街路樹ⅩⅠ(つづきのつづき)
引用を続けます。
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また、塩化カルシウムの融雪効果は、数分から十数分程度で現れます。
即効性があるため、雪が積もった道に撒くのに適しています。
【凍結防止剤とは(塩化ナトリウム)】
塩化ナトリウムの凝固点は、-20度程度と塩化カルシウムと比較するとその温度は高くなっていますが、特筆すべきは効果の持続力です。
持続力を長く保つことができる塩化ナトリウムは、降雪に備えることに適しています。
降ってからではなく、降る前に撒いておくのが、凍結防止剤なのです。
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早い話、「塩」だってことです。
中央分離帯の植物には……。
塩によって解かされた雪が、走行する車のタイヤで飛ばされてくるわけです。
塩害に弱い植物だったら、とても保たないでしょう。
なので、海岸に自生する植物が使われてるわけです。
わたしは、ナワシログミもいいと思うんですよね。
↓Wikiで、引いてみましょう。
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日本の本州中南部(関東地方以西)、四国、九州、および中国中南部に分布する。
海岸近くの山野に生える。
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https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/8/8/8841102d.jpg?v=20240218094047
↑ナワシログミ(わたしが撮った写真です)。
暖地の植物のようですが……。
新潟でも、公園には植えられてます。
道路でも、大丈夫じゃないかと思います。