Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3923
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 どうしても、股間に目が行く。
 髪は真っ白に近いが、股間の陰毛は黒々としていた。
 しかし、そこから垂れ下がる陰茎は萎んだ状態だった。
 奈美のように、婬情を催して裸になっているわけではなさそうだ。
 あのリビングが見えるのは、この侑人の部屋しかない。
 そこが奈美の息子の部屋であることは、亡くなった奥さんから聞いていたのだろう。
 つまり、侑人が学校に行っている昼間は、その窓からの視線は気にしなくていいのだ。

 しかし、なぜ全裸なのだろう。
 たしかに今は、裸で過ごせる季節ではある。
 ひょっとしたら……。
 洗濯が面倒なのだろうか。
 服を着るから洗い物が出る。
 裸で過ごしていれば、それがないのだ。
 そういう独特な考え方をしそうな風貌の人ではあった。

 ご主人は、リビングの窓を開けただけでなく、その下のベランダに下りてきた。
 もちろん、全裸のままだ。
 足の甲だけ、茶色いサンダルに覆われたが。
 ベランダの左右には、庇を支える壁があった。
 両隣の家からは、ベランダ内が見えない造りなのだ。
 ひょっとしたら……。
 あのベランダで、ご夫婦は性交したことがあるのではないか。
 そのための、あの造りなのかも知れない。
 もちろん、そんなことを生前の奥さんから聞いたことはない。
 セックスなどしそうもない雰囲気の奥さんだった。
 しかし案外、そういう人が、プライベートでは放埒だということもあり得るだろう。

 奈美の脳裏には……。
 ベランダの白いテーブルに掴まった奥さんを、後ろから責めるご主人の映像が浮かんだ。
 奥さんの垂れた乳房が左右に揺れていた。
 股間に滲むものを感じ、慌てて椅子から腰を浮かせた。
 幸い、座面に染みは着いていなかった。

 奈美は、ベッドのヘッドボードから、ティッシュを数枚引き出した。
 侑人がオナニーに使うティッシュだろう。
 もちろん、使った後の紙が残っているわけではないが……。
 思わず、鼻にあててしまった。
 椅子に戻り、ティッシュを敷き、尻を落とす。

 ベランダでは、次なるショーが開演していた。
 ご主人が、ラジオ体操を始めていたのだ。
 音を流してはいないようだが、動きは間違いなくラジオ体操だった。
 奈美の視線は、股間の一物に釘付けになっていた。
 ご主人が身体を動かすたび、股間の陰茎も左右に踊った。
 見ていると、催眠術にかかりそうだった。
 いや。
 掛かっていたのかも知れない。
 奈美の片手は、すでに自らの股間を苛んでいた。
 ご主人は、体操の締めくくり、深呼吸で両手をあげた。
 その黒々とした脇毛を凝視しながら……。
 奈美は、激しく全身を痙攣させた。
由美と美弥子 3922目次由美と美弥子 3924

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2023/10/14 06:08
    • 今日は何の日
       10月14日は、『美味しいすっぽんの日』。
       健康食品、ヘルスケア製品の製造販売を行う『大東ライフ㈱(https://daitolife.com/)/東京都中央区日本橋小網町』と……。
       すっぽん養殖業を営む『㈲井寺スッポン養殖場(http://www.idera-suppon.com/)/熊本県山鹿市』が共同で制定。
       日付は、すっぽんは秋口のころに脂がのって、いっそう栄養価が高く、美味しくなると云われてることと……。
       「いちばん(1)おいしい(014)」と読む語呂合わせから、10月14日に。
      https://zatsuneta.com/img/110149_01.jpg

       すっぽんの美味しい季節に、より多くの人に食べてもらいたいとの想いがこめられてます。
       栄養豊富で、滋養強壮の食材としても知られるすっぽんを……。
       さらに多くの人に知ってもらうことが目的。
       記念日は、2022(令和4)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/110149.html)のページから転載させていただきました。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2023/10/14 06:09
    • 今日は何の日(つづき)
       さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。

       大東ライフは、寝装品、健康食品の開発、販売を行ってます。

       健康食品の一つとして……。
       元気とキレイをサポートする「スポライフ LN2」というすっぽん製品を販売してます。
      https://zatsuneta.com/img/110149_02.jpg

       マイナス196℃の氷結粉砕技術で、すっぽんの栄養素を丸ごと詰めこんだ商品です。
       1粒に、85種類の栄養素が詰まってます。
       すっぽんを、丸ごと凍結、微粉末化してカプセルにすることで……。
       バランスのよい栄養素を損なうことがありません。
       製品には、熊本県産の環境、水、餌にこだわった自然型養殖のすっぽんが使用されてます。
      https://zatsuneta.com/img/110149_03.jpg

