Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
単独旅行記Ⅶ(081)
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歴代城主の家紋か
み「おー、歴代城主の家紋か。
 蒲生氏が、3と5になってるのは……。
 4の上杉氏が、関ヶ原で転封になったからだね。
 蒲生氏が、もう一度、5番目で入ったんだ。
 ん?
 最後の、7と8だけど……。
 なんで、保科氏と松平氏が一緒になってるわけ?」
ハ「調べるんやな?」
み「察しがいいではないか」
ハ「えーっとな。
 改姓したんやて。
 保科から松平に
 3代目の正容(まさかた)の代のときらしいな」
み「改姓って……。
 松平なんて、勝手に名乗れないでしょう」
ハ「当たり前やがな。
 ↓Wikiには、こう書いたる(出典)。

+++
 元禄9年(1696年)、松平姓と三つ葉葵の紋の永代使用を許され、名実ともに徳川一門(御家門)として遇されることになる。
+++

 で、聞くわけやろ?
 何でそんな厚遇を受けたか」
み「気が利いてるではないか」
ハ「もう慣れたわ。
 ふむふむ。
 最初に会津に入った保科正之が……。
 そもそも、そういう血筋やったちゅうことや。
 2代将軍、徳川秀忠の四男やて。
 側室の子やけどな。
 で、保科家に養子に出されたわけや。
 会津に入った後、幕府は……。
 正之に、松平姓を名乗るよう勧めたみたいやな。
 ところが正之は……。
 養育してくれた保科家への恩義から、これを固辞し、生涯保科姓を通したそうや」
み「なるほど。
 けっこう気骨のある人だったんだね。
 でも、2代目のときは、幕府は松平姓を勧めなかったってこと?」
ハ「2代目の正経(まさつね)は……。
 正之の四男やな。
 上の3人の兄が、みんな早死にして嫡男になっとる。
 正之から家督を継いだときは……。
 正之がまだ生きとった。
 隠居やな」
み「なるほど。
 固辞してた父親がまだ生きてるんじゃね」
ハ「ほー。
 御薬園を作ったのが、この正経らしいで」
み「立派な人じゃん。
 正経の在位中、父の正之は、ずーっと生きてたの?」
ハ「1673年に亡くなっとるな」
み「正経の在位中でしょ?」
ハ「せやな。
 しかし、1673年は、まだ正経は26歳や」
み「松平を名乗らせるには、ちょっと若いか」
ハ「そやろな。
 でも、残念ながら正経は、満34歳で亡くなっとる。
 元々、病弱やったらしい」
み「それで、御薬園を作ったのか」
ハ「そやろな。
 正経の子は、女児が1人だけやった。
 で、末弟の正容を養嗣子として、後を継がせたそうや」
み「正容が後を継いだのは、正経が亡くなる何年前?」
ハ「亡くなる年やな」
み「それって、ちょっと怪しくない?
 ほんとは、正経はもう死にかけてて……。
 正容を、慌てて養子にしたんじゃないの?」
ハ「跡継ぎがおらんかったら……。
 取り潰しやからな」
み「それそれ」
ハ「せやけど、死に際の養子縁組みは……。
 末期養子ちゅうて、幕府に禁止されとったで」
み「てことは……。
 後を継ぐ前に、正式に養子になってたってこと?」
ハ「正経の亡くなる前年やな」
み「ぎりぎりセーフってことか」
ハ「しかし、いいんか?
 入り口前でこないに時間食うて」
み「あ、そうだった。
 いざ、しゅつげーき」