       古来より、すっぽんは、漢方薬の貴重な原料として珍重されてきました。
       食材としてのすっぽんは、滋養強壮や体を温める特性があります。
       井寺スッポン養殖場は、阿蘇の菊池水源の豊富な湧水と……。
       広大な自然環境でのびのびと育った純国産すっぽんを届けてます。
       菊池水源は、日本名水百選にも選ばれた良質な水源です。
       同社では、可能な限り自然環境に近付けるために……。
       高密度養殖を避け、広々とした池でゆっくりと育ててます。
       水は、養殖専用にボーリングした、100%地下水のみを使用してます。
       また餌は、魚粉など、バランスの良い独自の飼料のみを与えてます。
       関連する記念日として、中秋の名月の日は「すっぽんの日」となってます。
       この記念日は、「月とすっぽん」のことわざに由来して、十五夜の日となってるものです。

       以上、引用終わり。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2023/10/14 06:09
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       さて、すっぽん。
       食べたことがありません。
       うなぎはスーパーで買えますが……。
       すっぽんは無理でしょう。
       専門店で食べるしかないですね。
       もちろん、自腹で行く気はありません。
       先日、太田和彦さんの『ふらり旅 新・居酒屋百選(https://www.bs11.jp/education/furari-sin-izakayahyakusen/)』で……。
       すっぽんのお店が紹介されてました。
       浅草だったのかな?
       生き血も飲んでました。
       小さなグラスでしたが、見事に真っ赤。
       でも、オレンジジュースで割ってあるそうで……。
       さほど飲みにくくはないようです。

       食べたことはありませんが……。
       泳いでるのは見たことがあります。
       東京都江東区の『清澄庭園(https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index033.html)』だったと思います。
       大きな池があるんですよ。
       その池の端に、大きな石が飛び飛びに配置されてて……。
       そこを歩けるようになってます。
       で、池を眺めながら飛び石を伝ってたら……。
       飛び石のすぐ際に、すっぽんが泳いでたんです。
       口が尖ってましたから、ほかの亀と見間違えたとは思えません。
       しかし、デカかったですね。
       甲羅の縦の長さは、40~50㎝はあったと思います。
       ひょっとしたら、池の主でしょうか。
       まさに悠然という表現がふさわしいほど、ゆったりとした泳ぎでした。
       大きな亀って、悠々と泳ぎますよね。
       不忍池にもいました。
       あれは、ミシシッピアカミミガメっぽかったですが。
       新潟の白山公園の池にもいます。
       こちらは、イシガメとかクサガメとかだと思います。

       続きはさらにさらに次のコメントで。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2023/10/14 06:10
    • 今日は何の日(つづきのつづきのつづき)
       さて、すっぽん。
       ↓Wikiからの引用です(出典⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%83%E3%83%9D%E3%83%B3)。
      +++
       最大甲長は38.5cm。
       ごくまれに60cmまで成長する個体もいる。
       他のカメと異なり、甲羅表面は角質化していないので軟らかく、英訳のSoft-shelled turtle(柔らかい甲羅を持つカメ)の由来にもなっている。
       この甲羅の性質のため、他のカメよりもかなり体重が軽い。
      (中略)
       身体に触られると自己防衛のために噛みつこうとする。
      +++

       ほかの亀は、首や手脚を引っこめてしまえば、甲羅に守られます。
       でも、すっぽんは甲羅が柔らかく、防御としては脆弱。
       なので、自己防衛のために、噛みつくんですね。
       でも、どうして甲羅が柔らかいんですかね?
       何か、メリットがあるんでしょうか?
       あ、そうか。
       ↑の引用に答えがありました。
       「この甲羅の性質のため、他のカメよりもかなり体重が軽い」わけです。
       早い話、身軽ってことです。
       俊敏に動いて、獲物を狩るんでしょうね。
       よく動くから、美味しいのかも知れませんね。

    • ––––––
      5. 手羽崎 鶏造
    • 2023/10/14 08:21
    • アレのことを亀頭と呼ぶのは
      やっぱり似ていると古代の人も
      そう感じていたからでしょうかね。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2023/10/14 08:45
    • それにつけても……
       鬼頭さんは、いろいろとからかわれて嫌だったでしょうね。
       特に女性の場合。

    • ––––––
      7. のるばすく
    • 2023/10/14 21:00
    • 5 肌寒くなってまいりました。執筆お疲れ様です。

      すっぽん、滋養強壮や冷え性などに効果があるそうですが、生き血を飲む際は食中毒に注意が必要らしいですね。何でも血液中にサルモネラ菌が含まれている可能性があるとか。
      飲食店で供されるものは徹底的に殺菌処理をしてあるので安心して飲めるようですが、時折自分で捕まえたすっぽんを調理しようとして食あたりになってしまう方が日本にもいらっしゃるそうで……。

    • ––––––
      8. Mikiko
    • 2023/10/15 06:08
    • 自分で調理!
       よくそんなことが出来ますよね。
       化けて出てきそうです。
       やっぱり基本的に、生ものは要注意ということでしょう。
       いわゆる「名水」も危ないみたいですね。
       ポリタンクなどに汲んでいく人も多いようですが。
       大腸菌うじゃうじゃの「名水」もあったみたいです。
       必ず沸かしてから飲みましょう。
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