ぜんぜんコンクリートだなんてわかんないよ
み「おー。
 立派立派。
 ぜんぜんコンクリートだなんてわかんないよ」
ハ「遠目にはな」
み「わたしはね、今、お城を再建するんなら……。
 コンクリートでいいと思うのよ」
ハ「何でや?」
み「当時の城主は、お城を頑丈に作りたかったわけでしょ」
ハ「当たり前やがな」
み「そのころ、もしコンクリート工法が存在したら……。
 ぜったい、それを使うでしょ。
 頑丈だし、燃えないし」
ハ「ま、そうやな」
み「つまり、その時代の最強の工法で作ればいいわけよ。
 もちろん、コスパは考えなきゃならないけど。
 それを、建てられたときのままの木造で作ろうとするから……。
 ハードルが高くなりすぎるんじゃない。
 天守の復元なんて、ぜったいに無理だよ」
ハ「木造やと、環境問題もあるしな」
み「でしょ。
 でも、見てみたいよね。
 江戸城。
 皇居には、天守台が残ってるわけでしょ。
 天守は、どのくらいの高さだったの?」
ハ「45メートルあったらしいな。
 天守台を含めると、58メートルや。
 もちろん、日本一やな」
み「うーん。
 見てみたい!」
ハ「コンクリートでもか?」
み「もちろん」
ハ「また、無駄話や。
 ぜんぶ見れへんなるで」
み「どこが無駄話だ!」
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コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2024/02/13 06:06
    • 街路樹Ⅹ
       開き直って続けます。
       今回は、低木。
       高木の株元に植えられてる樹木です。
       高木は、基本的に落葉樹が選ばれます。
       夏場は、日差しを遮り……。
       冬場は、日差しを通すためです。
       しかし、この株元に植えられる低木は……。
       ほとんどが常緑樹です。
       理由は簡単。
       雑草対策です。
       常に葉が地面を覆っているので、雑草が生えにくいからです。
       ところが、落葉低木を植えて失敗した例が、新潟にあります。

       ひとつは、矮性サルスベリ。
       高木のサルスベリは、幹が立ちあがり……。
       花はその上に咲きます。
       幹がツルツルしてるので、「猿滑り」です。
       矮性サルスベリは、その名の通り……。
       大きくなりません。
       新潟の『北越農事』さんという会社が開発した園芸品種。
       ↓同社の代表品種『サマー&サマー』のページ(https://www.hokuetsu-noji.jp/item/saru_01/)からの引用です。
      +++
       成木は樹高30~40cm程で、幹・枝とも横張りして地を這います。
       開花期間は長く、7月から10月まで咲き続け、花の少ない夏を彩ります。
       多花性で、ピンクの美しい花を次々とつけます。
       秋の紅葉も美しく観賞できます。
      +++

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2024/02/13 06:06
    • 街路樹Ⅹ(つづき)
       わたしの印象では、地を這うというより……。
       地際から枝が伸びて、ブッシュ状になる感じですね。
       でも、花の大きさは、高木と変わりません。
       それが低いところで咲くわけですから……。
       満開のときは、それは見事なものです。
      <a href="https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/8/c/8cd8e0e8.jpg?v=20240212091003" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/8/c/8cd8e0e8.jpg?v=20240212091003" width="360" alt="サマー&サマー"></a>
      ↑サマー&サマー(新潟市中央区『鳥屋野潟公園線』:わたしが撮った写真です)。

       では、この木が、なぜ街路樹としては失敗だったのでしょう。
       それは春先に、ある問題が生じたからです。
       サルスベリは、芽吹きが遅いんです。
       新潟だと、ゴールデンウィーク前くらいになるんじゃないでしょうか。
       落葉樹ですから、当然、それまでは葉っぱがありません。
       なので春先は……。
       株元に、サンサンと日の光が降り注ぎます。
       雑草が、猛然と成長するわけです。
       地際から枝が広がってますから……。
       雑草を機械刈りするわけにはいきません。
       全部、手取りですよ。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2024/02/13 06:07
    • 街路樹Ⅹ(つづきのつづき)
       さらに悲惨だったのが、ハマナス。
       なんであんなのを植えましたかね。
       海岸近くの道路で見かけたので……。
       やっぱり、イメージからなんでしょうね。
      <a href="https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/2/2/22638faa.jpg?v=20240212091004" target="_blank"><img src="https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/2/2/22638faa.jpg?v=20240212091004" width="360" alt=""></a>
      ↑ハマナス(新潟県三島郡出雲崎町『良寛と夕日の丘公園』前の道路:わたしが撮った写真です)。

       この木も落葉樹なので、春先の雑草問題は同じ。
       でも、矮性サルスベリよりは芽吹きが早いので……。
       まだ大惨事にはならないかも知れません。
       でも、草取りは必要です。
       これが、大変なんです。
       ハマナスって、トゲだらけなんですよ。
       軍手じゃ、防げないと思います。
       厚い腕カバーと、皮手袋が必須です。
       あと、夏場はコガネムシがたかります。
       キラキラした紫色のコガネムシが……。
       鈴なりになってるのを見たことがあります。
       薬剤散布が必須になりますね。
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